yanmar

日本の農機具メーカーであるヤンマーは海外でも広く使われています。
海外のトラクター乗りの掲示板でヤンマーのディーゼルエンジンについて語っていました。


スポンサードリンク



●Turfgrower288:ニューヨーク州、アメリカ
さて、事が順調に運べば月曜日に晴れて1982年製ジョンディア332の誇り高き所有者になれる。
友達が不動産業で働いてて、ガレージに10年間使ってない332があるんだ。
芝刈りをしなくなったから使わなくなってて、その332は中古ではあるけどよく手入れされてる。
唯一の懸念は稼働時間が2900時間な所だな。
ヤンマーは長持ちする事で知られてるけど、普通のメンテナンスをしたヤンマーディーゼルは何時間稼働すると想定したらいいんだろうか?
※ジョンディア332にはヤンマーのディーゼルエンジンが使われている

●KHodges:ニュートン、ノースカロライナ州、アメリカ
誰が分かる。
ヤンマーはディーゼルのトヨタみたいなもんだ。
オイル交換をちゃんとしてれば永遠に動き続けるぞ。
自分が持ってたヤンマーの1810Dトラクターは売った(ジョンディアX748を買うために)時点で4000時間乗ってたけど、その時も美しい走りっぷりだった。
332はヤンマーのJDシリーズで使われてるエンジンよりもストロークが長くてRPMが低いし機械式燃料噴射装置だからアイドリング時なんか油圧警告灯が付く事もある位で、シリンダーの動きも目で追える位だ。
俺はジョンディアを買う時はヤンマーのエンジンを使ってるかどうかで決める。

Yanmar_1
credit:KHodges/mytractorforum.com

●mrbeef:アイオワ州、アメリカ
長時間稼働した機械に付いてのスレッドは幾つもあるから検索してみてはどうだ?
個人的には4500時間動かしたヤンマーを手放したけど摩耗はほとんどなかったな。
ピストン位か。
もちろん前所有者がどの位メンテナンスをしてたかによるんだが。

●Displaced Hokie:ノースカロライナ州、アメリカ
どうやら無茶な使い方をすれば600時間、ちゃんとメンテしたら4000時間でも全然問題なしらしい。
メンテナンスによる。
ヤンマー自体はメチャクチャOKなんだけど332の他の部分はヘタれてるだろうな。
芝生&庭用トラクターとしては結構乗ってる事になるから。
ポイントはこれは長時間稼働した芝刈り用トラクターであると覚悟するかどうかだ。
残り時間がどれだけあるか、という事。
細かい部品とか、ステアリングバルブやパワーテイクオフクラッチ、ラジエーターなんかは驚くほど高いぞ。

●miller17636:ペンシルバニア州、アメリカ
自分の332は1200時間乗ってるけど全く壊れない!
他の人も言ってるようにメンテナンスが鍵だな。
332の稼働時間は1600だったけどアワーメーターは壊れてる。
多分2500時間くらい動いてると見てるけど、330と同じくらい始動するし走るね。

●Turfgrower288:ニューヨーク州、アメリカ
みんな情報ありがとう。
もちろんこのトラクターに何か障害が起こるんじゃないかと332に関するスレッドはここ数週間で全部読んだ。
で、読んで感心したね。
長時間稼働してるとは言え、このディーゼルの所有者になるのが楽しみだ。

●Justy37:ミネソタ州、アメリカ
ジョンディアのすべきことは投稿主にシャーシを2台売る事だな。
ジョンディアのシャーシは大体3000時間でガタが来る。
2台目のシャーシは1台目のシャーシがイカれた時にエンジンを乗せ替える用。
自分の親友はヤンマーのディーゼルをトラック用に使ってる。
そのトラックのうちの1台は100万マイル(160万km)以上走ってるぞ。
インジェクションポンプは何回か交換してるはず。
元のディーゼルは売っぱらって今もそれに乗ってる。
毎月オイル交換とチェックをするために持ってきてるよ。

●mrbeef:アイオワ州、アメリカ
↑トラックのディーゼルエンジンとヤンマーの庭用トラクターのディーゼルエンジンは全然別物だろ。

●Justy37:ミネソタ州、アメリカ
↑真にしっかりした物はその通りだと証明するもんだ。
ちゃんとしたディーゼルエンジンは凄い寿命だぞ。
で、ヤンマーはかなり良いっぽい。
唯一の欠点は在庫部品が少ない事位か。
自分ならブリッグス&ストラットン/ダイハツよりもヤンマーで行く。

