keikaku

日本の漫画やアニメ、ゲーム、小説等では登場人物の思考を心の台詞として表す手法がよく使われています。
西洋の映画ではあまり使われないこの手法を何故日本はよく使って入るのか海外の掲示板で語り合っていました。


 
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●Verger
日本の漫画/アニメ/ゲームは登場人物が自分の心情を語りだしたり、アクションの途中で一時停止して全てのキャラの状況についてのリアクションを聞く事がかなり多い。
文化的な事は全く知らない男ではあるんだけど、他の国のメディアだと日本よりも全然少ないと疑いなく言う事が出来る。
自分が見てきた中でそういう事があった西洋の映画はデビッド・リンチ監督の1984年の映画『デューン/砂の惑星』だけだけど、これはかなりユニークな映画だ…
何故多くの(ほぼ全ての)日本のメディアはこの文学的手法に頼っているんだろうか?

●Slurmp
良きにつけ悪しきにつけ、説明するのに役立つし。

●GhostWriter24
日本のアニメやドラマは”説明は無し、描く(show, don't tell)”のルールを守っていないのが多いね。
慣れるしかないな。

>良きにつけ悪しきにつけ、説明するのに役立つし。
キャラが自分の心情を”正確に”視聴者に伝えるのは視聴者の想像力を促さないと思うんだ。
ちょっとぎこちないし。

●plasmawave
アメコミにもインナーモノローグ(心の声)は山ほど出てくるぞ。
それからナレーションはカウントしないのか?

●ghostjoke
止め絵でモノローグをする事でアニメの予算を節約するためとか?

●CheesecakeRecipe
>キャラが自分の心情を”正確に”視聴者に伝えるのは視聴者の想像力を促さないと思うんだ。
あるいは、言動以上により深くそのキャラの内面に入っていくためとも言える。
ちょっと使われ過ぎなきらいはあるけども。

●Verger
>止め絵でモノローグをする事でアニメの予算を節約するためとか?
それは考えてなかった。
でも、実写版でもインナーモノローグ(心の声)が多くないか?

>日本のアニメやドラマは”説明は無し、描く(show, don't tell)”のルールを守っていないのが多いね。
そう、これは良いルールなんだけどなんでここまで守らないんだろうか?
全てのキャラのリアクションを描く必要ある?

●Modest Mauser
いわゆる”show, don't tell”のルールは日本のメディアでは重要じゃないっぽいな。
日本の芸術全般がそうだとは言えないけど、日本の漫画/アニメ/ゲームは間違いなく重要視してないのが多い。
少なくとも西洋で作られたメディアでそういうのはほとんどない。
多分文化的な違いじゃないかな?
ライティングスタイルの違いについて日本人の意見を聞いてみたいな。

●plasmawave
>でも、実写版でもインナーモノローグ(心の声)が多くないか?
自分の知ってる限り実写版でこれをやってるのはかなり珍しい。

●Ganhyun
アニメの中で視聴者に対してリアルなバックボーンを与えるための日本なりの手法なんじゃないだろうか?
つまり、心の声を発してる事って誰でもある事だろ?
自分はあるし、自分がしてるって事は他の人もしてるだろうと思う訳で。

●Dr.Acula
西洋の小説でも一般的だぞ。

●Valkerionseven
西洋だと演劇/小説以外のメディアは10年くらい前から1人ないし数人のキャラが視聴者に対して分かりやすく説明するという手法を手法を排してきたんだよな。
自分にとってはどちらもありなんだけど、(心の声が無いと)登場人物の性格や思考を見逃す事もあるし、自分達が現実世界でも分かってるような事を心の声として語られるのをくだらなく思う事もある。

●WonkersTHEWatilla
シェークスピアでは効果があるし、日本の映画でも効果がある。
日本の映画を見ていて脚本や演技が演劇向けだと感じる事が多いんだけど、演劇では視聴者が俳優の表情を間近で見る事が出来ないから、視聴者にしっかりと伝えるために心の声や過剰な演技が必要になるから今でもよく使われてるんだ。

●Inorigo
モノローグは漫画だけじゃないな。
西洋のコミックでも普通に使われてる。

●Echoenigma
西洋コミックでも心の声は使われまくってるぞ。
このフォーマットには凄く合ってるんだ。

●birthday-suit
自分は好きだな。

●NCR Redslayer
>それからナレーションはカウントしないのか?
ナレーションは全然違うと思う。
メインキャラがナレーションをしているんじゃない限り、違う視点から語ってる訳だから。
ともあれ、内なる思考を見聞きせずにメインキャラが明らかにいかれていると知る方法なんてあるだろうか?

