03050-6
image credit:日本動画協会

一般社団法人日本動画協会が日本のアニメ産業の最新レポートであるアニメ産業レポート2017の英語版がリリースされました。
海外での売り上げが好調な事もあり2兆円を突破した日本のアニメ産業の売り上げの内訳を見た海外の反応です。


引用元:reddit.com

スポンサードリンク



※クリックで大きい画像が開きます
03050-4

03050-5

03050-6

03050-7
image credit:日本動画協会


●comment
自分よりも賢くてものぐさじゃない人よ、概要をコメントしてくれ。

●comment
↑アニメ放映や制作に関わってないのならデータは大した意味を持っていない。
このレポートのデータと仮定はこんな感じだ。
・劇場版アニメへの関心が高まってきているなら、日本国外でももっと公開されるようになるかもしれない
・全アニメの合計分数は相変わらず高い水準だがアニメスタッフの増加はない。
これが今後も続くようならアニメ制作に支障をきたすようになるかもしれない
・伝統的な手段での収益は依然として減少していて、明らかに中国とモバゲが資金の出所となっている。ということで今後はよりモバゲとのタイアップ、中国との共同制作のアニメが増えるかもしれない。
が、このレポートでは中国のアニメ制作下請けになるつもりはないし、中国には警戒していると述べてもいる。

中国355件が首位となり、韓国308件、台湾230件と続く。
契約種別では依然として放映が契約中心ではあるものの、配信を伴うものが急増した。
新たな海外展開モデルである中国事業者との連携による成長ではあるが、今後は単なる受託工場化を回避しつつ、海外市場に向き合う日本アニメ産業の本質的な強化が必要となる。
引用元:アニメ産業レポート2017

・もっとも重要な事:フランスとイギリスと比較してドイツはライセンスを取得してるアニメの数が足りない

●comment
↑マジで感謝。

●comment
ジーザス、自分はドイツのアニメ吹き替えに対する考えすら分かってないというのに。

●comment
ドイツ語吹替のアニメってどんだけあるんだ?
エヴァがあるのは知ってるけど他には?

●comment
↑最近のだと『君の名は。』や『聲の形』。
後はNetflixがライセンスを持ってない限りドイツ語吹替のアニメはそんなにないな。
でも自分は吹き替え版を追いかけてないから間違ってるかも。

●comment
ドイツで物理メディアとしてリリースされてるのは全部ドイツ語吹替があるぞ。
つまり『NARUTO』みたいな少年向け人気アニメや『まどか☆マギカ』、『化物語』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や劇場版アニメ、あとはパブリッシャーが物理メディアで出そうと決めた作品とか。
(『ヨスガノソラ』、『放課後のプレアデス』……)

●comment
音楽:¥
テレビ:¥¥
関連商品化:¥¥¥¥¥¥!

●comment
2004~2014年の海外市場が2002年よりも小さいのはどういう事なんだ?

●comment
↑海外へのアニメ市場が2007/2008年に崩壊したんだ。
ライセンス料の高騰、企業の判断ミス、テレビネットワークが不人気作品を流した事、デジタル海賊版の台頭が理由だろうな。
業界が新しい収益化と拡大を図った2009~2014年は回復期だ。

●comment
↑その時代は世界的経済危機でもあったな。
あらゆる娯楽産業がその打撃を受けた。
テレビゲームも映画も、テレビ産業もだ。

●comment
>2004~2014年の海外市場が2002年よりも小さいのはどういう事なんだ?
アニメバブルがはじけたんだ。
基本的に2000年代中盤は猫も杓子も次のポケモンやドラゴンボールZを探していてライセンス料がとんでもないことになってた。
10年くらい前にピークだったライセンス料がこれ。
※アメリカの娯楽企業ADヴィジョンが裁判所に提出したデータで、ADヴィジョンが2006~2007年に29本のアニメに払ったライセンス料は896万3006ドル(1ドル124円レートで約11億円)

当時は動画配信はまだまだ揺籃期だったから払ったライセンス料を回収するのはほとんどがDVDの売上だった事を念頭に入れておいてくれ。
コストは天井知らずに高くなって、世界的な景気後退で高価なDVDを買う人は誰もおらず(しかも当時はかなり高かった)結果ライセンス所有者は破産するか市場から撤退する事になったんだ。
(ジェネオン、バンダイUSA、ADヴィジョン等々)
市場に残ったのは規模の小さな数社の企業だけだ。
FUNimation、Vizメディア、センタイフィルムワークス(本質的にここはADVのゾンビだ)が残った。
彼らは企業を維持するのにすら苦労していてライセンス料に大金を払える訳もないから日本企業の海外市場収益が減っていったわけだ。

●comment
アニメ制作会社がこんなに東京の、しかも都心部に集中してるなんて全然知らなかったから興味深いな。
契約数じゃなくて市場価値で海外の国を分けた図も見てみたいぞ。
アメリカ、韓国、中国、イギリスが最もでかいんじゃないかな?
それもと欧州や他の地域も大きいんだろうか?

