Ossewa [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons
食はその国の文化そのものであり、どの国にもその国独自の調味料があります。
国際化が進んだ現在でも他国にはあまり知られていない母国の調味料の事を海外の掲示板で語り合っていました。
引用元:reddit.com
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他の国にはあまり知られていないあなたたちの国の調味料と言えば何?
海外旅行をするようになってそれぞれの国には他の国ではあまり耳にしない調味料がある事を知った。
もちろん日本のポン酢やベトナムのニョクマム、タイのシラチャ、中国の辛油、インドのチャツネ、アメリカのバッファローソースやバーベキューソース、メキシコのモーレなんかは知ってる人も多いよね。
でもタイで海産物に添えて使う事が多いnam jim pae(※タマリンドとピーナツで作るタレ)の事はあまり聞いた事がない。
みんなはどんなソースを知ってる?
どの国が元祖なんだろう?
どんな料理に使うのが一番?
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エクアドル人のルームメイトが持ってる黄色いトウモロコシのソースが凄く美味しかった。
正確な名前は知らないんだけどこれによく似てる。
image credit:superjumbo.com.ve
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ベネズエラのグアサカカ。
アボカド、玉ねぎ、ニンニク、ピーマン、パクチー、油、酢、塩、胡椒で作るソース。
全部を混ぜ合わせて使う。
簡単だし美味しいよ。
グアサカカ"Aji Amarillo"by thefoodgroup is licensed under CC BY-SA 2.0
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ペルーのアヒ・アマリージョが好物。
※ペルーの黄色い唐辛子を使ったソース
アヒ・アマリージョ
image credit:selectlatinamerica.co.uk
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↑それにアラワンカイナを追加する。
黄色い唐辛子、ケソ・ブランコ(※フレッシュチーズの一種)、無糖練乳にニンニクと玉ねぎ、それぞれの家庭の隠し味を入れて作る。
母親はこれにクラッカーを混ぜてた。
変に思えるかもしれないけど凄く美味しいよ。
これを茹でたジャガイモやゆで卵にかけて黒オリーブを添えて食べる。
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ドイツだとローストポークとジャガイモ団子をたくさん食べてる。
ローストポークと根菜、少しのブロス(※出汁)を煮込んで美味しいソースが作れるよ。
サラサラしてて脂っぽいんだけどジャガイモ団子や肉料理に凄くよく合う。
自分の出身地だとスモークビールをよく飲むんでそのソースに燻製風味を付けるためにスモークビールをちょっと混ぜることもあるね。
簡単に作れるし凄く美味しいよ。
もう1つはザウアーブラーテン(”酸っぱいロースト”って意味だったと思う)。
基本的には牛肉(の塊)を塩水に数日漬け込んで漬け汁をソースにするというもの。
濃厚で甘酸っぱくて美味しい。
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↑ローストポークのソースは何ていう名前?
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そのままローストポークのソースという意味。
Schweinebraten Sosse"bayersischer-schweinebraten-010"by manfred-steger.de is licensed under CC BY 2.0
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ギリシャにはアヴゴレモノがあるね。
レモン果汁と卵を温かいブロスで混ぜたソース。
アヴゴレモノ"Avgolemono Soup and Grilled Chicken and Mango Salad"by avlxyz is licensed under CC BY-SA 2.0
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↑数日前の夕食で食べたばかりだ。
アメリカにあるギリシャ人オーナーのレストランではスープとして出てくるね。
そういうレストランはメニューの80%がアメリカ料理だけどギリシャ料理やギリシャアメリカ料理も出してる。
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コスタリカにはリザーノというボトルに入ったチリソースがある。
ブラッディマリーに入れたりBLTサンドやライス・アンド・ビーンズ(※米と豆を使った料理)にかけてる。
美味しいよ。
自分はコスタリカ人じゃないんだけどコスタリカでこれを知って通販してる。
リザーノ"2014_07_25"by Dennis S. Hurd is licensed under CC0 1.0
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サルサ・リザーノは美味しいよね!
