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今やすっかり主流となったデジカメですが、その歴史の間には数々のエポックメイキングとなった機種が存在します。
海外のサイトでデジカメ史上重要な役割を果たした10機種を紹介していました。
デジカメ大国である日本のカメラも多数入っています。




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■1975年、コダック『プロトタイプデジタルカメラ』
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コダックのエンジニア、Steven Sassonは25歳の時にCCDのアプリケーション開発を任命され、そこで彼は駆動部のないデジタルフォーマットで記録するカメラを作ろうと決意した。
彼と彼のチームはフェアチャイルドセミコンダクターの新型100x100ピクセルのセンサーを中心に8ポンド(約3.6kg)のデバイスを作り、1975年の12月に初めてモノクロのデジタルイメージを撮影したのだった。


■1991年、コダック『DCS』
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1.3メガピクセルのコダック製CCDとBryce Bayerによって発明されたカラーフィルター装置を使い、ニコンのF3のボディのフィルムチャンバーとワインダーをデジタル機器のために使った初めての商業用デジタル一眼レフカメラ。
撮影者はユニットが分割していたため、ショルダーストラップに装着、ケーブルで接続など、手間のかかる作業をする必要があった。


■1994年、アップル『QuickTake 100』
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シングルセンサーでカラーイメージを撮影する初の民生用(1000ドル以下)のデジタルカメラと言われている。
QuickTakeはコダックが設計し、日本のチノンが製造し、VGA解像度で撮影する事が出来た。
これによってアップルは写真業界への進出を表明し、その後の事は皆も知っての通り。


■1995年、カシオ『QV-10』
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進化の始まり。
撮った画像のプレイバック、ビューファインダー機能等、QV-10によって1.8インチのカラー液晶を備えたインスタントカメラ時代の幕が開けた。
それ以前は光学ファインダーが画像を見る唯一の方法で、液晶はコントロールパネルのテキストを表示するのみだった。


■1997年、ソニー『デジタルマビカ MVC-FD5/FD7』
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アナログスチールビデオとしての『MAgnetic VIdeo CAmera(マビカ)』のデビューは1981年で、FD5で真にデジタルとなり、FD7で10倍ズームを搭載した。
これはカメラからデジタルメモリーを取り出してコンピューターに取り込むことが出来るようになり、数百万人のユーザーを得る事になった。
即ち、フロッピーディスクドライブ。
マビカはかつてアメリカのデジタルカメラ市場の40%のシェアを占めていたのだ。


■1999年、ニコン『D1』
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1から設計された初めてのデジタル一眼レフカメラ。
2.7メガピクセルのD1はプロ用銀塩一眼レフカメラに真剣に挑戦するカメラでもあった。
この機種はデジタル一眼レフカメラの価格を半分以下にし(5000ドル以下で販売された)、フォトジャーナリストの要求する画質、性能を搭載していた。
これと富士フィルム、キヤノンのデジタル一眼レフカメラがコダックによるプロ用デジタル一眼レフカメラの支配を終わらせる助けになったのだった。


■2002年、カシオ『Exilim EX-S1/EX-M1』
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小さなモジュールに統合光学ユニットを搭載し、カシオは0.4インチ厚のウェアラブルカードカメラ『EX-S1』で超コンパクト設計競争を一気に前進する事になった。
S1とMP3プレーヤーも搭載したM1が物珍しいデジタルガジェットだったデジタルカメラを毎日使用でファッションアクセサリなカメラに変更させる助けとなったのだ。



■2003年、キヤノン『EOS Digital Rebel』
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この6メガピクセルデジタル一眼レフカメラがネットでアナウンスされるや否や、人気フォト雑誌は印刷を停止した。
編集者は、初めて1000ドルを切ったデジタル一眼レフカメラでカバー写真を撮り直すように号令をかけたのだ。
(市場価格はレンズ込みで999.99ドル)
レフ板は棚から飛び、数えきれないほどのアマチュア写真家がデジタルに転向する変換ポイントともなった。



