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Makochan12.9, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

鉄道大国である日本ですがそれでもバスは重要な交通機関として活躍しています。
しかし乗降方法はバス会社によってまちまちなために海外の人にとっては戸惑うこともあるようで、日本でのバスの乗り降りについて海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
今週ようやく隔離期間が終わるからちょっと散策をしたくて、バスに乗ってみようと思ってる。
バスに乗る人を見かけたことがあるんだけど、真ん中のドアから乗るんだよね?
不安症なもんで初めて一人でバスを使うのに凄くストレスを感じてる。
どういう風に乗り降りするのか、何を用意しておけばいいのか教えてくれる人はいないだろうか?

●comment
日本でどういう風に行動したらいいのかに対する最善の策は周りのみんなの真似をすることだね。
心配な場合は早めに到着して周りの人がどういう風にバスを乗り降りしてるのか見るといいよ。
整理券を取ったり両替する心配をしないようにあらかじめICカードに現金をチャージしておくのがお勧めだ。
パネルにカードをタッチすればそれでOK。
気を付けなくちゃいけないのはバスによっては英語での案内がないものもあるということ。
そういう時は次にどこで止まるのかを知るのがちょっと難しい。
でも東京だったら問題ないと思うな。

●comment
↑自分としては1回か2回は現金で払うことをお勧めする。
そうしておけばカードを忘れた時でもどうすればいいのか覚えるから。

●comment
”入口”と”出口”のサインに注意するといいよ。
バスによっては前から乗る場合と後ろから乗る場合があるから。
一般的なルールというのはない。

●comment
↑これなんだよなあ。
バスによっては乗った時に払うのもあれば降りる時に払うのもある。
整理券が必要な時もあれば必要ない時もある。

●comment
↑追加するなら日本のほとんどの(全てではない)バスはICカード(Suicaなど)が使える。
ICカードで行ける時はタップすればいいし、距離によって運賃が変わる場合は整理券を取ることになる。
バスの外側に運賃が書かれている時は定額だからタップするだけでいい。

●comment
↑宇都宮には未だに現金のみのバスが走ってる。

●comment
↑マジか。
でもバスの前方で両替はできるよね?

●comment
グーグルマップでバスの運賃を調べることができるよ。

●comment
金沢のバスは現金か地元のICカードのみだな。
Suica/PASMOを使おうとしたけど駄目だった。

●comment
日本にもう20年住んでるけどバスに関しては未だに訪日したての外人体験ができるな。
少なくとも東京のバスはある種の一貫性があるけど。

●comment
バスには大別して3種類ある

1)前乗り→後ろ降り
この場合は前のドアから乗って後ろのドアから降りる。
(真ん中にドアがある場合でも後ろと解釈する)
これは東京で一般的だと思う。
このタイプのバスは定額運賃で、例えば120円払えばどこで降りてもいいから乗る時に払うことになる。
運賃は現金やICカード(Suicaとか)で払う。
もし現金で乗る時は硬貨か1000円を用意すること。
1000円より高額の紙幣を受け付けないバスもあるから。


2)後ろ乗り→前降り
後ろのドアから乗って前のドアから降りる。
運賃は定額ではないから遠くに行くほど運賃が上がる。
確か大阪のバスはこのタイプが多かったはず。

現金で払う場合は後部から乗ると右手に整理券の機械があることに気付くと思う。
もしその機械があったら乗った時に整理券を取らなくてはいけない。
バスによってはその機械が動いてない時もあるけど、そういう場合は整理券なしで乗ればいいだけだから慌てないように。

整理券がある場合は前方にスクリーンがあると思う。
そのスクリーンには運賃が幾らになるのかが表示されてる。
例えば整理券に3と書かれていればスクリーンの3の下に表示されてる運賃になる。
これは120円とかから始まって遠くなるほど高くなっていく。
この場合は前降りになるから降りる時に運転席横の箱に整理券と一緒に運賃を入れる。
両替がないバスもあるから運賃通りのお金を用意しておこう。
その額がない場合は切り上げて払うことになる。
1)のルールと同じように1000円以上の両替を受け付けないバスもある。

もし整理券が発行されないで乗った場合はスクリーンに”無券”と書かれたところの額を払う。
(一般的にはスクリーンの左上とか最初に表示されている)
そこに書かれた額が運賃だ。

Suica/ICカードの場合はもっとシンプルだ。
後部から乗った時にカードでタッチして、前方で降りる時にタッチする(この時に支払われる)


3)前乗り→前降り
バスにドアが一つしかない時は簡単。
これは長距離バスに多くてアメリカのグレイハウンドなんかを考えてもらえばいい。
一般的には乗る前にチケットを買う必要がある。


4)OK、どうやって違いを判断したらいいんだ?
バスに書かれてることが多いけど日本語が読めなかったらわからないと思う。
これは地域によってかなり違うからまずは他の人がどういう風に乗り降りしているのかを見るのが良いだろうね。
もし前乗りの後ろ降りだったらこの地域のバスはほとんどがそうだと思っても差し支えないと思う。

