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Go Miyazaki / CC BY-SA

日本の小惑星探査機はやぶさ2は現在地球に向けて帰還中です。
サンプル採取のためにリュウグウに開けたクレーターは幅17mにもなったと海外の掲示板で紹介されていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
日本の小惑星探査機はやぶさ2は小惑星に向けて大砲を撃ち込んだ。
その衝撃が幅17mのクレーターを作った。
はやぶさ2はそのクレーターに降下して小惑星の地表下の”新鮮な”サンプルを採取した。
はやぶさ2は現在地球に向けて帰還中だ。

Japanese spacecraft Hayabusa2 shooting a cannon at an asteroid. The impact created a 17m-wide artificial crater on the surface. Spacecraft later descended into the crater and grabbed "fresh" samples from asteroid's subsurface. Hayabusa2 is currently on its way back to Earth. from r/space


●comment
はやぶさ2は2020年12月6日に6年に渡る旅を終える予定。
1年半小惑星を調査し、複数のサンプルを持ち帰ってくる。
凄くクールじゃないか?

●comment
↑6年も前だったのか!
時間の流れは速いな。
今でも小惑星に大砲を撃ち込むなんてクールだと思ってるよ。

●comment
はやぶさ2が自分の誕生日に地球に戻ってくるなんて良いじゃない。

●comment
>凄くクールじゃないか?
何を持ち帰ってくるかによるな。

●comment
星の周りを回る小さな岩に金属や電子機器を打ち込んで岩の微弱な重力を捉え、弾丸を撃ち込んで何百万年、何億年と降り積もった埃を巻き上げて研究のために採集して持ち帰ってくるなんて本当に信じられないことだ。

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>岩の微弱な重力を捉え
これは少し違うな。
はやぶさ2は竜宮の周りを周回してたわけじゃない。
重力が小さすぎたから周りをホバリングしてたんだ。

●comment
人類の工学の集大成だ。
エンジニア、科学者、物理学者が素晴らしい仕事をした!
仮に新しい発見がなかったとしてもこれは太陽系の小惑星の採掘など他の場所でも利用できるだろうから素晴らしい業績だと思う。

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↑新しい発見はないかもしれないけどこの探査自身が重要だと思うな。

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同意する!
新しい発見がないというのはそれだけでも大事だ。
太陽系の小惑星に対する今までの理解が正しかったと分かるだけで小惑星のことをより深く理解できるわけだから。

新しい発見があればそれはそれで凄いことだけど、それは宇宙を理解するために更なる努力が必要になるということでもある。

●comment
持ち帰ってきた物が地球上の物質と全く同じものか、それとも完全に違うものか、どっちの方が驚きなんだろうか?

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↑地球上に飛来した小惑星や今までの観察によって人類は小惑星のことについて既にかなり知っている。
小惑星にはいくつかの種類があるんだ。
全部覚えてるわけじゃないけど一番一般的なのは岩石(ケイ酸塩)を多く含む物だけど他にかなり金属質のものもある(確か多くが鉄だったはず)。
ともあれこれらの岩石は宇宙の環境による幾つかの興味深い性質を持っている。

ということでリュウグウから持ち帰られるであろうサンプル(これはJAXAが小惑星から持ち帰った2度目のサンプルになる)は地球上にあるものと違いはするけど同時によく似たものになるだろうね。

●投稿主
この”大砲”は”Small Carry-on Impactor:SCI”(※搭載型小型衝突装置)と呼ばれている。
SCIはリュウグウの上空500mで探査機から分離して秒速2km(時速4500マイル)の速度で小惑星の表面にぶつかった。
上の画像はその瞬間を観察するためにはやぶさ2から発射された別の探査機が撮影したもの。

●comment
↑軍隊の友達が言うにはそのSCIというのはRDXというプラスチック爆弾で銅の円盤を打ち出すことによって形成されるEFP(※自己鍛造弾:wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/自己鍛造弾)なんだとか。
材料も機能も過去20年間でイランとアフガンで装甲車両を破壊してきたものとほぼ同じなんだけど宇宙探査用として遥かに正確に作られ、パッケージングされてるらしい。

●comment
凄いな!
そんなことが可能なんて思いもしなかった!

