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最高だと思う作品を決定づける要素は人によって様々です。
どんなものがあればその作品を最高と思うのか海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
あなたにとって何がその作品を10点満点にさせている?
まずは背景を。
私は緊急病棟で働いていて、患者さんが痛みを10点満点で表現することがよくある(例えば耐えうる中で最悪な痛みとか)。
それをスマホでメッセージを送りながらとか笑顔で冗談を混じりに言ってくるんだ。
つまり明らかに実際の10点満点の痛みから切り下がっている。

それから”このアニメは自分にとってほぼ自動的に10点満点”とか”問題があるのはわかってるけど自分には10点満点”と言う人も多いよね。

人によって欠点があることを認めつつもアニメ(あるいは一般的なものでもいいけど)で10点満点を付けていることがなかなか理解できなくて。

ずっと前からアニメファンだから掲示板で色んな議論も見てきてるんだけどね。

ということでたくさんの作品に10点満点を付けている人は自分が理解する手助けをしてもらえないかな。
大きな問題がないから10点満点なのか、問題があっても完璧だと言えるのか(もしそうなら、何をもって完璧だと見なしてる?)

別に誰かの意見を批判したり否定したいわけじゃない。
緊急治療室で暇してる時に思いついただけで。
これはアニメの掲示板でたくさん議論されてもいるしね。

●comment
自分にとっての10点満点は8点や9点で自分に深く共鳴した作品かな。
感情の反応にかなり深くかかわってるし、そういう気分にさせてくれる作品は余裕で10点満点になる。

●comment
例え10点満点だとしても完璧なものなどないよ。
でもアニメに関して自分が10点満点をつけるなら以下のものが必要になる。

・アートスタイル/キャラデザが素晴らしいこと
・音楽が良いこと
・記憶に残るシーンがあること
・あまりダレることがなく説得力のあるストーリーであること
・シリーズラストまでどの位の長さがあるか
・総合的に楽しい作品かどうか

MAL(※海外のアニメ情報サイトMyAnimeListの事)によると自分が最後まで見たアニメは77作品あってそのうち9作品に10点満点を付けてる。

●投稿主
↑返答ありがとう!
その作品の中で何を重要視してるか人によって違うということを知る参考になったよ。

●comment
10点満点は欠点がないこと、もしくは少なくとも自分にとってずっと好きな作品であることになるから、今のところ『進撃の巨人』だけだな。
それ以外の作品はいっても9.5点。
でも『Fate/Stay Night UBW』の最終話や『鬼滅の刃』の19話みたいにエピソード単体で完璧という作品もある。
自分の場合は他作品との比較のために10点満点としてるだけなんで完璧である必要はないかな。
少なくともそのジャンルの中で最高という意味。

●投稿主
↑それはわかる!
エピソード単体で10点満点というのは完璧に理解できるし、私自身そういうのはたくさんある。
(例えば『ギヴン』の9話、『デスパレード』の11話、『HUNTER×HUNTER』の36話とか)
作品全体に10点満点をつける人の基準がわからなくて。
返答ありがとう!

●comment
>『デスパレード』の11話
これ以上ない位同意する。
ただ『デスパレード』は良いエピソードが多いんで9話と12話のどっちが一番か決めかねてるんだけど。

●comment
>作品全体に10点満点をつける人の基準がわからなくて。
あまりにその作品が好きで、他に同じような感覚をもたらしてくれるアニメがないのは10点満点と言っていいのでは。
個人的に本当に10点満点のアニメは特定のエピソードだけじゃなくて、キャラクターが作中できちんと成長しているからこのエピソードが特に良いとは言えないんだけど作品全体のプロットがとにかく素晴らしいものだと思う。
自分の場合はそれが『進撃の巨人』で、リヴァイVSケニーみたいに凄いシーンもあるんだけど作品全体のクオリティが全く落ちることがない。
10点満点をつけるように1点や2点を付ける事もできるけど、10点以上や10点満点をつけるのは単にその作品の大ファンだろうな。

●comment
完璧なものはなく、なんであれ欠点があって然るべきだと思ってるから10点満点をつけることはないな。

●comment
自分が10点満点をつけたのは『コードギアス』だけだ。
理由は謳い文句通りだったから。
批判する余地がなかった。
キャラに強く共感するシーンがたくさんあったし。
世界観の構築も完全無欠(これが特に重要)。
そして主人公(達)の勝利について合理的な説明がなくちゃいけない。

●comment
詳細すぎて息詰まることがないこと、わかりやすく言うなら退屈しないアニメ。
退屈なエピソードがなく、特に素晴らしいエピソードを持っている事。
自分が10点満点をつけたのは『とらドラ!』と『シュタインズ・ゲート』だけ。
でも『蟲師(2005年)』も次の10点満点になるかも。

●comment
自分にとってあまり問題になる事がなかったアニメがそうだね。
映像が面白くて会話が面白くてキャラクターが面白くてストーリーが面白かったそれで良し。

●comment
10点:泣けるほど感動してキャラに強く共感出来て見てて全然退屈じゃない作品

9点:10点と同じなんだけど上記のいくつかが欠けている作品。
『プラスチックメモリーズ』は滅茶苦茶泣いたんだけど、それは主人公の組だけでキャスト全体ではなかった。
あと数年に一度見返したいと思う位だったから。