●comment
↑市場価値は秘密保持契約で守られてるからそれで分けるのは無理なんじゃないかな。
ドルベースで見てもアジアが席巻してると思うぞ。

●comment
↑アジアと言うか中国だろうな。

●comment
↑自分としては1人当たりの数字を見てみたい。
台湾のパーセンテージを見る限り台湾が独走だと思うぞ。

●comment
>アニメ制作会社がこんなに東京の、しかも都心部に集中してるなんて全然知らなかったから興味深いな。
日本のGDPの50%が東京都心部に集中してるから驚きではないな。

●comment
>アニメ制作会社がこんなに東京の、しかも都心部に集中してるなんて全然知らなかったから興味深いな。
東京に人口が集中してるし企業もいい人材を集めるのは東京が一番機会があると考えてるから東京に集中してるんだろう。
関連してるけど、日本で金を稼ぎたい人はみんな東京を目指すわけだし。
東京には一度以上いた事があるから言えるけど、この街は凄くビジネス寄りの街だ。
だから80%のアニメスタジオが東京にあるのは驚く事ではないな。

●comment
とにかく自分が望むのはサントラ製品をもっと海外に拡大してほしいという事。
高品質なデジタル版とCDの販売両方を。
アニメのサントラをゲットするのは未だにかなり難しいんだ。

●comment
↑CDJapanとプレイアジア。※共に日本の音楽を販売するサイト
AmazonやiTuneで売ってないのはここで買ってる。

●comment
↑CDJapanの事を忘れてた。
前回チェックした時は海外発送料が恐ろしく高かったから非実用カテゴリにいれたんだった。
数年前の話だからもっと良くなってるかもしれないな。

●comment
日本Amazonは英語で買い物できるようになってるぞ。
アカウントを作って注文するだけでいい。

●comment
チェックしてみたけど数年前に発送ポリシーが変わって大分海外フレンドリーになってるみたいだな。

●comment
海外からの収益が凄く増えてるのは嬉しいけど、どの位が中国なんだろうか?
ヨーロッパ、アメリカの率が増えてもっとたくさんのアニメが見られるようになってほしい。
将来も成長し続けて欲しい!

●comment
↑中国市場をターゲットに作られたアニメを見れば中国市場からどの位の収益を得てるか大体わかるぞ。
毎シーズンごとに中国人キャラが増えてるっぽい。

●comment
このデータを見るにアメリカは日本以外の国では(ライセンス数で)4位なのか。

●comment
なんで北部アイルランドが青で塗られてるんだ?
イギリスと同じ色のはずなんじゃ?

●comment
↑アイルランドが青のはずだし、北部アイルランドとアイルランドが入れ替わってるんだろう。

●comment
アニメのライセンスに関してはうちの国は嫌いだ。

●comment
ヨーロッパ図でのポルトガルの色が変わってるのも間違いだろうな。

●comment
ブルーレイでアニメを集めてる身としては市場の減少は嬉しくないな……

●comment
オージー、オージー、俺のためにもっとライセンスをゲットしてくれ。

●comment
↑ライセンス数でオーストラリアがアメリカに次いで5位というのは奇妙だな。
でも実際のライセンス数はイギリスやフランスよりも少ない。(※地図での色がピンクになっている)
どれだけのアニメを見れるかという法律的なものなのかもしれない。

●comment
ワオ、日本だけで520以上のアニメスタジオがあるなんて知らなかった。

●comment
オーランド諸島が毎年10作以下しかライセンスを取得してないのが残念でならない。
まあ実際はフィンランドと合わさってるんだけど。
03053
image credit:imgur.com





様々なデータか日本のアニメ産業の現状が伺えます。
ネットの普及で海外でもかなり手軽にアニメが見られるようになっています。
アニメの人気の高まりとともに、海外でも日本のようなアニメを作るスタジオが増えてきているのも注目すべき点かも。
追記:誤訳を修正。ご指摘感謝です。




4074287102
アニメ産業レポート 2017