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credit:eil.com

日本でプレスされたレコードは品質が良い事で海外にも知られています。
CDはどうなのだろうかと海外のサイトで語り合っていました。

引用元:stevehoffman.tv

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●投稿主
日本市場用のCDは基本的に音が良いんだけどスペック的に買っても大丈夫だろうか?
聞いたのには2つ理由があって、1)日本でリリースされたCDを勧められることが多いから2)日本に住んでた事があって(日本でリリースされたもののマスタリングクオリティに気付く前に)、日本人が質に並々ならぬこだわりを持っている事を知ってるから
地元のレコード屋に日本版のヴァン・ヘイレンがあって気になってるんだ。

●ドイツ
日本のCDは基本的にアメリカやヨーロッパのCDよりもbrickwalled(音が悪い)だな。
80年代から90年代前半の日本のCDは凄く良いんだけどそれでもオリジナルの音源から録られたものじゃないのも多いんで気を付けなきゃいけない。

●セントルイス、ミズーリ州、アメリカ
音質に関してはオリジナルがどの国であろうとケースバイケースだな。
とは言え、日本製CDの質は基本的に無敵だ。
プレス状態、アートワーク、ケースですら優れていて特に80年代のは戦車みたいに頑丈だ。

●スウェーデン
最近だと90%の日本製CDはドイツ、イギリス、アメリカのCDと同じ音源を使用してる。
昔の日本のCD(1982~1990年)は海外から日本のレコードに送られたマスターをユニークなサンプリングしてる事も多い。
酷い音のも多いけどこれはケースバイケースだ。
日本のCDはヨーロッパとアメリカでプレスされたCDよりも良い作りの事が多いよ。
帯、追加された絵、ボーナストラックがコレクション要素になってるね。

●不明
>日本のCDは基本的にアメリカやヨーロッパのCDよりもbrickwalled(音が悪い)だな。
これは間違い、大間違いだ。
そう言うに足るいくつかの理由がある。
・現代日本でリリース/再版されてる物は基本的にアメリカ/ヨーロッパのと同じ。
全く同じマスタリングを使ってるんだ。
とあるバンドがアメリカ/ヨーロッパ、日本でアルバムをリリース/再版した場合98%は同じマスタリングを使ってるはず。
・古いアルバムの再販でアメリカ/ヨーロッパの再販と対応していない日本国内での再販は若干音が大きくなるきらいがある。
これがbrickwalledなのかボリュームを上げて録音してるからなのかはわからない。
例えば2010年に日本でメタリカのミニLPをCDにして再販したんだけどこれはアメリカ/ヨーロッパでは再版されていない物で、音源は以前出したものと同じのを使っているんだけどボリュームがでかかった。
(これがbrickwalledとされてるのかもしれない)
これと同じ事が2014年のイギー・ポップのミニLPをCDで再販した時にも起きた。
こちらも1990年以来アメリカ/ヨーロッパでは再版されてなくて、2014年の日本版は音源は同じだったけどボリュームがでかかった。
・現代日本でリリースされたものがアメリカ/ヨーロッパで使ってる音源と別というのは非常に稀なんだ。
しかも日本限定発売というものもある。
例えば2008年にリリースされたザ・フーのB面+未リリース版を含めたファーストアルバム、セカンドアルバムの再販版とかね。
これは現在アメリカ/ヨーロッパでリリースされてる物より音が良いと思う。

それから、古い(2000年代前)にリリースされた物は日本製のCDの方が音が良いという評判に関してはこんな感じだ。
・1990年初頭まで、日本国内リリースには日本専用の音源が使われていたことがある。
最高の例はメタリカのCDで、これはアメリカ/ヨーロッパのものよりも良いと言われている。
・とはいえ、80年代初期のジミ・ヘンドリックスの日本再販版はアメリカやヨーロッパのよりも音が悪い、あるいはアメリカ/ヨーロッパで使われて劣化した音源を使用してると聞いた事がある。詳しくは知らないけど。
ディスチャージ(イギリスのパンクバンド)が1991年に出した『Hear Nothing Say Nothing See Nothing』の日本版を持ってるけどこれはイギリス版のCDよりも音が悪かったな。
音の良しあしは主観的なものだけど、日本版の強み、当時の自分の好み、音楽のタイプ等から日本版のCDの方が好きかな。
80年代日本が受け取る事ができた音源の品質は限られた物だったと思う。

