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ロボットアニメ大国である日本は数多くの巨大ロボットアニメを作り出してきました。
海外のサイトが、後の作品に多大な影響を与えたロボアニメを6作品選び出していました。
※作品紹介は抄訳です




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1.鉄人28号
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横山光輝の『鉄人28号』はスーパーロボットのコンセプトを作り上げただけでなく、”特別な少年”が巨大ロボットをコントロールするなどこのジャンルの特徴の多くを確立した。
最初のデビューは1956年の漫画で、1963年にアニメとなり、(アニメは)国際的な評価を得る助けともなった。
アメリカでは金田正太郎はリトル・ジミー・スパークスとなり、鉄人はGigantorと呼ばれていて、その時代に子供だった世代にお馴染みの名前となっている。


鉄人28号(Gigantor)アメリカ版OP




2.ジャイアントロボ
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1954年のゴジラの誕生によって日本は特撮の虜となり、特撮はテレビ番組でも使われるようになった。
そして最初の特撮巨大ロボ作品が『ジャイアントロボ』だ。

『鉄人28号』の作者である横山光輝がテレビと漫画両方のジャイアントロボを作り、両方とも1967年にデビューした。
『ジャイアントロボ』はアメリカでは『ジョニー・サッコとフライング・ロボ』というタイトルで放映された。
これは驚くべきことで、何故なら『ジャイアントロボ』はアメリカのテレビ番組の標準からするとかなり暴力的で、キャラクターは右から左へと死んでいき、ユニコーンの子供エージェント(主人公の草間大作)ですら銃を撃つことがあるからだ。



3.マジンガーZ
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永井豪によって作られた『マジンガーZ』はアニメ・漫画共に1972年にデビューした。
このシリーズは色んな意味で後世に多大な影響を与える事になり、特に記すべきものは『鉄人28号』や『ジャイアントロボ』のように人が遠隔操作数のではなく、巨大ロボに乗り込んで操縦するところだろうか。
兜甲児が乗る小さなホバークラフトはマジンガーZの頭部に固定されることでロボを動かすだけでなく、目から出るビームや胸部のプレートから出る熱線、このジャンルの定番であるロケットパンチなども制御する。
オモチャ会社は自社のダイキャスト製アクションフィギュアに作中に出てくる超合金という名前をつけ、1970年代から80年代前半の日本で信じられない位の人気になった。






4.ゲッターロボ
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メガザウルスを操る、生き残った恐竜から進化した恐竜帝国の計画を阻止するため、早乙女博士は深宇宙に行くための3機の宇宙船を設計した。
博士は人類を救うため、3人の少年をゲッターロボームに加えたのだった。

ゲッターロボの漫画・アニメシリーズは石川賢と永井豪によって1974年に作られ、わずか1年しか放映されなかったが、合体ロボというジャンルの先駆けとなり、これがなければボルトロン(ゴライオン)もトランスフォーマーのConstructiconsも無かっただろう。






5.勇者ライディーン
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リリースは1975年、アニメ『勇者ライディーン』は失われたムー大陸の末裔である洸の物語だ。
妖魔帝国が地球を攻めてきた時、古代ムーのロボット、ライディーンに乗れるのは洸ただ一人だった。

ミサイルで敵を倒す、腕に仕込まれた盾と剣、ブーメラン、巨大な弓矢、他にも様々な武器がたくさん出てくる。
ライディーンのスペシャルムーブがゴッドバードに変身する事で、ジェット機でもって敵にスペシャルアタックをしかけるのだ。
アニメや漫画において変身が新しいコンセプトであっただけでなく、ロボット玩具にも革命を起こした。
その後のロボットアニメはこぞって変身を取り入れるようになる。
その中には『トランスフォーマ―』も含まれているのだ。






6.ショーグンウォリアーズ
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アメリカでの『勇者ライディーン』の人気を受けて、マーベルコミックスと東映はお互いの力を合わせて新たな人気アニメ・コミックを作ろうと考えた。
東映はマーベル的なテレビ番組を日本に持ち込もうと考え、その中には『スパイダーマン』も含まれている。
マーベルは東映のスーパーロボットを主演としたコミック『ショーグンウォリアーズ』を作った。
1979年にリリースされ、20号しか刊行されず今日においてそのコミックはほぼ忘れられているが、マテル社のオモチャに関しては同じことは言えないだろう。

『ショーグンウォリアーズ』のオモチャシリーズには13もの日本のスーパーロボットのアクションフィギュアがラインナップされた。
『勇者ライディーン』、『グレートマジンガー』、『グレンダイザー』、『ゲッターロボG』の3機、そして日本で人気となった他の巨大ロボ。
その中には東映版スパイダーマンに出てくる巨大ロボ・レオパルドンも含まれている。




↓この記事に対するコメント

●Tim
子供の頃、兄弟でウルトラマンとジョニー・サッコ(大介)のロボ(ジャイアントロボ)が戦ったらどっちが勝つか議論しまくったのを思い出すね。
個人的にはジャイアントロボがウルトラマンを地べたに這いずらせてると思う。

●El Pumo
↑正しいと思う。
シリーズ最後の方でジャイアントロボは大介の力すら必要としてなかっただけにね。

●michael
何でこのリストにはウルトラマンが入ってないんだ?

