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NASA, Public domain, via Wikimedia Commons

JAXAは2029年に火星の月であるフォボスからサンプルを持ち帰る計画、火星衛星探査計画(MMX)(※wikipedia)を進めています。
2024年に打ち上げて2025年にフォボスに着陸してサンプルを採取し、2029年のリターンを予定しています。
JAXAの火星衛星探査計画に対する海外の反応です。

引用元:reddit.com

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日本は2029年に火星の月から土(※soil)を持ち帰る計画を進めている。
JAXAの計画では2024年に打ち上げ、火星の月であるフォボスから10gのサンプルを採取し、2029年に地球に持ち帰る。

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日本は小惑星に着陸したことがあるんだしこれもやってのけるだろうな。

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↑フォボスにも難しさはある。
火星はフォボスへの着陸に多少影響を与えるだろうし、フォボスは火星に近い。
リュウグウは孤立した小惑星だからよその影響がなかった。
でもJAXAはかなり調子が良いからね。
はやぶさもはやぶさ2も上手くいった。
JAXAならやってくれると思う。
少なくとも自分はそう願ってる。

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これはかなり難しい成果になると思うぞ。
頑張れJAXA。

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↑難しいけど火星からサンプルを持ち帰るよりは簡単だろうな。

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↑それはね。
フォボスには大気がないし火星には既に軌道衛星があるから通信にも困らない。
それに質量が少ないから離陸の妨げになる重力も少ないしね。

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↑地表から離陸する時にかかるデルタブイ(※ある軌道から別の軌道に遷移するためのエネルギー量:wikipedia)が本当に重要になる。

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↑ゲーム『Kerbal Space Program』でデルタブイのことを知ったな。

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空力ブレーキ(※空気抵抗を利用した制動方法:wikipedia)が使えないから火星の月への着陸の方が難しくなるんじゃ?

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↑火星の地表から離陸する時の方が火星の月から離陸するよりも燃料が多く必要になるんだ。

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あと月は衛星軌道を回っている惑星の一部分であるとも言える(ほとんどの場合は)
なので火星の月を調べることで火星自身のことも知ることができる。

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↑フォボスとダイモスがどうやって火星の月になったのかはよく分かってなかったはず。
火星軌道に囚われた小惑星の可能性もある。

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↑ますますフォボスの土を調べる意味が出てくるな!
きっと答えがそこにあるぞ。

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↑確かに!
宇宙オタクにとって良い時代だ。

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フォボスはほぼ火星軌道に囚われた小惑星だろうと言われている。
地球と月を形成することになったガイア/ティアの衝突で出来た破片がフォボスになったという説もある位だ。
そう考えると原始地球の一部を持ち帰ってきてほしいね。
※地球にティアと呼ばれる小惑星が衝突して現代の地球と月になったとするジャイアント・インパクト説:wikipedia

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フォボスみたいに低質量で親惑星に近い衛星の軌道の中に入っていくのはかなり難しいぞ。

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↑フォボスの軌道には留まらないで真っすぐ帰ってくるか(火星に逆行して)最初に火星の軌道にしばらく留まるんじゃないかと思う。
長期間科学的調査をするとかじゃない限りフォボスの軌道に留まる意味はないと思うし。

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↑火星の軌道からいきなりフォボスに着陸するのは流石に無茶が過ぎると思うぞ。

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↑復路のつもりで言ったんだけど、確かに往路でそれをやるとかなり難しいだろうね。
優れたナビゲーションシステムがあればできるだろうけど、直行しようとするとデルタブイが節約できなくなるだろうし。

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火星着陸の場合は減速するための燃料はあまり必要ない。
軌道に入らず直接大気圏に突入することもできる。
フォボスの場合は減速するために燃料を使う必要がある。
離陸は簡単になるけどね。

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こういうミッションを成功させるための一番高いハードルは資金調達のための政治ゲームだ。
技術と専門家は既にそろっているからあとは実現させるための資金のみ。
別にだからこのミッションが資金調達面で失敗するとかそういうことを言いわいわけじゃなくて、宇宙開発ではこれが常にリスクとなるんだ。
特に惑星間宇宙飛行では。

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↑火星探査の実現成功率ってかなり高くなかったっけ?