もしバスを待っているのが自分だけだったら?
東京だったらとりあえず前から乗ってみると良いと思う。

●comment
↑これは素晴らしい返答だ。
投稿主が読んでいるといいんだけど。

●comment
自分も初めて日本に来た時は公共交通機関を使うのが凄くストレスだったな。
なんせ地元は公共交通機関というものが一切なくて全て車で移動してたから。
初めて日本に来た時はネットもスマホもなかったから当然グーグルマップも使えなかった。
自分としても他の人の観察することを勧める。
あと迷った時はバスの運転手に聞くといいよ。
みんな親切に教えてくれる。

●comment
東京の場合は前から乗るバスしか使ったことがないけど秋田の場合は真ん中から乗った。
これは場所によるね。
通常は待っている場所で止まってくれるけど他に人がいる場合はその人たちについていけば良い。
ICカードをゲットしておくこと。
タッチすればいいだけだから旅行に凄く便利だよ。

●comment
東京のバスネットワークは凄く複雑だ。
バス会社が幾つもあって路線番号は重複しているし時刻表は日本語のみのことが多い。
そして支払い方法は2種類ある(これが前ドアと真ん中ドアの件)
鉄道は時間通りだし券売システムは一貫していてどの駅も地図にはっきり描かれているし遠隔地に行く路線網も複数言語で表記されてる。
東京で駅から歩いていけない場所で行きたくなる場所はないと思う。

個人的に日本におけるバスは鉄道の補足的なもので、代替品にはならないと思う。
まずは鉄道で行って、それから必要に応じてバスを使う、みたいな。

●comment
>東京で駅から歩いていけない場所で行きたくなる場所はないと思う。
これは違うな。
バスを使わないといけない場所はたくさんあるぞ。

まず自分のアパート(最寄りの駅から徒歩で40分かかる)、それに立川と横浜にある入国管理局。
入国管理局に行くのは慣れない交通機関を使うからそれだけでストレスだ。
住居に関してはバスを使うことを厭わなければもっと安く住めるからそのためにバスに慣れる価値はあると思う。
これは他の都市にも当てはまる(車を持っていない場合は)

もしバス通勤が必要な地方で就職するなら慣れておくに越したことはないよ。
それに駅の近くで開催されない面白いイベントや展示会だってたくさんある。
レストランやレンタルスペースを使うミートアップに行く時もバスを使うしね。
世田谷エリアだとこういうことは結構ある。

それにバスを使うのはその地域を知るのにもいいよ。
あと自分が乗ったことのあるバス(東京、横浜、よく分からない他の場所)はどれも英語表記があった。

●comment
>東京で駅から歩いていけない場所で行きたくなる場所はないと思う。
大きな観光地はないかもしれないけど駅からマジで歩かなくちゃいけない場所は東京にもたくさんあるぞ。
行く価値のある面白いところもある。
東京23区で最も広い都立水元公園は駅から歩いて20分かかる(しかも一番離れのゲート)。
もしゲートブリッジまで行こうと思ったら最寄りの駅から歩いて1時間はかかる。

ともかくバスはあまり観光客のいないエリアを訪れたり、放射状にのびる鉄道路線を縦に移動したい場合なんかに有効だと思うよ。
(例えば江戸川、杉並、世田谷で南北に移動したい時とか)

●comment
どこかの駅でSuicaを手に入れて現金払いしなくていいようにチャージしておくんだ。
ほとんどのバスは真ん中から乗ってすぐ右側に手のひらサイズのスキャナがあるからそこにカードをタッチする。
バスには至る所にボタンがあるから”次は××”と降りる場所のアナウンスがあったらそれを押す。
待っているバス停で降りる場所をチェックしておくのが良いだろうね。
もしよくわからないなら運転手のそばに立ってどこで降りたいか告げると良いよ。
そうしたら着いた時に教えてくれる。
前の方に立っていると降りる時に素早く降りられるという利点もある。

●comment
東京にいるんなら東京のバス(緑-オレンジ)は前から乗って事前に運賃を払う。
運転席の横にあるISカードリーダーにタッチして終わり。
降りる時は真ん中から。
SuicaもPASMOも両方使える。

●comment
10年前の自分だな。

●comment
東京で真ん中のドアから乗ったことはないな。
どのバスも前のドアから乗った。
入ったらまずISカードをタップしてそれで終わり。
あまり心配しすぎないで、列の先頭に立たずに他の人のやることをやったらいいよ。

●comment
↑品川駅から入国管理局に行くバスは真ん中から乗るバスだ。
でも確かにほとんどのバスは前から乗るね。
千葉の住んでた時は真ん中から乗ることが多かった。





バスは地方によって全然違うので戸惑うことも多いようです。
これは日本に限った話ではなく、海外旅行をする場合でもバスは難易度の高い移動方法であります。
その分その土地を地元の人の目線で見られるという利点もあります。