●Rob Lammle
↑ウルトラマンはロボットじゃないから!
彼は普通の人間で、秘密兵器”ベーターカプセル”を使う事で宇宙から来た巨大なヒューマノイドエイリアンであるウルトラマンに変身するんだよ。

●Adrian
レゴでライディーンを作ったことがあるんだ。
スペースを取りまくったけど、ライディーンの色パターンはレゴで上手く再現出来てたよ。
自分の組み立てたスケールじゃゴッドバードに変形させることはできなかったけどね。

●Kent
沖縄にいた頃はこのほとんどを見てたな。
ウルトラマンも。
アメリカに戻る時に友達がたくさんオモチャをくれて、もちろん大切にすると約束したよ。
サンクス、ママ。

●Brendan
そうだったのか!!!
なんで日本版のスパイダーマンに巨大ロボが登場してるのか、これで理解できたよ。

●Dan
素晴らしい記事だった!
今でもリメイク版の『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』のVHSを持ってるよ。
(パトレイバーとマクロスシリーズも)

●Derrick
ウルトラマンの記事は?
ロボットアニメを見ながら成長してきたけど、クラシックな巨大ロボとなると『ボルテスV』に投票するかな。
『マジンガーZ』もお気に入りだ。
グレートマジンガー、Starvengers(ゲッターロボG)、ガイキング、どれも最高だよ!

●madpuppy
ゴジラシリーズに出てきた巨大ロボ、ジェットジャガーは?
彼は映画の最後で子供を肩にのせて、自分自身のテーマソングまで歌ってたはずなんだが。

●AliSleeq
グレンダイザーは?

●Cyberjar88
なんでスーパー戦隊に関しての言及がないんだ?

●Richard Leo Borromeo Ramos
↑この記事の記者は純粋にスーパーロボットにのみ集中したかったんだろう。
でも、確かに君の意見も正しいな。
スーパーロボットと混ざり合ってない場合、スーパー戦隊シリーズもかなり近いはずだね。

●Cyberjar88
ガンダムに関しては?

●The Chef
戦隊もの、仮面ライダーや他の特撮関係についての言及がないのは、それがメカよりもヒーローに重点を置いてるからなんじゃないかな。
戦隊もののメカがどの位影響力を持っているのかは知らないけど。
(でも、レオパルドンに関しては語っても良かったんじゃないかな。戦隊シリーズではないけど、シリーズに多大な影響を与えたわけだし)

この記事はスーパーロボットにフォーカスを当ててるから、ガンダムに関してほとんど語ってないのかもね。
スーパーロボットからリアルロボジャンルに遷移していった70年代後半から80年代前半についての記事なんか面白そうだ。
個人的に○○は?という意見にはエヴァを入れておこうかな。
大ファンって訳じゃないけど、このシリーズは滅茶苦茶影響力があったし、様々な模倣を生んだからね。

●Rob Lammle
↑スーパー戦隊とガンダムに関してはまさに俺が言おうとしたそのままだ。
スーパー戦隊は確かに重要だけど、ロボットにフォーカスを置いてる訳じゃないからな。
更に言うなら、ショーグンウォリアーズがアメリカに来たりと、スーパーロボットがアメリカに与えた影響に関しても書いてほしかったな。
ガンダムに関しては確かにジャイアントロボではあるけど、スーパーロボットでは無いか。
(そこに何らかの問題がある訳じゃないけど)

エヴァンゲリオンに関してはこのリストの7番目に入ると思うけど、それに関しては散々語られてるから今は止めておこう。
スーパーロボットとリアルロボットの中間に位置するという結論が妥当かな。

●reconfigures
エヴァ?
みんなこの名前を出してるけど、エヴァはロボットじゃないだろ。
説明するならサイボーグが妥当なんじゃ。

●sara
>ロボットアニメを見ながら成長してきたけど、クラシックな巨大ロボとなると『ボルテスV』に投票するかな。
同意。
『ボルテスV』が最高だね。
戒厳令下(のフィリピン)で様々なテレビ番組が規制されていた中、『ボルテスV』がフェルディナンド・マルコス大統領をどれほど激怒させたか知ってるかな?
フィリピンで『ボルテスV』が人気だったことで、彼は大統領を追われたんだ。
(ボルテスVは)過去から今に至るまで何度も再放送されていて、戒厳令下の時に赤ちゃんだった人間も見てるんだ。


●Brain Lock
数年前まで2フィート(約61cm)のライディーンフィギュアを持ってたよ。
Diamond Comicsを介して、新しい12インチ(約30cm)のフィギュアを買う人もいるけど、自分はこれが引っかかったんだよね。
プラスチックが凄く脆かったから箱に入れて安全にしまってたんだけど、倉庫の中のほとんどの物が失われてしまったんだ。
クソ!

●El Pumo
『ジャイアントロボ』でこのリストはストップさせるべきだった。
何故なら彼がベストだからだ!




フィリピンのボルテスV人気はあまりに有名です。
ロボットアニメは海外でも盛んに放送されていたので、今でもかなりの知名度があるようです。
日本人なら影響力のあったロボアニメと言うとやはりガンダムは外せないところでしょうか。


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