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image credit:森見登美彦/四畳半主義者の会

創作物であるアニメは時に視聴者の抱える状況とリンクしてその人にとって特別なものとなる事があります。
そういう風に個人的に特別となったアニメはあるだろうかと海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
個人的に特別となったアニメはある?
他のアニメにはない、自分のことを想起させるアニメとか、心から愛するアニメはある?
どんなアニメ?

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『シュタインズゲート』は自分にとって特別だ。

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2011年版『HUNTER×HUNTER』。
初めて見たビッグ3(※ナルト、BLEACH、ワンピース)と『ドラゴンボール』以外の人気少年漫画原作アニメで最高だったから。

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エヴァンゲリオン。
26話のシンジの”僕は僕が嫌いだ・・・でも好きになれるかもしれない。僕はここにいてもいいのかもしれない。そうだ僕は僕でしかない。僕は僕だ、僕で居たい。僕はここに居たい!僕はここに居てもいいんだ!!!”は本当に自分にとってインパクトがあった。
自分自身を好きになりたいか、好きになれそうかもわからないけど、そう考えるときはいつもこのことを思い出す。
僕は僕でしかない、と。
複雑でも洞察に満ちたメッセージでもないけどポイントははっきりと伝えてると思う。

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『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
毎回主人公がしている”ああいうことをしてるのは自分だけじゃないんだ”と感じさせる行動がどれだけ普通の事なのかきっとみんなには理解できないと思う。

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『響け!ユーフォニアム』
高校の時は大のバンドオタクで卒業したら演奏するのを止めちゃって何か別の事をしようと思ってた。
このアニメは自分にとって大きな感情的な物語となって、また演奏を再開するようになった。
今は大学で音楽を専攻してる。
こんな事になるなんてね。

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『君の名は。』
なんかタイミングがちょうどよかった。

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『四畳半神話大系』は自分のことを語ってるみたいだった。
この作品の広義的なテーマと具体的なテーマの両方に共感出来て、作品内の出来事やテーマが個人的に真実の爆弾過ぎて一時停止しなくちゃいけない時がある位だった。
何度か見返した今ですら人生の時々に関連する新たな意味を見出してる。
本当に信じられないし、自分にとって世界中のあらゆる媒体の中で最も重要な作品だ。

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『CLANNAD』
人生を真っすぐ見つめなおした数少ないアニメの1つだ。
それから『黄昏乙女×アムネジア』も。
この作品で描かれた恋愛は心が痛くなった。

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千と千尋の神隠し:初めて見たアニメで大好きな映画
プラスティック・メモリーズ:目が流れ出るほど泣いたアニメはこれだけ
弱虫ペダル:これで自転車を始めた(昨日トライアスロンをしてきたよ)
宇宙よりも遠い場所:思い出すだけで暗い気分から抜け出させてくれる本当にリアルな作品

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『とらドラ!』
心の柔らかい場所にずっと残り続けるであろう作品。

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↑『とらドラ!』は思うだけで心がじんわり温かくなる作品の1つだね。
キャラ同士の関係が本当に感動的。

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『小林さんちのメイドラゴン』
小林さんがトールと初めて会った時の”なんで私、一人なんだろ?”がメチャクチャ心に刺さった。
トールと出会う前の小林さんの生活に共感できる人は多いと思う。
このアニメは意味のある関係や家族を持つことの良さを描いてたと思う。

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『涼宮ハルヒの憂鬱』
それまではダークなアニメとか少年向けアニメを好んでたけど、ハルヒを見て日常系に目覚めたし、それ以外のジャンルにも興味を持つようになった。
良くも悪くも自分を全方位型アニメファンにさせてくれた作品だ。
今でも、エンドレスエイトですら自分にとっては大きな価値を持つ懐かしい作品だよ。
ストックホルム症候群だという人もいるだろうけどね。

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『ヤマノススメ』
おかげで登山に興味を持ったしニート的な暮らしから脱却する効果もあった。

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『フェアリーテイル』になるのかな。
最高作という訳じゃないのは知ってるけど、それでも大人になってから見始めた”最初のアニメ”であって、ここから全てが始まったからね。

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間違いなく『カレイドスター』。
親友と一緒に見た初めてのアニメだから。
思い出だよ。

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『まどか☆マギカ』
見た目だけで判断してはいけないと気付かせてくれたアニメだし、パッと見の印象で見るのを止めようと思ったアニメを見てみるきっかけになったアニメでもあるから自分にとって特別だ。

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『ドナルド・ダック』と『チップ&デール』以外だったら初期の『ドラゴンボール』が初めて見たアニメだった。
幼稚園から帰ってきてそわそわしながら『ドラゴンボール』の放送を待っていたことを今でも覚えてる。

