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credit:planetnatural.com

日本の農家が昔から使ってきたぼかしは米ぬかや魚粕などを微生物で発酵させた発酵肥料です。
海外でもbokashiという名前で知られています。
ぼかし肥料について海外の農家・園芸家が語り合っていました。

引用元:tomatoville.com

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●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
去年ぼかしを作ってみたんだけど他にやった事のある人いるかな?
どういう体験だったか知りたくて。
これは日本式のコンポスト方法で鋸屑やふすまを買うんじゃなくて自分で作る事も出来るよ。
謳い文句はこんな感じ:
ぼかしとは日本語で”発酵した有機物”を意味します。
EMぼかしは有機微生物(EM)を注入したおが屑とふすまを組み合わせて作られた、良い匂いのする製品です。
EMぼかしは伝統的に土壌の微生物の多様性と活性を高め、植物に栄養を供給するために用いられてきました。

・キッチンから出た生ごみをバケツに溜め、その上に片手分くらいのEM菌を振りかける
・バケツが一杯になるまで上の手順を繰り返す
・出てくる液体(ぼかしリキッド)を必要に応じて抜き取る

バケツが一杯になったら中のゴミは(肥料として)埋めて良し
バケツが2つあるなら2個目のバケツを一杯にする作業を始める。
最初のぼかしバケツのゴミは10~14日間、あるいは任意の期間発酵させ続けて、2個目のぼかしバケツが一杯になる時にゴミを埋めて洗う。
もしぼかしバケツが1個しかない時は一杯になった時点で埋めてよし。
上の方はまだ発酵してないけど微生物が混ざってるから急速に分解されてくよ。
ぼかしバケツが2個あれば発酵する時間を多くとれるからより良いぼかしジュースになるし使い勝手がいいけどこの素晴らしいコンポストシステムだったらぼかしバケツ1個でも素晴らしいよ。
ぼかしコンポストは他の腐敗するコンポストとは見た目が違う。
他のコンポストと違って食材粕は形状を維持してて、ピクルスのような感じになってる。
分解は土中に埋めてから起きる感じだね。

●オハイオ州、アメリカ
この場合、スターターとして糖蜜粕は良いかな?
いつも土壌改良のために春に撒いてるんだけど。
コンポストに入れるのも凄く良い。

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
↑それはよく分からない。
自分はは市販されてるぼかしスターターを使ったんだ。
自分なりの方法でやってる人も多いね。
1年くらい前にスターターを自作する方法を見つけたんだけど、改めて探しても見つからなかった。

●シンシナティ、オハイオ州、アメリカ
ぼかしを自作し始めた所だ。
ぼかしは菌を接種した堆肥って意味だね。
(あるいはグラデーションを使った印刷技術)

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
発酵プロセスで出てきたぼかしジュースの写真がこれ。
自分はこれを液肥として使ってる。

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credit:tomatoville.com

ネットで見つけた文の抜粋を紹介するよ。
ぼかしジュースの使い方。
排出される液体の量や色はバケツの中の食材の種類によります。
果物や野菜は他の食材よりも多くの液体を排出する傾向があります。
出る液体の量が少なくても心配する必要はありませんが、数日おきにはチェックしましょう。
注記:ぼかしジュースは日持ちしません。バケツから抽出した後は24時間以内に使いましょう。
庭での使用:庭や鉢植えの肥料として。1:1000の割合で水で希釈して使用
家での使用:キッチンの流しやバスルームの排水溝に直接流す。浄化システムに液体を加えることで藻類の繁殖を抑え、悪臭を防ぎます

自分はぼかしジュースを温室でコンテナ栽培してるトマトにトマトトーンと一緒に使ってる。
※トマトトーンはトマトの着果を助けるホルモン剤
葉面散布はしてない。
コントロールした実験ではないけどぼかしジュースを土に撒くのはトマトに良いみたい。
ぼかし自体は今も発酵中で、2週間は発酵させた方が良いみたいだね。

●キングストン、オンタリオ州、カナダ
日本人とコネがあるオージー/カナディアンの友達が先月この事を話してくれた。
ここでのお勧めもある事だし今年の夏に試してみるよ。

●オレゴン州、アメリカ
ぼかしに凄く興味がある。
実用的な事を色々読んでみたよ。
ことし自作してみようと思ってるんだ。
やる事が多すぎるからまだ手を付けてないけど。

●ペンシルバニア州、アメリカ
みんなはどうやってぼかしを作ってる?
誰か試してみた人はいないか?

