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明治時代は日本が大きく動いた歴史的にも重要な時代であり、その当時の事を扱った書籍も数多く出版されています。
海外でその時代の日本の歴史の勉強をするために良い本はないだろうかと語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
将軍時代が終わり、その後の日本の近代化による(文化的な)影響や反応を扱った、明治時代に関する良い書籍を探してる。
歴史の授業で何度も課題に出たところなんだけど全然掘り下げられた事がなくて。

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クリストファー・ベンフィーの『グレイト・ウェイヴ: 日本とアメリカの求めたもの(The Great Wave)』。
当時の文化人、科学者、政治家、軍の指導者達というキープレーヤー達の目を通して、そして日本開国の歴史、彼らが日本という島国に興味を持った様々な理由/思惑を追う事が出来る。
博物学者や海で遭難した人達が主な交易者であった1870年代から国交が開かれ日本に新たに形成された教育運営システムのためにアメリカが技術と人材を提供していた20世紀初頭までを扱ってる。
魅力的で楽しい読み物だよ。

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エドワード・G・サイデンステッカー(wikipedia)の『東京 下町山の手(Low City, High City: Tokyo from Edo to the Earthquake)』。
東京中心だけど素晴らしい分析本だよ。

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投稿主が求めてる物と違うのは分かってるけど、自分としては三島由紀夫の『春の雪』を推したい。
大正初期の日本の社会文化的な影響、西洋化に対する葛藤を描いた本だ。
美しい文で翻訳も素晴らしい。
もし日本に興味があるなら楽しく読めると思うから書かずにはいられなかった。
4部作の最初の作品だけどそれぞれの作品は独立した内容になってる。
だから読んだ後に続編の事を気にする必要はないよ。
質問の内容から逸脱して済まなかったけど、自分の好きな本を勧めたくて。

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アーサー・J・アレクサンダーの『The arc of Japan's economic development』。
この手の本はこれ1冊しか読んだ事ないけど面白かったよ。
TQM(総合的品質管理)の本を探してる時に見つけたんだ。

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主に建築技術(とトイレ)について書かれた谷崎潤一郎のエッセイ、『陰翳礼讃』。
1930年代に書かれたもので、西洋化によって変わっていく文化について多く触れてると思う。
エッセイだから長すぎないし今は(著作権が切れてるから)無料のPDFで読めると思う。
求めてる物からは少し外れてるかもしれないけど、これは強くお勧めしたいね。

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黒澤明の『蝦蟇の油:自伝のようなもの』が色々勉強になった。

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中江兆民の『三酔人経綸問答』が好きだな。
主に国防と平和主義の問題について焦点を当てた作品だ。
中江兆民は岩倉使節団の一員としてフランスで教育を受けているから、当時の日本の変化についてかなり興味深い洞察を持ってる。

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ぱっと思いついた中でお勧めなのはマリウス・バーサス・ジャンセン(wikipedia)(特に『The making of modern Japan』)、キャロル・グラック(wikipedia)(『Japan's modern myths』)。
アンドルー・ゴードン(wikipedia)の『日本の200年――徳川時代から現代まで(A Modern History of Japan: from Tokugawa Times to the Present)』も有名だね。
当時の事を題材にした本はそれこそ数百冊もあるから、特に深く掘り下げたいテーマについて更に特化した作品を勧める事も出来るよ。
ハリー・ハルトゥーニアン(wikipedia)、ヘレン・ハーデカー、ジェイソン・アナンダ・ジョゼフソンなんかの本も良いね。

●投稿主
何でこのテーマを持ち出したかと言うと、とある機関が持っている(持っていた)当時の日本から来た物の研究をしてるから。
その物は日本人にとって価値がなくなったから西洋人が安く買う事が出来たんだ。
だから当時の日本の文化的側面に関する本を探してるという事になるかな。
お勧めをありがとう!

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アンドルー・ゴードンの本は読んだ事あるけどかなり良かったな。

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マリウス・ジャンセンの本はこのトピックに関するものとしては最高だ。
(学士論文を書くのに使った位)

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アンドルー・ゴードンの本は大学の400番台(上級レベル)の講義で使った事がある。
凄く読みやすいし面白いぞ。

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福沢諭吉の『福翁自伝』は当時の回顧録として素晴らしい作品だぞ。
彼は近代化の最前線にいた人物で当時直面していた問題に関する本を多数著してる(特に教育面について焦点を当てている)けど、この自伝は当時の時代、彼が手助けをした変化に関する良い概要になってる。

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自分の大学の教授の書いた本を勧めないと酷い学生って事になっちゃうからね。
オレグ・ベネシュの『Inventing the Way of the Samurai』は日本政府と国民が当時の潜在的な脅威から守るために作ろうとした文化とナショナリズムを共有する方法に対して素晴らしい見方をしてる本だ。

