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credit:goabroad.com

日本で暮らしている外国人は都会に限った話ではなく、田舎で暮らしている人もいます。
海外の掲示板で日本での田舎暮らしについて語っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
自分は都会に暮らしていて仕事もあるし、田舎や山の中にたった一人という暮らしが想像もできない。
もし人口過密地帯から遠く離れて暮らしている人がいたら話を聞かせてもらえないだろうか?

●comment
自分は山の中、人口2000人くらいの小さな村で暮らしてる。
人生を変える出来事だったね。
本当の田舎暮らしだ。
とある日本人はここでの暮らしを”80年代のまま”だと言ってたな。
買い物に行くのに1時間ドライブしてる。
何でも揃う大都市に行くには片道1時間半。
Amazonやネットショップを使う事が多いね。
色んな人間づきあいをしようと思ったら1時間以上車を走らせる必要があるのが普通。
周りの人達は良い人だよ。
子供に教えるのも好きだしね。
隣人に関する問題はなくて、両親もここで育った人達ばかりだ。
みんなお互いをよく知ってるんだ。
給食も凄く美味しい。
多分この村の子供たちは70人くらいしかいないから給食がきちんと作られてるんだと思う。
去年、中学校では生徒よりも先生の方が多かった。
で、どんなことが聞きたい?
追記:火曜日はあらゆるお店が閉まる。

●comment
↑そこでの暮らしは気にいってる?

●comment
↑気に入ってるよ。
これは自分の最初の選択でも45番目の選択でもないけど、時に人は配られたカードで勝負するっきゃないからね。
大抵の事は自分で対処してるし、ここでできた友達は大抵年配の人ばかりだ。
自分と同年代の人がいないからね。
村で何か頼まれた事はなるべくやるようにしてるけど、それはそんなに多くない。
で、そういのが全部終わった時は街に遊びに行くようにしてる。

●comment
>自分は山の中、人口2000人くらいの小さな村で暮らしてる。
住むのに凄く良さそうな場所に感じるけど、それってつまり近くに病院はないって事なのかな?
日本の小さな町って好きだけど、定年退職した時に近くに医療施設がないってのは怖いな。

●comment
↑そう、近くには何もない。
ある程度の医療行為ができる場所はあると思うけど、何か起きた時は車で行かなくちゃいけないと思うんでそれはちょっと怖いかな。

●comment
>追記:火曜日はあらゆるお店が閉まる。
何故火曜日なんだ?

●comment
↑分からない。
ガソリンスタンドも閉まるんだ。

●comment
自分が住んでた所はバーが1、信号が1、コンビニが1、スーパーが1、郵便局が1、病院が1、薬屋が1。
自分の場合大人数で遊ぶ事はそれ程好きじゃなくて1対1の付き合いが好きだから、自分にとってはかなり楽しかったな。
自分が働いていた小学校は全学年合わせて52人。
自分が住んでた”村”は最近”町”に吸収されて、必要人口に達したから”市”になった。

●comment
山間部に家を買った所だ。
村には人がほとんどいなくて動物達がお隣さん。
気に入ってるよ。
滅茶苦茶安かったしね。
仕事には車で30分かけて行ってる。

●comment
↑どういう仕事?

●comment
↑工業系だよ。

●comment
>山間部に家を買った所だ。
自分もそれを目指して動いてる所で今は貯金中。
どうやって土地を見つけた?

●comment
↑ネットで。
”中古一戸建て、田舎”と自分の住んでる県名で検索するんだ。

●comment
>山間部に家を買った所だ。
>村には人がほとんどいなくて動物達がお隣さん。
夢の暮らしだな。

●comment
結婚してて車があるんなら素晴らしい生活だぞ。
みんなあまりの静かさに驚いてる。
中規模の都市の人々ですら田舎の本当の静けさは体験した事がない。
欠点は新しい人、特に外国人とはなかなか知り合えない事だね。
自分はそんなに社交的な人間じゃないんであまり問題ではないけど。