●ニューメキシコ州、アメリカ
1年半くらいぼかしを使ってるけど気に入ってるよ。
十分な時間コンポストで寝かしてから土に入れないと作物が焼けてしまう事に気付いた。
ぼかしが穏やかになるまで寝かしてたら問題なし。
希釈したぼかしジュースも肥料として素晴らしよ!
作物も喜んでるみたいだ。

●テキサス州、アメリカ
ほぼ毎夕方EM菌を作れないか試してる。
ぼかしの作り方は把握したんだけどEM菌の代替が見つからないんだ。

●ヨハネスブルク、南アフリカ
このシステムは南アフリカに登場したばかりだけど我々の貧弱な為替レートだと少ししか買えない。

●ノースポート、アラバマ州、アメリカ
初めて作ったぼかしバケツがそろそろ1週間になるけど今のところ結構順調だね。
使ってる自作の接種剤も良い仕事をしてるけど、試しに(※日本の株式会社EM研究所が作ってる)EM1を少しだけ買ってみた。

●ベルビュー、ワシントン州、アメリカ
投稿主にぼかしの事を聞いたよ。
投稿主の妻のようにうちも夫が伝統的なコンポストを禁止してるんで。
始めるのが楽しみだね。
とりあえず道具を一番良い価格で揃えられる場所を調べてる。

●ウィスコンシン州、アメリカ
ちょっと分からない事が。
サイトによっては液状の菌を使う用に書いてる(米から作られるものだったり、EM菌みたいなものだったり)んだけど、そういうのを使うとは書いてない所もある。
何か見過ごしてる?

●ノースポート、アラバマ州、アメリカ
↑ライスウォーター法で培養する事も出来るし、市販されてるものを買っても良いよ。

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
EM1は色んな場所で買えるよ。
オールフーズ(スーパーマーケットチェーン)でセールしてるのを見たこともあるし。
1瓶でかなり持つ。
農業資材を売ってる所で麦殻の50ポンド(約22kg)バッグを買って接種材を自作してるよ。
(麦殻+EM1+海水塩+糖蜜+お湯)

●ノースポート、アラバマ州、アメリカ
自分のぼかしは努力の甲斐が出てきたみたいだ。
バケツが1個、発酵が進んでいて上の部分が菌で真っ白になってる。
最初のぼかしは良い感じに進んでて、もう1つのバケツも一杯になりかけてるよ。

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
↑ぼかしの準備ができたら自分はそれをバッグ半分位の土と混ぜて、それを2~3週間置いてる。
5ガロン(18リットル)のコンテナで混ぜて、ぼかしの量は20%位かな。

●ニューヨーク州、アメリカ
ぼかしスターターの作り方を紹介しよう。
パート1:まずは野生の乳酸菌を集める。
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市販されてるEM菌の替わりにぼかしスターターを自作するのは凄く簡単だよ。
自分の目標は高価なEM菌、ふすま、バケツを使わずにぼかしを作る事。
市販されてるEM菌とぼかしの関係で最も重要なのは乳酸菌でそれ以外は二の次で、これは条件が良ければバケツで培養する事が出来るんだ。
自分が使った乳酸菌の培養は米を研いだ水を使う方法。
培養液の作り方は凄く簡単だよ。
1:2の量の米と水を徹底的に混ぜるて米を取り除く。
混ぜたら水は白っぽく濁ってる。
ライスウォーターを十分空気が循環できるように50~70%の空きできる位の容器に入れて軽く蓋をする。
(空気は容器の中と外で循環できるようにする)
それを冷暗所に5~8日間置いておく。
最終的にほのかに酸っぱい匂いがするようになる。
出来てる粒子を取り除く。

