ranchu
画像引用:wikipedia.org

日本では昔から金魚飼育が盛んで様々な品種が作られています。
その中の1つであるランチュウは今でも人気が高く、海外でも飼っている人がいます。
イギリスの金魚愛好家がランチュウについて語っていました。

引用元:Ranchu

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●Miss Pennyapple
最近Maidenhead Aquatics(イギリスのアクアショップ)に行った時に凄く素敵なランチュウを見つけて。
今までこの金魚に興味を持った事は無くて出目金を飼ってるだけなんだけど、なんかこの金魚を自分のコレクションに加えたくなってきたっぽい!
ランチュウって他の琉金タイプと同じなのかな?
何か気を付ける事ある?
そしてこれが大事なんだけど、ランチュウって黒出目金3匹と出目金1匹と一緒に飼ってもいいのかな?
私の水槽は260Lなんだけどランチュウにはこの大きさで大丈夫?
それから、ランチュウには背びれが無いんだけどどうやって魚の気持ちを知れるんだろう?

●jeremygay
↑こんにちは。
他の金魚を一緒に飼っても大丈夫だよ。
飼育方法も同じ。
背びれは無いけど動きとか餌の食べっぷり、行動なんかを観察する事で健康かどうかは見分けられるね。
ランチュウは年を重ねるごとに頭(肉瘤)が大きくなってくね。
ランチュウは大きく育つけど、これは琉金ならどれもそう。
琉金と同じように育てれば大丈夫だ。

●richtea78
ランチュウの肉瘤が大きくなるというのには同意しかねるな。
特に大きなアクアショップで買った場合は。
肉瘤が大きくならないのも見たことがあるし、中には背びれがあるのにランチュウと間違ったラベルが貼られてるのも見たことがある。
幼魚を買った場合は肉瘤が大きくならないのもあるって事。

●jeremygay
↑肉瘤が大きくならないという事は君の言ってる通りランチュウじゃないって事だ。
南京やEgg-fish goldfishのように肉瘤のない背びれが無いタイプもあるから。
肉瘤は面倒の見方や餌、水の変え方でも変わってくる。
水深が深いとランチュウは育たないね。

●Miss Pennyapple
ありがとう。
ランチュウを買うなら中国のじゃなくて日本のランチュウを手に入れるのが良いって呼んだことがある。
日本のランチュウの方が体が長くて浮袋の問題がないからなんだよね?

●richtea78
日本産の金魚は最高なんだけど入手するのには運も必要だね。
知ってる限りだと日本のブリーダーは国外の相手とは取引したがらないそうだし。

●jeremygay
うん、自分は日本産の金魚を飼ってるよ。
日本の有名な2名のブリーダーの金魚を掛け合わせた金魚だ。
日本のランチュウは細長くて活動的で、信じられない位丈夫だよ。
ただしランチュウは上から見る金魚だから水槽で飼いっぱなしだと利点を享受できないかもね。
イギリスで繁殖した金魚に関してなら自分の買ってる金魚は全てイギリスのブリーダーで買ったものだけど、どういう餌を使ってるのか、どういう水を使ってるのかは調べればわかるね。
自分はアンディ・グリーンが繁殖させた良い金魚を何匹かかってるよ。
彼は日本からの注文の可能性がある事もほのめかせてた。

●Freckles25nw:ロンドン、イギリス
自分は何匹か稚魚を育ててるから興味があるならあげるよ。
もう少し大きくなったらね。
今は3cmくらい。

●RogerP
>うん、自分は日本産の金魚を飼ってるよ。
>日本の有名な2名のブリーダーの金魚を掛け合わせた金魚だ。
>日本のランチュウは細長くて活動的で、信じられない位丈夫だ。
どういう風に飼ってるか詳しく教えてもらえないだろうか?
インドア?アウトドア?桶?ヒーターは使ってる?
温室でランチュウを買うためのセッティングをしてる所なんだけど、他の上見金魚愛好家と同じようにちゃんとしたサイズの桶を入手する所で躓いてるんだ。

●jeremygay
ランチュウに適した桶ならRolf C. Hagen Inc.のラグナ・タブの6×4フィート(180×120cm)が人気だけどランチュウを買うなら30cm以上水は入れない方が良いね。
後はレンガなんかで池を作るか、特別製のガラス繊維の容器で飼うとか。
日本でも180×180cmの広さが人気だけど長方形でも問題なし。
日本だとランチュウの大きさや年齢に応じたサイズで洗ったりできるように排水口が付いたランチュウ用の飼育容器を買う事が出来る。
ポリスチレン製のもあって、これはヒーターを入れる事になるイギリスの冬にぴったりだ。
意見や方法は各専門家によって分かれるし、日本の伝統的な飼育方法、無濾過、鯉用のフィルターを使う方法もあるね。
無濾過は宗教的なものかな(濾過はするべきだ)。
ランチュウの飼育はハイテクでも高価でもない。
ただきちんと世話をすればいい。
きちんと育てて餌をあげればよく育つよ。
塩ビの容器とレンガでもいけるよ。

●RogerP
↑ランチュウをガラスの水槽じゃなくて屋外で飼ってみたいんだけど、こういう価値があって暖かい環境で飼うのに適した魚でリスクに晒したくもない。
年中屋外で飼った事ある?
水の量も多くなるから水替えも大変だしヒーターも頭痛のタネになるような。
なるべくシンプルに伝統的な手法で飼いたいんだ。
ランチュウ道へ進むのが待ちきれないね!