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↑火星探査計画の成功率はかなり高くて50%以上ある。
高いことは高いんだけど、それでも100%ではない。

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日本はこのミッションに全力で取り組んでる。
凄く印象的な内容だ!

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火星に行くのとフォボスに行くのと(そして帰ってくる)ではデルタブイにそんなに違いが出るものなんだろうか?

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↑かなり。
デルタブイもそうだし追加される複雑さも含めて。
火星から帰ってくるには斬新な化学ロケットエンジンが必要になるだろうけどフォボスのミッションはイオンドライブエンジンと姿勢制御システムがあればいけると思う。

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↑火星は地表重力も大きいし大気があるからかなり違うだろうな。
フォボスはフォボスで空力ブレーキが使えないけど。

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フォボスは火星ではないし、別の場所から軌道に囚われた火星とは全く違う天体だと思われてるんだよな。

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↑それって本当なのかな?
火星に衝突した隕石による噴出物が衛星にも積もってると思うけど。
確かに水や大気の兆候はないけどね。

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Soilじゃなくてregolith(※レゴリス。岩石の表面を覆う堆積層)な。
Soilは有機混合物だ。

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↑それは興味深い。
地球上でレゴリスを採取できる場所はあるんだろうか。
サハラ砂漠の乾燥しきった砂でさえ生物由来のものが大量に含まれているだろうし。

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↑Soilはレゴリスの派生物だ。
砂利、塩、火山灰はレゴリスだね。

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こっちは2029年に火星に人類を送り出すべきだな。
さっさと始めようぜ。

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これは良いね。
何か面白いものが見つかってほしい。

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前回の挑戦(ソヴィエト連邦のフォボス計画)(※wikipedia)は失敗しちゃったんだよな。
今回は上手くいってほしいぞ!

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これが成功したら日本は宇宙開発競争で頭1つ抜け出すぞ。

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しかしなんでこんなに小量なんだ?
100gとか1kgとか、10kg持って帰ることはできないんだろうか?

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↑質量が大きくなると燃料が多く必要になり、そうなると質量が増えるから更に燃料が必要になり、更に質量が増えるから……というわけだ。

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↑その辺は『Kerbal Space Program』で速攻学んだよ。

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wikipediaによるとはやぶさ2が持ち帰ったサンプルはガスも含めて5.4g。
分析結果は見つからなかったけど、こういうミッションを他にも計画してるなら量としては十分なんだと思う。

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持ち帰る質量が1g増えるだけで最初のロケットの重量が10kgは増えるからな。
(超ざっくりした計算だから多分もっと増える)
火星からサンプルを1kg持って帰ろうと思ったら地球に帰ってくるための燃料を確保するために最初の離陸時に+10tの燃料が必要になる。
そしてその10tを支えるための構造体、打ち上げサイトも必要になってくる。

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第2次宇宙開発競争は良いよね。
楽しみだ。

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”火星旅行はまもなく実現する”というほらと違ってこれは実現する可能性がかなり高いし、かなりの科学的価値があると思う。
ロシアが1976年に挑戦したけど失敗したんだよな。

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↑もっと最近にも挑戦してるぞ。
でも離陸に失敗した。
フォボス・グルントだ。(※2011年にロシアが計画した探査計画:wikipedia

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これはフォボスのモノリス(※wikipedia)を地球に持ち帰るという極非任務なんだ。

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これは凄いな!
まだフォボスにはどこも着陸してないんだよな?

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これって火星を8Kカメラで撮影する計画?
それとも別の計画?
※火星衛星探査計画MMXには火星とその衛星を8K撮影するミッションも含まれている






火星の衛星に着陸してサンプルを持ち帰るという前人未到の計画が本格的に始まっています。
日本ははやぶさとはやぶさ2で成功しているだけに海外からも期待されているようです。





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