●comment
山に住んでるよ。
観光客だらけ。
列車やバスはスーツケースを2個抱えた観光客でいっぱいだ。
空いてたとしても家族が5~6組来たらすぐに狭くなるし、乗り切れなくて次のバスまで20~30分待たなくちゃいけない事もある。
観光客はバスの仕組みをよく分かってない人が多い(日本人でも)んでなかなか時刻通りには来ない。
どんなバスでも大体この問題があるな。
店が閉まるのは早いし、大体蕎麦屋しかないから外食の種類は少なくて最寄りの町まで45分かけて行かないと買い物ができる大きな店はない。
それに山の下よりもずっと寒い。
夏は素晴らしいんだけど冬は最悪だ。
でも美しい。

●comment
↑奥多摩かな。

●comment
↑箱根なんだ。

●comment
↑羨ましくもあり、羨ましくなくもあるな。

●comment
>夏は素晴らしいんだけど冬は最悪だ。
これ。
夏はエアコンなしでいけるんだけど冬は堪える。

●comment
>観光客はバスの仕組みをよく分かってない人が多い(日本人でも)んでなかなか時刻通りには来ない。
自分はハイキングるするからバスにはよく乗るんだけどバスのスケジューリングの訳わからなさはいつも驚いてる。
そこに何か深い理由があるのは分かってるんだけど、あるバスはまるで空っぽなのにあるバスは臨時バスが出るバス停まで満杯って事がある。

●comment
↑地元民はバスに乗らないし、スケジュールを組んでる人はバスを使ってないんだろう。
バスは大抵観光客か老人(他の選択肢を使う事も多いけど)、学生用(こちらも同じ)だね。

●comment
自分が住んでる所は駅がないからバスを使うんだけど朝と夜しか走ってない。
乗り過ごしたら終わりだ。

●comment
色んな物事から離れていて、物事は少ないけれどまだ存在してる。
住人は年寄が多い。
珍しいものがある訳じゃないね。

●comment
↑自分は街に住んでて、色んな物が身近にあるけど住んでる人は高齢者が増えてる。
スペースは少なくて、歩道すらない所もあるよ。
どっちが良いんだろうか。

●comment
山中湖…
超巨大な…
蜘蛛が…

これを2匹見つけるのは良い朝の過ごし方じゃないよ。
学校のお婆さんが寝る前に布団を揺すった方が良いと忠告してくれた。

●comment
↑冬はどんな感じ?
天気とか。
(蜘蛛のニュースはもういいや)

●comment
↑その蜘蛛はアシダカグモ、超デカくて足が長い奴だ。
この蜘蛛は夜行性で夜にのみ動き回る。
この蜘蛛は狩猟性で網は張らないから動き回ってる事が多い。
この蜘蛛は恐ろしく動きが早いから辛うじて眼で追えるくらいだ。

●comment
3面が山に囲まれてて前面は原っぱ、裏手には川が流れてる。
この通りにある最後の家で、森と山、それに廃屋が幾つか。
ハイキングをするための道はたくさんある。
家を出てから山の頂上まで歩いて45分位だ。
車が何台か通る位で交通量はほぼゼロ。
夜空は流れ星が見えるくらい澄んでる。
冬はドアを開けたらスキーができて、夏はジャングルになるけどエアコンいらず。
隣人は遠く離れていて、嫌な人間は1人位であとは良い人ばかりだ。
でも駅、ローソン、小さなスーパーのある町までは車で10分以内でいける。
バーは無くてレストランが数軒だけで、まだ入ったことはない。
映画館、安いスーパー、インド料理屋がある小さな都市までは車で1時間位。
もしアウトドアが好きで自分の事は自分でやる人間だったら素晴らしい所だよ。
街に行くのは月に2~3回で良いんなら更に申し分なし。
車は必須で軽でも大丈夫だ。

●comment
自分はアメリカの大都市出身で、今は日本の人口3000人以下の農村に住んでる。
ここの冬は滅茶苦茶寒くて3月まで降りっぱなしだ。
住人はほぼ全員自分の事を知っていて、自分が知らない人も自分の事を知ってる位。
バーに行った時に地元の人間が飲んでたらバーにいる町外の人間になんで田舎に外人がいるのかと説明する事になる。
こういう小さなコミュニティに住む事は欠点もある。
自分のやる事はみんなの興味の対象で、みんながみんな知る事になる。
ここに引っ越してきた時にちょっとした日用品が必要で、文房具から服まで何でも売ってそうな店に入っていったらそこの女性が自分の名前を知ってた。
そして彼女は自己紹介をしようとはしないんだ。
これは小さな町で住むうえでかなり苛つく事でもある。
みんな自分の名前を知ってて、お互いの事も知ってるから自分に自己紹介しようとしないんだ。