■2007年、アップル『iPhone』
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もちろん、iPhoneが発売される遥か前からノキアやソニー・エリクソンはもっと良い光学系・機能を備えたカメラ付携帯を作ってきた。
が、シンプルなカメラインターフェイス、直感的なダウンロードと共有ツールで現在のカメラ付携帯のメインストリームを作ったのはアップルだ。
2008年にはサードパーティのフォトアプリもアクセスしやすいプラットフォームになった。



■2008年、キヤノン『Canon EOS 5D Mark II』
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デジタル一眼レフカメラのビデオとして最初のヒット機種ではない(ニコンのD90が数か月で破った)が、これは静止画と動画の壁を破るうえで大きなステップとなった。
1920x1080pで30fpsのフルハイビジョン撮影にステレオマイクが内蔵され、プロカメラマンも惚れ込み、『ハウス』のようなテレビドラマや映画の『アイアンマン』シリーズでも使われたのだ。







●afterace
iPhoneは確かにそうかもしれないけど、カメラ内蔵の携帯として初めてではないよな。
(初はノキアで、ほぼ全ての人に携帯を行きわたらせた携帯メーカーだ)
カメラが組み込まれた携帯は確かに理に適ってた。
少なくとも重要ではあったといえるな。
それに、カメラ付きの携帯はずっと前からあったわけで。
(iPhoneが登場する前から)

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●dan7gtar
↑携帯についているカメラは間違いなく一番考えるのに時間をかけたセールスポイントだったよ。
それと、今のノキアはカメラ付携帯市場にケツを蹴り上げられてる状態だよな。

●Michael Hession
初が常に影響力や重要である事は無いわけで。

●mynameisj
>シンプルなカメラインターフェイス、直感的なダウンロードと共有ツールで現在のカメラ付携帯のメインストリームを作ったのはアップルだ。
と言っているけど、これってiPhoneがトップ10に入っているのはその人気からだと言ってるって事だよな。

それって、ジャスティン・ビーバーは人気があるからロック史において重要な人物です、と言ってるようなものじゃないのか。
アップルはカメラ付携帯の技術的進化になんら寄与してないと思うんだが。
(フォトアプリやアップストアがあるとしても)

●Robert Pelletier
ここで挙げたカメラ程に重要ではないと思うけど、ソニーの新α7Rはかなり重要だと思うな。
小さくて手ごろな価格でフルフレームのカメラを入手できるようになったんだ。
そんなに威圧的じゃないし。
ま、カメラに対する自分の個人的な感情が入ってるんだろうけど。

●Andrew Liszewski
自分にとっては外見は奇妙だけどニコンのP900、キヤノンのパワーショットG1がデジカメ市場において初めて本当に使いやすいマニュアルコントロール、安物のVGAディスプレイよりも良い解像度を備えた重要なカメラだと思うんだ。

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●Wrong21U
おいおい、確かにこのリストには幾つか良いカメラを載せているけど、他のマイルストーンについてはどうしたんだ?
初のフルフレームカメラは?初のマクロ4:3カメラは?初のミラーレスフルフレームカメラは?(今の最新で、大きな売りになっている)
大きなフォーマットに対応した解像力を持った初のカメラは?
まだまだ続くぞ。

●Sprzout
マビカの事を思い出すよ…
家の中で使わずに眠っていたフロッピーが使えると親父が興奮してたな。
結局マビカは買わなかった(親父は光学ズームを備えて、動画も撮れる別のソニー製品を見つけたから)けど、自分はマビカの概念には脱帽してるよ。
これで一般人がデジカメに対する興味を持ったと思うんだ。

iPhoneに対しては、カメラ付携帯のベストであるという事には賛成でもあるし反対でもあるかな。
最初に広く使われたスマートフォンの1つでもあるし、カメラをビルトインする事で”いつでもカメラを持っている”という事を心に植えつけたという事もある。
でも、カメラ内蔵携帯はその前からあったから。
(それに撮った写真を他の人に送る機能もついていた。初期のiPhoneにはMMS(写真送信)機能は付いてなかったんだ)
話がそれたかな。