コスタリカに留学してすっかり嵌った。
嬉しい事に地元に帰ったらスーパーで売ってた。
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Joppie sauce。
マヨネーズ、カレー、ケチャップ、玉ねぎを混ぜたソース。
フライドポテトに付けて食べるんだけど不味い。
Joppie sauce"Fries with Joppiesaus"by J Wynia is licensed under CC BY 2.0
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↑オランダ人じゃないけど俺は好きだぞ。
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>Joppie sauce。
美味いだろ!
まあオランダのマヨネーズはアメリカのに比べて甘いけど。
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フィリピンのバナナケチャップ。
普通のケチャップよりもちょっと甘い。
スパイシーバージョンは甘さと辛さのバランスが最高。
バナナケチャップJohn Stephen Dwyer (HouseOfScandal at en.wikipedia) [Public domain], via Wikimedia Commons
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ソースではないんだけどオーストラリアにはチキンソルトというものがある。
ビーチにある屋台でチキンソルトがかかった魚のフライやフライドポテトを食べないと生きてるとは言えない。
海に行けばどこにでも売ってるよ。
子供時代に地元の屋台でチキンバーガーを売ってる人がチキンカツにこれをかけていて、多分マヨネーズも使ってた。
その人が心臓発作を起こして引退してしまったのは偶然じゃないと思うけど、とにかく美味かったな。
※チキンソルトはチキンスープ味の塩
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もみじおろし。
大根おろしに唐辛子を混ぜたもので、紅葉はメープルの事で色を紅葉になぞらえてる。
ソースというよりはガーニッシュかな。
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まだ誰も言っていないのが驚きではあるけど偉大なるアメリカ合衆国のはソーミルグレイビィ(Sawmill gravy)
炒めた豚ひき肉のソーセージ、脂肪から作ったルゥ、脂肪乳かクリーム、新鮮な胡椒をこってりするまで煮詰める。
ビスケットやチキンフィレにつける濃厚で美味しいソースで、食べたら直接動脈に案内される美味しさ。
国宝と言ってもいいね。
ソーミルグレイビィNo machine-readable author provided. Kaszeta assumed (based on copyright claims). [Public domain], via Wikimedia Commons
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自分の島だと黒コショウソースと塩漬け卵黄ソース。
海鮮にも肉類にも使えて牛肉や豚肉の薄切りにかける事が多いかな。
塩漬け卵黄ソースはちょっとしたカルト的人気になっていてスナック類やマクドナルドのシーズニングにもなってる。
塩漬け卵黄ソースimage credit:shopee.sg
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↑シンガポール!
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ソースというよりはディップなんだけど、キウィディップ。
還元クリーム:250g
オニオンスープのパケット:1
レモン果汁:ティースプーン1杯
ニュージーランド人ならだれでも知ってる。
何故かは知らないけどとにかくそうなんだ。
自分の体験だとチキンフレーバーのチップスに付けて食べるのが一番だけどバーガーにかけたりしてもいけるよ。
※キウィソースとはニュージーランド版フレンチディップのこと"The Original Kiwi Dip"by Like_the_Grand_Canyon is licensed under CC BY-NC 2.0
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ポルトガルには”ピリピリ(piri-piri)”というタバスコと同じ位のボトルに入っていて強烈さも同じ位なんだけど味は全然違うソースがある。
バーベキューチキン(骨付きモモ肉)に完璧だけど他の使い方もできる。
それからポルト市で伝統的に食べられているFrancesinhaサンドイッチにかけるソースというのもある。
凄いパワフルなソースで、それぞれの場所ごとに特徴のある味があって作り方は秘密なんだ。
あとコーヒーとクリーム、ポートワインをベースに作ってグリルステーキにかける”à café”というソースもあるね。
ピリピリOssewa [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons
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肝醤油。
魚の内臓を茹でて醤油に溶かし込む。
凄く濃厚な味がするよ。
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↑面白そうだね。
どの地域?どういう魚を使ってるの?