●rtintwo:ネブラスカ州、アメリカ
地元の発電所はヤンマーのエンジンを乗せたジョンディアのゲーター(多目的ビーグル)を何台も使ってるな。
超酷使しまくってる。
冬は燃料を補充する時だけ止めて、夏の間は石炭の山で水をかけるホースを引きまわすのに使ってる。
エンジンには石炭の粉が積もりまくり。
エンジンの中には稼働時間が1万時間を超えてるのもあるけど、エンジンの故障が理由でゲーターがリタイヤする事はかなり稀だ。

ジョンディア・ゲーター
yanmar_2
credit:deere.com

●Pennwalk:ランカスター、ペンシルバニア州、アメリカ
自分はジョンディア430を4600時間動かしててエンジンは快調だけどウォーターポンプを修理する必要があるのとマフラーが落ちててスロットルシステムがヘタってる。
どうもヤンマーのディーゼルが駄目になる前に他のシステムがいかれるっぽい。
ジョンディアの小型トラクターは冷却システムに注意した方が良いだろうな。
熱くなりすぎるのは良くないみたいだ。
メカニックと一緒にジョンディアのディーラーと話した事があって、そのディーラーはジョンディア1050を扱ってたんだけどオーバーヒートしなければ修理が必要になるまでに1万時間は稼働できると言ってた。

●stoon boy:サスカチェワン州、カナダ
自分の332に乗ってるヤンマーディーゼルはかなりのものだな。
前に乗ってたガソリンの318と比べたらトルクに対して燃費がかかるけどそれ以外は最高の性能だ。
自分の455と2729に積んでるヤンマーのエンジンも素晴らしいね。

●Larry LGT 165:オンタリオ州、カナダ
>ジョンディアのすべきことは投稿主にシャーシを2台売る事だな。
>ジョンディアのシャーシは大体3000時間でガタが来る。
>2台目のシャーシは1台目のシャーシがイカれた時にエンジンを乗せ替える用。
これ物流業界では常識だった。
今でもやってるんじゃないかな。
”グライダー”と呼んでたよ。
もし前から使ってる動力系を使い続けたいなら最新のフロントエンドとキャブ、インテリアが付いたフレームを買うんだ。
エンジン、トランスミッション、デフ、ドライブなんかの交換のために1週間位預からせてくれ。
半分の金額で最新(ほとんどが)のハイウェイトラックが手に入るぞ。
庭用トラクターはまた別の話

●Seane1987:ラファイエット、ニューヨーク州、アメリカ
↑フレイトライナー(北米最大の大型トラックブランド)は今でもグライダーを売ってるぞ。
EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)のルールで幾つかのラインは使えなくなったけど、フレイトライナーは3つの方法でグライダーを売ってる。
新しいサスペンション、ステアアクセル付きのフレーム、新しいキャブ、ステア、ドライブアクセル付きのフレーム、あるいはキャブ、ステアアクセル、ノンエミッションの再組立てエンジン付きのフレーム。
ジョンディアがこういう事をしてくれたらいいんだけどな。
サーモキング(北米の冷凍・冷蔵機器メーカー)のトライパックに使われてるヤンマーの2気筒エンジンは基本的なメンテだけで1万時間稼働が普通だ。

●JohnDeere318Guy:ペンシルバニア州、アメリカ
1810時間稼働させてるヤンマーの28馬力ディーゼルを積んだ1999年のジョンディアF1145フロントモーラーを持ってるけど故障すらしないな。
走りっぷりも音も完璧だ。
メンテナンスと消耗品の交換が鍵ではあるけど、ヤンマーのディーゼルは半永久的に持つな。
素晴らしいエンジンだし愛用してるよ。

●Justy37:ミネソタ州、アメリカ
>これ物流業界では常識だった。
>今でもやってるんじゃないかな。
>”グライダー”と呼んでたよ。
知らなかった。
面白いから覚えておこう。
自分はグライダーを20台くらい用意できるかもしれない。
エンジンは動くし、シャーシもこれなら良くなりそうだ。
いつも通り自分であらゆる部品をレストアするか、時間短縮のためにチームを雇うか。

