01259
Noneotuho, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

幸島のニホンザルは芋を海水で洗うことで世界的に有名です。
最初は川の水で洗っていたのが次第に海水で洗うようになり、これは塩味が理由であるとされています。
幸島の猿に対する海外の反応です。

引用元:reddit.com

スポンサードリンク



●投稿主
日本の猿は芋を水で洗うことを覚えた。
やがてそれを海水で洗うようになった。
これは普通の芋の味よりも塩味が付くからであると考えられている。

●comment
次はグレイビーソースを与えてみようぜ。

●comment
↑さつま芋ならバターと黒糖だろ。

●comment
↑バター、蜂蜜、黒糖、シナモン。
試してみ、世界が変わるから。

●comment
↑アメリカ南部に住んでるからそのTシャツを持ってるくらいだ。

●comment
未来のニュース:糖尿病になった猿が日本の観光客を襲っています

●comment
そのうちこの猿にフライヤーの使い方を教えよう。

●comment
いずれさつま芋をアルミホイルに包んで焼くことを覚えるだろう。

●comment
↑その前に火の使い方を覚えるのが先では?

●comment
↑猿に火を覚えさせちゃ駄目だ!

●comment
↑猿も火をつけられるぞ。




●comment
↑マジかよ。

●comment
研究者によると猿は石器時代に入っているらしい。

●comment
仕事と報酬の比率についての研究で生の芋を入れると茹でた芋が出てくるという箱を用意したところ(研究者が芋を交換する)、猿たちはそのために1マイル(※約1.6km)移動することも厭わなかったらしい。

●comment
↑調理した方が増える栄養もあるしね。

●comment
ニホンザルは温泉に入ることを考えるといずれさつま芋を温泉で茹でることを覚えるんじゃないだろうか?

●comment
↑それを覚えたら火を覚えた頃の人類に近づくことになるな。

●comment
↑皮をむきやすくするために温泉にバナナを浸けることを覚えた猿というのは既にいる。

●comment
まだフォークを使うことすら覚えてないから無理だ。
まずは芋を枝に刺すことから覚えないと大惨事になるぞ。

●comment
同じ猿のグループなのかは知らないけどニホンザルの集団にさつま芋を与えたら砂が付いてることを嫌がったらしい。
で子猿が砂を洗い流すようになった。
最初はその猿の家系だけが芋を洗っていたんだけどいずれ他の子猿も真似するようになったのだとか。
全ての親子猿がそうするようになると子を持たない大人の猿も真似するようになったらしい。
で、何か月も経つとその集団の猿が全員芋を洗うようになった。

●comment
記事によると最初は茹でた芋を冷ますためだったらしいぞ。
それから生の芋や他の食材を与えるようになったのだとか。

●comment
これは魅力的な研究だと思う。
最初は芋を洗うことを覚えた若い猿から始まった。
それを友達に教え、それが家族に伝わり、やがてグループ全員がするようになった。
塩味をつけるのはそこから始まったんだ。

●comment
↑素晴らしい話だよな。
生態学者の今西錦司(※wikipedia)が何千時間も観察して子猿が親猿に教え、それがグループ全体に広がっていくのを記録して霊長類の中にこの種の文化の伝播が見られることを証明した。
これは当時かなり物議を醸して、特に動物には思考的な行動はなく生まれつきの本能的な行動を持っているだけだからこういう風に擬人化すべきではないと考える西洋の生態学者から強い反発があった。
今西錦司が正しかったと知るのは何年も経ってからのことだ。

●comment
しょっぱいさつま芋は美味しいからね。
オリーブオイルとニンニクも教えるべきだな。

●comment
↑ベイクドポテトにバルサミコ酢と岩塩をかけたら最高。

●comment
↑なんで岩塩限定なんだ?

●comment
↑岩塩はさつま芋の水分で溶けないから。
溶けちゃうと全体的にしょっぱくはなるけど強烈な塩味は失われてしまう。
岩塩ならそれを防げる。

●comment
>しょっぱいさつま芋は美味しいからね。
でもしょっぱい生のさつま芋だったら?

●comment
↑しょっぱくない生のさつま芋よりはマシだろう。

●comment
これが今後どう変化していくのか見てみたいな。
香辛料が豊富にあったら味付けする方向に行くんだろうか?
それとも調理方法?
人類の料理の起源やいつから意図的に味付けするようになっていったのかを考えると面白ね。
そして香辛料のトレードが世界を変えて行ったわけだし。

●comment
香辛料は元々は虫を寄せ付けないための進化として生まれていったのに人間はそれを気にしなかったから味付けに使うようになったというのが驚きだ。
人類の進化ってのは本当に凄い。

●comment
↑唐辛子は食べられないために時間をかけて進化していったのに、人類の誰かがどれだけ不味いものを食べられるか競い合ったのが始まりだと考えると凄くないか?

●comment
↑唐辛子は元々食べられるために進化したんだと思うぞ。
鳥はカプサイシンの受容体を持ってないから防御の対象にはなっていない。

●comment
面白いよな。
人類は農業の達人となったわけだけど一方で農作物は人類を支配している。
麦、米、大豆、南瓜、豆、まだまだある。
人類はそれが野生で生きられなくなるまで何千年もかけて栽培を続け、そうすることで人類は狩猟採集生活を捨てて現代の農業が姿を現した。
動植物を家畜化することで人類も家畜化されたんだ。

●comment
自分の理解してる所だと塩は生きるために必要だから体は本能的に塩を求めてる。
味が良いから塩を求めてるというよりも体が求めてるんじゃないかな。

●comment
↑それこそが”味”なんだと思うよ。
”本能的に求めてる”ものではあるけど、それでも色んな食材に塩と油を足してるわけで。

●comment
ナトリウムは塩だけじゃないぞ。
この猿たちは環境内でナトリウムを摂取してた(ある種の植物を食べるとかで)。
だから芋を海水で洗う猿がそういう食べ物を食べ続けているのか、味が理由なのかを確認するのは興味深いと思う。

●comment
↑でもナトリウム(イオン)がしょっぱさだから。
ナトリウムイオンが塩味を作ってる。
塩化物は無味だったはず。

●comment
↑その通り。
でも生存に必要なナトリウムはさつま芋を塩水に浸すとか塩味にしなくても摂取することができる。
(例えばマスクメロンなんかで)
確かにナトリウムは体に必要だけど生のホウレン草やテーブルビートよりも塩味の物を食べたがるのは味が理由という訳だ。

●comment
人類が香辛料を使うようになったのは味が理由じゃないぞ。
香辛料となる植物のもつ抗菌作用が大きな理由だ。
これによって食品の保存性が大きく高まった。

●comment
より印象的なのはこの方法を発見したのが1匹の若いメス猿だったということ。
そしてこの猿は道具なんかも使っている。
かなり印象深いね。

●comment
↑人類と同じだな。
賢いものがまず考えついて残りがそれを真似していく。

●comment
自分もしょっぱい芋が好きだ。

●comment
この猿はかなりクールだな。
最初に芋を洗った猿であり、米から砂を洗い流す方法も編み出した。
これも幸島の猿たちの間に広まっていった。

●comment
↑だからこの猿に”イモ”という名前をつけたのか。






幸島の猿は霊長類も文化があって広まっていくという研究の突端になったということで海外でも非常に有名です。
幸島には今も約100匹程度の猿が生息しているそうです。




B073P3BWMX
紅はるか ベビーサイズ 5kg (4.5kg+保証分500g) 土付き 生芋 (130g以下のSS~Sサイズ) 鹿児島県産 さつまいも べにはるか