●スウェーデン
↑80年代のアメリカ/ヨーロッパのCDもオリジナルテープから録ったものじゃなかった事が多いからそれは同じかな。
単純にマスタリングとプレスのクオリティだ。

●不明
>日本のCDは基本的にアメリカやヨーロッパのCDよりもbrickwalled(音が悪い)だな。
これは音楽のジャンルによる。
ヘヴィメタルは結構ばらつきがあるんだけど、”メッセージ”を伝えるためにあえてノイズや歪んだ音を乗せるのと劣化したマスタリングをプレスしたのをどうやって聞き分けられる?
慎重に選んだ名曲を日本でプレスしたものはクリームみたいな音だ。
クラシック、1940~1970年代の洗練されたポップ、人気のあるジャズ、インテリジェントロック等々…
自分が持っている日本版のCDのうち1枚は理解不能な損傷があってもう1枚は録音時の圧縮が容認できないレベルではあるけどほとんどのCDはアメリカ/ヨーロッパ版よりも良いし、残りも音に関してはアメリカ/ヨーロッパ版と同等レベルだ。
日本のデジタルカッティングマシーンはしっかりメンテされてるから摩耗が少ないんで書き込み時にランダムビットエラーが混入率が小さいからビットエラーの数が少なくなる。
日本は良い製品をリリースするためにK2、ソニーのブルースペック、JVCや東芝が特許を持ってるビットエラー率を下げる素晴らしいカッティング技術を使ってるからね。
それに日本はよりクリーンで透明なポリカーボネート素材でCDを作ってるんでレーザーのジッタが少なくなってビットをよりスムーズに読み込める。
SHM-CDとかいわゆるスーパーマテリアスCDの事ね。
素晴らしい素材を使ったCDと素晴らしいカッティング技術がより質の高い細やかなマスタリングに繋がってるんだ。
これらの要素が組み合わさる事で質の高い音楽がリリースされてる。
自分は質の高い音楽を慎重に選んでるんで”最近流行の音楽”についてはコメントできない。

●ツーソン、アリゾナ州、アメリカ
日本人は高音が好きな事に気付いた。
フォーマットの問題じゃないんだな。

●トレモリーノス、スペイン
日本版のCDは日本限定のもそうじゃないのも持ってる。
例えば2005年に出されたサミー時代のヴァン・ヘイレンの日本版『フォーエバー・ヤング』シリーズのCD。
10年前にも言ったんだけどこれは音も良いしリマスターも現代風のトーンで音は大きいけど圧縮感やbrickwalled感はないし、海外リリース版はバスが効いてない事で有名な『5015』や『OU812』は本当にバスが効いてる。
それからバージンレコードが1997年に出した映画『ガタカ』のサントラ。
アメリカ版とユーロ版、日本版を持っていて、アメリカ版と日本版は聞いた感じ同じ音だったけど見た目は日本版の方が輝いてて反射が良くて、日本版CDの方がブランクスペースが大きかった。
音は全く一緒なんだけどね。
ヴァン・ヘイレンはまた別の話で、最近のは日本もインターナショナルマスタリングを使ってる。
アメリカ版CDと日本のSHM-CDを持ってるけど音は同じだったな。

●オーフス、デンマーク
日本のCD市場には感謝と尊敬しかない。
当然のことながら日本版CDはヨーロッパ市場のものより価格が高くなるから自分が買いたいと思う程には買えてないけど何枚か持ってる。
調べたらこっちじゃ全然聞いた事もないリマスタリングキャンペーンが日本で行われてる事も知ったし。
例えば最近注文したのは2009年にDSDリマスタリングされたジェントル・ジャイアント(イギリスのプログレバンド)の『Three Friends』。
読んだらこれはRepertoire Recordsが出したリマスター版は軽く超えてて、ひょっとしたら1989年にコロンビアが出したものすら超えてるかもしれないと思ったから。
まとめると、全ての日本版CDがUS/EU版よりも優れてるかは分からないけど、自分の経験上だとそれは真実だと思う。
帯があるから簡単に判別できるというのもある。
例えば自分が持ってる2015年のネッド・ドヒニーの『Prone』は帯に書かれている期間を示す16という数字のお蔭で1年間の限定版だという事が分かる。
それに顧客サービスも凄く良くて、CDの中にメモを入れてくれてる事も多い。
一度素敵な折り紙が入ってた事があって、その時は1日デスクに飾ってたよ。
それに日本限定のエルトン・ジョンの『The Diving Board』2枚組CDを買った時はスベスベのジュエルケースに入ってた。
2013年にジュエルケースだ!
1982~1987年のCDにしか付いてなかったはずだ。