●nick4030:ユタ州、アメリカ
自分も332を持ってて、まだ670時間しか乗ってないけど2900時間オーバーのものでも買うのを躊躇わないだろうと言えるね。
ちょっとお金は掛けなきゃいけないけど。
一番大きな問題はオーバーヒートだけど自分はまだその問題が起きた事ない。
最初に交換したのはベルトで後はラジエーターを何度か掃除した。
後はインジケーターバルブをチェックしてラジエーターキャップと温度センサーを交換した。
インジェクターを修理したら素晴らしく走るようになったよ。
もうガソリントラクターに戻る気はないね。

●lightsOUT:セイラーズバーグ、ペンシルバニア州、アメリカ
>自分の親友はヤンマーのディーゼルをトラック用に使ってる。
>そのトラックのうちの1台は100万マイル(160万km)以上走ってるぞ。
これって本当に珍しい事じゃないんだよな。
ある意味再組立てみたいなもんで、元のエンジンだけどオーバーホールしてある。
”インフレーム”と呼ばれてるね。
これについてどうこう言うつもりは無い。
大した故障無しに100万マイル走る事は全然あり得る事だから。

>トラックのディーゼルエンジンとヤンマーの庭用トラクターのディーゼルエンジンは全然別物だろ。
ここが気になるな。
トラックのディーゼルとトラクターのディーゼルって何が違うんだ?
特化した部分は違うだろうけど、基本的には同じだと思うんだが。

●mrbeef:アイオワ州、アメリカ
↑ディーゼルはディーゼルだ。
自分が言いたいのは庭用トラクターに乗せたヤンマーのエンジンはその価格帯と仕事に合わせて作られた物であるという事。
で、ジョンディアのスタンダード15Uハイドロポンプのライフタイムは5000時間だから2台目のシャーシにエンジンを乗せ替えるのは本当なのかとね。
長距離トラックのディーゼルはもっと高品質なコンポーネントだろうしピックアップトラックのディーゼルよりも長持ちするように設計されてるはず。
設計やコンポーネントの違いはピストンやコネクティングロッド、鋼材やアルミ、鋳鉄の種類の違いにもなってると思うし。

●nick4030:ユタ州、アメリカ
↑追加するなら長距離トラックのエンジンはサイズもでかいしコンポーネントやベアリングも重い。
表面積だって広くなる。
トルクカーブも低いからライフタイムが長いことになる。
ただ、ヤンマーのエンジンは単にそれをスケールダウンしただけだが数千時間は稼働するだろうな。
稼働時間6000時間を超えてまだまだ頑丈なジョンディア455に乗ってるメンバーだっている。

●g huns:インディアナ州、アメリカ
↑息子の学校にある2台の455は6000時間を超えてるな。
芝刈り、落ち葉拾い、雪かき、野球場の整備に使ってる。
補修担当は今まで深刻な故障をした事は1度もないと言ってた。
1万時間を超えたジョンディアF935が売られてたのも何度か見た事あるな。
嘘か本当かは知らないけど332と430に積んでるヤンマーのエンジンは最新のよりも長寿命ではないとか。

●Alberta 7.3:アルバータ州、カナダ
自分は2653A芝刈り機に積んでたヤンマーの3気筒エンジンをジョンディア317に積み替えて4400時間稼働させてるけど今でも新品同様だ。
オイル漏れもないし圧縮も申し分なしで煙も出てこない。

●eastcreek:ニューヨーク州、アメリカ
地元でセールに出てたクボタのエンジンをチェックしてきた。
20馬力で発電機の中にあったものだ。
メーターは9100時間で冷めた状態で始動出来たし煙も出なければ音も素晴らしかった。
機械屋は普通のセッティングで基本的に2万時間いけると言ってたな。

●4020:ジャクソン、テネシー州、アメリカ
ジョンディア465に乗ってる。
6700時間を超えてるけど音は子猫の鳴き声みたいだし新品同様の動きだ。





自社のトラクター以外にも様々な所で使われており、品質は高く評価されています。
近所でもトラクターは走りまくりです。
追記:機会→機械に修正。ご指摘感謝です。



ヤン坊マー坊 オフィシャル・ブック(DVD付)
ヤン坊マー坊 オフィシャル・ブック(DVD付)