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Soica2001 [Public domain], from Wikimedia Commons

海外旅行は旅費や日数の関係から一大イベントであり、1つの国に行くのは生涯で1度切りという人も少なくはなく、同じ国に何度も行くのはかなり明確に好きな理由がある事になります。
何度も日本旅行をしている人は何が理由で日本に行っているのか、海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
何度も日本に行っている人は何がそうさせているのかを知りたい。
自分の場合は主に平和さと文化かな。
礼儀正しさ、美的感覚、ライフスタイルが自分に完璧フィットしていて、この感覚は他の国は比肩しえないと思ってる。
夜道を歩いていてもひったくりに会う危険を感じないし、レストランに入ったら常に礼儀正しく心のこもったサービスを受けられる。
旅行全体が落ち着いていて充実した体験で、アメリカに帰るとまるで昼と夜みたいな違いになる。
それから自分はアニメが好きなんで、これも日本が好きな理由になるね。

●comment
交通網、食事、気候、豊かな文化、道路……それからもちろん自分が日本オタクだから。

●comment
↑アニメファンなら余裕で秋葉で1週間過ごせるよな。

●comment
↑オタクなら中野ブロードウェイも良いぞ。
秋葉よりも安く買えると思う。

●comment
人々、文化、屋台料理、隠れた驚き、旅行しやすさ(1人旅でも子連れでも)、歴史。
とにかく日本が大好き。
自分が特に好きなのは広島で、あの歴史を考えてみても落ち着いていて安らぐ場所だと思う。
地元の人達はフレンドリーだし凄く親切。
平和記念公園と原爆ドームでは英語を話す女性に案内してもらった。
こんなことは他の国じゃまずないよ!
春に隠れた名所を探して自転車で街を回るのが好き!
日本に安く行けるオーストラリアに住んでて良かった。
何度行ってもまるで自宅に帰ったような気持になるよ。

●comment
↑自分もオーストラリア人で何度も日本に行ってる。
深夜発で午前8時半に日本に着く時差ぼけのないJALの便が好きだ。
数か月後に5度目の日本旅行をするけど、なんでこんなに何度も行ってるのか理由はよくわかってない。
とにかく行くと落ち着きと活気を同時に感じられて、常に新しい発見があるんだ。

●comment
日本は1人旅をしていても安全に感じられる数少ない国の1つだから。
友達の1人がパスポートの入った財布を列車の中に落としてしまったことがあるんだけど、駅員さんと警察の助けもあって無事に返ってきたこともある。
それにいつも親切に人に出会える。
みんな笑顔で助けてくれた。
それに日本の料理と文化も大好き。
懐石料理や地域ごとに特色のある名物料理を食べるのが好きだね。
あとは駅でお弁当を物色するのも好きだし、手料理を食べさせてくれる小さなレストランにぶらりと立ち寄るのも好き。
あとは、旅程に全然ない行動をとって彷徨うのも好きだね。
初めての日本旅行では北海道行の列車をキャンセルして、最終的に青森で降りたんだけど、今では青森は日本でも特に大好きな街。
青森にはその後も3回行ったくらい。
方言が魅力的だよね。
またある時は広島で宿を取ったんだけど、その場所が広島市から列車で1時間半行った先にある尾道にあって、その町の平穏さがすっかり好きになっちゃった。
あと日本に行く大きな理由の1つが買い物。
日本製品は高品質で知られてるから。
ドラッグストアに売ってるスキンケア用品はどれも素晴らしいしバラエティ豊富。
それから日本のブランドの服はハイエンドからローカルまで好き。
5年前に下北沢で買ったコートは今でも良いコンディションだし、値段はここ半年の間にH&Mで買ったものの総額よりも安い位。
日本はお菓子も素晴らしいよね。
生チョコかクッキーはかならず買って帰るようにしてる。
あとは日本のアートシーンも好き。
どの街にも凄く美しい美術館がある。
秋田のTDK歴史みらい館に行ったことがあって、東京から新幹線で5時間、在来線に30分乗って着いた時は閉館時間を過ぎてたんだけど、管理職の人が博物館を案内してくれた。
あの経験は絶対に忘れないだろうな。

●comment
↑青森についてもっと詳しく教えてもらえないかな?

