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ⓒ林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会

アニメに3DCGが使われるようになってもうずいぶんと経ちます。
最初こそ違和感が大きかった3DCGですが最近は全くそんなことを感じさせないものも増えてきました。
日本のアニメに使われている3DCGに対する海外の反応です。

引用元:reddit.com

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●投稿主
日本のアニメで使われている3DCGは進歩している?

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良い使い方をしているスタジオもあればそうじゃないスタジオもある。
例えるなら『宝石の国』と『ピアノの森』の3Dシーンの違いとか。

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↑確かに。
『宝石の国』の3DCGは例外的な使い方だね。
撮影を開始するまでにあのスタイルに落ち着くまで数か月から数年かかってる。
リンクはないけど髪の毛のシーンは何度もやり直しをしてかなり時間がかかったと言ってた動画があった。

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↑これをどうぞ


●comment
素晴らしい3DCGの使い方として滅多に言及されることがない(アートも素晴らしい)作品と言えば『海獣の子供』。

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3DCGが上手いと言えばUfotabelとWhiteFoxかな。
Ufotabelはかなり気付きにくくてWhiteFoxはわかる部分もあるけど悪くはない。
(『Re:ゼロ』のサテラとパトラッシュは多分3DCGだと思う)

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嫌いな人もいるだろうけどここ最近のJ.C.Staffは2Dアニメの中で3DCGを使うという意味では凄く上手い。
『とある科学の超電磁砲T』を見てた人なら言ってる意味が分かると思う。
あと『ワンパンマン』のムカデ長老。
問題は社内スタッフはクレジットに名前が載らないからどの位外注していてどの位内製なのかわからないこと。

あと3DCGを語るならUfotableは欠かせないね。
あまりに上手くて3DCGだと分かっているんだけど目では手描きと区別ができない時もある。

それ以外のスタジオで3DCGが上手いと言えばA-1、デイヴィッドプロダクション、MAPPA。
それ以外のスタジオも年々上達している。

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↑Ufotabelの3DCGはどのカットも凄まじすぎる。
ブレンディングとコンポジションを完璧にマスターしてる。

●comment
↑ここで言っているのは3DCGのことでポストプロセスで入れるビジュアルエフェクトのことじゃないぞ。

●comment
↑そこでも3DCGを使ってるんだ。
背景も3D環境を使ってるからね。

●comment
↑それは違うぞ。
Ufotableは優秀な2D背景チームを抱えてる。
3Dを使ってるのは少しだけだ。

●comment
↑3Dのライティングとパーティクルエフェクトをかなり使ってるよ(暗いシーンを見ればわかる)。
手描きにスケルトンの3Dマッピングを重ねてるんだ。
ダイナミックなカメラのズームや動きは3D環境下で行われているものだし。

●comment
好きな3DCGの使い方は2002年に作られた『ヒートガイジェイ』というアニメ。
動きがあるシーンの背景は3Dなんだけどキャラは2Dなんだ。
アートスタイルがユニークで『エスカフローネ』に似たところがあるんだけどそれが3Dの背景に合ってた。

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『空の境界』が作られたのはもう10年前だぞ。

●comment
『ドロヘドロ』はアニメ化不可と言われていた作品をCGで成功させた最初のケースだろうな。

●comment
↑個人的には2番目かな。
最初のケースは『宝石の国』だと思う。

もし『宝石の国』の原作をアニメを見る前に読んでいたら絶対に3DCG以外では不可能だと思っただろうな。

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『えとたま』の3DCGの使い方が好き。
戦闘シーンでしか使われなくて戦闘になるとフォルムが変わるから良い。

●comment
↑確かに『えとたま』の3DCGは良かったね。
テクスチャやフレームレートが良かっただけじゃなくて3DCGのデザインやアニメーションを従来の2Dアニメに落とし込む方法をちゃんと心得てた。
自分にとって3DCGでありながら”アニメ”だと感じた最初の商業アニメだったかもしれない。

●comment
なんで『えとたま』のことを忘れてたんだろう?
3DCGが凄く良かった!

