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image credit:reddit.com

日本で庭木として人気があるイロハモミジは今ではJapanese Mapleとして海外でも人気となっています。
モミジを植える際に注意点はあるかと海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
今日日本のモミジを植えようと思う。
予定としては園芸用土(ミラクルグロー・オールパーパス)、ブラックカウ社の堆肥、上にはマルチとしてハードウッドのチップを考えてる。
水はけをよくするために根の位置は少し高めにしておくつもり。
何か問題あるかな?

●comment
ブラックカウを使っているのが良いな。
ミラクルグロー・オールパーパスには既に肥料が含まれているから注意した方が良いぞ。

●comment
良いね。
自分のは葉が出始めたところだ。

●comment
植えるための穴はもっと広くした方が良いな。
最低でも鉢の倍は広くするべきと言われてる。

●comment
どういう品種なんだろうか?
気になる。

●comment
自分なら堆肥とミラクルグローは控えておくかな。
木は十分健康に見えるから窒素が多すぎると根が焼けてしまうかもしれない。
必要なのは根の成長を促進させてしっかりと根付かせるための、骨粉やリンを多く含むものだろうな。
いったん根付かせてから堆肥やミラクルグローを施肥するといい。
ちなみに自分は園芸技術者で種苗屋も運営してる。

●comment
↑樹医をしてるけど全てに同意する。
ミラクルグローと堆肥は庭の他の草木のために取っておくといいね。

●comment
このサイズの木だと幾らするんだろうと想像することしかできない。

●comment
↑これはかなり一般的なモミジだな。
おそらくブラッドグッドだろう。
もしこれが獅子頭だったらこのサイズなら500ドル(※約6万4000円)はする。

●投稿主
>このサイズの木だと幾らするんだろうと想像することしかできない。
400ドル(※約5万1000円)+サウスカロライナ州グリーンビルのガーデンセンターから届けてもらった送料の45ドル(※約5700円)だよ。

●comment
↑ありえない!
サウスプリーザントバーグの種苗屋?
自分も待ってるところだ。

●投稿主
↑その通り。
ブラッドグッドという品種。

●comment
自分はそのサイズの一部でしかない苗木に350ドル(※約4万4000円)出したというのに。

●comment
ちょっとフェンスに近すぎる気もするけど画像だけで判断するのは難しいか。
個人的には最低でも4フィート(※約1.2m)は離すようにしてる。
自分と隣人の庭に最大限日陰を作れるようにね。
モミジはずっと前から欲しいと思ってる。
色が良いよね。

●comment
良いね。
もう少し穴を広げて庭土と肥料を混ぜた方がいいかもしれない。
でないと根を張るのに苦労することになると思う。

●comment
↑これは是非やるべきだね。
幅も深さも今の3倍くらいにした方がいい。
で、埋め戻す前に庭土を肥料を混ぜておくんだ。

●comment
↑追加するなら根から離れたところは元の庭土を増やすと更に良い結果になる。
でもこれはかなり手間だけど。

●comment
↑最近うっかりそうしてしまった(穴の中で庭土と肥料が混ぜ合わさった)けど、駄目なことだと思ってた。

●comment
↑いや肥料の濃度が変わるようにするのが一番良いんだ。
特に粘土質の土だったらこうしないと根が張らない。
それ以外の状態のことを自分は”地面に埋まった鉢”と呼んでる。
今の3倍の広さであっても粘土質の部分に根が当たると鉢植えと同じように根が絡み合ってしまうんだよ。

●投稿主
>追加するなら根から離れたところは元の庭土を増やすと更に良い結果になる。
素晴らしいアイディアだね。
ありがとう!

●comment
”50ドルの木を5ドルの穴に植えるな”という言葉もある。
植え付け用の穴の壁は植木鉢の壁と同じで根がそこで返ってしまう。
庭師のマスタークラスでは植える時は元の庭土だけでその上に施肥するように教えられた。
でも自分は肥料と庭土を混ぜても成功した。

●comment
↑”200ドルの木を2ドルの穴に埋めるな”だな。
使わせてもらおう。
今度誰かに植え付け用の穴はどのくらいの大きさがいいかと聞かれたらこの言葉を贈るくことにする。
とはいえ成長してるし特製の木の鉢に入ってるところを見るとこの木は350~500ドルくらいしそうだな。