パート2:乳酸菌の精製
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完成したライスウォーターを10倍の牛乳に混ぜてもっと大きな容器に入れる。
(自分は脱脂乳を使ってる)
発生したガスが抜けられるように蓋はしっかりと閉めない。
完全に発酵する日数は14日間、牛乳の固形物は黄色っぽい塊になって上に浮かんでくる。
これで乳酸菌が精製できた。

パート3:新聞紙ぼかし
高価なふすまを使う代わりに自分は新聞紙を使って発酵させることにした。
乳酸菌と糖蜜と水を1:1:6の割合で混ぜる。(あまった培養液は日付を付けて凍らせておく)
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新聞紙を培養液にしっかりと浸す。
浸した新聞紙を2ガロン(約750ml)のジップロックに入れて空気をしっかり抜いて封をする。
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冷暗所に10~12日間置いておけば良い発酵ができる。
発酵が終わったら新聞紙を分けて乾燥しておく。
これで新聞紙がバクテリアのキャリアになった。

ヨーグルトホエイもスターターとして使える。
乳酸菌を集める時間がないなら、ヨーグルトからヨーグルトチーズを作る時に出来る黄色っぽい液体を使う事も出来る。

ぼかし新聞紙が大体乾いたらそれはもはや消化性乳酸菌のキャリアだ。
バケツはウォルマートで5ドルで売ってる蓋つきのバケツを買ってきた。
水抜きの手間はかけたくないからバケツの底に乾燥した吸収剤(泥炭、裁断した紙、綺麗なおが屑)を1~2インチ(2.5~5cm)敷いたよ。
まずその吸収剤の上にぼかし新聞紙を置いて、そこに生ごみ(を細かく切ったもの)をかけて、半インチ(1.25cm)ほど乗せたらそこまた新聞紙を重ねて、また生ごみを乗せてをバケツが一杯になるまで繰り返す。
細切れにするのはポテトマッシャーを使った。
これで全てだ。
自然発生する嫌気性細菌の培養を良くするために庭の土をスプーン1杯ほど入れてみたけどこれは必要ないと思う。
乳酸菌だけのぼかしコンポストは庭やミミズ繁殖用の容器の中ですぐに分解されてったね。

●モントリオール、カナダ
↑ありがとう!
EM菌を注文しようと思ったけどこの方法でお金を節約すればもっと野菜の種が買えそうだ。

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
グッジョブ!
自分が買った市販のEM菌はまだまだ残ってるけどあと2~3年分位かな。
自分の場合バケツを2個買って、1個の底に穴をあけてそれをもう1個の中に入れてる。
こうすれば出てきたぼかしジュースを肥料用に回収できるって寸法だ。

●カリフォルニア州、アメリカ
コンポスト方法としてどれかを選べと言われたらどっちを選ぶ?
1.ミミズコンポスト(ミミズ堆肥:wikipedia
2.ぼかしコンポスト

どっちを選ぶか迷ってて。

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
↑自分ならぼかしコンポスト。

●カリフォルニア州、アメリカ
↑ありがとう。
理由を説明できる?

●サンアントニオ、テキサス州、アメリカ
↑ぼかしの方が簡単だから。
ミミズは複雑だ。

●ニューヨーク州、アメリカ
確かにぼかしはもっとも簡単だね。
ミミズは土の中に住んでるから、ぼかしがミミズの餌になる。
自分は台所の野菜くずから刈った芝生まであらゆるものをぼかしにしてるよ。






日本で伝統的に使われてきたぼかし肥料、最近は有機栽培や土中微生物の活性の観点からも再注目されてきています。



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