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日本の淡水エビであるヤマトヌマエビはアクアリウムでも人気のエビで、海外ではアマノシュリンプやジャパニーズシュリンプという名前でも知られています。
海外のアクアリストがヤマトヌマエビについて語っていました。

引用元:ukaps.org

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●ノッティンガム、イギリス:男性
アマノシュリンプ(以下ヤマトヌマエビ)のブリ―ディングはこれが初めてで、ゾエア(幼生)は既に12日になった。
ネットで集めた情報を色々混ぜて実行して、指をクロスさせながら成体まで育ちますようにと祈ってる。
誰か成功した人はいるかな?
難しい化学である海水を入れた14リットルの水槽にゾエアを入れて植物プランクトンとLiquizell(エビの餌)を混ぜたのを適当に与えてる

何度か与えたら水が緑になってきて透明度が5~10cm位になってしまったから植物プランクトンとLiquizellは与えるのを止めたけど、それが正しいかどうかはわからない。
光を当てたら見えるからゾエアが生きてるのは分かる。
写真はこんな感じ。

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16日目。大きさ比較用のエアーストーン
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●リッチモンド、イギリス:男性
なかなか魅力的じゃないか。
どうやって汽水域の水に卵を慣らさせたか聞いてもいいかな?
母体か卵/ゾエアを馴染ませた?

●ノッティンガム、イギリス:男性
卵を抱えてた母体を住んでいた400リットルの熱帯水槽の水と一緒に14リットルの水槽に移したんだ。
で、エアーストーンやこまごましたものを設置して居心地よく感じるようにした。
母体がゾエアを放出したら小さなLEDライトで照らしてゾエアを集めてピペットで吸い上げてそのまま海水の中に入れた。
ゾエアのために水槽を2つ用意してる。
1つは400リットルの熱帯水槽から取ってきた水を入れてて、もう片方は完全RO(逆浸透膜水)。
両方共海水塩を入れて海水と同じ塩分濃度にしてる。
生き残る確率を高めるために2つの水槽を用意したんだ。
初めてヤマトヌマエビを繁殖させるどころか海水と餌にするための植物プランクトンを育てるのも素人で、自分のやり方のどこかに問題があったような感じがしてる。

●ガーンジー、イギリス:男性
今のところ上手くいってるじゃないか。
幸運を祈る。

●ノッティンガム、イギリス:男性
21日目のゾエア。
写真を撮ったけどカメラの設定を間違えた。

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●リッチモンド、イギリス:男性
上手くいってるな。
変態するのは何日くらいだと予想してる?

●ノッティンガム、イギリス:男性
↑情報が限られてるから手探り状態で進めてるんでその質問に答えるのは難しいな。
次の段階に移行する時期をどうやって知ったらいいんだろうか?
変態してからどの位経ってから?
淡水の水槽に移すまでにどの位海水で飼ってたらいいんだろうか?
今はまだゾエアだけど、淡水に順応させるために変態後のゾエア(エビ)をどうやって捕まえたらいいんだろうか?

●リッチモンド、イギリス:男性
↑ふーむ、良いポイントだな。
エビに変わってから少しずつ順応させていけばいいんじゃないだろうか。
1週間単位でとか。
1日に5%ずつ淡水を混ぜてゆっくり塩分濃度を下げていくとか。
何が効果あるのか興味があるな。

●ノッティンガム、イギリス:男性
昨日20%水を変えて植物プランクトンを6ml、Liquizellを2滴、スピルリナのパウダーを少しだけ与えた。

●ドーセット、イギリス:男性
うむ、水の切り替えや変更は優しくゆっくりやらないとな。
ゾエアの詳細は分かるようになってるし上手くいくと思う。
グッドラック。

●ウェールズ、イギリス:男性
我々両方共間違った道を辿りながら手探りで進んでいるみたいだ。
今夜、暗くなってからガレージに行って室内の照明を全部切って5WのLEDライトで水槽の角を照らしてみた。
期待通りゾエアが集まってきたよ。
数分待ってから水差しで一気に掬い上げた。
ゾエアを引き上げてみたら水の中で発光エフェクトを起こしてるものがいる事に気付いた。
虫眼鏡で見るとキラキラ光ってるものが動いてるのが見えたよ。
これは植物プランクトンだとポジティブに考える事にした。
これは水中に食べ物がたくさんいるという事だと信じるに至ったね。
エビはまだ大きくなってるようには見えないけど。
それから茶色の藻類が増えていて水槽の中が見えにくくなってたから底とサイドを綺麗に洗った。
これは24時間ライトを当て続けていた結果だと思う。
綺麗にしてから元々入ってた水を半分と1.025倍の塩水を追加して、慎重にゾエアを戻した。
ゾエアはみんな元気そうだった。
投稿主の写真を見るとゾエアがほぼL字に曲がってる事に気付いた。
これは普通の状態なんだろうか、それとも体型を維持する何らかのミネラルが足りないのかも?
22日経ってるという事だけど、餌は何を与えているんだろうか?
幸運を祈る!