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『ラブライブ!』
これで好きなジャンルがCGDCT(※可愛い女の子達が可愛い事をするアニメ)からアイドルアニメになった。
アイドルファンは楽しいし、カバーソングのおかげで色んなアニメを知るきっかけにもなってくれた。
このアニメのおかげでこれまた好きなアニメである『探偵オペラミルキィホームズ』にも出会ったしね。

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『リトルバスターズ』。
これでものの考え方が変わった。

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『ドラゴンボールZ』はやっぱり特別だ。
子供の頃に親と一緒に見ていて、自分にとって親以外で初めて憧れてああなりたいと思った人物が悟空だから(架空のキャラではあるけど)だと思う。
今でもそう思ってるよ。

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↑同じだ。
子供のころに見た『ポケモン』と共に初めてのアニメだった。
子供時代や思春期の頃は信仰心的に『ドラゴンボールZ』を見ていた。
高校から帰ってきたらyoutubeで『ドラゴンボールZ』のMADやクリップを見ていたことを思い出す。
今でも時々『ドラゴンボールZ』を見たり、キャラのを分析したり吹替のミスを紹介する動画を見たりしてる。

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『物語』シリーズの羽川翼の章は自分の人間的な欠点完璧に要約してた。
阿良々木が羽川を救世主として見てる様子は自分と自分を苦境から救ってくれた人との関係性そのものだったし。

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『クロスアンジュ』
父親が1月に手術不可能な末期状態の脳腫瘍だと判明して7か月後に亡くなった。
生きたいという欲求が生まれた時に友情の力は素晴らしく頼りになるけど、同じ位生々しく強固で純粋に死に向かって”どっかに消えやがれ”と言えるくらいの気力がないと長らく生きてはいけない。
お父さん、ゆっくり休んでね。

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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
八幡の皮肉は結構ギリギリだけど”本物が欲しい”というセリフは尊いものだし尊敬する。

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『聲の形』
苛めっ子から苛められっ子になり、ようやく普通の生活を送れるようになった自分の人生そのものだった。

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『四月は君の嘘』
前からいつかピアノを習いたいと思ってたんだけどこのアニメがその気持ちを奮い立たせてくれた。
だからピアノを習い始めたよ。

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馬鹿げているだろうし主流でない事は知ってるけど『名探偵コナン』だな。
このアニメを見て育ったんだ。
毎日見て、コナンのように振舞おうとし、毎日OPを歌ってたくらい好きだった。
今でも好きだし、ミステリー小説に嵌ったきっかけでもある。

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『ガヴリールドロップアウト』はちょうど自分が必要としてる時にやってきた。
何度も見返したし、心の底からハッピーになれるアニメの1つだよ。

●comment
↑同じだ。
凄く説明しずらいんだけど『ガヴリールドロップアウト』は何かが違う。
ある意味野蛮で手加減がなく、全てが虹色で輝いてるふりをしてない感じだ。
他の日常系アニメはあまりに上手くいきすぎてるし、衝突があっても最終的に肯定的な結果で終わる。
日常系アニメってそういうものだから。
あとガヴリールは他人なんか気にしない究極のずぼらだしサターニャは絶望的に頭が悪すぎる。
『ガヴリールドロップアウト』は(ほぼほぼ)自己中なキャラたちが結果がどうであろうと他者に邪悪ないたずらを仕掛ける話だよね。
天使と悪魔の役割も完璧に茶番。
神は存在せず正義も執行されない。
なんかそういう感じを受けた。
(皮肉なことに作中に神が存在する数少ない日常系アニメの1つなのに)
でもそういう事があっても友情はあるし、みんな楽しい時間を過ごしてるんだよね。
そういうモラル的なセーフティネットの欠如や女の子たちの前向きさがこのアニメの説得力のある優しさを作ってるんだと思う。

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『ARIA』
火星にある優しい人達が住むのんびりした場所で暮らす仲のいいゴンドラ乗り達の生活を描いた作品。
ネオ・ヴェネツィアは凄く美しくてゴージャスで完璧だと思って、あの時代の場所や都市に思いを馳せるようになった。
このアニメを見て街をもっとよくするにはどうしたらいいだろうと考えるようになったんだ。
で、今は都市計画と設計を勉強中。
ありがとう、灯里(とアリア社長)!

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自分の中で何か意味を持つアニメは幾つかあるけどここ最近だと『NEW GAME!』にはかなり触発された。
作品内の創作に関する部分で自分も何かを作りたい、中でも小説を書いてみたいと思うようになった。
タスクを上げる方法を見つけたい!
このアニメで感動したもう一つの側面は社会不安に関する描写。
ひふみとももと同じように自分も殻から抜け出して他の人と話をするのが苦手て、もし他の人を苛つかせたらどうしようと心配だから、そういうキャラがきちんと人間扱いされてるのを見るのは自分にとって凄く意味があった!






子供の頃に大好きだった作品、その時自分の抱える状況にぴったりとあったテーマを持った作品はいつまでも心に残り続けます。