●comment
テキサス州でオリーブの木を植えた時もそれで成功した。
穴が大きければ大きいほど根が張りやすくなる。

●comment
植えた木は穴のサイズにしか根を張らないんだよな。
穴の大きさを2~3倍にして庭土と肥料を混ぜて植えるか、根の上部が数インチ出るように埋めてからその上に根が隠れるくらいまで盛り土をするのが良い。
自分はそういう風に庭土と肥料を混ぜて植え付けて、それから色んな方法を試してきた。
一番良かったのは元の庭土だけで植えてから改良土を盛り土をしてその上をマルチで覆うやり方だった。
自分のところは砂地だから根がすぐに張ってくれてマルチのおかげでミミズが来て土を改良してくれた。

●comment
穴には元の土以外入れる必要はないぞ。
そうしないと上手く根が張らずに絡み合ってしまう。
あと穴は今の3倍くらいの大きさにした方がいい。

●comment
↑良いアドバイスだ。
現時点で”一番いいやり方”は掘った土をそのまま使うことだと思ってる。
土を変える必要はなし。
そして穴は広ければ広いほどいい。

●comment
↑元の庭土と改良土の比率は8:2が良いと言われてないか?

●comment
↑個人的にその手間はする気なし。
手間をかけただけの効果があるかはっきりしてないから。
木も有機物が多い方が喜ぶかもしれないから自分が間違ってる可能性もあるけど大きな違いがあるようには思えないんだ。
木の選別と植える場所を間違えさえしなければ問題ないと思う。
植える場所を間違えてしまえば多少の肥料では効果ないしね。

●comment
イギリスの王立植物園で働いてる庭師に植え付け用の穴は丸ではなく四角く掘れと言われた。
四角の角が根が絡み合うことを防いでくれるんだとか。
丸く掘ると根が曲面に沿って伸びていくけど角にすると外へ外へと押し出されるらしい。

●comment
↑興味深い考えだな。
初めて聞いたけど理に適ってるようにも思う。

●comment
土のpHを測った方が良いぞ。
モミジはpH5.5~6.5を好む。

●投稿主
↑前に測ったことがあるけど赤粘土質の酸性土壌だった。
でも園芸用土を混ぜることで中性寄りになると思う。
pHの調整に後々でコーヒー粕も撒こうと思ってる。

●comment
↑コーヒー粕は撒く必要なし。
まずコーヒー粕は酸性ではないんだ。
コーヒーに含まれる酸性は水溶性だからコーヒーに溶けだして粕には残っていない。
それにコーヒー粕は植物の成長をかなり阻害する。
コーヒー粕は園芸にいいと昔から信じられてるけど間違いなんだ。
※コーヒー粕に含まれているカフェインとポリフェノールが短期的には植物の育成を阻害するという研究結果がある

●comment
コーヒー粕はやめてミズゴケと松皮のチップを調べてみるんだ。
どちらもpHを下げる働きがある。
両者をよく混ぜてから土の上を覆うといい。
松皮のチップは凄くいいマルチになるぞ。
土壌酸化剤は色々あるけど食べ物を使うときは注意した方がいいしコーヒー粕はその中に入らない。

●comment
あと平スコップなんかで穴の周囲の表面を掻いて雑草を取り除いた方が良いね。
雑草は水分や肥料をかっさらっていくから。
それから水分の蒸発を防ぐために4~6インチ(※約10~15cm)マルチした方がいいと思う。
最初の1年は水切れがかなり危険になるんだ。
あとマルチは根元から3~5インチ(※約7~12cm)離した方が良いね。
これは根元が割れるのを防ぐため。
あとは恐れずに根の25%くらいを切り詰めること。
読んだ本には試しに根の40%を切り詰めても影響は出なかったと書かれてた。

●comment
骨粉が良いぞ。
根の促進に使われてる肥料だ。

●comment
↑ただ骨粉を使うとアライグマが掘りに来てしまうんだよな。
なんか美味しいものが埋まってると思ってしまうらしい。

●comment
去年同じように珊瑚閣というモミジを植えた。
最高に気に入ってる。
場所はサウスカロライナ州シンプソンビルだ。

●comment
夏場は毎日水をやった方が良いぞ。
水はやりすぎということがない。
毎日1~3分水やりするくらいがちょうどいい。
水が足りないとあっという間に枯れてしまうんだ。
このくらい大きな木だと植えてから1年は特別な世話をした方がいい。
あと自分は植える時に土を改良したことは一度もないな。
あと根元はマルチで覆わずにドーナツ状にした方が上手くいった。






植え替えは木にとっても大きな負担になるので細心の注意が必要となります。
モミジは日本の多湿な気候を好む木なので乾燥した環境だと水やりも大事になるようです。




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苗:山もみじ(曲)*