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言葉は日々変化していき、教材には載っていない言い回しやスラングもたくさん生まれています。
日常生活に便利な日本語のスラングや言い回しについて海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
日本での生活で覚えた教科書には載っていない奇妙な言葉はある?
もしくは母国語には直訳できない言葉とか。
実を言うと自分の日本語能力は未だに4級で、新しい言葉を覚えるのは趣味みたいなもの。
なので面白い言葉があったら教えてほしい。

・パーティー開き
ポテトチップの袋を広い面から開く事。
ピザのパーティーカット/スクウエアカットと同じような使い方だと思う。
日本人の彼女に聞いてみたらそういう言葉はあるけど「パーティー開きして」と言われたことは一度もないと言ってた。

・相合傘
別の人と傘を共有すること。
母国だと男性2人が一緒の傘に入っても全然大丈夫だから驚いた。
日本だとカップルのやる事なんだ。

・口寂しい
お腹が空いてるから何かを食べたいんじゃなくて口の中で何かを噛みたいから食べたいということ。

・居留守
今日覚えた。
誰かが家のドアをノックした時に留守であるふりをすること。

●comment
奇妙という訳じゃないけど、日本語が上手いと思わせるのに便利な言葉として自分が身につけたのは”それな”

●comment
↑それな。

●投稿主
↑間違いなく聞いた事はあるんだけど、なんかよくわからなくて”そうそうそう”、”そうですか”、”そうかな”、”そっか”などと一括りにしてた。

●comment
日本に着いた時にみんなが”しかも”という言葉をよく使ってる事に気付いたんだけど教本には載ってなかった。
自分が好きな言葉は絶対に英語にはない”探梅”
冬の終わり(太陰暦で春の始めである立春の前の週)にまだ早いと分かってはいるんだけど春の訪れを感じたくて梅の花を探しに丘に行く事。
あまり使われていないし俳句や花を撮る写真家しか使ってないと教わった。

●投稿主
↑良いね!ありがとう。

●comment
>日本に着いた時にみんなが”しかも”という言葉をよく使ってる事に気付いたんだけど教本には載ってなかった。
”しかし”は教本ではたくさん使われてるけど日常生活ではあまり使われてないから正反対だな。

●comment
探梅は日本語辞書にすら載ってなかった。

●comment
日本語がリアルタイムでどのように変化していってるのかを観察するのは凄く面白い。
特に若者の間で顕著だね。
5年前に初めて日本に来た時は似非関西弁である”めっちゃ”が東京で流行ってたように感じたけど今は”ばり”が流行ってるみたいだ。
それから”タピる”みたいな流行から生まれた言葉もある。

自分が気付いた若者たちの間で使われている言葉
・”ます”の代わりに”いたしやす”、”申す”など古い言葉遣いをする

・”でないか”の進行性変化である”じゃないか”からの”じゃない”からの”じゃね”からの”でね”
短縮だと他には”あざ(ありがとうございます)”や”りょ(了解)”も。

・(これは自分が話した限りだと女性限定かもしれないけど)語尾を伸ばす。
”よおおおお”とか”したあああ”とか。
”よおぉ”や”よおぅ”などのバリエーションもある。

●comment
↑千葉だと子供たちの間では今も”めっちゃ”が人気だよ。

●投稿主
”めっちゃ”と”やばい”!
特に後者は教本だと”あぶない”という意味でしか使われてない。

●comment
大阪の生徒が”えぐい”を使うようになってきた。
もっと一般的なのは”えぐっ”。
聞いた事がなかったから調べなくちゃいけなかった。
辞書には”Scratchy”、”cruel”、”heartless”という意味だと書いてあったけど”やばい”や”かっこいい”と意味で使われているね。

●comment
↑それだ!
これを書こうと思ってたんだけど失念してた。
同僚(二十代前半)が使いまくってるよ。
英語で近いのは”sick”や”wicked”だと思う。
当然だけどスラングとしての使い方でね。

