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credit:Nicholas Stango/Gizmodo

先日までアメリカで開催されていた世界最大の家電見本市CESでソニーが開発した超巨大LEDディスプレイCLEDIS(クレディス)が話題になっていました。
RGBの微細なLEDを配置したパネルをユニットとして組み合わせる事で巨大なスクリーンを作る事が出来ます。
CESではユニットを144枚繋げた横9.7m高さ2.7mという巨大なディスプレイを展示していました。
ソニーのCLEDISに対する海外の反応です。



引用元:gizmodo.comavsforum.com、動画のコメント

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DPI(1インチ当たりのドット数)は幾つなんだ?

●comment(記者)
↑聞いてみたけど”凄いぞ!!!!”以上の実際のスペックは教えてくれなかった。
自分が見たのは3~4フィート(約90~120cm)離れた距離からだけどピクセルは感じなかったな。
だからら間違いなく高DPIだよ。

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記事には(9.7m×2.7m)で8K×2Kだと書かれているけど、既存のテレビの解像度の整数倍で考えるなら実際には7680×1920のディスプレイだと思う。
36'/7680=1.43mm/ピクセル=17.8dpi
近くで見るのには向いてないかな。

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計算するデータは十分与えられている。
36フィート×9フィート=432インチ×108インチ=46656平方インチ
8K×2K=16000000
つまり342.935528121ppi

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実際にソニーのCLEDISを超近くで見てきたぞ。
信じられない位良かった。
とは言え、これは現在安価に導入可能なPlanar/LeyardsのTWAパネルで使ってる技術の延長上にある。
実際ソニーとLeyardsのディスプレイは同じように見えたし。
ちなみにLeyardsの方は去年民生用に販売されたものだ。
これだけプレスを集めてるという事はソニーは去年位から何か新しい事をしようと決断したのかも。

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ソニーから出されたプレスリリースによるとDPIは20かな。
16×18インチのユニットのピクセル数が320×360
自分が勘違いしてるかもしれない。
それから無限に繋げられる訳じゃないらしい。
1つのコントローラーで72枚のパネルをコントロールして、同期できるコントローラーの最大数が20だから高さ20フィート(約6m)幅140フィート(約43m)までだな。

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↑それで正しいみたいだ。
18インチのパネルとしては素晴らしい解像度って訳じゃないけどスタジアム用のディスプレイに使うなら滅茶苦茶高解像度になるな。

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こういうアイディア好きだ。
自分の視野角にあったテレビを作ろう。

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1つないし複数の表示領域を持っていて別々に制御できる壁サイズのディスプレイをずっと前から考えてた。
この製品は余裕でその先駆けとなりそうだ。

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↑固定のアスペクト比にするか、元映像のビットやサイズを気にしない限り映像作者にとっては悪夢になりそうだな。
テレビを4:3からHDで標準の16:9にするのでもう問題になってるんだし。

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これは映画館を根本的に変えるかもしれない。
IMAXのデジタルプロジェクションや投影させるための距離を必要としなくなるんだぞ。
前列さえピクセルを感じない位置にしたら後ろはどうとでもできる。
映写室が要らなくなるんだ。
それぞれのスクリーンに映像を流すコントロール室とサーバーがあれば良い。
必要とあらば3D映画のパッシブグラス用にピクセルの行を交互に分割できるだろう事は確信してる。

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今のホームシアターが死んだらこれに取り換えたいぞ!

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タイルの継ぎ目が見えるんだろうか?
それとも本当にピクセルが繋がってる?

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パネルは矩形なんだろうけどドーム状に繋げられる六角や三角のを見たいな。
それから非矩形の形も。

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パソコン用のモニターに使いたい。

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将来はプロジェクターを買わずにを壁に貼る事が出来たらいいな。

●comment
値段が1500万メリット以上にならないといいんだが…
※ドラマ『ブラック・ミラー/BLACK MIRROR』ネタ
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credit:BLACK MIRROR

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これは博物館の展示にもってこいだな。
宇宙、海、大地、細胞、何でもござれだ。

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Abtがソニーの広報にインタビューをした動画で広報がCLEDISのパネル1枚当たりの価格について5000ドル(約58万円)の範囲だとヒントを出してた。
つまり、壁全体をスクリーンにすると72万ドル位(約8400万円)になる。
それでもこれはとてつもなくクールな技術だし、ソニーが裕福なバイヤーを見つけて投資を続け、お手頃な価格の民生品を出せるようになってほしいね。

●comment
他にも幾つかスナップショットを。
これは凄いな。

cledis_3
credit:avsforum.com

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credit:avsforum.com

cledis_5
credit:avsforum.com

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これはホームエンターテインメントの未来だ。

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10年後位には家で使えるようになるかな?

