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No machine-readable author provided. Gengiskanhg assumed (based on copyright claims). [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

人工知能はますます様々な業種に進出してきており、将来的に人工知能に置き換えられる職種もあると言われています。
フリーランスで和英の翻訳をしているという人が将来に対する危惧を語っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
まず自分の状況を語ることにしよう。
現在フリーランスの翻訳業(和英)を父親(アメリカ在住)と組んでやってる。
自分は横浜在住で既婚で日本国籍も持ってるから日本に住み続ける事についての心配はない。
翻訳業界にはAIや機械学習による翻訳の導入によって人間の翻訳者はいらなくなるんじゃないかという懸念がある。
自分の言語ペアの場合そうなるにはもう少し時間がかかると思ってるけど、市場には明らかに変化が起こりつつある。
自分の懸念は、もうちょっと気合を入れて(できれば)技術の入り込めないようなニッチな翻訳市場を探すか、それとも必要になった時のために別のキャリアの技術を磨いておくべきか、ということ。
もしそうなった場合、何をするべきだろうか?
自分はほとんどの事に情熱を傾けられる自信があって、優先的に探したいのはワークライフバランスのとれた分野だ。
広範囲すぎる質問だというのはよく分かってる。
ともあれ読んでくれてありがとう。

●comment
>(できれば)技術の入り込めないようなニッチな翻訳市場を探すか
自分だったらこっちだな。
ネイティブの英語話者だったらそれだけでニッチと言える。
機械翻訳が翻訳業を席巻したとしても修正やネイティブによるチェック等々は絶対に必要だしね。
特に正確さを要求される分野(法定翻訳、技術関係)は人間によるダブルチェックが絶対必要だと思う。
どんな分野ならAIや機械翻訳に置き換えられないか自問してみるんだ。
芸術、文系、教育等々。
※法定翻訳とは行政の翻訳仕事の事

●投稿主
↑確かにそれは良い点突いてるね。
自分は英語ネイティブだし、(少なくとも自分が生きてる間は)翻訳後の編集が必要だという話を聞けて良かった。

●comment
仕事で自然言語処理(※人間が日常的に使っている言語をコンピュータに処理させる技術:wikipedia)を使ってきたから、機械学習に関する意見を述べさせてもらおうかな。
少なくとも我々が生きてる間に自動翻訳が人による翻訳程高度になる事はないだろうね。
理由は単純で翻訳アルゴリズムは人間が元の言語に入れている意味や構文の詳細を捉えきれないから。
翻訳アルゴリズムでは元の言語で想定されている意味を文法的に正しく翻訳後の文に組み込めないというのも問題だ。
今のアルゴリズムでは(他言語間じゃなくても)言語の持つ複雑な詳細を捉えきれないし改善ペースもそんなに早いわけじゃない。
心配しなくても我々が生きてる間で人間の編集が要らなくなることはないよ。
別の質問なんだけど、顧客は今も機械翻訳だけでは無理だという事を知ってるんだろうか?
そっちの方が心配だ。

●comment
自分はAIプログラマで率直に言わせてもらうならそんなに夢いっぱいなものじゃないよ。
AI翻訳にはまだまだ山のように問題がある。
翻訳ソフトとしてはおそらくグーグルが一番だろうけど色々触ればわかるとおり和英翻訳はまだまだだ。
投稿主の技術はまだ必要となるよ。
でも長い目で見るなら自分なら法定翻訳に焦点を移すかな。
大きな金が動くしAI翻訳で法定翻訳をするのは自分達の一生の間には実現しないと思う。

●comment
↑自分は言語学をやっているけど同意する。
日本語と英語の翻訳は高レベルの思考を要求されるからね。
丁寧さのレベルは何が適切か?
この代名詞や指示語は何を指しているのか?
主語がない文章の主語は何になるのか?
AIでこの問題を解決する事には翻訳の仕事で心配することはほとんどなくなってると思う。
進化したAIは意識とかなり似てくるだろうから、その頃には社会におけるAIの役割を再定義しなくちゃいけないだろうね。
そうなったらスカイネットとかフォークト=カンプフ検査をするようになってるだろうな。
※フォークト=カンプフ検査は映画『ブレードランナー』に登場するレプリカントと人間を識別する検査

●投稿主
↑未来は楽しみでもあるし恐ろしくもあるな。

●comment
AIが人間の言語を完璧に操れるようになる頃には人間を必要とする仕事はほとんどなくなってると思う。
もしロボットが言語技術を持つようになったらそれ以外の技術も全て持っているだろうから、仮に他の技術を学ぼうと思ってもその頃にはほぼ全ての分野で時代遅れになってると思う。

●comment
驚くことに日本語と英語の翻訳に関してはマイクロソフトが凄く良いんだよな。
自分の日本語はまだまだ上手くないから妻や妻の家族との会話に時々使ってるんだけど、マイクロソフトの翻訳が一番いいと言ってた。

●投稿主
>でも長い目で見るなら自分なら法定翻訳に焦点を移すかな。
>大きな金が動くしAI翻訳で法定翻訳をするのは自分達の一生の間には実現しないと思う。
凄く良いアドバイスをありがとう!
法定翻訳は絶対目指そうと思う。
ちょっと手を出したことがあるけど良い案件はかなり競争率が高いね。
今年の初めに運よくアメリカでその分野の案件を扱えるのは彼らだけってくらいニッチな分野に対する技術を持ったフリーランスの翻訳チームと一緒に仕事をすることができた。報酬も間違いなくそれを反映したものだったよ。
そういうプロジェクトを見つけないと……