●John Dunbar
↑自分はナレーションが全てを分かってる立場からされてるものなら違いは無いと思う。視聴者に内容を伝えるための安易な方法だ。

●timetokill

●teruterubozu
心の声は日本のフィクションで普及してるね。
川端康成や三島由紀夫、夏目漱石といった偉大なる文豪の作品には”するべきかせざるべきか”というような心の声が多用されてるよ。

●More Fun To Compute
(スレ主は)本を読んでみるといいんじゃないかな。

●Angry Grimace
>日本のアニメやドラマは”説明は無し、描く(show, don't tell)”のルールを守っていないのが多いね。
日本は文化が違うから。
君の国の文化が持つ文学習慣と同じ道を辿ってるのではないのだろう。

●Haly
漫画:止め絵で厳しい締切と長時間の作業であるため内容を凝縮する必要がある。
アニメ:漫画や小説の宣伝のためだけに存在するアニメも多く、原作通りのナレーションをする傾向になる。原作は安っぽくない
ゲーム:アニメの演出を継承しているものが多い。ついでにいうと便利なナレーションを捨てる事で超長いムービーシーンを見せられる事になるわけだが、これはまた別の問題だ

●VanillaCakeIsBurning
自分がかなり好きだな。
これはキャラの思考を描く1つのテクニックだと思う。
情報を伝える声だったり、キャラの表情や行動からは分からない事を伝えてるからね。
他の演出技術を同じで、使い方が上手くても下手でも慣れるもんだよ。

●Hyun Sai
アメリカのドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で主人公フランシス・アンダーウッドが頻繁に心の声を語ってるけど場違い感は無いぞ。

●teruterubozu
↑フランシス・アンダーウッドは自分自身にでは無くて視聴者に語り掛けてるんだ。
彼は第4の壁(演劇界で登場人物と観客を妨げている概念の壁の事)を破ってるんだよ。

●Hyun Sai
↑じゃあ『Mr.Robot』のエリオットはどうよ?
(訳注:現在アメリカで放送中のIT業界の闇を描いたスリラードラマ)

●Tomat
心の声はジョジョの最高な部分の1つだ。

●zelas
『天才少年ドギー・ハウザー』は日本で大人気だった
(訳注:『天才少年ドギー・ハウザー』はエピソードの最後で必ずドギーがパソコンで日記を綴る所で終了する。日本放送版ではドギーの独白が挿入された。)

●HideyoshiJP
リップシンクのコストを削減するためというのもあるだろうし、文学のスタンダードに対する文化的な違いとか、日本人が自分の考えや意図をすぐに口にださないという部分から来てるというのもあると思う。
想像でしかないけど。

●VanillaCakeIsBurning
心の声の無い『デスノート』を想像してみたけど、心の声無しだと最悪な作品になってたと思う。
”show, don't tell”は内容とか効果を全く無視する事があるから、支持してる人にはあまり同意できないんだ。

●RockTurtle
日本のテレビ番組は何か起こってる時にゲストの表情を映してる事もあるよね。
文化が違えば娯楽に対する考えも違うという事だな。

●Almighty
使い過ぎな感はあるけど、キャラの考えを聞けるから個人的には好きだ。

●Trojita
心の声が多く使われている漫画をベースにしたコンテンツも多いし、(予算の節約も含めて)心の声で視聴者に解説している番組も多い。
それから、心の声でキャラを賢く見せることでそのキャラを万能の如く演出している番組もあるね。

●Aselith
”うぐぅ”は心の叫びを表している。

●Oersted
スレ主はテレンス・マリックの映画を見た事が無いんだな。
(訳注:『シン・レッド・ライン』、『ニュー・ワールド』、『ツリー・オブ・ライフ』の監督)

●cerulily
予算というのもそうだし、進行の問題もあるよね。
アメリカのドラマ『ブレイキング・バッド』なんかでも採用してる。
これでキャラの気持ちが分かるし、行動や癖を通した心の声から色々と知る事が出来る。
そしてそのキャラと長い時間過ごす事でそのキャラにより共感して彼らの考えや行動を理解できるようになるんだ。
そういう点において心の声は直感的だ。

●Savitar
キャラが内に抱えた苦しみや痛みを知る必要があるからな。
これがドラマだ。

●Dennis
日本の文化をどれだけ知っているというのか。

●tbm24
機会があれば一度本を読んでみると良いよ。
心の声だらけだから。

●Ganzlinger
コミックや小説じゃよくある事よ。
凄く面白い機能だと思うね。
現実の人間だってよく心の声を発してる訳だから違和感はないな。
これが”日本的”だと思った事もない。

●zeopower6
今の西洋アニメはこれに関して悪い作例なんだよな。
使わなすぎる事で『アドベンチャータイム』みたいに基本的にナンセンスで何も起こらないような事になってしまうんだ。
大抵の場合は心の声が多い漫画やラノベを原作にする事の副作用だと思う。
正直言うとゲームではあまり見た事が無いな。

●Pappasman
漫画も西洋のコミックもコマだけで全てを伝えるのは難しいんだと思う。
心の声や事態に直面しているキャラの様子を解説するのはキャラに情報を伝えやすいしコマ間のギャップを埋めやすいんだと思う。

●umop_3pisdn
キャラの心の声や思考がキャラ同士の対話に説得力を持たせてくれるのなら、ぎこちないいとは思わないな。

●Zoba
↑ハルヒはキョンのモノローグがあってこそだ。




モノローグの全くない『デスノート』、それはそれでカルトな作品になりそうな。
コメントにもあるようにアメコミや西洋の小説にも心の声は多数使われています。
文化の違いというよりはむしろ表現媒体の違いと言った方がいいのかも。
そういう点では日本は媒体毎の表現の縛りが緩く、どんな表現でも許されていると言えるのかもしれません。



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