06207
image credit:thetakeout.com

地域によって呼び名が変わる食べ物があります。
パルミエというフランスの焼き菓子は日本だと三立製菓の作っている源氏パイという名称がよく知られています。
海外だと地方によって呼び名が違うようで、どういう風に呼んでいるか議論されていました。

引用元:thetakeout.com

スポンサードリンク



記事によるとニュージャージー生まれの投稿主はこのお菓子をエレファントイヤー(※象の耳)という名前で見知っていて、友人とファネルケーキ(※漏斗ケーキ。生地を熱した油に垂らして揚げるケーキ)とエレファントイヤーの違いについて議論をした際に上の画像を見せたところ、その友人が育ったモンタナ州ではパルミエと呼ばれていると聞いたのだとか。

●comment
これはパルミエであり、トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤーとは似ても似つかない。

※エレファントイヤーと呼ばれる別の揚げ菓子
06208
image credit:thetakeout.com

●投稿主
↑でもこれは私が上で紹介したエレファントイヤーというお菓子とは全然違うよ。
どちらかというと平たい円盤?
何て呼んでいいのか分からないけど。
その土地土地の銘菓の呼び名って面白いね。

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
ジャージー育ちだけどこれがエレファントイヤーだな。
投稿主が紹介したお菓子ではない。

●comment
グーグルによると(あとBing!。Bing!も忘れちゃいけない)パルミエとはフランスに占領されたことのあるのアルジェリアでのヤシの木のフランス語読みなんだとか。
パルミエはもっとヤシの木の上部に近い形をしているけど。
でもジャージー生まれのビール飲みと喧嘩するつもりはなし。
ビール瓶を叩き割って近寄ってこられたら怖いし。

●投稿主
↑私は博愛主義者だよ。
安心して。

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
これはこっちだと”インディアン・タコス”という名前でお祭りの時によく売られてる。
レタスや牛肉を巻いてるけど。

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
しょぼいソパピラ(※アメリカに伝わったスペインの揚げ菓子)に似てる。

ソパピラ
06215
Popo le Chien [CC0], via Wikimedia Commons

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
これはビーバーテイルだ!
そしてこっちだと投稿主の紹介したお菓子はパルミエと呼んでる。

●comment
>どちらかというと、平たい円盤?
>何て呼んでいいのか分からないけど。
モンタナ州西部だったら平たい生地を揚げたお菓子と言えばフラットブレッドがすぐに頭に出てこないと驚きだぞ。
パウワウ(※ネイティブアメリカンのお祭り)に行ってみ。

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
こっちだとブニュエロと呼んでる。
(テキサス南部の国境地帯)

●comment
エレファントイヤーはパルミエの英語での一般的な呼び名だね
wikipedia:Palmier(※英語版)

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
インディアナ州とイリノイ州だとこっちがエレファントイヤーだな。
投稿主があげてる画像はお祭りで売ってるエレファントイヤーとしては見た事がない。

●comment
>トルティーヤを揚げた菓子であるエレファントイヤー
ボストンだとこれはフライド・ドー(Fried Dough)と呼ばれていて下町や公園近くの屋台で売られてる。
他の場所では見た事がない。
投稿主の挙げた画像のお菓子はエレファントイヤーともパルミエとも呼ばれてるのを聞いた事があるな。

●comment
アメリカ中西部人参上。
これはパルミエだ。
中華レストランでしか見た事ないけど。

●comment
↑ずっとシカゴ住みで父親はシカゴ出身で母親はフィラデルフィア出身。
2人ともこのお菓子をエレファントイヤーと呼んでいた。
もし熱した油に生地を垂らして正確なファネルケーキを作ってくれる人がいるなら買いたい。

●comment
↑長い間シカゴに住んでたけどパルミエと呼ばれてた。
でも中華レストランで見た事は一度もないな。
それに中国に住んでたこともあるけど中国でも見た事はなかった。

●comment
モンタナ州東部/ノースアイダホエリアで育ったけどこれはエレファントイヤーと呼ばれてた。
ファネルケーキとは似ても似つかない。

●comment
パルミエだな。
グレート・ブリティッシュ・ベイクオフ(※イギリスの料理コンテスト番組)を見るまでこのお菓子の名前を聞いたことはなかった。
ちなテキサス人。

●comment
↑自分もテキサス人だけどこのお菓子はあまり見かけた事がない。

●comment
オンタリオ州出身のカナダ人。
これはパルミエと呼ばれてるよ。
自分が住んでるところはフレンチ/フレンチ風のお菓子屋が多いからこのお菓子は比較的容易に買えるけど他の地域だと結構珍しいね。
エレファントイヤーは円盤状にした生地を油で揚げたお祭りの時に売られてるお菓子で、自分達の所だとビーバーテイル(※ビーバーの尻尾)とも呼んでる。

