Headphone_Festival_15
画像引用:head-fi.org

フジヤエービックが年2回開催しているヘッドフォンの祭典『フジヤエービック・ヘッドフォン祭』。
様々なメーカーのヘッドフォン関連商品が展示されるイベントに対する海外のヘッドフォン愛好家の反応です。


スポンサードリンク



●Currawong:オーストラリア/日本在住
5階に渡る会場に120の参加者があり、今年初めてのイベントはかつてない程の規模になった。
今回は静止画用と動画用の2台のカメラを用意した事がそれを物語っている。
カメラオタクのために言っておくと、低照度の中で素晴らしい色とインテリジェンスなフラッシュで信じらない位の性能を発揮する富士フィルムのX-T1が静止画用、ソニーのRX10が動画用だ。
参加企業に対する自分のアプローチの仕方はシンプルで、1分間製品について話を聞くというもの。
17インチの古いマックブックとSSDドライブで行った。

中野:
金曜日は少し時間があったから中野を歩き回って写真を何枚か撮った。
Headphone_Festival_1
画像引用:head-fi.org

中野サンプラザは奇妙な形の建物で、広いスペースを提供してくれるので東京では貴重だ。
Headphone_Festival_2
画像引用:head-fi.org

フジヤエービックは中野サンプラザの裏にあるビルの3階にあってオーディオ、プロ用のオーディオ、プロ用のビデオ、撮影機器を扱っている。
他の店と同じように狭いスペースに大量の機器が並んでいるのには圧倒される。
Headphone_Festival_3
画像引用:head-fi.org

木製が欲しい?
ここにはオーディオテクニカのクラシックな木製ヘッドフォンのコレクションがある。
Headphone_Festival_4
 画像引用:head-fi.org


新製品:

Astell & Kern
Headphone_Festival_5
画像引用:head-fi.org

ショーの前に新しいAK380のプレゼンに招待されて、ウェディングベルと共に2人のモデルがAK380を手に現われた。
AKM4490 DACを搭載していて音源から32bitデータを受け取る事が出来る。


フォステックス
T50RP IIIが展示されていた。
スタジオモニターを使って音質を向上するためにデザインを改善してきたとか。
 
Headphone_Festival_6
画像引用:head-fi.org


Aurisonics
Dale Lottはオーディオ業界でもっとも楽しい人物で、彼のプレゼンに地元の人達は大受けしていて、特に軍用ベースのIEM(インイヤーモニター)のデモが人気だったな。

Headphone_Festival_7
画像引用:head-fi.org



音茶楽
Headphone_Festival_8
画像引用:head-fi.org


サトレックス
日本のOEMスピーカードライバーとパーツの製造会社でホシデンの子孫である凄く興味深い会社だ。
現在は日本国外に販売していないが、将来的に目を向けている事は間違いない。

Headphone_Festival_9
画像引用:head-fi.org


RHA
Headphone_Festival_10
画像引用:head-fi.org


iFi Audio
Headphone_Festival_11
画像引用:head-fi.org


Aziz
この日本の会社デスクトップスピーカーとヘッドフォンシステムは非常にスタイリッシュでコンパクトだ。

Headphone_Festival_12
 画像引用:head-fi.org


KuraDa
カスタムメイドデザインに注力している会社で、素敵な木製のヘッドフォンを展示していた。

Headphone_Festival_13
画像引用:head-fi.org


Just ear
Just earは現在東京にショップを持っている。

Headphone_Festival_14
画像引用:head-fi.org


Vinnie Rossi
ALO Audio、キャンプファイア・オーディオヘッドフォンのプロトタイプと一緒にLIOシステムのデモをしていた。
まだまだ開発中だけど可能性を感じる。

Headphone_Festival_15
画像引用:head-fi.org


Bispa
この日本の会社はいつものように色んな種類のアンプを展示していた。

Headphone_Festival_16
画像引用:head-fi.org


パイオニア
 
このSE-Master 1には長い行列が出来ていた。

Headphone_Festival_17
画像引用:head-fi.org


ゼンハイザー
Headphone_Festival_18
画像引用:head-fi.org


Onkyo
ティアックとのコラボでDAC-HA300とDAC-HA200を展示していた。

Headphone_Festival_19
画像引用:head-fi.org


日本国内のスペシャルな製造会社
今まで度々日本国内の製造会社の事を聞かれていたので有名無名併せて紹介しよう。
ほとんどの企業が製造力や海外代理店の制限から日本国内でのみの販売となっている。
例外はスタックスとオーララサウンド位だろうか。

