sharpenningstone

日本の刃物は砥石で研いでメンテナンスをする事が前提で作られており、日本では砥石も様々な種類が作られています。
海外でも日本の砥石に注目している人がいるようで、海外の掲示板で語り合っていました。



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●アルカディア、カリフォルニア州、アメリカ
いずれ1000/6000を組み合わせ砥石を手に入れられれば、と思ってるんだ。
どのブランドが良いかアドバイスは無いだろうか?
S30V鋼とカーボンスチールを研ごうと思ってる。

●ミシガン州南東部、アメリカ
自分は嵐山の1000と6000が気に入ってるな。
キング(松永トイシのブランド)の砥石よりも早く研げるし、1回で研げる範囲が広い。

●アルカディア、カリフォルニア州、アメリカ
↑オンラインで買えるサイトは無いだろうか。
それから自分はコンビネーション(両面)砥石が好きなんだ。
1000番でも黒、白、緑のコンパウンドを一緒に使えば毛が剃れるくらいのエッジを立てる事は出来るだろうか?

●ミシガン州南東部、アメリカ
↑自分はコンビネーション砥石は好きじゃないんだ。
摩耗量は番手(砥石の粒度。番手が低いほど荒く、高いほど細かい)で違うからね。
1000番を使いきっちゃうと裏はまだ半分くらい残ってるのに新しい1000番を買わなきゃいけないし。
1000番でもある程度の切れ味を出す事は出来るけど、ちゃんとした研ぎの技術が無いと駄目だね。

●アルカディア、カリフォルニア州、アメリカ
↑S30V鋼を嵐山の砥石で研いだらどんな感じ?

●ムーアズビル、ノースカロライナ州、アメリカ
(貝印の包丁ブランド)旬が素晴らしい製品を出してるよ。
もう何年も使ってる。
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●アルカディア、カリフォルニア州、アメリカ
↑バナジウム鋼や工具鋼を研いだことある?

●ムーアズビル、ノースカロライナ州、アメリカ
↑基本的には包丁を研ぐのに使ってるんだ。
(旬、Mundial、クロマ、F.ディック等)
リークとシャーロットのナイフも研いだことがあるけど、素晴らしい仕上がりだったよ。

●ミシガン州南東部、アメリカ
そういう鋼材ならダイヤモンド砥石の方が良いんじゃないかな。

●ムーアズビル、ノースカロライナ州、アメリカ
キングってどうだろう?

●不明
ナニワ砥石の超セラ(超セラミック砥石)やシャプトン(岐阜にあるシャプトン株式会社)のシャプトン・プロは素晴らしいと評判だけど高い。
キングはもっと安いけど柔らかいな。

●ムーアズビル、ノースカロライナ州、アメリカ
↑ちょっと高いな。
もうちょっとお金を溜めて良い砥石のセットを買った方が良さそうだ。

●ミシガン州南東部、アメリカ
キングは砥石という言葉が話題に上った時に誰しもが思い描く一般的な砥石だな。
悪いブランドじゃないし砥石も悪くないけど研ぎの効率で言えば最低ラインだ。
S30V鋼みたいな鋼材を砥石で研ぐというのはあまり頻繁にやりたい事じゃないな。
キングよりももっと良いブランドを選んだ方が良いし、番手も1000や6000じゃない方が良い。
耐摩耗性の高い鋼を研ごうと思ったら番手をしっかり変えていかないと正しい研ぎ目(scratch pattern)がつかないんだ。

●ムーアズビル、ノースカロライナ州、アメリカ
↑S30Vを研げるダイヤモンド砥石のコンボってあるかな?
カーボンスチールを研ぐ場合、ダイヤモンド砥石は水砥石よりどの位優れてる?

