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飛行機のファーストクラスはエコノミーとは比べ物にならないサービスがあります。
とあるカナダ人旅行者がANAとJALのファーストクラスの比較レポートを行っていました。

引用元:flyertalk.com

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●カナダ
ちょっと普通の旅行レポートから逸脱してみようと思う。
長い時系列順の旅行レポートにはちょっと疲れてきてるからここらで捻りを加えようかなと。
8月にぎりぎりで入れたカンボジアとタイへの旅行の一部として成田からシカゴ・オヘア空港までをJALのファーストクラスに乗る機会があって、それから今月初めに行ったイスタンブール、ロンドン、ダブリンというセミ世界周遊旅行の帰り道が東京経由だったから成田からシカゴ・オヘア空港までをANAのファーストクラスにした。
このレポートは始まりから終了、チェックインからシカゴに到着までを比較していこうと思う。
それぞれステージ毎に紹介するというフォーマットで行くつもり。
それからJALはキヤノン5D MarkIIで撮影して(こっちの方が良いカメラだ)、ANAの方はiPhone6で撮ってるから。

●カナダ
チェックイン
■JAL
JALは成田空港の第2ターミナルにある。
ファーストクラス専用のエリアがあってチェックインは凄く効率的だ。
トロント・ピアソン空港までの航路もあったんだけど事前チェックインがあったし手間を省くためにシカゴ・オヘア空港行にした。
それからJALのファーストクラスは優先レーンがあるから待たなくてもいい。

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■ANA
ANAは成田空港の第1ターミナルにある。
チェックインエリアはターミナル端の小さなラウンジにあって、待つ事もないし椅子に座ってリラックスしながらチェックインできた。
このラウンジはセキュリティチェックの高速レーンに直通してもいる。

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ラウンジ:
ラウンジはJAL、ANA共にルフトハンザ、カンタス、エミレーツ、キャセイパシフィックのファーストクラス程ではなかったかな。

■JAL
JALのラウンジはダークなトーンで高級な感じを出してるけどちょっと堅苦しくもある。
(カンタスの明るいカラーとは反対に)
シートエリアはたくさんあったけど朝の9~10時だったから空席はそんなになかった。

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フードエリアは普通のサラダバーと日本の朝食のオプションがある位でそこまで印象的ではなかったかな。
でも機上での御馳走が待ってるから心配はいらない。

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シャワーを使う時はブザーが渡されて、私の時は45分待ちだった。
到着した時にマッサージをお願いしたかったけど(ファーストクラスの人は15分のマッサージを受けられる)次の回は離陸の後だった。

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■ANA
ANAのスイートラウンジは2013年12月に来た時からずっと閉鎖されてた。
今回見た限りだとあまり変わってないみたいだ。
JALのラウンジより開放的で比較的プレーンで白と黒のパネルの構成でシンプルだ。

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広さもJALよりも小さくて同じ時間帯でも混んでいた。
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上階にはシャワー室がたくさんあってアメニティも良かった。
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食事コーナーも小さかったけど素晴らしいヌードルバーがあったね。
カレーうどんの魅力には抗えず、しかも美味しかった。

■総括
どっちが勝者かは決め難いな。
どちらのラウンジも離陸前にちょっと寄るのに良い場所だし北米のどのラウンジよりも良かった。
でも両社が最高級の航空会社である事を考えるとJALのファーストクラスラウンジにもANAのファーストクラスラウンジにも弱い部分があると思った。
雰囲気はJALに、食事にはANAに軍配が上がるかな。
JALは論理的なものを提供してて(マッサージや荷物用ロッカー等)、ANAは提供してるサービスが良かった(飲み物を注文したらおしぼりをくれた)。
今回は同点かな。


機体と搭乗:
■JAL
JALは北米、ヨーロッパ、ジャカルタ行きにはほとんど77Wを使っている。
現在はファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー135席というのが多い。
今日のシカゴ行きは「Sky Eco」仕様になっていた。
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第2ターミナルのボーディングエリアは第1ターミナルと違ってメインフロアから1階下がった所にある。
私達の搭乗時間は10時40分で10時35分に5分ほど遅れるというアナウンスが、日本の習慣である大量の謝罪と一緒にあった。
ファーストクラスは専用の搭乗レーンがあって、フライトアテンダントがファーストクラスの人間だけがレーンにいるかチェックしてる。
プレ・ボードが完了したら搭乗までベンチに座って待ち、専用の搭乗口から機内に入る。

■ANA
ANAもJALと同じで北米とヨーロッパ航路はほとんどが77Wだ。
JALとは違って3種類の77Wを使っていて、ビジネスクラスが多い機体やエコノミークラスが3-4-3のレイアウトになっているものもある。
(その日は良い写真を撮る時間が無かった)
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搭乗の5分前にはビジネスクラス用のレーンに長い行列が出来ていて(多分40人位だったと思う)ファーストクラスのレーンは空だった。
ゲートの担当官が私がファーストクラスであるか確認してからロープの内側に入れてくれた。
待たせてしまった事を謝罪された後、すぐに搭乗できる事を保証してくれたよ。
ANAもファーストクラス専用の搭乗口があった。

■総括
日本の空港のスタッフが丁寧で効率的な所や乗客もどうやって行列を作るかよく分かっていて搭乗時間をちゃんと待っているところをみんな好きだと思う。
(北米の空港で何度か体験した押し合いへし合いと比べて)
JALとANAは季節ごとに同時刻にシカゴ・オヘア空港の出発時間も到着予定時刻も同じだから、ひょっとしてレースをしてるんじゃないだろうか。