●comment
↑初めて行った時はただ街を歩き回って地元のレストランに行っただけだった。
日本語が話せるなら地元の人と興味深い交流が持てるよ。
小さなバーや居酒屋に行ってほしいな。
みんな凄く旅行者にフレンドリーだから。
青森弁は日本人にも聞き取りが難しい位だよ。

2回目に行ったのは秋で、紅葉を見に八甲田山に行ってきた。
これが私の撮った写真。

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image credit:imgur.com

ケーブルカーに乗ったら本当に息を呑む景色だよ。
赤だけじゃなく黄色い葉もあるけど、山全体が秋の色で染められてる。

3回目は十和田湖と十和田市現代美術館を見に。
八甲田と十和田はJRバスがカバーしてるからJRパスを使えば楽だと思う。

去年はねぶた祭りを見に行った。
凄く楽しかった。
是非花火を見るために宿泊してほしい。
もしねぶた祭りの時期に青森に行きたいなら早めに宿の予約をした方が良いよ。
それからねぶたの家 ワ・ラッセと青森県立美術館にも行ってきた。
奈良美智の作品がたくさん展示してあった。
彼が青森出身なのを全然知らなかった。
まだ魚市場に行ってないから、また行こうと思ってる。
それから青森はリンゴ栽培で有名だからお土産もリンゴ関係がほとんどだね。
他に食べた青森料理と言えば貝焼き味噌(帆立貝の貝殻に魚介と味噌を入れて焼いたもの)、いちご煮(ウニのスープ)、魚の鍋だね。
今思い出せるのはこの位。

●comment
理由のトップ5はこんな感じ。
1.食べ物
2.食べ物
3.食べ物
4.食べ物
5.食べ物

●comment
1.アニメ
2.JDM(AE86やRX7、GTR R32等日本で作られた車)
3.他の国と違って時間どおりな事
4.みんな礼儀正しくて親切

●comment
・食べ物:新鮮な魚、生卵、蕎麦……それにセブンイレブンのおにぎりは外せない
・雰囲気:涼しい空気、駅のジングル、階段の近くでなってる機械的な鳥のさえずりの様な音、交差点で鳴る音、列車内の静けさ、土地土地の雰囲気
・芸術/審美:詫びさびや日本の伝統職人芸が好きなんだ
・挑戦:第二言語である日本語の実践の場であり、簡単にコミュニケートできない場所に行く事

●投稿主
↑駅のジングルを好きな理由に挙げる人がいて嬉しいね。
確かコインを入れるたびに駅のジングルが鳴る列車の形をした貯金箱があったと思う。

●comment
これも気に入るんじゃないかな。
駅をクリックするとジングルが鳴る。
点滅してる隣の駅をクリックすると車内アナウンスが聞ける。

●comment
↑これは素晴らしいな。
ジングルは恵比寿が好きなんだけど新宿のアナウンスは素晴らしい思い出が蘇ってくる。

●comment
Japaw!(※日本のパウダースノーの事)

●comment
温泉。

●comment
上で挙がってるの以外だと日本という国の素晴らしい特質そのものだね。
二度目の日本旅行をしたところだけど、これは他の国じゃ全然日本の代わりにはならないから。
最初の旅行は東京と北海道で、2度目は箱根と京都と長野だった。
九州と四国にも行かなくちゃいけないし、本州も鳥取や青森、姫路なんかはまだ一度も行ってない。