●カラカス、ワシントンD.C.、アメリカ
↑同じく。
自分の経験でもそうだった。

●ニューヨーク市、ニューヨーク州、アメリカ
前回日本のAmazonで新品の日本版ボックスセットを買ったのは1年前で、国内で買う時よりも早く到着した。
しかもパッケージが凄くしっかりしてて傷1つ無かったね。

●サドバリー、カナダ
自分のCDコレクションには日本のミニLP(紙製のスリーブに入ってるの)を400~500枚含まれてる。
音、質、ミニLPの細かさは自分が持ってるどの国内版よりも遥かに優れてるね。
日本だとまだまだCDの売り上げがLPを上回っているから、日本ではLPブームが来ていないらしい。

●ホーパットコン、ニュージャージー州、アメリカ
日本版CDの方が音が良いというのは誇張の場合もあるしそうじゃない場合もある。
1つ、日本版を買う方がアメリカ版よりも有利な点がある。
アメリカ版がデジパック(厚紙)でも日本版はジュエルケースなんだ。
デジパックは嫌いだから日本版を輸入してる。

●ロサンゼルス、カリフォルニア州、アメリカ/日本
自分は80年代のマスタリングの音が好きで、日本版の良い所は帯とCDの背にリリースした日にちが書かれてる事と価格が変わった時にカタログ番号も変わる事。
それからラベルが特定のスタイルだから80年代初期~中期のだと分かる。
(CBS/Sonyのラベルは半分が黒になってる、いわゆるブラック・トライアングルになってる)
そういう諸々の要素がどういうプレス/マスタリングなのか簡単に分かるように出来てるんだ。
どういう風になってるのか知る必要はあるけどね。
例えば、Barry DiamentがリマスターしたAC/DCの『For Those About to Rock』が欲しいとする。
日本版だったらカタログ番号の頭が32XDか20P2のものを買えばいい。
帯には1988/10/12と日付が書かれてる。
アメリカ版は知る手掛かりなしだ。
ちなみに年はコードになってる。
(トリビア:その文字コードのもともとの意味はNihon Record Kyokaiを表してる。同じ文字は使用しないけど)
リリース日:文字コード
1984:N
1985:I
1986:H
1987:O
1988:R
1989:E
1990:C
1991:D
それから日本製CDについて、もし販売者が良いコンディションだと言った場合10枚中9枚は完璧なコンディションになる。
日本人は物を大事にするから。

●ビッグベアレイク、カリフォルニア州、アメリカ
日本版CDのバーコードが同じ数字から始まってるのに気付いた人はいるか?
4988となってる。

●マウントプレザント、ミシガン州、アメリカ
↑自分のもそうだ。
面白いな。
カーズのSHM-CDは4943から始まってるのが何枚かある。

●バーリントン、ケンタッキー州、アメリカ
自分がいつも日本版CDを買うのは基本的に圧縮し過ぎてないから。
最近オジーの『ダウン・トゥ・アース』とヘブン&ヘルの『The Devil You Know』を買ったんだけど音がでかくて歪んでた。
そういう問題に当たった人、他にもいるか?

●テネシー州、アメリカ
↑それはどういうマスターだったかによるな。
その点に関して日本ができる事はあまりないんだ。
日本版のメガデスとアイアンメイデンのアルバムを何枚か持っててどれもSHMだけどアメリカ版と同じくらい音がでかい。

●アメリカ
自分が好きなアルバムは日本版を買ってる。
同じ音源を使ってても日本版の方がアメリカ版よりもステレオがきちんと分かれててクリアな事に気付いたから。
常に日本版が勝つって訳じゃないけどね。
イギリス版なんかの方が良い時もある。




音源以外にもCDの物理特性によっても音が変わってきます。
日本版CDの音が良いのは日本のCD用の金型技術が優れているからという事もあるのだとか。
追記:5105→5015に修正。ご指摘感謝です。



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