●comment
個人的に好きな3Dアニメと言えば『ルパン三世 THE FIRST』かな。

オープニングシーン



カーチェイスシーン



これはTMSが作った劇場用作品なんだけど監督は前の作品でかなり3DCGの経験がある。
上手く作ってくれて良かった。
拙い部分もあるにはあるんだけど一番懸念していた背景のディテールは凄く良かった。

●comment
『グレートプリテンダー』のCase2はかなり3DCGの使い方が上手かった。

●comment
正直言って今までで一番3DCGが良かったのは『宝石の国』だと思う。
『ビースターズ』ってCGなのかな?
だとしたらそれが2番目。

●comment
↑同じスタジオだぞ。

●comment
アークシステムワークスがゲームに使ってる技術を用いたアニメを見てみたい。
2Dアニメーションに少しだけ3DCGを使ってるみたいだ。
アークシステムワークスはその使い方が凄く上手いからカメラが動くまで2Dアニメを見てると思ってしまう。

●comment
↑アークシステムワークスは『ギルティギアXrd』で2D環境の中に3Dを入れるのがかなり進化したな。
アニメーションに必要なボーン変換は使っていたUnreal Engine3では不可能だったから独自開発したのだとか。
これはのちにUnreal Engine4で標準機能になった。
開発チームは初代『ギルティギア』から格闘ゲームの中にこの技術を入れるのをマスターしてた。

●comment
『アクダマドライブ』の3DCGに文句を言ってる人は誰もいないからそうだと思う。

●comment
OVA版『コードギアス』の戦闘シーンが3Dだったな。
個人的にメカの戦闘シーンとしては劇場作品以外だったら最高峰だと思う。

●comment
大きな進歩は24fpsになったことだと思う。
3DCGを12fpsでパンするのは辛いからね。

●投稿主
『宝石の国』は1つの例だけど、他に3DCGの使い方でみんなが気に入ってる作品はある?

●comment
↑『ビースターズ』。
あとそこまで人気になってはいないけど『D4DJ』もかなり評価が高い。

●comment
『BanG Dream』と『D4DJ』はどちらもブシロードのリズムゲームシリーズでCGはサンジゲンが担当してる。
どちらも素晴らしい3DCGの使い方をしている好例だね。
『ラブライブ!』や『アイドルマスター』のような以前の音楽アニメはコンサートシーンに3DCGを使っていた(手描きよりもモーションキャプチャーして3Dにする方が楽だから)けどそれ以外のシーンは手描きの2Dアニメだった。
それぞれのシーン単体で見るとどちらも良いんだけど2Dから3D、あるいはその逆へ切り替わる部分がなんかぎこちない感じがしてた。

『BanG Dream』も1期目は同じやり方だったんだけど2期目でブシロードはぎこちない変遷をなくすために全て3DCGで作ることに決めて、個人的にはそれが素晴らしかったと思ってる。
『BanG Dream』は3期目も同じ手法を使って、後続である『D4DJ』もそれを踏襲している。
『宝石の国』以外のフル3DCGアニメだったらこの2作品が最高だと思うな。

●comment
↑それに加えるなら『ラブライブ!』の3DCGもかなり進歩してる。
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』はこのシリーズで最高の3DCGを使っていて本当に素晴らしかった。

『BanG Dream』がフル3DCGに切り替えたのに対して『ラブライブ!』はキャラデザをシンプルにすることで2Dで動かしやすくなっただけでなく3Dとの親和性も高くなった。

正直言って2回3回見てようやく3Dだと気付いたくらいだ。


●comment
↑『虹ヶ咲学園』の3DCGはほんと凄いよね。
間違いなく『ラブライブ!』シリーズの中で進歩している。

●comment
音楽アニメということだったら『あんさんぶるスターズ!』の3DCGもハイクオリティだと思う。
凄く滑らかで2D←→3D間の移行で違和感が少ない。
ブレンドが凄く上手いね。

●comment
『Black Rock Shooter』の3DCGの使い方が好き。
初めて好きになった3DCGアニメかもしれない。
ダイナミックなカメラアングルがたくさんあった。

●comment
白組。
『リヴィジョンズ』や『えとたま』を作ってる所だけど滅茶苦茶上手いし『宝石の国』と同レベルだと思ってる。
白組が次に作る『ナイトヘッド』と『86』も楽しみだ。





アニメにおける3DCGは年々進化しており、既に2Dと見分けがつかないものも出てきています。
ダイナミックなカメラアングルや大量のオブジェクト描写など3DCGの得意とする描写も可能となりました。






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