credit:express.co.uk
イギリスのメイ首相が日本との連携を強化すべく30日から来日していました。
今回の来日に関してイギリスITV News特派員Carl DinnenがTwitterに”日本はEUと結ぶ貿易協定を将来のU.Kとの取引の基礎としても使う事に書面で合意した。これはテリーザ・メイの勝利だ”と投稿しました。
新たな局面に入ろうとしている日英の貿易関係に対する海外の反応です。
引用元:reddit.com
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もしこれが事実なら絶対にテリーザとUKにとって勝利だ。
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↑EUの仕組み的に言ってEUより前に協定を結べるかもな。
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↑昨日のfinancial timesより
”日本政府関係者はブリュッセルとの交渉を優先し、EUとの将来の関係が明確になるまで英国との交渉は難しいと述べた”
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↑優先はそれのみに焦点を当てるのとは違うから!
仮にEUとの交渉にかなりのリソースを割くとしても、英国との交渉を結ぶ方がよりシンプルで迅速に行えるのは信じられない事じゃないと思う。
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↑もしこれがEUとの貿易協定のピギーバッキング(同条件)だとしたら先に締結しないと駄目だぞ。
最後の最後でEUとの条件が変わった場合、俺達との条件も変わるって事になる。
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>仮にEUとの交渉にかなりのリソースを割くとしても、英国との交渉を結ぶ方がよりシンプルで迅速に行えるのは信じられない事じゃないと思う。
いや、貿易取引がシンプルでもイギリスが素早い取引を結ぶというのは完全に信じられないファンタジー以外の何物でもない。
俺達が交渉しようと思ってる国は大半がアメリカ/EUと貿易関係を持ってるし、俺達自身でほんの一部の国とでも交渉の場を持てたらラッキーだ。
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↑ある意味でシンプルではないな。
イギリスがEUから離脱する事でイギリスとEUが直面する必要があった問題が全部表に出てきたし。
日本が言っている様にヨーロッパとの取引が第一優先だし、俺達には交渉をするための官僚に欠いているなど合意を難しくする要素もある。
それにイギリスはほぼどんな国とも協定を結ぶ気でいるから、ほとんどの国は別の国がどんな協定を結ぶがはっきりするまで手を出してこないだろう。
例えば、もし日本が日本車に課税させないことを条件にイギリスの食品に課税しないことを合意したら、アメリカや中国とも自動車産業を譲歩する取引にサインする事になるだろうから事態はより酷い事になる。
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とりあえず良いニュースではあるな。
自分はBrexit(欧州連合からのイギリス脱退)には完全に反対してるんだけどそれが間違いだって事が証明されるのは大歓迎だ。
それに良いニュースを無視するのは完全に愚か者扱いされるしな。
とは言え、今でも大惨事になるだろうとは思ってるけど。
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↑それはその通り。
自分は脱退派で幻想を持ってはいないし、経済的に悪化する所から始まるだろう。
とは言え、ニュースが述べてるようなアルマゲドン的シナリオはそのままエコノミストの予想とはならないと思う。
成長率は悪化するだろうけど、それでも成長はしていくだろうな。
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>もしこれが事実なら絶対にテリーザとUKにとって勝利だ。
”EUと同等”の取引をゲットするのは勝利なんだろうか?
もっと良い取引条件を望めたのでは?
イギリスはイタリアのプロセッコ(ワイン)やドイツ車の事について交渉する必要はないんだし。
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↑日EUの貿易条件に車は含められてないぞ。
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これだけ早く取引をゲットできたことが勝利なんだ。
今後の協議の基礎であるだけだという部分が特に。
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もっとやっていこう。
先祖はこれ以上の事をしてた。
次はカナダとのCETA(カナダEU包括的経済貿易協定)かな。
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OK、たやすく取引をゲットできたのは良い事だと思う。
けど、これってEUを出る側にしてみると厳しい勝利な気がするのは俺だけ?
つまり、たしかに取引はゲットできたけどそれがEUが既に交渉している取引をベースにしてるものだとしたら、自分達がモデルとして進めようとしていた内容とは何の影響もないEUベースの取引を結ぶ事になってしまうのでは?