席とキャビン:
お楽しみの始まり。

■JAL
通常と違うのかどうかは分からないけど搭乗したら全ての窓の日除けが下げられていたのはちょっと奇妙だった。
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キャビンは広々としてたけど他のファーストクラスよりもプライバシーは少なかったかな。
(カンタスやキャセイパシフィックはドアが付いてたり席に角度が付けられている)
でも今日は隣が空席だったから大した問題じゃなかった。
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席は心地いいけど通気性が良くないから革製のシートはそんなに好きじゃない。
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液晶は十分な大きさだけどANAなんかよりは大きくなかった。(サイズは重要!)
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JALの席は横に物を組スペースがたくさんある。
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席のコントロールは直感的でエンターテイメントシステムはタッチスクリーンのリモコンになっていた。
コンテンツがそんなになかったのは残念。
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JALのヘッドフォンはBOSEのQC15。飛行機の中のヘッドフォンがこれが好きだ。
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■ANA
ANAはファーストクラスの席の事をスクウェアと呼んでいる。
確かにその通りだった。
壁でよりプライバシーは保たれているけど窓の外を見るためには首を回さなかきゃいけないのはかなりの欠点だ。
それにストレージもないし、これはキャビンスペースの使い方が上手くないと思わずにはいられない。
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ここから見るとまるでキュービクル畑。
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席は豪華さと固さのバランスが素晴らしかった。
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パジャマ、リモア社のマットブラックのアメニティキット、SONYのヘッドフォンが待っていた。
席の下以外だとノートパソコンなどの電化製品を置く場所はオットマンの下しかなかった。
(ベッドにした時にアクセスしにくい)
でも眼鏡や携帯みたいに無くしやすいアイテムを収納できるスペースは気にいった。
シートコントロールはタッチスクリーンで、これは昔ながらのコントローラーよりも実用的じゃなかったな。
スクリーンは大きかったけど、コンテンツは普通だった。
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■総括
ハード関係はJALに軍配が上がるかな。
より広く感じたしストレージエリアやコントローラー/ヘッドフォン、眺めも良かった。
ANAはよりプライバシーがあったけどJALのパーティションも席を倒せば隣の席は見えない訳だし。

ANAの洗面室はビデの機能があるのが嬉しい。
(JALにもあったけど)

オンボードサービスとアメニティ:
■JAL
JALのサービスはあらゆる側面から見て非の打ち所がなかった。
キャビンに入るなりシートに案内され、すぐにファーストキャビンのクルー全員から挨拶された。(3人)
出発前に提供されたシャンパンはこんな感じ。(どんなものかはよく知らないけど)
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チーフパーサーも自己紹介のために席まで来て、私が付けていたペンダントを褒めてくれた。
(彼女はここ数年ウィニペグに住んでるという事で英語もほぼ完璧だった)
パジャマとスリッパはビニールから出された状態で提供されて、すぐに着替える事を勧められたけど私はパジャマが好きじゃないからこれは断った。
(シンプルにTシャツとバスケットボールパンツを着るのが好きだから)
ちょっと分厚いけど前にJALのロゴが刺繍されててなかなか良い。
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アメニティキットは航路の半分くらい、ディナーの後でちょっと眠った後に配られた。
私には興味のないコスメティックばかりだったな。
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いずれ食事の事でもっと書くつもりだけどJALのクルーは本当に魔法の様だった。
積極的なサービスで私が次に欲しいものを感じとっていて、要求したものは素早く温かい態度で届けられてきた。
更にキャビンの温度は私に丁度いい温度で(みんなが言ってるほと暑くなかった)クルーの英語もANAに比べて素晴らしかったね。

■ANA
去年の12月にANAの接客に驚かされたから今回はかなり期待してた。
だから前回よりも見る目が厳しかったのかもしれない、あるいはクルーが違ったからか、とにかく素晴らしく礼儀正しく親切ではあったけど興味が惹かれる程では無かったな。
キャビン内を歩き回ってはいなかったけどボタンを押したら5秒以内にやってきた。
席を発って戻ってきたら常に魔法のように整えられてたし細かな点に対する気配りは素晴らしかったね。
(何もかも非の打ち所がなかった。例えば他の席は日本語表記だったけど私の席は英語表記だったり)
あらゆる面で素晴らしいサービスではあったけど、このフライトに限った話だとクルーはちょっと人間的な温かさが少なかったかも。

搭乗して席に案内された後ですぐにパジャマに着替えるように促されて、膝を折ってスリッパを用意して私の靴をすぐに頭上のコンパートメントに仕舞ったり。
別のアテンダントは大急ぎで出発前のドリンクとしてオレンジジュースかシャンパン、ブラン・デ・ミレネール ・ シャルル エドシックの1996年を持ってきて、それからトレイに乗ったアメニティキットが続いてやってきた。
(フェイスマスクと足をリフレッシュするシートも付いてた)
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アメニティキットはANAの方が良かったね。
結局はリモアだったかな?
写真は撮ってないけど。

■総括
今回はオンボードサービスもアメニティもJALの勝ち。
前回のANAは今回のJALみたいだった。
これは前回が人生初のファーストクラス体験だったからちょっと期待し過ぎたんだと思う。
JALのクルーはより魅力的で人間的だったし、英語もANAより上手かった。
でもANAのクルーだってあらゆる面で素晴らしかったから悪く言うつもりはないよ。
ただ今回はJALが素晴らし過ぎた!


●ロサンゼルス、カリフォルニア州、アメリカ
>通常と違うのかどうかは分からないけど搭乗したら全ての窓の日除けが下げられていたのはちょっと奇妙だった。
日除けを下げる事でエアコンを使わずに済むからエネルギーの節約になる。
ごく普通に実践されてるよ。

●シアトル、ワシントン州、アメリカ
楽しく読んでる!
続きが待ちきれないね。




ファーストクラスは機内だけでなく空港内でも様々な特典が付く模様。
シャワー室があるというのが羨ましすぎる…