●comment
↑確かに一度行っただけだと全然回った気になれなかったのは日本だけだ。
まだまだ全然見るべき場所がある、わかってたらもっと上手くできたと感じる。
前回は東京、京都、奈良、大阪に行って、今回泊るのは東京だけ(あとは日光と鎌倉と富士五湖に行く)。
東京はまた違った体験ができるんじゃないかと思ってる。
(今回は少し自信がついたのも助けになってくれるんじゃないかなと)

●comment
料理、伝統に踏み込める豊かな文化、料理、美しい神社、アニメ、料理。
日本で食べた料理はほぼ全て美味しかった!
最終的に旅行中の自分の食習慣はこんな感じになった。
・軽い朝食(コーヒー+菓子パン)
・ブランチor軽食
・ランチ
・おやつ
・夕食
・デザート
・その日の様子に合わせて夜食

初めての旅行は恋人の親族を尋ねに行く目的だったけど次はもっとのんびり旅行してまだ食べた事のないものを食べようと思ってる。

●投稿主
↑その気持ちわかる。
自分も前回の旅行は食事が大きな目的だったし。
自分も似たような食習慣になって、おかげで太っちゃったよ。
どんな料理が気に入った?

●comment
↑たくさんありすぎて選ぶのが難しいな!
特に気に入ってるのはうな丼と刺身。
東京ではうな丼を食べに尾花(※南千住にあるうなぎ屋)に行ったけど、確かに間違いなく最高のうなぎ屋さんだった。
そっちは何が好き?

●投稿主
↑自分の場合は麺とスープが好物なんで日本ではラーメンとそばを食べるのが好きだね。
でも特に好きなのは焼き肉かな。
大阪に35ドル(※約3800円)で冷凍してない肉を出してデザートが食べ放題のお店があるんだ。
そこは肉が最高に美味しくて、結局2回行ったよ。
日本の肉類はよりジューシーで味があるから、肉料理は基本何でもおいしいね。

●comment
登山とロッククライミング。

●comment
↑ロッククライミングでお勧めの場所はある?
次回日本に行ったら最低でもボルダリング位はしてみようと思ってて。

●comment
↑東京の近くに行くならアウトドアで良いスポットがたくさんあるよ。
ぱっと頭に浮かぶのは湯河原幕岩かな。
スポーツクライミングが頻繁に行われてる場所で、ボルダリングや縦走も行われてる。
あと野生の猿もいる。

遠くまで行けるならぜひ日本のヨセミテとも呼ばれている小川山に行ってほしい。
※長野と山梨の県境にあるフリークライミングで有名な山:wikipedia
キャンプができるし山小屋に泊まる事も出来る。
登山が好きなら八ヶ岳周辺には全てがある。
硬軟様々なルートがあるし、温泉のある素晴らしい山小屋が色んな山にある。
インドアクライマーならそれこそ色んなジムに設備があるよ。
ググってみてくれ。

●comment
温泉、温泉、温泉。

●comment
イベント&イベント&イベント。
祭り&祭り&祭り。

●comment
↑自分もお祭りが大好き。
最初の2回の旅行は誰かに”6月はどこもお祭りをしてない”と言われて行かなかったけど、今はいつであろうと日本に行く時はイベントがまず最初の目的になってる。
お祭りに合わせて旅行の計画を立ててるよ!
11月に行った時は沖縄の首里城祭、佐賀県のバルーンフェスティバルに行って、神社では七五三も見られたし、防府では裸坊祭を見たしクリスマスイルミネーションや色んな場所で開催されてたいけばな展にも行ってきた。
同じ時期に色んな場所でやってるから結構スケジューリングが大変な時もあるけど、これで日本旅行がより特別なものになると思ってる!

●comment
どの地域もそれぞれ違ってる。
だから何か国も訪れたような感じになるんだ。




様々な理由が上がっており、特にこの街が好き、というコメントも。
東西南北に長く伸びた国土から場所ごとに多様性があるのも魅力なようです。




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Casa BRUTUS特別編集 温泉150 (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)