●comment
カリフォルニア人見参。
これはパルミエだな。
Wikipediaにはエレファントイヤーというニックネームがある事にも触れている。
で、これはサクサクの菓子であってドー(※小麦粉を練った生地)ではない。
それにパルミエは焼いて作る。
なのでなんでファネルケーキがパルミエと混同されてるようになったのか興味ある。

●comment
↑ファネルケーキと言えばこれだよね。

06209
image credit:thetakeout.com

●comment
↑ファネルケーキを作った時に余った生地を揚げて出したんじゃないかな。
それで議論が始まったとか。

●comment
伝統的な呼び名はパルミエだね。
クリスマスシーズンに作るけど幅は2インチ(※約5cm)位。
メイン州にはこれを売ってるパン屋があるけどそこではエレファントイヤーという名前で幅も6インチ(※約15cm)位ある。
バターをたっぷり入れた生地(卵は入れない)をグラニュー糖の上で伸ばしてから丸めて形を整え、冷ました後でスライスしてクッキーシートの上に乗せてオーブンで焼く。
焼いてる最終にひっくり返したら砂糖がカラメル化して美味しくなる。
フライド・ドーは……フライド・ドーだよね。
お皿くらい大きさのピザ生地を油で揚げて上にバターやパウダーシュガー、シナモンをかけたり、食事にしたい場合はトマトソースをかける。
ファンシーにいきたいならカットフルーツを乗せるのもあり。
象の耳みたいに大きいからエレファントイヤーと呼んでる場所もあるのかな?
こっちではそう呼ばれてないけど。
こっちにファネルケーキはないけど中央部の太平洋側の州で見かけたことがあって、こっちは水っぽい生地を漏斗で油に入れながら揚げるって感じだね。
上にかけるのはフライド・ドーと同じ。

●comment
地元のメキシカン食品店ではオレヤス(耳)と呼ばれてた。

●comment
子供の頃フロリダのパン屋で買う時はエレファントイヤーと言ってた。
食べると食べかすがシャツにこぼれるから自分は天使のフケと呼んでた。

●comment
イギリスだとパルミエだな。
他の呼び名は聞いた事がない。

●comment
↑ずっとエレファントイヤーだと思ってたんだけどグレート・ブリティッシュ・ベイクオフが正しい名前を教えてくれた。

●comment
職場の近くにあるドイツ系のお菓子屋では豚の耳と呼んでるな。
食感はパイ生地に似てる。(そして自分はこれが嫌い)

●comment
自分の出身地のモンタナでは気取った層はパルミエと呼んでた。
自分達は”カラロライナ人の座った跡”と呼んでたな。

●comment
アメリカ中西部住み。
こっちだとパルミエとエレファントイヤー、ファネルケーキは全くの別物で間違えることはないな。

パルミエ
06210


エレファントイヤー
06211


ファネルケーキ
06212
image credit:thetakeout.com

後者、エレファントイヤーとファネルケーキはお祭りの食べ物としてかなり一般的。
パルミエがお祭りで売られてるのは見た事がなくてお菓子屋でしか見た事ない。

●comment
初めて食べたのは”うなぎパイ”という日本版のもの
後にアメリカにある中華系のお菓子屋で売られてるのを見た事があるけどそれはバタフライクッキーと呼ばれてた。

●comment
↑こっちでもバタフライクッキーだったな。

●comment
自分はエレファントイヤーと呼んでるけど、これは同じものに2つの名前が付いてるだけでどっちが間違いという訳じゃないんだろうな。
でもファネルケーキは間違えるわけがないと思う。
これは生地を漏斗で油の中に注ぎながら作るケーキだから。

●comment
これはオレヤだって!
元々はフランスのお菓子で、メキシコのポルフィリアート時代(※19世紀後半から20世紀初頭のポルフィリオディアス将軍が大統領を務めていた時代)に人気が出たんだ。
これは確かにフランス起源で、当時はOreja de’elefanteと呼ばれていたんだ。
だから自分は耳派だな。

●comment
自分はオハイオ渓谷のウェストバージニア州のオハイオとペンシルバニアの境界で育った。
母親がよく食料品店でこのお菓子を買ってたけどなんて呼んでいたかはよくわからない。
確か”フランスのお菓子”と呼んでたと思う。

●comment
コロラド人。
アイオワ州出身の母親はこれをエレファントイヤーと呼んでたから自分もそう呼んでる。

●comment
このお菓子は間違いなくSchweineohr(豚の耳)だ。
少なくともうちの町じゃそう呼んでた。
自分が住んでたところは今ではプロイセンと呼ばれてる。

●comment
たった今からこのお菓子をうさ耳と呼ぶことにする。
誰にも止めさせない。





どうやらパルミエの事をエレファントイヤーと呼ぶ地域があり、ややこしい事に別のお菓子(平たい生地を油で揚げたもの)をエレファントイヤーと呼ぶ地域もある事から混同があるようです。
それとは別に華僑やメキシコ系、ドイツ系の間でもまた違った呼び名になっている模様。




B00WG8AUWC
三立製菓 源氏パイ 16枚×12袋