●ミシガン州南東部、アメリカ
↑刃物鋼の性能とのトレードオフみたいなものかな。
カーボンスチールにダイヤモンド砥石はちょっとアグレッシブすぎて鋼を傷つけてしまう。
(ほとんどの)耐摩耗鋼は水砥石で切れ味を出すには番手が足りない。

●ロチェスター、ニューヨーク州、アメリカ
キングの砥石についてちょっと言いたい。
自分はシャプトンのガラス砥石、シャプトン・プロの熱心なユーザーだ。
超セラなどナニワ砥石も大好き。
で、高価な砥石を浪費しないように試しにキングの1000番と6000番を買ってみたんだ。
1か月使ってみて、気持ちがキングの1000番に傾いてきた!
よく分からないけど、キングの1000番は何にでも使える。
自分は白紙と青紙(日立金属の作る特殊鋼)が大好きなんだけど、この鋼材は超硬くて耐摩耗性もそこそこある。
水を切らさない限り、キングの砥石はこの鋼材にも素晴らしい性能を発揮してくれるし、1000番はすぐに切れるようになるよ。
馬鹿げてるように聞こえるのは分かってるけど、自分はこの赤茶色のデラックス砥石が大好きなんだ。
6000番はそれ程でもないけどちゃんとした性能だよ。
結局の所、松永の研磨剤が役に立ってるんだろうな。
しっかりしたクオリティだよ。

●boyardee
やあ。まず最初に、自分は料理が好きな独身の男だ。ほとんどがシンプルな料理ばかりだけどね。
数年前に”ナイフ虫”に噛まれたせいで(包丁に嵌って)日本製の良い包丁を4本ばかり買ったんだ。
それとスパイダーコ(ナイフメーカー)の研ぎ器と研磨剤も買ってみた。
そして今、自分は水砥石を使ってフリーハンドで研ぐ時に来たと思ってる。
はっきりさせておきたいけど、自分は何も”完璧な研ぎ”を永遠に追い求めたいわけじゃない。
しっかり仕事をしてくれる切れ味を出せる”金額に見合った”砥石が欲しいだけなんだ。
出来れば3つくらい欲しいと思ってる。
1つは長時間水に漬けなくても良いものを。
ちょっと水を付けたらすぐに使える、というのが良いけど、どんなお勧めも大歓迎だ。
それから砥石を平らにする道具も欲しいから、それのお勧めもあれば嬉しいね。

●twyst
もっと詳しい人が後で出てくると思うけど、初心者ならこの組み合わせがお勧めだ。
ベストン500と(今西砥石の)ベスタ―1200、それからスエヒロ砥石のスエヒロ・リカ5000だね。

●boyardee
↑凄く良さそうだね。
比較してみるためにもう少しお勧めは無いかな。
それから砥石面直しでもお勧めは無いかな。
最初に水砥石を買おうと思った時、面直しでつまずいたから。
今はDMTストーンの製品が良いんじゃないかと思ってる。
どちらにせよ面直しは砥石と同じくらいの価格がするんだけど。
ともあれ、他のお勧めがあると嬉しいね。

●TraderJoe
自分はナニワ砥石の1000番と5000番をお勧めする。
他の会社と違ってベースに乗ってる砥石が薄くないから。
この砥石と(松永トイシの)孔雀印(荒研ぎ用)があればかなり長持ちするぞ。
勉強するにしたがって別の砥石を追加していけばいい。
シャプトンも評判良いけど、自分は使った事が無いんだ。
自分は色んなディーラーが出してる研ぎ用のキットも好きじゃないし、1000番台を使いこなせるようになるまで新しい砥石は持たない方が良いと思う。

●cowboyardee
ベスターは良い選択だと思うけど、1つ問題がある。
ベスターは長く水に漬けてから使う砥石だから、水に濡らしてすぐ使えるという訳にはいかないんだ。
ベスターはすぐに切れるようになるんだけど、ちょっと刃の減りが早い凄く硬い砥石なんかもある。
(500番台では凄く珍しいんだ)
水に漬けておく時間が十分ある時は500番台の砥石を使う事もあるけど、毎度ではないかな。
中砥石と仕上げ砥石は水に濡らして使う事が多い。