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これは超クールなんだけど有機ELよりも画面を黒く出来るんだろうか?
自分は本当の暗室を持ってるんだけど有機ELで黒を表示させると何も見えなくなる。
鼻先を画面から1インチまで近づけたけど見えなかった位だ。
それともこれは光を吸収する超微粒子みたいなものを使っているとか?
※CLEDISの公称コントラスト比は100万:1以上

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↑セオリー上だと有機ELの黒レベルはゼロではなく0.0001。
この新技術の黒レベルは0.00001位。
マイナスではなく、ひたすら0に近い。
だから有機ELよりも黒い。
でも違いが分かるか?
でもオタクだったら欲しがるだろうな。
何故なら、数値がそうだから!

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こういう未来的な技術が見られるのは良いね。

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4Kを実現させるためにはパネルが何枚いるんだろうか。

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↑4Kはパネル72枚で価格は36万ドル(約4200万円)だな。
でも1080pだとパネル18枚で9万ドル(約1000万円)で済む。
110インチのテレビだ。
もし近くで見ても違いが分からないなら1080pかどうかは重要じゃないと思う。
現在だと新型テレビや先進技術でこのサイズだったらこの値段はそれほど悪くないと思う。

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↑自分の仕事で扱ってるシステムだとパネルそれぞれに頭脳/プロセッサが必要になるな。
それから信号通信用にカテゴリ5の通信ケーブルをパネルとプロセッサで数珠繋ぎしてる。
それぞれのパネルにはそれぞれの電源供給があって、最大ワット数まで数珠繋ぎできる。
その値段にはプロセッサも含まれてるんだろうか?
ここ数年のタイルディスプレイシステムの進歩は本当に凄いよ。
色が凄く正確で明るいしキャリブレーションが出来てプロセッサは3D LUT相当の事が出来る。
ブレもないし歪みもない。
不具合は故障だと見なされていてショーで2000枚のタイルシステムを使う時は余分に30枚くらい用意しておいてタイルはすぐに交換できるようになっているんだ。
こういうタイルシステムでドアを作って、地図を表示させるなんてことも出来るぞ!

●comment
本当に今年のCESで一番のディスプレイだった。
目が離せなかったよ。
ホームエンターテイメントやみんなが追えるような製品が出せるようにソニーにはこの技術を追っていってほしいね。
このタイルを四方の壁と天井に貼れたらVRは要らない。

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再現度と最大の明るさが気になる。
劇場で使えるんだろうか?
色が本当に良いならこれは劇場に新たなレベルのHDRを持ってこれると思う。
多分追加料金がいるハイエンドの劇場用になるだろうけど。
問題はフロント/センターのスピーカーだけになるな。

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パネル1枚5000ドルか。
6年後には2000ドルになってるだろうからその時に買おう。

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これは真実であるにはあまりに素晴らしすぎるな。
滅茶苦茶高いのは分かってるけどどの位するんだろうか?

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↑買える値段じゃないと思うぞ。
パネル1枚取り付けるだけで数千ドルだ。
本当に欲しくて且つ超金持ちじゃないと高すぎるだろうな。
同じ効果がもっと安い機材で得られるから民生用途で興味を持たれるとも思えないし。

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遂に境目の見えない壁サイズディスプレイが来るか。

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これは映画館に必要だ。

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↑むしろ部屋に欲しい。

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映画の未来だな。
凄そうだ。




大画面以上に凄いのが応答速度の速さとコントラスト比。
有機EL以上のコントラスト比で120fps以上の速度で壁を覆えるサイズに出来るというのが凄すぎる。
しかも微細LEDの組み合わせだから技術的には全天周モニターも作れるはず。
というか大画面よりもそっちを先に作って欲しい。



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