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↑日本。
脂が乗っていて肝が美味しい魚であればなんでも良いよ。
一般的なのはカワハギだけどアンコウやヒラメでも行けるしイカや鮑だっていい。
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日本にはゴマダレもあるね。
ゴマを使ったソースでしゃぶしゃぶのディップに使う事が多いかな。
でも他の鍋物に使ったりサラダのドレッシングに使うのも好き。
1回冷蕎麦サラダのドレッシングに使ったことがあるけど夫がこれは邪悪だと言ってた。
全然合わなかったって。
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↑マニラの豚カツ屋で置いてるところがあったよ。
千切りキャベツにかけたら最高。
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Tkemali(ジョージアのプラムのソース)とsatsibeli(ジョージアのスパイシートマトソース)。
うちの一族とこのソースを食べて育ってきていて父親がアジカ(※ジョージアのスパイシーなディップ)をベースにしたTkhemaliとsatsibeliを作ってくれるんだけど市販のどのソースよりも美味しい。
Tkemali"Tkemali"by La.Catholique is licensed under CC BY 2.0
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↑ジョージアのソース大好き。
数年前にザクロでできたソースを鶏肉にかけた料理を食べた事がある。
名前は忘れちゃったけど。
アメリカでジョージアの食材を探すのは凄く難しいんだ。
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アラバマホワイトソースはアメリカの中でも結構無名。
これを使ったメニューについてはちょっとわからないんだけど南部だとバーベキューソースとしてかなり人気だぞ。
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自分の母国ではないんだけど南アフリカにはモンキー・グランド・ソースというのがある。
材料に猿は使ってないよ!
味は美味しいブラウンソースとべーべキューソースの中間位。
自宅で作ったことがあって、いい出来とは言えなかったけどそれでもかなりの美味しさだった。
モンキー・グランド・ソースimage credit:fynbosfoods.com
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↑南アフリカ人だけどこれは保証する。
バーガーのパテや羊肉のステーキにかけると美味しいぞ。
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スウェーデンはホヴメスタルソース(Hovmästarsås)。
マスタードを使った甘いこってりしたソースでグラブラックス(※北欧の伝統的な鮭料理)にかける。
鮭とマスタードの組み合わせってあまり良さそうに感じないかもしれないけど美味しいぞ。
ホヴメスタルソースimage credit:totallyswedish.com
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↑ホヴメスタルソースはスープがわりに飲んでる。
甘さとピリ辛さの塩梅が丁度良い。
海老とか海産物に合うね。
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デンマークにはレムラード(wikipedia)と呼ばれるソースがある。
組み合わせたら美味しいと思うものを何でも一緒に細かく刻んで合わせて作る。
ホットドッグのトッピングに最高だしフライドポテトのディップに使ってもいいし、サラミと一緒にパンに乗せても良いよ。
レムラード"Pizzabrot + Remoulade"by fihu is licensed under CC BY-SA 2.0
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↑ドイツ人参上。
レムラードは海産物を食べる時に一般的で、ドイツ南部でもよく食べられてるよ。
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スペイン
・アリオリ"aioli, goddamnit"by Tim Pierce is licensed under CC BY 2.0
・ブレイブソース(サルサ・ブラバ)image credit:spanishtable.com
・Mojo picónPzinme [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
・ルメスク(wikipedia)"Chicken with Romesco sauce"by tehchix0r is licensed under CC BY-NC-SA 2.0
・サルサ・ベルデ"10 Degrees Salsa Verde - Medium"by artizone is licensed under CC BY-NC-ND 2.0
みんなニンニクマヨネーズは不味いと思ってるみたいだけどアリオリを食べてみろと声を大にして言いたい。
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カナダの国民的ソースと言えばメープルシロップしか考えられない。
使い方を知らないとしたら人生損してる。
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アフリカ北部にはハリッサというソースがあるよ。
凄く美味しい。
色んな国で使われてるけど何故か知名度はあまりない。
ハリッサ"Harissa Paste"by Andy Field (Field Office) is licensed under CC BY-NC-SA 2.0
やはり母国の味が一番という事で様々なソースが上がっていました。
日本では醤油が圧倒的ですがポン酢も海外で人気があります。
追記:グルジア→ジョージアに修正。ご指摘感謝です。
追記:グルジア→ジョージアに修正。ご指摘感謝です。