chosera
credit:ナニワ研磨工業

日本の包丁が世界に広まるにつれ、包丁を研ぐための砥石も日本製のものが広まっていきました。
手軽に使えて実用的という事で今は人造砥石が一般的ですが、海外の掲示板で日本で作られているシャプトン株式会社のシャプトン、ナニワ研磨工業の超セラについて語っていました。


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●不明
この2つならどっちを使う。
シャプトンは『刃の黒幕』シリーズね。
色々レビューを聞いてみたいね。

●不明
シャプトンは超セラよりも早く研げるし硬い。
シャプトンこそ本物のスプラッシュ&ゴー(濡らすだけで使える)だ。
超セラは水に浸けてこそ利点が得られる。

●アムステルフェーン、オランダ
シャプトンのその『刃の黒幕』シリーズというのはよく分からないな。
ここにあるのは大抵プロシリーズか硝子砥石だ。
それから超セラは水に浸けちゃ駄目だ。
濡らして数分待てばいい。
水に浸けるのは意味がないし、割れを生じさせるという問題もある。
ともあれ、超セラユーザーは素晴らしいレスポンスが好きなんだな。
高い番手(目が細かい)はさほどでもないけど、低い番手(目が粗い)は滅茶苦茶速い。

●不明
↑すまない、刃の黒幕はプロシリーズの事ね。

●アムステルフェーン、オランダ
調べてみたら刃の黒幕はプロの事だったか。
高い…

●不明
シャプトンの事はよく知らないけどナニワの砥石セットを愛用してる。
800番と3000番のプロ用砥石と10000番の厚さ20mmのスーパー砥石。
初めて買った砥石セットで大満足してる。
ステンレスでもそれ以外でもこの砥石で全ての包丁を研いでるよ。

●オランダ
シャプトンのガラス砥石の6000番と8000番、超セラの400番と1000番(それからスーパー砥石の10000番)。
フィードバック的な意味でナニワの砥石を使うのが好きかな。

●アムステルフェーン、オランダ
ナニワの超セラとナニワのスーパー砥石って何がどうなんだ?

●オーストラリア
初めて買った砥石は超セラだったな。
そんなに嵌らなかったけど、もう1回使ってみようと思ったら1000番は滑らかな感触で早く遂げたような気がして最高だったな。
3000番はどう使ってもいまいちで、3000番と5000番の手ごたえはどちらも気に入らなかった。
ナニワはどうもばらつきがあるみたいで、だからこそもう一度使ってみたくなったわけだけど。
シャプトンはプロ(刃の黒幕)の粗目しか使った事が無いけど、使った手ごたえは凄く良かった。
でも凄く粗かったな。
刃を薄くするのに使ったけど刃に結構傷がついてた。
よく切れたけどね。
個人的にはシグマパワー砥石(東京に本社を持つ砥石会社)のファンで、特に1200番が好きなんだけど台座無しの6000番も普段使いしてるし13000番も持ってる。
400番はそんなに素晴らしい感触じゃなくて、使ってる砥粒が驚く程柔らかい。
シャプトン・プロと超セラにコスト的な違いがあるかどうかは分からないな。
超セラは凄く高いように感じるし、他に安い代替品があるから自分はそっちを使うのが好きかな。
比較用にシャプトンの仕上げを使ってみたくはあるけど、自分はもうシグマパワーが好きだしそこまで高いものを買う価値があるかどうか。

●不明
シグマパワーのセレクトIIはどうなんだ?

●不明
超セラもシャプトンも持ってるけど番手が違うから比較するのは難しいな。
どれも好きという訳じゃない。
超セラはその番手にしては減るのが遅くて、シャプトンは減るのが早いと思う。
フィードバックは超セラの方が良いかな。
もし別なのを買うならシャプトンにすると思う。
安いから。

●不明
↑じゃあ今は何がお気に入りなんだ?

●アムステルフェーン、オランダ
>超セラもシャプトンも持ってるけど番手が違うから比較するのは難しいな。
どっちが超セラでどっちがシャプトンだ?

●ルイジアナ州、アメリカ
(その2つだと)自分が持ってるのは超セラの400番だけだ。
フィードバックは素晴らしいけど自分から見るとちょっと遅すぎるかな。
超セラの600番と800番は早く切れるようになるね。
超セラで一番人気なのは3000番と5000番みたいだけどどちらも凄く高い。

●アムステルフェーン、オランダ
自分のお気に入りは超セラの800番と2000番。
400番と5000番はあまりピンと来なかったな。

●オーストラリア
自分が使ってるのはシグマパワーのセラミック砥石。
セレクトII版ではないけど、どうも柔らかいっぽい。
硬い砥石は自分が使ってない耐摩耗性の高い鋼材用だし。

●不明
超セラの10000番を使った事のある人はいないか?

●ノースカロライナ州、アメリカ
↑剃刀でも研ぐ機なのか?