それからあまりない日用品を買うのも難しいね。
お店で売ってないものはAmazonがライフライン。
Amazonプライムアカウントは年会費以上の役に立ってるよ。
海外の料理が食べたくなったら自分で作らなくちゃいけないし、ハーブや野菜も代替品を見つけなくちゃいけない。

でも良い点もあって海鮮類が凄く美味しいし最高級なレストランにも行った事がある。
それから狩猟。
ここでは狩猟が盛んだから、この8か月は過去8年で食べたよりも多くの野生動物の肉を食べたよ。
町には2軒コンビニがあるけど温かい食べ物を扱ってるのは1軒だけだから朝の面倒くさい時はそこが自分にとってのファーストフード。
最寄りのマクドナルドは車で2時間。
最寄りのセブンイレブンは車で1時間弱。
服とか家具を買いたい時は車で2時間だ。

今もお祈り中だけどとりあえず虫に関する深刻な事件は起きてないね。
ムカデが出たという話は聞いた事があるけどうちにはムカデを食べる巨大な蜘蛛がいるし、まだ小さいのしか見た事がない。
よくいる動物は鹿と狸だね。
狸は車で走ってると道の真ん中に飛び出してきてくるから危険。
鹿も道路の真ん中でぼんやりしてるから危険。
キツネは道路を避けるからそれ程でもないね。

もう1つ幸運なのは自分達は高速道路の近くに住んでるんで交通量が多くて近くの道の駅やキャンプ場にはたくさん人が来てる。
自転車に乗った外国人も何組か見かけたよ。

●comment
人口約7万2000人の都市の山間部に住んでる。
トロント出身なんでかなり違ったね。
虫は街に比べて超巨大なんで今でも怖いけどここの暮らしは距離的にはそんなに悪くない。
最寄りのスーパーは車で8分位なんで不満ないしね。
でも熊や猿が道路に出てくるのは今でも驚きだけど。

●comment
車や騒音から離れて暮らせるのが素晴らしいね。

●comment
隣人は数人しかいない山間部に住んでるけど、都市部からはそんなに離れてないな。
最寄りのコンビニまでは15分以内でいけるしスーパーはそこから1分位で駅もある。
そこから20分位で最寄りの映画館や病院、ホームセンターなんかがある街に行ける。
都市の人達にはおかしいと思われてるけど自分はぽつんと離れた一軒家での暮らしを気に入ってるんだ。
隣人を煩わせる心配なくギターを弾いたりできるからね。
(別にアンプを吠えさせるわけじゃなくてアコースティックレベルだけど)
家賃が高い薄い壁のアパートよりも全然良い。

何か買いたいものがあれば20~25分も車を走らせれば大丈夫だし、もっと1人になりたい時は車で45分位走ればそういう所がある。
他に買える場所がたくさんあるから地元で買う事はなくて、郵便局を使う位かな。
隣人と絡む事はほとんどなくて、おそらく自分から言わない限りは何日か出かけていても気付かないと思う位。
地元のお祭りやイベント、食事や飲み、バーベキューなんかで何度か一緒になったことはあるけどね。

夏になるとゴキブリの問題はある。
ムカデは家の中ではまだ見た事がないけど外では見たことがあるね。
梅雨の時期はバルコニーに蛙がよくやってくる。
夜は鹿の鳴き声を聞く事が多いかな。
鹿は道路に飛び出す事が多いんだけど轢いた事はまだないな。
よく見かけるのは蛙、鹿、狸、猪、猿、雉、アナグマ、リス、ウサギ、蛇(黒いのと茶色いの。歩いててちょっと休もうと座ったら目の前に毒のある蛇がいた時は恐ろしかった!)
他にもまだいると思う。
地元の猟師が撃った鹿を食べた事あるよ。





地元ならではの気苦労や楽しみがあるようです。
田舎暮らしは本当にに合う人と合わない人がいると思う。
とりあえず薪ストーブを炊きつつ隣人に気兼ねなくスピーカーで音楽を聞ける今の暮らしは気にいっています。
最寄りの映画館が車で30分なのは不便だけどコンビニ、スーパー、ホームセンター、しまむら、病院は車で20分以内の所に全部あるし。




田舎暮らしの本 2017年 12 月号 [雑誌]
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