それから自分もここで勧められてるナニワ砥石のスーパー砥石を使ってる。
素晴らしい砥石だよ。
しかも基本的に濡らすだけで使える。
ナニワ砥石は柔らかくて削れやすいのが多いかな。
フィードバックは良くて、速度は普通、仕上がりは凄く良い。
ただ、1000番以下はそんなに好きじゃないな。
荒目にしては少し柔らかすぎるんだ。

まずは800-1200番から始めて、そこから組み立てていくべきだと思う。
自分が好きな砥石はそのレンジで、長く水に漬ける必要もないし、実際キングの800番とかコストもかからないし。
キングは他のプレミアなブランドと比較されがちだけど良い石だよ。
DMTやベスター500で傷を取れるくらいの粗さだし、この砥石だけで結構切れ味を出せる。
5分位水に漬けておけば後は使いながら水をかけていけばいい。
中ぐらいの固さで速度も悪くないし凄く経済的、キングの大サイズの800番は30ドル位で買える。
大抵裏側はすぐにツルツルになってしまう4000-6000番台が付いてるから両面砥石はお勧めしない。
一番大きな欠点は仕上げに使うのが好きな人が多い5000-6000番にすぐにジャンプできない事かな。

自分はこの砥石で研いだ後でナニワの2000番を使うのが好きだな。
こっちは濡らしたらすぐに使える。
番手の高いのだとスエヒロ・リカ5000は使った事ないけどレビューを読む限り評判はかなり良いし水に漬ける時間も数分で良いみたいだ。
この番手だとナニワ砥石もかなり良いね。
ナニワ砥石は仕上げ用の凄く高い番手もある(8000-12000)けど、値段が高くなりがちだから、もし高い番手のが欲しいなら中程度の別の砥石を探した方が良いと思う。
中程度の番手でちゃんと砥石面を出してやれば凄く切れるようになるよ。

●boyardee
有益な情報をありがとう。
キングの800番の研削力はSharpmakerのグレイストーンと同じくらいなのかな?
Sharpmakerは既に持ってて、これの主目的は既に切れるナイフの切れ味を維持するためのものだったと思うんだ。
500番の方が良いって事は無い?
(800番の値段と同じだったら)
そんなに使う訳でもないし、他の砥石に比べたらベスターの水に浸す時間はあまり気にならないかな。
ただ、勧めてるのはベスターの1200番だけで他のはベストン、特にベストン500か。
とりあえずベストン500、ベスター1200、ナニワの2000番(あるいは3000番)を考えてる。
ベストン500
ベスター1200
スエヒロ・リカ5000
バリ取り用ブロック
20倍の拡大鏡
拡大鏡を入れたのは研ぎ目とバリをチェックするため。
スエヒロ・リカ5000はチェックする時間が無かった。
(実際自分の使用目的にこれだけの仕上げが必要かどうかは分からない)

●Chemicalkinetics
>キングの800番の研削力はSharpmakerのグレイストーンと同じくらいなのかな?
多分、でも研ぐ時の動きが全然違うから比べるのは難しいと思うな。
歯ブラシはキッチン用ブラシと同じ硬さだけど歯ブラシを皿洗いに使う気にはなれないのと同じだ。
家での料理用なら800-1000番がかなり効果的だと思う。
もし包丁の刃を根本的に治したいなら500番とかもっと下の番手が欲しくなると思うけど、ほとんどの事は1000番で事足りるね。
自分なんかは1000番をスキップして2000番で研ぐことも多いけど、多分君も1年位で同じ様にすると思う。

●boyardee
↑返答をありがとう。
キングも良さそうだ。
(何より値段がね)
今はキングの800番、ナニワの2000番、面直し用に孔雀印をスターターにしようかと思ってる。
もしこの構成が駄目だと思うなら何かお勧めはあるかな。

●Chemicalkinetics
↑そのコンビネーションは良いチョイスだと思うね。




砥石と言えばまずはキングという立ち位置は海外でも同じようで。
日本製の包丁の普及と共に日本の砥石も世界に広がってきているようです。



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