●comment
どうやって反動で探査機が後ろに飛ばされないように撃てるんだろうか。

●comment
これって宇宙で発射体が発射された初めての事例になるのか?

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>秒速2km(時速4500マイル)
これはもうレールガンの領域だな。

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エンジニアリングの偉業だ!
サンプルは地球再突入時にどの位の温度になると予想されてるんだろうか。

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↑再突入時の熱を遮断する容器は普通に用意できるぞ。
パラシュートは必要だけどフライトコンピューターやハードウェアを打ち上げる必要はない。
多分内部は上がっても室温程度なんじゃないかと思う。
小惑星の温度はかなり幅があるからそんなに重要な問題にはならないと思うな。
面白い話を1つ、再突入時に発生するプラズマ層は再突入機との通信に使われるRF波(※ラジオ波)に干渉するんだ。
なので再突入時に行われる作業はタイマーで制御されていたり、再突入機の背後から送信されて別のハードウェアや大気層に反射して地球に帰ってきたものを受信して行っている。

●comment
↑ありがとう。
リュウグウの温度は室温程度という話だったからサンプルがあまり熱されなければいいと思ってたんだ。
微生物が岩石にいたら熱されてしまうだろうから。

●comment
↑温度が室温程度だとしても宇宙線に曝されているからがっつり熱されてると思うぞ。
(大気も磁場もないわけだし)

●comment
岩石に宇宙由来の微生物が存在するという機会はごくわずかだろうけど、それでも痕跡を検出することはできると思う。
熱で死んだとしても痕跡までは破壊できないはずだ。
もし微生物の痕跡が発見出来たら世界中で再び探査機を飛ばすだろうな。

●comment
調べてみた(ググってみただけだけど)らリュウグウの”日中の”表面温度は330K、134.33Fないし56.85℃と出た。
室温よりはだいぶ高いな。

●comment
↑”小惑星の熱い場所は100℃、冷たい部分は室温程度”だそうだ。


●comment
探査機の名前がはやぶさだとなか忍のような響きがあるな。

●comment
↑ハヤブサというバイクのクレイジーさを聞くまで待つんだ。

●comment
はやぶさという名前の忍者もたくさんいる。
1人は『デッドオアアライブ』というゲームにいるし、あとは『NARUTO』にも登場してたな。

●comment
↑『デッドオアアライブ』に登場するリュウ・ハヤブサは『NINJA GAIDEN』のキャラだ。

●comment
スズキが遂に1300cc直列四気筒エンジンのバイクを宇宙に飛ばしたのか。

●comment
↑そのコメントを待っていた。

●comment
みんな”弾丸(Bullet)”と言っていたけど直径17mのクレーターを作るんなら間違いなく大砲の仕業だよな。

●comment
↑SCIが何か調べてみたら探査機の下部から投下するポッド型の弾丸みたいだった。
推進させるための小さなブースターが付いていて、前面/下部は火薬の塊になってる。
かなり凄い。

●comment
大砲はどういう風に作用するんだ?
反動で探査機が小惑星から離れていかないか?

●comment
↑爆発の前に探査機から分離する独立型の爆発物なんだ。
探査機は爆発の時には小惑星の影に避難している。

●comment
この衝撃は小惑星の軌道にどの位の影響与えたんだろうか?

●comment
↑これ。
2020年が更に過激なものになりそうだ。

●comment
リュウグウの質量はおおよそ450000000000kg。
この規模の衝撃なら軌道にほとんど影響を与えないよ。

●comment
リュウグウが帰路についているなんて知らなかった。
凄いな!

●comment
17mのクレーター?
自動車でもぶつけたのか?
それとも爆弾か?
滅茶苦茶でかくないか?

●comment
↑小惑星の重力は地球と比べてはるかに小さい。
なのでどんな衝撃でも広く飛散するんだ。

●comment
戻ってくるんだ!
はやぶさは凄いな!
JAXAの人たちにおめでとうを言いたい。

●comment
小惑星に大砲を撃ちこむなんて、こんなに未来的なものは久しぶりだな。




早いもので今年の12月に帰還予定です。
どんなものを持ち帰ってくるのでしょうか。
SCIは直径300㎜、高さ200mmの円筒型をしていて爆薬は9.5kg、衝突体は2kgの無酸素銅とのことです。
このサイズで17mのクレーターを作るというのも凄いことです。





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