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羽根 幹三(アメリカの日系人大学教授)の『Modern Japan: A Historical Survey』。

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マリリン・アイビーの『Discourses of the Vanishing』。
西洋化の中で日本人達がどのように国としてのアイデンティティーを確立しようとしていったかを書いた本だ。
論文授業で読んだからこれはより学術的な内容になるだろうな。

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むしろ国がどのように近代化していくのかについて書いた本だけど日本がどのように近代化していったのかについても触れてるのがダロン・アシモグル(wikipedia)とジェームス・A・ロビンソンの『国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源』だな。

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ついでにここで聞いておきたいんだけど、日本の歴史の入門書のお勧めはどれだろう?

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↑徳川時代以降だったらアンドルー・ゴードンの『『日本の200年――徳川時代から現代まで』が定番。
それ以外の時代のものだったら別の本を探す必要があるかな。
うちのクラスでは羽根 幹三の本を使ってるけどお勧めはしない。

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このテーマに関して専門家ではないけど安心して言えるのはwikipediaの日露戦争の項目はwikipediaで一番面白かったという事。
内容がメチャ豊富だから混乱しないように別モニタで地図を表示しながら見た方が良い。
お勧めだよ。
wikipedia:日露戦争

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投稿主が探してる物ではないだろうけどジェームズ・クラベル(wikipedia)の『将軍 SHOGUN』は面白かった。

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デイヴィッド・ミッチェル(wikipedia)の『出島の千の秋(The Thousand autumns of Jakob de zoet)』。
完全にフィクションなんだけど最高にクールだし当時の時代を扱ってる。

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↑デイヴィッド・ミッチェルは最高だね。

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必ずしも読む必要はないけど近いうちに買おうと思ってるのはColin Jaundrillの『Samurai to Soldier』。
この本は封建時代後期をルーツとして形成されていく日本帝国軍から薩摩藩の反乱後まで、近代日本軍誕生の物語だ。
それから他の人も言ってるけど確かにアンドルー・ゴードンの本は良い。

●comment
ちょっと遅れたかもしれないけどイアン・ブルマ(wikipedia)の『近代日本の誕生(Inventing Japan)』を言っておきたい。
まさにこのトピックの内容の論文を書いたんだけどこの本が凄く役に立った。

●comment
ケンブリッジ大学の『The Cambridge History of Japan』の4~5巻。

●comment
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の『日本の心』。
日本人の内面について触れてる。

●comment
アダム・クルーロウの『The Company and the Shogun: The Dutch Encounter with Tokugawa』はオランダ人とポルトガル人が強迫、詐欺、賄賂などで日本との貿易を結んでいった様子を描いた名著だ。
方法について恐ろしく深く切り込んでるし、日本とオランダの関係の始まりと崩壊に関わった人々について完全に分析と解説をしているし、なによりオランダの歴史修正主義的な物語になってないというだけでも十分だ。
日本開国への挑戦と半ばまでの成功を扱った素晴らしい読み物だよ。

●comment
ジャニス・P. ニムラの『少女たちの明治維新(Daughters of the Samurai)』。
母国と皇后様とために西洋の学問を学ぶためにアメリカに渡り、その後に母国へと帰った3人の若い少女達の記録。
ニムラの素晴らしい文体で描いた明治時代の側面は他では見られないものだ。
この本に書かれてるあらゆるシーンが好きだよ。

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Youtuber、PewDiePieをチェックすべきだな。
彼はちょうど投稿主が説明してるジャンルの本のレビューをしてる。
”pewdiepie book review”とかで検索してみるといい。
彼はそのジャンルにかなり興味を持っていて、その時代や作者について彼なりに調べてもいる。
そんなに外れたことは言ってないと思うぞ。
単に作者についてと本の要約と内容についての感想って感じだ。
チェックしてみてくれ!

●comment
マリウス・ジェンセンの『坂本龍馬と明治維新(Sakamoto Ryoma and the Meiji Restoration)』。
ジェンセンの本は他の人も勧めてるけど、重要な人物からの視点であの時代について学ぶならこの本の方が良いと思う。
この本は当時の日本の政治発展の過程で”侍”国家がどのように影響を受けていったのかに重点を置いてる。






特に西洋が日本に大きく関わってくるようなった時代だけに西洋でも当時の日本に関する書籍は数多く出版されているようです。
日本の研究者/作家による本も数多く翻訳されているようです。
追記:自然主義者→博物学者に修正。ご指摘感謝です。
追記2:本龍馬→坂本龍馬に修正。ご指摘感謝です。





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グレイト・ウェイヴ―日本とアメリカの求めたもの