●comment
法定翻訳に集中するって意見に同意。
契約書の翻訳も良いと思う。
ビジネスに必要なことだし日本語の難しさや曖昧さを考えると、企業が契約や公式書類関係の仕事を機械翻訳に任せきりになるのはまだしばらく時間がかかると思う。

●投稿主
機械翻訳に関する日本語/英語翻訳の厳しさに関しては一家言あるよ。
機械翻訳が追い付いてくるのにまだ時間がかかる事を願ってるけど、そうなった時のために自分の技術向上や別の技術セットを身に付けておく事を考えておいた方が良い時期じゃないかと思ってね。

●comment
↑それは完全に同意。
自分も自分の仕事に対する心配がある。
AIとかロボットだけじゃなくて若い世代もだ!

●comment
自分も翻訳家だけどそんなに心配してない。
まだまだ自分達は時間は何年もあると思うぞ!

●comment
翻訳業なら特化する事/ニッチな市場を見つける事はいつだっていいアイディアだと思う。

●投稿主
↑自分は色んな翻訳をしてきた。
技術マニュアル、サイトの製品カタログ、法的対応文、ニュース記事、ほとんどはもう覚えてないようなものばかりだ。
専門的な分野で何かお勧めはあるかな?
どんな分野でも大丈夫だし学ぶための情熱や自身も持ってるつもりだ。

●comment
↑小説、ゲーム、アニメなどの娯楽関係はどうだろう。
こういう分野は機械翻訳じゃ上手くいかないし、まだまだそういう時代は来ないと思う。
欠点は法的翻訳や技術翻訳よりも報酬が安い事が多い事かな。

●comment
敬語の標準化が正式に決まらない限り心配することはないと思う。
自分の見る限り、敬語と日常会話の混在、カタカナ語がある以上は投稿主の仕事はなくならないと思うな。
それに細かな会議や会話は正確で信頼のおける翻訳者にかかっているからね。

●comment
自分は翻訳家に報酬を払う側の人間だけど、確かに心配すべきだと思う。
日本の有名な翻訳会社4社に法的翻訳を外注してるけどグーグルのニューラル翻訳と最新の翻訳支援ツールの統合によって生産性が大幅に向上したことから翻訳への報酬がここ数年で急激に下がってる。
翻訳業が取って代わられるという事はないけど、1人の翻訳かが3人分の仕事をできるようになって残りの2人は用無しになるという意味ではある。
技術に自信があるならまだ大丈夫だと思う。
遅れないようにするだけだ。

●comment
↑概ね同意ではあるけど一部違う見方を持ってる。
>翻訳業が取って代わられるという事はないけど、1人の翻訳かが3人分の仕事をできるようになって残りの2人は用無しになるという意味ではある。
これは翻訳の総量が一定で翻訳価格が下がっても需要が増えないという前提だと思う。
それが正しいかどうかはわからない。
価格の低下/生産性の向上は今まで翻訳をしてこなかったり重要な部分の翻訳しかしていなかった企業に初めて翻訳をさせたり、より多くの書類を翻訳させるようにするんじゃないかな。
国内市場が縮小するにつれて日本の企業はより世界に進出するようになるから需要も増えると思う。
翻訳の総量に上限はないわけだしね。

●comment
市場は縮小するかもしれないけど消える事はないだろうね。
自分は技術を磨いて今後15年でお金を貯めるつもり。
それなら落ち込みがあっても乗り切れるはずだ。

●comment
既に良いアドバイスは出ているな。
翻訳後の編集と翻訳クオリティの保証。
次に伸びる分野はここだと思う。
もしみんながAIを信頼するようになるならね。
自分がAIより優れていることを示す方法を見つけられるならそれも有益だと思うな。
例えば文学/エッセイ/書状翻訳なんかは機械翻訳だと上手くマッチできない特殊なタッチが要求される。
日本にはショービジネス関係の翻訳分野もある。
広告関係もいいだろうね。
あとは気密性の高いサービスを提供するとか。
別にグレーゾーンや違法な仕事って訳じゃない。
内部文書なんだけど外部に漏れないことを保証する必要がある翻訳って事ね。

●comment
自分もフリーランスの翻訳家。
和英翻訳は機械翻訳するのが非常に難しい言語ペアだと思う。
まだ20年くらいは猶予があると思うけど新しいことを学ぶのは良いアイディアだよね。
何をすべきかという事は自分も全然分からないんだけど。

●comment
翻訳後の編集に目を向けたらどうかな。
自分はSDL(※翻訳会社)の機械翻訳の資格を持ってる。
(機械翻訳のポストエディットと呼ばれてる資格ね)
機械翻訳に関する主な要素は、最終的な文面を調整する人が1人必要になるという事だと思う。
その人間になれば良いわけだ。

●投稿主
↑参考になった!
ここのコメントから人間のする仕事は翻訳後の編集に移っていきそうだという事がわかってきた。
そっち方面に移っていくのが良さそうだね!





機械翻訳で手軽に翻訳ができるようになったとはいえ、人間による翻訳や修正がすぐに必要なくなるという事はなさそうです。
最近は中小企業でも海外と取引をするところが増えてきているので翻訳の需要はまだまだありそうです。




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