●サウスヨークシャー、イギリス
エビをキープする方法は何も知らないな。
いつも一週間で死なせてしまうから。

●カンブリア、イギリス:男性
新人としてはかなり上手くいってるみたいだね。
別の容器に移す時に吸い上げたり掬ったりしてるのには驚いた。
こういうのは小さな生き物には厳しい事だし、今までの水から別の水に順応させる事にもなるからこういう事は餌をきちんとあげるよりも難しい事だと思ってたんだけど、今のところ全然問題ないように見える。
5~6週間前に小さな水中植物とのセットを買ったばかりだからエビについてはよく知らなくて、エビと一緒に買える他の種を調べてる所だ。
投稿主と同じように何が上手くいくのか興味があるね。
職場でも飼えるようなお金のかからない小さなセットアップに興味があるんだ。
今までいろんな魚を育ててきたけど、残念なことに仕事で数日家を空ける事になってもう駄目だと思ってたけどエビは全然問題なかった。
餌はあげてたけど数日あげなくてもまったく大丈夫みたいだ。
5日以上町を離れる事は非常に稀なんだけどね。

●ノッティンガム、イギリス:男性
みんな励ましてくれてありがとう。
成功したら手順を紹介するよ。
とあるブログを読んで15%水を変えて300mlの植物プランクトンを上からかけて混ぜるようにした。
ゾエアは上に浮かんだ欠片にしがみついてたけどそれを食べ物だと思ってたのか単に何かに掴まっているのがいるのが心地いいからなのかは分からない。
自然だったら雨や洪水、潮の満ち引きが彼らの移動手段になるんだと思う。
水槽の中にちょっとした動きを加えるのはゾエアにとって良いのかも。

●ノッティンガム、イギリス:男性
26日目。
エビへの変態の最初の兆候が表れた。
緊張してきた。
見てわかるように、他のはまだゾエアの形をしている。

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●カンブリア、イギリス:男性
父親の気持ちだな。
尾が曲がって後ろ向きに泳ぐのは幼生にとって普通の事だと思う。
写真のようにはっきりとエビの形になってから1日5ppmずつ数日かけて塩分濃度を落としていく人が多いみたいだ。
1つ気が付いたのは塩水から淡水に切り替える時にアンモニアに気を付けるという事。
この段階の時に水に沈めるスポンジ製品から出てくるアンモニアだと思う。

●ノッティンガム、イギリス:男性
29日目
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●イーストロンドン、イギリス
良いね。

●ロンドン、イギリス:男性
素晴らしい。
こんなの初めて見たぞ。
何匹くらいいる?

●ノッティンガム、イギリス:男性
↑60~100匹かな。
タンクの隅をライトで照らすと全てではないけどほとんどが集まってくる。

●イングランド、イギリス:男性
非常に興味深いスレッドだな。
良い感じで進捗してるみたいだね。

●ノッティンガム、イギリス:男性
↑ありがとう。
抱卵した雌はまだ3匹いるからもう少し技術を洗練できるように待っている所だ。

●ノッティンガム、イギリス:男性
35日目。
1枚目の写真は今まで見てきたエビの中で一番面白い。
まるで藻を他のエビに取られまいとしてるみたいだ。
全く透明なのも含めて、他のエビ達は見た目が全然違う。
ガラスを拭いた部分から他のエビも見えると思うけど、この違いには驚くほかない。
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●リッチモンド、イギリス:男性
↑PFKマガジンにヤマトヌマエビのゾエアがどういう外観をしているかが載ってるぞ。
確かに1枚目の写真は面白いな。

●ノッティンガム、イギリス:男性
66日目
100%淡水にした水槽の100Wヒーターのケーブルに掴まっている。

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●イングランド、イギリス:男性
クールな写真だ。
グッジョブ。

●ノッティンガム、イギリス:男性
自分がブリーディングしたヤマトヌマエビの雌が抱卵した事を喜びと共に伝えようと思う。
彼女は152日齢だ。

●不明
↑最終的に繁殖方法を把握したみたいだな!
お見事!

●マンチェスター、イギリス:男性
ヤマトヌマエビの写真を見せてもらえないかな?

●ノッティンガム、イギリス:男性
↑自分の水槽のヤマトヌマエビ。
抱卵してるのもいる。

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●男性
自分の水槽のヤマトヌマエビは全然上手くいってない。
まあ全然ブリーディングを頑張ってないんだけど雌はずっと抱卵してるな。
卵が孵ってるのはまだ一度も見た事が無いからどうやら修正が必要な見たいだ。
自分の水槽も含めて。

●リッチモンド、イギリス:男性
↑投稿主は抱卵してる雌のエビを塩水の水槽に移してた。
ヤマトヌマエビのブリ―ディングを成功させるには汽水域が必要なんだ。
ともかく、おめでとう!





ヤマトヌマエビは幼生は海で育ち成体になって川に遡上してくるためにブリ―ディングが難しいとの事ですが見事成功したようです。
海外でも藻を掃除するエビとして人気がある模様。



日本の淡水性エビ・カニ: 日本産淡水性・汽水性甲殻類102種 (ネイチャーウォッチングガイドブック)
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