●HDartist
どうやら自分は自分で思ってた以上に写真オタクだったらしい。
このリストの半分のカメラを使ってたよ…

1.コダックのDCSシステム
2.ソニーのマビカ
3.キヤノンのEOS Rebel
4.iPhone
5.キヤノンの5D Mk-II

●newnickeveryweekhuh
>が、シンプルなカメラインターフェイス、直感的なダウンロードと共有ツールで現在のカメラ付携帯のメインストリームを作ったのはアップルだ。
ねーよ。
ノキアが今のカメラ付携帯のメインストリームを作ったんだ。
最初のiPhoneは同じ時期に出ていたシンビアンとは比べようもなかった。
それに、Flickrのようなサイトをチェックすればわかるけど、2011年当時だって90%のユーザーはノキアのデバイスから写真をアップロードしてたんだ。

●David
>1920x1080pで30fpsのフルハイビジョン撮影にステレオマイクが内蔵され
矛盾してる。
1080pは60fpsを定義する表現なんだ。
30fpsを1080pと言う事は出来ないんだよ。
むしろ1080iだ…
クールな記事ではあるけどね。

●ohlook
キヤノンが1998年に出したION(IXY)が無いな。

●Streeter
このリストのほとんどを持ってるよ。
自分はとんでもないガジェットマニアだったんだな。

●AgentRockstar
マビカの事を思い出した。
フロッピー版からCD版まで持ってたんだ。
今でもマビカ用の3インチCDを持ってるよ。
いろんな場所に行って写真を撮ったね。
Mustekというブランドも覚えてるな。
四角いバターみたいな形をしてたっけ。
それからミノルタに移って、それからソニー、今ではニコンを使ってるよ。

●Mister_Roboto
このリストには入らないかもしれないけど、注目に値するのはデジタルインスタントカメラ、オリンパスのC-211だな。

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●Stan Horaczek
↑こういう変なの好きだ。
欲しがってたのを思い出したよ。

●filkie
ここでは語られてないけど、今でも2002年のニコンD100を持ってるよ。
これはスタジオカメラであるD1と同等のアクションカメラなんだ。
戦車みたいな頑丈さで、今でも日常使用として素晴らしい写真を撮ることが出来るよ。

●Mike_Smith
コダックがデジタルカメラを作り、デジタルカメラがコダックを殺したのか…

●Area Effect
iPhoneはこのリストにふさわしくないと思う。
最初のカメラ付携帯というには程遠いし、特筆すべき機能もなかったわけで。
自分が思い出す限り、最初のカメラ付携帯として特に印象的だったのはモトローラのRAZRだな。
確か動画も撮れたはず!

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●Lt-Cmdr-Spork
D1を買うために学校の生徒会から小切手を切ってもらったのを思い出すね。
それと、 自分はQuickTakeも愛用してたよ。
これとフォトショップでふざけた写真を作ってたんだ。

●StalePhish
父さんがソニーのマビカ、MVC-FD5とFD7を持ってたよ!
1枚のフロッピーに3枚くらいの写真が撮れたんだよな。
90年代、自分が子供だった頃にナスカーのレースを見に行った時に使ってたよ。

●theimmc
自分にデジタル一眼レフカメラをゲットしようと思わせたのはキヤノンの20Dだな。
リリースされた時は価格面で他のどれよりも経済的だったんだ。
トップ30には入らないかもしれないけど、今でも懐かしく思い出すよ。

●Stan Horaczek
↑自分が結婚式の写真を撮り始めた時のメインカメラだったよ。
今でも持ってるし、フォトブースで撮る時はよく使ってるよ。
手放すことはできないな。

●TyroniusNiggz
5Dが『アイアンマン』の撮影に使われたっていうソースはあるかな?
ちょっと信じられそうにないんだが。

●Stan Horaczek
↑『アイアンマン』の1作目には使われてないけど、2には使ってるよ。
レース場でトニー・スタークと鞭使いが戦うシーンで使ってるんだ。


●930_whaletail
自分が初めて手に入れたデジカメは任天堂製だったな。

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世界初のカメラ付携帯は京セラのVP-210との事ですが、海外での初のカメラ付携帯となると別の機種となるようです。
iPhoneに関してはカメラがついているというよりも、そこに付随するアプリ、共有インフラ環境込みでマイルストーンとなったという事でしょうか。