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日本の美容品は海外でもファンが多く、様々なブランドが海外に進出しています。
海外のサイトで日本の女性用香水について語っていました。
引用元:fragrantica.com
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●不明
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●不明
日本の伝統的な香水があるかどうか知りたい。
あるのかな?
教えてもらえるなら嬉しいな。
●シカゴ、イリノイ州、アメリカ
資生堂は日本のコスメ/香水メーカーだよ。
●香港
セルジュ・ルタンスも資生堂の子会社だね。
※香水のセルジュ・ルタンスを販売しているザ・ギンザが資生堂の完全子会社
●デトロイト、ミシガン州、アメリカ
セルジュ・ルタンスが日本で作られてるって本当?
フランスじゃなかったっけ?
でもそれだったら自分はあまり好みではない独特のクリアな香りがするのも不思議じゃないかもね。
どう説明していいのか分からないけど、からだ拭きウェットティッシュみたいなムスクっぽい香りがすると思ってたから。
●ベルギー
自分が好きなビューティフルなウッディ系の香水は日本人デザイナーのヒロコ・コシノ。
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残念ながらもう作られてないけど。
もう1つ、こっちも生産停止してるけど、資生堂・ZEN。
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●不明
日本の香水をゲットしてポーチに入れてクローゼットの中に入れておくと服が凄く良い香りになるよ。
ポーチを使った方が香水が長持ちすると思う。
●ニューヨーク市、ニューヨーク州、アメリカ
桜の香りが凄く人気なんじゃなかったっけ?
●不明
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アナヤケ・ミヤコ
※アナヤケはポーラの海外販売ブランド
ミヤコは日本の女性名で、この香水・ミヤコも凄く日本的な香りだよ。
この香水は日本の伝統である香道にインスパイアされてる。
香道は華道、茶道に並ぶ日本の三大伝統の1つ。
香道は香りに敬意を払う伝統の事で香は燻る火の上に置かれるんだけど香自体が燃える訳じゃなくてゆっくりと香りを発散させていく。
香道とは香りを嗅ぐんじゃなくて聞くという意味がある。
香道の会では聞くという動詞を使っていて、これは心と魂でもって香りを感じようとする事、時間と空間を超える度をする事を意味してる。
香道の歴史は公家・三条西実隆に当時使われていたあらゆる香を集めて分類するように命じた時の将軍・足利義政(1443~1490年)まで遡る。
という事で三条西実隆が香道の父と考えられてるね。
香道で使われている香は六種類に分類されてそれぞれに五つの味があるとされてる。
※六国五味の事
五つの味とは甘み、辛味、苦み、塩味、酸味の事。
これは日本に昔からある組香や源氏香から来ていて、これはそれぞれどこに分類される香であるかを当てるという内容で、優れた嗅覚を要求されるゲームの事だね。
ミヤコのハート(核となる香り)は乳香、フローラル、バルサミコで、これが組み合わさってウッディな香りを作ってる。
箱を開けると日本の寺院に入ったような感じがするよ。
これは2005年の限定販売。
●スウェーデン
↑凄く興味深い情報だった。
ありがとう!
●ヨーロッパ/アジア
源氏物語(西暦1000年頃に紫式部が書いた小説)に香は服に香りを付けるために用いる事が書いてある。
日本にはそういう歴史があるね。
●ニューヨーク州、アメリカ
イッセイ・ミヤケの香水…もしくはケンゾー。
●不明
イッセイ・ミヤケも日本のブランドで良い香水があるんだけどほとんどがフローラル系で自分としては東洋系の雰囲気は感じないんだよね。
●アメリカ
エリザベス・アーデン(アメリカのコスメメーカー)のプロヴォカティブ女性用のヒノキ・ウッド
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●不明
ケンゾーは日本の都市に感じる楽しさや懐深さを上手く表現してると思う。
歴史的ではないけど、現代という意味では正確だと思うな。
●不明
みんな凄く参考になった。
ありがとう。
●不明
イッセイ・ミヤケとケンゾーが近代日本を表現してるというのは同意。
それからゲラン・ミツコはある日本人のラブストーリーを表現してるんだよね。
※クロード・ファレールの小説『ラ・バタイユ』に出てくるミツコをイメージしている
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●オーストラリア
檜は日本で伝統的に香や家具なんかに使われてきたね。
コム・デ・ギャルソンもユニークな日本だよ(フランス経由で)。
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コム・デ・ギャルソンの香水は紫蘇とか墨のように日本をインスパイアしたものが多いね。
桜は比較的最近のもので、これは西洋のイメージする日本って感じ。
明治時代まで桜の精油や香水は使ってなかったしね。
体につける香水はアラブや西洋の伝統だし。
もちろん日本人だって花の香や果実、葉など自然の香りを楽しんでるけどね。
●オレゴン州、アメリカ
ゲランのLes Voyages Olfactifs 03 Paris-Tokyoを試してみて欲しい。
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ジャスミン、菫、檜、緑茶の凄く繊細な香りで禅のようなバランスと純度の刺激があるよ。
●不明
>ミヤコは日本の女性名で、この香水・ミヤコも凄く日本的な香りだよ。
>この香水は日本の伝統である香道にインスパイアされてる。
ありがとう、読んでて凄く楽しかった。
メナード化粧品の香水も凄く良いと思う。
最上のものは日本で作られてるしね。
最近幸運なことにビンテージものの良品を良い値段で買えた。
メナード・重ね香
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絶妙で長く続いてくっきりしていて複雑で珍しくて忘れがたい香りがする。
メナードのメルファムも欲しい。
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これは私の崇拝するガイ・ロバートがこのブランドと日本人女性のために調香していて、彼はほぼ同時期、1979年にディオールのディオレセンスも調香してるんだよね。
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自分の思う日本的なシプレ系香水の姉妹といえば姉が1961年のエルメス・カレーシュ。
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妹が1983年のアムアージュ・ゴールド・プール・ファム。
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メナード化粧品の香水は凄くお勧めだよ。
●メルボルン、オーストラリア
伝統的といえば資生堂・ZENだろうな。
日本の香は伝統的に香その物を髪や服に使って肌には使ってなかったんだよね。
日本的と言えば清潔で微かな香りだと思う。
うるさかったり主張が激しくなくてくっきりしてない、ごく微かに感じるくらいの香り。
●不明
↑私もそう思う!
●不明
アナヤケの全商品、それから山本耀司も日本の雰囲気を持ってると思う。
自分が好きなのは
アナヤケ・月見
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アナヤケ・雪見
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山本耀司・ヨウジ・エッセンシャル
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山本耀司・ヨウジ・オム
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それから新間美也のミヤ・シンマ・ツキ
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イギリスで新間美也の香水を買える場所を知らないけど。
●ピッツバーグ、ペンシルバニア州、アメリカ
アフテリエール・パフューム(アメリカの香水メーカー)のシソは日本の芸者が身に付けていた香を連想して作ったんだとか。
試してみたけどくっきりして綺麗な香りだったね。
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●ポルトガル
私もメナードの重ね香に1票。
今までで一番美しい香水だった。
●ハンガリー
ケンゾー・オリエンタルのフラワーを試してみて欲しい。
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凄く強い香りがするよ。
これをつけると禅僧とか侍になったみたいな気分になれる。
落ち着いて重要な事に集中できるというか。
自宅でしか使ってないから、私にとっては秘密の香水だね。
瞑想したい時とか、重大な決断をする時に使ってるよ。
ちなみにこの香水のパッケージには日本の巻物も入ってるよ!
香水の本場といえば西洋やアラブですが日本の香水もしっかりとファンが付いているようです。