●comment
単なる北海道弁だけど好きなのはこれ。
しゃこい:”寒!”の別の言い方なんだけど、驚くほど寒い時に使う。
別の意味もあったと思う。

こわい:疲れた、だるいという意味。”あぁ、体こわい”という風に使う

●comment
↑北海道弁だとあとは”めんこい”も良いよね。
”Cute”という意味だけど彼女が飼い猫にいつも言ってる(自分にじゃなく……)

●投稿主
>こわい:疲れた、だるいという意味。”あぁ、体こわい”という風に使う
良いね!
友達に使ってみようかな。

●comment
”あうんの呼吸”
物理的にも精神的にも調和がとれている事。
もしくは2人で1つの物事に取り組む事。
凄く興味深い表現だと思う!

●投稿主
↑いいね。
シンクロしてるって意味なのかな?
スポーツでいう”ゾーンに入る”ということなんだろうか?
それともこれは2人の時に使うんだろうか?

ということで調べてみた。
言葉を交わすことなくお互いに理解しあえている時、という意味なのか。
良い言葉だね!

●comment
”おっす”や”おす”。
今も使われているかはわからない。
(当時は大阪だった)

●comment
↑東京だと男同士で交わす挨拶の1つだね。
女性同士の挨拶は”やほう!”だと思う。

●comment
”おっす”は関西に住んでた時に最初に身につけたスラングの1つだな。
男はみんな言ってた。
たぶん”おはようございます”をとことん短縮させたものだと思う。

●comment
↑”お疲れ様です”を短縮させたものだと思ってた。
でもそっちでもありえるかもね。

●comment
↑どっちもあるのかも。
野球チームでまだ全然疲れてない練習前に使ってる人がいるし。
それに”お”で始まって”す”で終わるフレーズはたくさんある。
”ありがとうございます”を短縮して”あざーす”とも言ってるし。
凄すぎる。

●comment
↑自分も両方から来てるんだと思う。
あと日本語の挨拶は長すぎるんだな。

●comment
音楽ファンとして好きな言葉は公式の発売日の前日に店頭に並んでるという意味の”フラゲ”。
新譜が早く並んでいるところはないかとツイッターや地元のお店をチェックしている自分にとっては生活の一部みたいな言葉だ。

●投稿主
↑調べてみたけど”Forage(※飼料)”から来てるのかな。
凄く面白いね。
ありがとう。

●comment
↑”フライングゲット”(和製英語の”flying get”)からじゃないかな?

●comment
↑”フライング”はホイッスルが鳴る前に走り出すとかレースでスタートが失敗した時の用語。
なので他の人が買う前に買う事だね。

●comment
みんな便利な日本語を教えてくれてありがとう。

●comment
片仮名の名詞はどれも”る”を付けることで動詞になるらしい。
ダブる:to double、overlap
メモる:to take a memo
ググる:to google
カフェる:to go to a cafe
マックる:to go to McDonald's

●comment
↑応用効くのかな?
”ググる”や”ダブる”が”する”を用いずに現在時制の動詞として使えることは知ってるんだけど、”ググた”や”ググった”みたいな言い方もできるんだろうか?

●comment
↑できるよ
例えばカフェのを例に挙げるなら”カフェろう”と言うこともできる。

●comment
↑ふむ、それは面白いね。

●comment
”遠慮の塊”という言葉が好き。
グループ料理でみんながみんな誰かが食べるだろうと料理の最後の1個が残る事ね。

●comment
昔の同僚がよく使っていたのは
・プラスアルファ

状況やタスクに何かを足す時に用いられてた。
例えばこのタスクはアイテムの数を示しているんだけど、プラスアルファとしてアイテムの量も示している、とか。
どの位一般的なのかはわからないけど、他のみんなは太郎ちゃんの言うことを分かっていたから一般的じゃないということはないんだと思う。





色んな言葉が生まれては消えていき、中には定着するものもあります。
日本で本来危険を意味する”やばい”が”かっこいい”と同じ意味で使われるように、英語でも同じようにsickやawesomeといった本来ネガティブな意味を持つ言葉がかっこいいという意味のスラングとして使われているのは興味深いところです。





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