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Nesnad, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

遊園地にあるジェットコースターは英語ではローラーコースターと呼ばれています。
何故日本ではジェットコースターと呼んでいるのか海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
何故日本ではローラーコースターのことをジェットコースターを呼ぶのだろう?
現在先生とそのことについて話してるんだけどなんでローラーコースターがジェットコースターと呼ばれているのか分からなかった。
ローラーコースターの語源は知ってるんだけど、なんで日本に来て名前が変わったんだろう?

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ローラーコースターに関する面白豆知識:
スペインでは一般的に”montaña rusa”と呼ばれていて、これはそのままロシアの山という意味。
一方ロシアでは”amerikanskiye gorki”と呼ばれていて、これはアメリカンスライドという意味。

なのでどうやらどの国もこれを自分たちのものだとは思っていないらしい。
自分もそういうのは嫌いだから責めることはできない。

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↑イタリアでもロシアの山という意味の”Montagne Russe”と呼ばれてるね。

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ドイツでは”Achterbahn”と呼ばれてる。
これはコースの形が8の字に似てるからだと思う。
(※Achはドイツ語で8)

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↑フランスだと”Russian Mountain”とか”Big Eight”と呼ばれているな。
(”Montagnes Russes”と”grand huit”)

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↑スイスだと”berg-och-dalbana”、英語だと”"mountain-and-valley-track”。
詩的さに欠けてはいるけどとにかく正確ではあると思う。

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イタリアでは”otto volante”(上で挙がってるドイツ語のと同じ意味)とも呼ばれてるね。
(※”otto”はイタリア語で8)

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>フランスだと”Russian Mountain”とか”Big Eight”と呼ばれているな。
”Grand 8”と呼ばれているのはループがあるのだけ。
面白くないのは”Russian Mountain”。

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スロベニアでは”vlak smrti”と呼ばれていて、英語だと”train of death/death train”という意味。

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↑メタルだな。

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エスペラント語だと一般的に”Onda Fervojo”と呼ばれていて、英語では”wavy iron passage”という意味になる。
とはいえエスペラント語のwikipediaによると一般的には”Russian Mountains”とか”American Mountains”と呼ばれているらしい。
この呼び名はパリにあった有名なジェットコースター”Les Montagnes Russes à Belleville”から来てるのだとか。

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日本語のwikipediaによると

日本ではジェットコースター(和製英語: jet coaster)と呼ばれることも多い。これはジェット噴射するように加速していくことからきた呼称だが、実際にジェットエンジンなどは使われていない。かつて後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)に存在したアトラクションの名に由来する。

つまり東京に”ジェットコースター”と呼ばれる人気のローラーコースターがあって、その名称が全てのローラーコースターにあてはめられたと。

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↑ビュッフェで有名な東京のレストランの”バイキング”が日本でビュッフェスタイルのレストランを指すようになったのと同じか。

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↑フーバー(※アメリカの掃除機メーカー)やゼロックス(※コピー機)と同じだな。

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↑クリネックス(※ティッシュ)やチャップスティック(※リップクリーム)もな。

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↑こういう例をもっと知りたいなら、これは言語オタク的には”genericized trademarks(※商標の普通名称化:wikipedia)”とか”proprietary eponyms”と呼ばれているよ。

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日本人は名前の付け方を心得ているからだな!
ジェットコースターってかっこいいじゃないか!

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妻にディズニーシーのジェットコースターに連れていかれるまでこういうアトラクションは嫌いだった。
乗ってる間中フランス語で悪態をつきまくると凄く楽しいことに気付いた。

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↑そもそもディズニーシーは凄く楽しいからね。
ライドに乗らなくても楽しめる。
(でもセンター・オブ・ジ・アースは滅茶苦茶良いけど)

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↑確かに!
でも行列がね……


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同じ理由で呼ばれているもの
・イギリス人は掃除機のことをフーバーと呼んでいる

・フードプロセッサーはクイジナート(※アメリカの料理道具ブランド)と呼ばれることも多い

・頭痛薬はASA(※アセチルサリチル酸)を含まないものでもアスピリンと呼ばれる

・インターロッキングスライドファスナーはジッパーと呼ばれている
※ジッパーはアメリカに存在した航空宇宙製造会社グッドリッチの前身であるBFグッドリッチの登録商標

・水上バイクはジェットスキー(※カワサキの登録商標)と呼ばれている

・綿棒はQ-Tip(※ユニリーバの登録商標)と呼ばれている

・ラップはサランラップ(※アメリカのダウ・ケミカルの登録商標)と呼ばれている

・画像編集はフォトショップと呼ばれている

他にもまだまだたくさんある。
以前に存在していなくて最初に大量生産された、一般的に認知されたものがそうだね。
Generic Trademarkで調べると出てくるよ。

あと日本は英語だけからその言葉を取り入れる訳でも詳しく調べて外来語を作るわけでもないことに注意。
人気だったローラーコースターがジェットコースターという名前だったからそのタイプの機械がそう呼ばれるようになっただけだ。
”スーパーハッピーファンタイムグラビティチャレンジライド”という名前じゃなかったことに感謝だ。

”フェリス・ホイール(※観覧車)”には誰も名前を付けなかったらしく、日本では普通に観覧車と呼ばれている。

他にもそういう例はたくさんあって日本だと警察は白バイ(White Bike)と呼ばれている。
自分の乗ってるバイクも白だ。

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日本人は”Jet”を問題なく”ジェット”と言えるのになんで”Jelly”を”ゼリー”と呼ぶんだ?

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日本語だと”R”の発音をしにくいからだと思ってた。
あとジェットコースターという呼び名の方がローラーコースターよりもクールで早いイメージがある。

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ちなみに日本に現存する最も古いローラーコースターは”ローラーコースター”と呼ばれていて、かなり平凡なアトラクションだ。

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日本で”ベビーカー”と呼ばれるようになった経緯を知りたいな。
英語での”ストローラー”呼びよりもペダルとか電池で動く子供用の乗り物というイメージだ。

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↑英語での一般名称の1つである”Baby Carriage”を縮めた呼び方とか。

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↑辞書含め色んな語源についての資料を見てみたけど、”ベビー”と”カー”の混成語だと言ってるところがほとんどだったね。
”Baby Carriage”に触れているサイトも幾つかあったけどそれ以上の情報はなかった。
日本語の”乳母車”から”車”を取って”カー”になったのかもしれない。

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>日本で”ベビーカー”と呼ばれるようになったのか知りたいな。
英語ネイティブじゃないけど初めて”ベビーカー”と聞いた時は混乱した。
でもこのフレーズは単に自分が知らないだけで英語にあるのかもと思ってた。

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↑自分は英語ネイティブだけど誰かが”プッシュチェアー(※乳母車)”と言っても車椅子を連想してしまうからその気持ちはわかる。





外来語のように見えて実は日本で生まれた言葉というのは他にもたくさんあります。
海外でも単純にローラーコースターで一般化しているわけではなく様々に呼ばれているようです。




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日本の言葉の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―