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アニメを構成する要素は様々ですが、キャラクターとストーリーはその大きな要素です。
海外のアニメファンがアニメを見る時はそのどちらを重要視するか語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
素晴らしいキャラクターと素晴らしいストーリー、みんなにとってどちらがより重要だ?
両方素晴らしいのが一番なのは当然として、どちらがより重要だと思う?

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キャラクター>>>>>>他の全て

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素晴らしいキャラクターだね。
キャラクターが素晴らしければ使い古されたストーリーでも不快なストーリーでも最後まで見ると思う。
シャフトが作った映画は例外。
これは他の何よりまずビジュアルのために見てる。

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どちらが一方が突出してるってのは珍しい。
両方がベースラインとして真っ当なレベルにあると考えるなら……ストーリーだな。

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ストーリーよりもキャラの方が興味を引くかな。
でもストーリーが本当に素晴らしかったらキャラが人形みたいでも構わない。
つまり素晴らしいキャラがない状態でストーリーに注目してほしいなら素晴らしいストーリーにする必要があるけど、キャラが素晴らしいなら退屈なストーリーでも見るって事。
限界はあるけどね。

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素晴らしいストーリーってのは素晴らしいキャラがいるのが前提。
お互い補完しあう存在だ。

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キャラクターだね。
良いキャラクターがいればそのキャラクター達の関係を描くことで良い物語を紡げる。
プロット/ストーリーを重視した物語は物語を作る事のみを行っていて、多分それは最善じゃないんだと思う。

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仮にストーリーが駄目駄目でもキャラクターが気になれば見続けるもんな。
そういうのは好きじゃないんだけど見続けると思う。

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自分は両方好きだな。

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両方重要だけど、どちらか一方を選べと言われたら良いキャラクターを選ぶかな。

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個人的にはまずキャラクターありき。
自分は可愛い女の子の日常系アニメが大好きで、そういうアニメのストーリー部分はごく僅かだし。

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キャラクターはストーリを作る事も壊すこともできると言えば十分だろう。

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キャラクター。
『ゼロから始める魔法の書』を見たのはメインキャラ2人が作り上げる化学反応が素晴らしかったから。
もしキャラが良くなかったら途中で見なくなってただろうな。
ストーリーってのは最愛なる相棒(キャラの事ね)を楽しませたくなる場所だともいえる。
仮にその場所が駄目だとしても、相棒と楽しむことはできるけどその逆は基本的にあり得ない。
場所を楽しもうとしてもその場にいる人間がそこを台無しにしようとしてるなら最終的に我慢できなくなって立ち去るだろ?
これはこういう前提で成り立ってる。
みんな共感を持つのはキャラであってキャラのいる環境ではないという事。
結局のところみんなはその環境下での他者の体験や反応、共感を体験したいわけだから。

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でもキャラクターってのはまさにストーリーなのでは。
ストーリーってのは関心のあるキャラクターの起こす行動の集合なんだし。

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素晴らしいキャラクターの事を思い浮かべてくれ(自分の場合『シュタインズ・ゲート』の岡部倫太郎を思い浮かべた)。
それからそのキャラ抜きのストーリー、あるいはそのキャラが凄く退屈な奴だった場合のストーリーを想像してくれ。
おそらくその作品は台無しになってしまうはずだ。

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自分の場合その2つは分けたくない。
キャラクターはストーリによって変化していき、ストーリーはキャラによって変わり続けるものだから。
つまり、キャラは良いのにストーリーはよくないという場合、そのキャラが興味をひくようなことをしてないって事になる。
そしてストーリーは良いのにキャラが良くない場合、ストーリーは面白いものにならないはず。
だからどちらかが欠けるという事はあり得ない。
でもどちらかを選べと言われたらキャラクターを選ぶかな。

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100%キャラクター。
考えてみると自分の好きなアニメは好感が持てるキャラがたくさん登場している。
(その逆の場合は好きなキャラが1人か2人だけ)
自分の『カウボーイビバップ』への愛はスパイク、ジェット、フェイ、エドワードへの愛にかなり依存してる。
『血界戦線』を好きなのはレオ、ザップ、クラウス、スティーブン、チェインが好きだから。
『バッカーノ!』への愛はミリア、エニス、ジャグジー、ニース、クレアが好きだからこそ。
『ユーリ!!! on ICE』が好きなのは登場するあらゆるスケーターが好きだから。
(JJですら)
『桜蘭高校ホスト部』を好きなのはホスト部のメンバー全員への愛があってこそ。

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もしその作品に良いキャラクターが登場してるなら、そのキャラ全員がしたいように動いてもなお楽しい作品になる。
もしその作品のキャラが駄目駄目で退屈な奴らだったらストーリーは良かったとしても楽しい物にはならないはずだ。

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その作品を見よう/読もうと思うきっかけはストーリーだけど、見続けさせるのはキャラクターだな。
途中で見なくなるのはなんかキャラが変だと思う時だ。