スタックス
みんなスタックスの新型アンプを待っていた。

Headphone_Festival_20
画像引用:head-fi.org


マス工房
増田雅則が社長を務めるマス工房のハイグレードなスタジオ用マイクロフォンはNHK等で使われている。

Headphone_Festival_21
画像引用:head-fi.org


OJI Special
Headphone_Festival_22
画像引用:head-fi.org


フェーズメーション
Headphone_Festival_23
画像引用:head-fi.org


マカウディ
この小さな会社は電力ケーブルから電力分配器、フォノステージ(フォノイコライザー:アナログレコード用の信号増幅器)、アンプと幅広い製品を製造している。

Headphone_Festival_24
画像引用:head-fi.org


FitEar
Headphone_Festival_25
画像引用:head-fi.org


サウザンアコースティック/アコースチューン
サウザンアコースティックのカプラ測定器は10~80KHzを測定できるらしい。

Headphone_Festival_26
画像引用:head-fi.org


オラソニック
Headphone_Festival_27
画像引用:head-fi.org


Music with 規格外
いつもぶっとんだ自作アンプを作っている集団だ。

Headphone_Festival_28
画像引用:head-fi.org




●VisceriousZERO
今回は時間が取れなかった。
次回こそは!

●mscott58:フィラデルフィア、ペンシルバニア州、アメリカ
情報ありがとう!
今後も期待してるよ!

●Marshal Banana
膨大な新製品があって良いイベントだったな。
全部は試せなかったけど素晴らしい時間を過ごせたよ。
オリオラス、オッポ・デジタル・ジャパンのPM3、HiFiMAN HE1000、Lotoo Paw Gold、ノーブル・オーディオのサヴァントが気に入ったな。

●hykhleif
ナイス。

●h1f1add1cted:ドイツ
情報と写真をありがとう!

●Wyd4:メルボルン、オーストラリア
ワオ、いつか日本に行きたいとずっと思ってたんだ。
全くの偶然なんだけど、日本に行った時にこのイベントが開催されてた。

●kurochin
なんでウェディングテーマなんだ?

●sp3llv3xit
↑AK380よ永遠にって意味なんじゃ。

●shigzeo:日本
ウェディングテーマじゃないよ。
ショーがコンベンションセンター内の結婚式場で行われたからなんだ。
後で授賞式も同じ会場で行われた。

●Simon T
最新情報と写真をありがとう。
日本に住んで日本語を読んだり話せたりできるようになりたいぞ。
ノーブル・オーディオ・サヴァントのコードネームベイビーK10がK10とどういう違いがあるのか気になるな。

●VisceriousZERO
イベントの感想をありがとう。
新製品をゲットするのが楽しみだ!

●designmaniac
最高だ!
色んなギアを見れて素晴らしかったよ。
ヘッドフォンオタクにとって完全なニルヴァーナだな。

●magnium:カリフォルニア州、アメリカ
素晴らしいレポートだ。
もう1度日本に行く事があれば店舗に行く必要があるな。

●0MoUsE0:香港/モントリオール、カナダ
ワオ、凄まじい量の製品だな!

●volly:アデレード、オーストラリア
ぶったまげた!
買うのが楽しみだ。

●Hawaiibadboy
自分も行きたかったな。

●EveTan:ニューヨーク市、ニューヨーク州、アメリカ
ところで次の日本のヘッドフォン祭はいつなんだろうか?
ちょっと興味が出てきて金もあるんで。
日本旅行に関しても色々聞かなくちゃいけないけど。

●AnakChan:日本
次の小さなイベント(ポタ研:ポータブルオーディオ研究会)は確か7月11日。
過去のイベント程大きな規模ではないけど。
フジヤエービックの次の大きなイベントは多分10月31日だと思うけどまだ正確な日時は告知されてないね。

●Dopaminer:日本/バンコク、タイ
イベントで自分が視聴した製品で1番印象的だったのはALOのCDMだったな。
純粋に工業的芸術品で、自分の持ってるUnique MelodyのMAVERICKイヤフォンを使っても自分のAK120iiよりも音がくっきりクリアだった。
音声出入力は2.5mmTRRSで、バランス駆動にこだわる人でも考えずに使えるようになってる。
(凄く高いけど)
これは自分が欲しいと気付いたものの中でも高価だ。
がっかりしたのはHiFiManのHE-1000。
組み立てクオリティはゴージャスだったけどヘッドバンドセッティングが小さくて頭からずり落ちてきた。
自分には付けられなかったな。
自分はHE-6の大ファンだからどうすればいいかすぐに調べたんだけど無理だと気付いた。
買う事はないだろう製品の中で1番高価だったのがこれだ。

●Walderstorn
10年前に日本に住んでたのになんで自分は行かなかったんだ。
感想をありがとう。
何時か行ってみたいね。

●gabriel-dan:ドバイ、アラブ首長国連邦
2015年フジヤエービック秋のヘッドフォン祭は何時なんだろうか?
いつもは10月開催だけど実際の日にちを知らないか?

●gixxerwimp:台北、台湾
↑メールをしてみたけどまだ決まってないらしい。
でも10月を予定してるらしいよ。






各社が新製品のお披露目をするオーディオ・ヘッドフォン好きにとっては天国ともいえるイベントのようです。
2016年春のヘッドフォン祭は4月29日30日の2日開催との事。



audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x