8点:楽しんではいるけどそこまで感情を引き出されない作品
(日常系/恋愛/ドラマアニメがここのトップを独占していてアクションアニメも大多数がここに含まれる)
幅広いアピールポイントがあるからほとんどの人にお勧めできる作品ばかり。

7点:ある意味退屈な作品であり、見返す事はないだろうなというもの。

6点:最後まで見たけど楽しめなかった作品

自分は大抵この5ポイントスケールで判断してる。

●comment
MALみたいなサイトだと9.5は付けられないから10点満点にしてる。
自分の10点満点は9.5以上って感じだな。

●comment
結局のところ痛みやアニメの客観的な点数付けは出来ないんだと思うよ。
みんな痛みやアニメは以前の体験と比較して点数を付けてるんだろうな。
痛みだったら”10点満点で5点と言ったら優先的に診てもらえないから8点と言っておこう”なんて事もあるだろうし。

●comment
ストーリーで心を揺さぶられて全て/ほとんどのキャラに好感を抱いたら10点。
自分の深い部分に語りかけてくるストーリーだったり人生が変わるきっかけになった作品は評価が高くなるね。
アニメで人生の教訓を得たこともあるし、そういう作品は自分にとって凄く特別に感じる。
『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』は他のアニメ以上に自分の深い部分に語りかけてきた。

完璧なものはないし、それは10点と見なすのに必要なことじゃないと思う。
本当にそのアニメが好きだったら多少のミスは見逃すくらい良い部分がたくさんあるだろうしね。
”完璧”に対する尺度は人それぞれだから完璧なアニメなんてものはないと思うよ。

●comment
これがストーリーのゴール/主題だと(心の中で)思っているものがきちんと達成されていたら9点以上になる。
完璧なものはない(欠点のないものはないから)けど、欠点が多い作品でも見た感じ上手く運んでいる作品は自分の中で10点満点になることもあるね。

●comment
純粋に主観的だね。
芯まで好きなアニメは10点満点。
あまりに酷くてその作品を好きになれない場合を除いて欠点は問題じゃない。
作品を客観的に評価する方法がない以上、半客観的に評価しても仕方がないから。
とは言え考慮する要素はある。
複雑でなくちゃいけない。
もちろんシンプルでも良い作品はあるけど、本当に素晴らしい作品にはなれないと思う。
(それが間違いであるという作品を教えてもらえるなら大歓迎だ)
この理由から1クールアニメはなかなか10点満点とはならない。
唯一『バッカーノ!』くらいで、これは番外編が3本あって何もかもがごっちゃに詰まっていたから限られた時間でも複雑になれたんだと思う。
『パンチライン』も10点満点かもしれないけどこれは9点かな。

同じ理由から劇場版も10点満点をつけたのはシリーズ物で単体ではないね。
我ながら変な好みだと思う。

●投稿主
↑複雑さに対する解釈は凄くしっかりしてるし凄くユニークだと思う。
返答ありがとう!

●comment
作品の質が最高級でストーリーに意味があって多層的であり、深く語れるもの。
それから欠点がわずかで気にならないもの。

●comment
あまり10点満点は付けない(457作品中5作品)けどぶっちゃけ気分だな。
9点の作品と10点の作品に感情以外の何か明確な違いを説明できるとは思えない。
自分の場合少なくともどれも明白な欠点はないけど、凄くホットなものがあるわけでもない。
今のところ一番なのは『つり球』だね。

●comment
00371
image credit:reddit.com

↑この絵を10段階評価にした感じ。
レビューを書く時は何が良かったのかを説明する必要があるし、個人の好みはそのレビューの信頼性を損なうことになるから点を付ける時はなるべく公平な要素を用いるようにしてる。
それでも思わず椅子から身を乗り出してしまうような(あるいはそれに類するリアクションをする)作品はおそらく点数が高くなるし、それから感じた欠点に基づいて9点を付けるか10点を付けるか判断する作業に戻るって感じかな。
苦労する場合はまずレビューを書いて、それを読んで点数を付ける参考にしてる。
こうすることで考えがはっきりするから。

●comment
自分が注意してみている部分

・常に興味を引く面白さがあるか
・最初から最後まで良いストーリーであるか
・何らかのリアリティがあり、複雑で好感が持てて記憶に残り、素晴らしい成長が見られるキャラクターであるかどうか
・作品のトーンは物語を伝えるのに適切であり、ギャグの場合はそのギャグのタイミングが適切かどうか
・主題的に深いものがあり、感情に強く訴えかけるものがあるか
・続きを見たいと強く思わせるかどうか
・作品のクオリティが一貫して高いか
・満足するエンディングかどうか
・欠点は最小であるかどうか

上記全てを含んでいて欠点が最小であっても自分にとってはよくて8点で、9点や10点になるには何か特別なものや自分にとって共感できるものが必要になる。
上の条件をすべて満たすアニメの更に上に立つ作品でなくちゃ駄目なんだ。
10点満点の作品と言うのは得難いものでないと駄目だと思ってるからそういうのはなかなかないね。




海外だとアニメの評価を10点満点で何点と評価することが多いですが、その基準も人によってまちまちなようです。
欠点はあって当然だから面白ければ多少の欠点は構わないという人が多い模様。




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