●アムステルフェーン、オランダ
レビューを読んで超セラの替わりにナニワの純白8000番を買った。
超セラの10000番は使った事が無いから比較はできないな。

●不明
>剃刀でも研ぐ機なのか?
単なる好奇心。
昔の本焼き柳刃とか牛刀に良いんじゃないかと思って。

>レビューを読んで超セラの替わりにナニワの純白8000番を買った。
使い心地はどんな感じ?
気に入ってる?

●アムステルフェーン、オランダ
↑最高にね!
自分は高い番手の砥石の好みがうるさくて超セラの5000番は使った後に欠けてる感じがしてたんだ。
でも純白8000番は何回か研いだだけで凄い刃が出来た。
硬いんだけどレスポンスは結構あるね。

●不明
超セラのスーパー砥石10000番の鏡面具合は凄く良いけど刃を磨き過ぎって感じはしてない。
この砥石はかなり気に入ってる。
もっと粗い刃にしたい時は3000番を軽く当てるようにしてる。

●不明
正直言うと超セラの10000番は高すぎると思う。
レビューは高評価だけど砥石に250ドル(約2万5000円)超は出せないな。
自分はナニワのスーパー砥石10000番を持ってて、かなり気に入ってる。
良い鏡面になるし、磨き過ぎなければ刃になり過ぎないしね。

●ハワイ州、アメリカ
数年前にKCMA(キッチン用品のイベント)でそれなりのサイズの超セラ10000番を買ったな。
研磨用の砥石に使ってたけど水に浸けすぎたせいか(良い加減を知らなかった)表面に髪の毛程の亀裂模様が入ってしまった。
使うのに影響はないけど。
月心(日本の包丁の輸入業者Japanese Knife Importsオリジナルブランドの砥石)の8000番が好みだな。
それから片刃には北山(京都の天然砥石メーカーが作った人造砥石)の8000番も良いね。

●不明
よし、超セラで行く事にしよう。
しかし5000番は真ん中から割れる事があると読んだんだけど、これって本当?
水に浸けすぎると割れやすくなる性質だとか。

●オーストラリア
浸けすぎると駄目だったはず。
自分も5000番を水に浸けてそうなった。
(そんなに長く浸けてた訳じゃないけど)
早く乾きすぎたせいかも。

●不明
ナニワ砥石は水に浸けちゃ駄目だ。
濡らしたら使える。

●不明
高村刃物製作所のR2(高速度工具鋼)の包丁を研ぐのにお勧めの砥石は何だろうか?
今は超セラの10000番とシャプトンの15000番で迷ってる。
超セラの方が手ごたえは良いけどシャプトンの方が早く研げて砥石も硬いと聞いた事があるし、その正反対の意見も耳にした。
どっちが良いんだろうか?

●不明
自分はタッチアップにシャプトンのガラス砥石8000番を使ってる。
それからマイクロンペースト(コンパウンド)を使った革砥で仕上げ。

●ノースカロライナ州、アメリカ
>今は超セラの10000番とシャプトンの15000番で迷ってる。
そんなに番手の高いので何を研ごうというんだ?
自分はSRS15(高速度工具鋼)の包丁を持ってるけど他の包丁を研ぐのと同じ砥石を使ってて何の問題もないし、5000番以上のは使ってない。
個人的には月心の砥石をお勧めするかな。

●ウィニペグ、マニトバ州、カナダ
超セラの10000番を持ってるし、高村の包丁も色々持ってるけどこの砥石は合わないな。
そういう高い番手は牛刀に向いてると読んだ事がある。

●セントラルジャージー、ニュージャージー州、アメリカ
田中一之刃物製作所のR2包丁はスエヒロ砥石のスエヒロ・リカ5000で研いでる。

●ポートランド、オレゴン州、アメリカ
自分も高村のR2に10000番や15000番は使わないな。
高村のR2は最近買って、ブレイゼン(越前打刃物の洋食用包丁ブランド)は何年も前から持ってるけど仕上げ砥石はナニワのスーパー砥石5000番だ。
最近になって今西砥石の人造嵐山の6000番(別名竹の子8000)を買った。
嵐山6000の感触はかなり気に入ってる。
シャプトンM15 1000番に近いかな。
両方共ミディアムハードで早く研げる。

●アムステルフェーン、オランダ
SG2(高速度工具鋼)のブレイゼンには超セラの800、2000、5000、ナニワ砥石の純白8000を使ってるな。
でも5000と80000は軽く刃止めをしたりメンテナンス用だけだ。

●不明
誰も質問に答えてないのが面白い。
シャプトンと超セラを同じ番手同士で比べた事がある人がいるなら良いんだけどな。
自分も興味あるし。
買う前に色んな砥石を試せるお店があるといいんだけど。





基本はキングの赤レンガ。
シャプトンとナニワ砥石はどちらも海外でも人気の砥石メーカーです。
他にも様々な砥石メーカーが知られているようです。



エビ印 本職超セラミックス砥石 台付 #400 SS-400
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