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1902年のパーティーみたいだな!※日英同盟
credit:orig06.deviantart.net
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世界各国との取引はそんなに問題にならないと思う。
EUの一員としてよりも単独国家としての方がアレンジも簡単だろうし。
青写真が既に存在してたり批准中であれば特に。
これは後に続く国への例になるだろうな。
ごくごく最近まで我々はEU組織のキープレイヤーであった訳だし、今までに取り組んでたEUの貿易計画に則る事は本質的に間違いではない訳で。
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日本好きだ。
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ぶっちゃけもっと”くたばれトーリー党(メイ首相率いる保守党の前身)”というコメントがあるかと思ってたからこれは嬉しい驚きだ。
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日産がどの位俺達を絞れるか報告してたんだな。
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その条件がEUと同じであるなら、イギリスが非EU圏の国と独自に取引をする事にどんな意味があるんだ?
これは”勝利”というより”OK”なんじゃ?
Brexit再びか?
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↑文面では”As the basis(基礎として)”と書かれてる。
何かを特定するものは何もない。
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これは選択をどうするかだな。
EUは実際のところそんなに貿易協定を結んでいないし、更にはかなりの保護主義でもある。
自分達も立ち位置を変えないと関税同盟には加われない。
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>その条件がEUと同じであるなら、イギリスが非EU圏の国と独自に取引をする事にどんな意味があるんだ?
これは未来の取引に向けての基礎としての合意だ。
これからの18か月でヨーロッパが競争力のない産業を支えるために必要な、時代遅れの保護項目を取り除いていく事だってできる訳で。
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EUの取引内容だと我々は農産物を日本に輸出できて、日本は家電製品を輸出できる事になる。
イギリスに輸出できるような農産物はないぞ。
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EUよりもっと好条件の取引ができるかな?
でなければ結局同じポジションになるという訳でBrexitとはなんだったのかという事になる。
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↑EUは重要だよ。
(EUがいることで)俺達は取引でもっとレバレッジを得られる。
EU抜きで同じ取引をゲットできるからレバレッジは重要だ。
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↑日本がイギリスでは作ってない農産物を最初に想定してくるのが待ちきれないな。
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これはBrexitについての良いニュースになる可能性があるな。
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良いね。
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ワオ、結局EUに留まっていても労力ゼロで同じ位良い条件で日本と貿易協定を結べたって事か?
次は幾つかの標準とプロセスに同意さえすれば似たような貿易圏がまだまだ目の前にあると言うつもりなのか?
未来は明るいな!
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↑唯一の問題は目の前にある貿易圏がただの貿易圏じゃなくてゆっくりと連邦主義に向かってるという事なんだ。
だから大多数のイギリス人がEU脱退を決めた訳で、独自に取引をする必要がある訳だ。
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↑そう、元首相と不信任案を喰らった首相が決めた、大失敗だと批判されたEUとの協定を発端にした欧州連邦の脅威ね。
憂鬱すぎる。
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↑そう、欧州連邦だ。
それは最初に描いていた貿易圏とは全然違うものだった。
脱退できて良かったよ。
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まず日EUの経済連携協定が結ばれるを待って、それがどうなるのかを見届けてからにしてはどうだ?
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”exactly like(そのまま)”ではなくて”basis of(基礎として)”だから、協定の内容を変えることもできるんじゃないか?
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”わが国独自の貿易協定を結べる能力”が実際の所”EUにオファーしてる条件と同じもの”という事か。
自分らに合った取引ができないなら何の意味があるんだ?
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↑基礎としてだからEUと全く同じな訳じゃない。
もっとイギリスとの取引に合わせた内容になるだろうな。
保護項目が幾つか無くなると思うぞ。
それにEUより先に締結できる可能性だってあるかも。
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イギリス全体にとって良い事、じゃなくてメイ首相の勝利に転嫁されてる事が気に食わない。
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Brexit 2 - 0 残留派
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ピギーバッキングだとイギリス国内の政治では上手くいかないEU向けの条件も盛り込まれるというリスクがある。
イギリスが元メンバーとしてよりEUに関わっていくようになってるのは面白いな。
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↑これはそのままコピーという意味じゃないし、だからこそピギーバッキングで色んなものをそぎ落としてかなくちゃいけない。
新しい状況に合わせて幾つか採択する事もあると思う。
少なくとも幾つかの事は変更されるだろうな。
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これはBrexitで世界市場を混乱させないために日本が最善を持って我々を助けようとしてるんだろう。
言ってみればイギリスはEUという会社から独立(というか喧嘩別れ?)する事が決まっていて新たな取引先を探している状態であり、日本と貿易協定を結べるかもしれないというのはとりあえず取引先が1社確保できそうな見込みが立ったという感じでしょうか。
ドイツのいる所が最終的に負けるの…