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そりゃ絶対キャラクターよ。
例えば『ワンピース』や『HUNTER×HUNTER』、『フェアリーテイル』みたいに壮大な空想上の世界を作る事は出来ても、良いキャラクターを作る事が出来なければがらんどうで家具や調度品はあっても誰も住んでいない部屋みたいなもんだ。

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余裕でキャラクターだね。
自分の好きなアニメはたいてい列車事故系(※ストーリーは酷いんだけどその酷さゆえに目を逸らせない、という意味)なんだけど、良いキャラが酷いストーリーをサルベージしてくれる。

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良いストーリーは良いキャラなしには成立しない。
そして大半の人が信じてる事とは裏腹に、”良い”作品であるためには必ずしも好感の持てるキャラである必要はない。
良いキャラクターというのは行動に説得力があって単純ではない事。
キャラクターの決断がストーリーを動かし、キャラクターの体験がストーリーを光らせ広げていく。
駄目なキャラは生気の宿ってない人形でプロットによって行動がころころ変わる。
知的なキャラがプロットの都合で意味のない衝突を生み出すために馬鹿げた行動をとるくらい最悪なことはない。

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素晴らしい設定についてはどうだ。

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キャラクター。
キャラもストーリーもとりわけよく書けてる必要はないけど好感が持てて楽しいキャラだったら見ようって気になるし。

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自分は良いストーリーの方を好んでるからどうやら他の人達とはちょっと違うみたいだ。
自分がそのキャラの状況だったらどうするかをよく夢想してるからキャラクターは自分にとってそんなにインパクトがあるわけじゃない。
世界が広がっていたり視聴者に色んな解釈を残すほうが楽しめる。
巻き込まれ系キャラの方が入り込みやすいから好きで、だから自分は異世界系が好きなんだと思う。

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バランスが必要だとは思うけど、どちらが好きかと言われたら間違いなくキャラクターだな。
でもそれは自分が日常系の大ファンだからだと思う。
『ふらいんぐうぃっち』、『ARIA』、『ゆるキャン△』なんかは突出したストーリーが必要なわけではないからね。

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作品によるけどほとんどの場合はキャラクターだと思う。
ぼんやりしたキャラから良いアニメをひねり出すのは無理ではないけどかなり難しいし。

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こういう事を言う男になるのは嫌なんだけど、自分にとっては両方必要。

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既に言われていることに追加するなら、自分達はオースン・スコット・カード(※アメリカのSF作家:wikipedia)の『Characters & Viewpoint』で説明されているモデルについて語っている。
ストーリー(プロットも含めるなら一般的にはテキスト)は4つの基本的な要素を持っている。
ミリュー(設定)、アイディア(解決/解答の必要がある問題/疑問)、キャラクター、イベントだ。
語られるストーリーの種類によって要素の重要性は変わってくる。
アニメのストーリーは曖昧に(かなり曖昧に)いくつかのグループに分けることができる。
その例を下に挙げてみよう。
『ヨコハマ買い出し紀行』はアルファ周囲のポストアポカリプス世界を探索することに主眼を置いてる。
世界こそが最も重要な要素であり、それ以外は二番手だ。
『ひぐらしのなく頃に』は主にアイディア、何が起きたのかというミステリーについてであって、キャラクターはさほど複雑じゃなく(興味深くはあるけど)、世界はかなり平凡でプロットイベントはそんなに大きく動くわけではない。
日常系はほぼ完全にキャラクターについてで、中にはそれ以外の要素がほとんどないものもある。
(教室の中だけで完結するものも)
『コードギアス反逆のルルーシュ』はブリタニアに復讐するルルーシュのアクション満載のストーリーで、プロットイベントがメインステージでありそれぞれのキャラクターの章がサブプロットを提供している。
ほとんどの作品がこれらのどこか中間に位置してる。
まとめると、どの作品もそれぞれの要素を内包しつつストーリーの種類によってそれぞれの要素の重要度が変わる。
全ての作品でプロットが必要な訳じゃないし、全てのストーリーで複雑なキャラが必要な訳じゃないし、全てのストーリーで興味深く詳細な設定が必要な訳じゃない。

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素晴らしいキャラクターが良いストーリーを作るんじゃないのか?
駄目キャラが作り上げる良いストーリーなんて想像できないぞ。

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そりゃキャラクターでしょ。
キャラが素晴らしかったら作品を盛り上げるけどキャラクターが駄目だったらストーリーを台無しにする。

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個人的な体験だと凄く良い設定持ったストーリー重視の物語がずっとその強さを保って満足感を残すことは珍しいと思う。
そういう作品で良いものは皆無だと言うつもりはないけど、キャラクター重視の物語はアニメの強みの1つだと思うな。
萌えジャンルは全般がそうだよね。
『カウボーイビバップ』みたいな古典も驚くほどストーリー重視型ではなくキャラクター重視型の作品だ。






圧倒的にキャラクターを重視する意見の方が多いようです。
これが小説や映画だったらまた違う回答になるのかも。
物語を構成する要素でキャラクターの比重が高いというのはアニメの特徴の1つなのかもしれません。




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