●jeremygay
↑自分はビニールハウスやガレージ、日除けを使ってるから自分のランチュウは何かしらカバーの中にいる事になるね。
ヒーターはかなり電気代を食うかな。

●Miss Pennyapple
一歩ランチュウに近づいた。
スコットランドのブリーダーに接触できたよ。
楽しみ!

●avangels:ウェイクフィールド、ヨークシャー、イギリス
↑素晴らしい。

●Squish:ニューキャッスル、イギリス
何かニュースはある?

●Miss Pennyapple
↑スコットランドのブリーダー2人と接触したよ。
1人は現在販売中の金魚の動画を送ってくれて、美しい魚だったね。
見入っちゃったよ!
泳いでる姿が面白かった!
今はもう1人の方からの画像を待ってる所。
雌の金魚が欲しいんでそれが売られるのを待ってる所だね。

●RogerP
ミッドランズ(イングランド中央部)で日本のランチュウを飼ってる人やグループはいないだろうか?

●jeremygay
↑自分が知ってる限りだとイギリスには日本のランチュウを専門にしてる協会が2つある。
ベルギーのヘールト・コペンズが立ち上げたランチュウ・ブラザーフットと神ちゅう会のイギリス支部。
※神ちゅう会は日本のランチュウ愛好家の会。

●richtea78
ランチュウは大抵200~500ポンド(当時のレートで2万7000~5万4000円)で売られてて、本当に良いのだと1000ポンド(当時のレートで約13万円)だったな。
自分が買ったのは200ポンドで、良い魚ではあるけど見れば見るほど不完全な部分が分かってくるから完全なのが欲しくなるんだな。

●jeremygay
自分は貧乏だけど日本のランチュウを飼ってるよ。
魚体の悪いのを買ってるんだ。
魚体は悪いけど、血統はゲットできるから。
繁殖に興味があるからその魚の子孫から選択していくわけだ。
日本のランチュウを買う時、それは血統を買う事になる。
そういうのは種魚と呼ばれてるね。
養魚業者のフェスティバルでそういう日本のランチュウが売られてて(神ちゅう会のメンバーが売ってる)大体5ポンド(約700円)で良いのは30ポンド(約4000円)位だね。
可能性のあるランチュウが結構あるんだ。
良い魚をゲットできるかどうかはお金が物を言うんじゃない、オーナーが自分の金魚を任せても大丈夫かどうかを判断するんだ。
最高の魚は売り物にはならない。
オーナーがずっと育てて、そこから子孫を作っていくからだ。

●richtea78
残念ながら今は繁殖するだけのスペースがないからその選択肢は自分にはないな。
血統には興味があるけど自分の庭は小さいし世話できる分だけだね。

●jeremygay
↑なら土佐金はどうだ?
もしランチュウを飼う余裕がないなら土佐金を飼え、なんて言われてるくらいだ。
土佐金に関する素晴らしい記事も読んだ事がある。

●Miss Pennyapple
ランチュウは春まで待つ事にした。
タンクやらフィルターやらまだ新しい魚を迎える準備が整ってないしね。
それにここスコットランドはこれから寒くなっていくし、ブリーダーも魚を越冬させる準備に入るから。
ブリーダーは外で魚を越冬させるんで、それを暖房のある室内に持ってくるのは良いアイディアじゃないし!
でもブリーダーとコンタクトは取れたから来年の春には買うと思う。
後はスペースを開けて新しいタンクを用意しないと。

●hiho:ブロムリー、イギリス
4か月半前にドワーフランチュウという名前のランチュウをゲットして、このランチュウは買ってから全く大きくなってない。
ドワーフランチュウというのが間違いなのか正しいのかを見分ける方法も見つからなかった。

●Ranchujon:バンステッド、サリー、イギリス
ドワーフランチュウというのは見たことが無いな。
ランチュウとしてのポテンシャルを出し切れてないランチュウはたくさん見てきたけど、ドワーフランチュウという血統にカテゴライズされてるとは思えない。

●crazyfish949
ベルギーに行ってランチュウのゴッドファーザー、ヘールト・コペンズに会ってくる。
彼の飼ってるランチュウには1フィート(約30cm)のもいるとか。

●Miss Pennyapple
運命の導きでランチュウを手に入れられた!
先週地元のお店に魚を見に行ったらそこに中くらいのサイズのランチュウが入った水槽があって。
その中の1匹が自分がランチュウの色で好きな白と銀のカラーリングだった。
その時はもし来週行ってもまだあったらその時買おうと思いながらお店を出て、今日行ったらまだいた!
もちろん雌であることを確認して買ったよ!
95%の確率で雌だって。
まだ名前は付けてなくて、今は検疫のために隔離中。
数週間後に大きな水槽で他の金魚と一緒に飼うよ。





日本の神ちゅう会の支部があったりとかなり熱を入れて育てている人がいる模様。
海外でも品評会や即売会が行われているようです。



新らんちうのすべて (アクアライフの本)
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