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Claus Ableiter, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

リチウムイオン電池は現在の暮らしに欠かせない存在ですがリチウムや希土類など希少な素材を使うために高価にならざるを得ない問題があります。
今年の初めに住友金属鉱山は使用済みリチウムイオン電池からリチウムをリサイクル方法を開発したと発表しました。
関東電化工業との共同開発で、住友金属鉱山の二次電池リサイクルプロセスで発生するリチウム含有スラグを関東電化工業の湿式精錬法を使って再資源化できたそうです。
世界で初めて実現したリチウムイオン電池のリサイクルに対する海外の反応です。


引用元:reddit.com

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●投稿主
日本の企業がリチウムイオン電池からリチウムをリサイクルする方法を開発した。

●comment
これは電気自動車が競争力を持つために必要なことだな。
余分な無駄やコストは買ううえで大きなハードルだし。

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事前にゴミを分別してリチウムのリサイクルが容易になれば良いだろうな。
今まで一緒くたに捨てていたもので他にもリサイクル可能なものはあるだろうか?

●comment
市場の問題を克服するために新たな方法を開発したチームに敬意を表する。
素晴らしい先見性だ。

●comment
今の円筒形/四角形をしたリチウムイオン電池のエネルギー密度はリサイクルできるかどうかで変わってくるんだろうか。

●comment
本来経済はそう動くものではないんだけど、高価な製品を安価に作れるようになることで中古のリチウムイオン電池の価格は上がっていくんだよな。
需要と供給の関係で。

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↑そうでもないぞ。
一晩で価格が上がるということはない。
おそらく長期的にも価格が急に上がるということはないと思う。
この企業は価格の上場を抑えるために供給量を調整するだろうし。

他のバッテリーリサイクル業者は1トン当たりいくらの古い技術を使ってるから中古のリチウムイオン電池の価格に影響を与えることもないし。
使用済みのリチウムイオン電池の量が少なくなって住友金属鉱山が原料の入手に苦労するようになったら価格が上がるだろうな。
住友金属鉱山が他の業者よりも高い金額で買い付けなくちゃいけなくなるから。
使用済みリチウムイオン電池に高いお金を出せるのは住友金属鉱山だけで、今のところ中古のリチウムイオン電池は全く不足してない。
バッテリーのリサイクルはここ50年でも最大の懸念材料だしね。
要するに需要が供給を超えるまで価格が上がることはないだろう。

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これこそ業界がもろ手を挙げて待っていたものだ。
もうずっと長い間採掘のみで価格を下げていて新しい電池を作るために古いのをリサイクルするなんて手間をかけようとしてこなかった。
当然ながら資源は消費されていくし産廃も増えていく。
それにリチウムイオン電池を作るのは環境負荷も大きい。
ただしまだ安堵はできない。
新しい技術が市場に出る前に棚上げされてしまうのは普通にあることだから。
でももしこれが実際に商業化されて技術共有されるようになったら市場を変えることになるだろうな。
電気自動車やリチウムイオン電池が今以上に環境にやさしいものになる。

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これは環境面から見てすごく楽しみな技術だ!

●comment
どうか実現しますように。

●comment
北米のLi-cycleという企業が既にリチウムイオン電池のリサイクルをしてるぞ。
ここの株を買うこともできる。

●comment
実はリチウムはそんなに高くないんだよな。
本当に高いのはコバルト。

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↑今の車用のバッテリーはコバルトをほとんど使ってないぞ。
リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)に置き換わってる。

●comment
↑それが本当に真実かどうかは知らないけどニッケル・マンガン・コバルト系(NMC)の高密度電池は今も広く使われてると思う。
リン酸鉄リチウムイオン電池はまだ使われる範囲が狭いんじゃないかな。
価格差は数千ドルで、高級車では端数の額だけど低価格車では話が変わってくる。
NMCバッテリーのコバルト量は年々少なくなってるけどね。
ニッケル・マンガン・コバルトの比率は以前だと6:2:2が主流だったけど今は8:1:1になってる。
なのでコスト要因としてはコバルトよりもリチウムの方が高くなるだろうな。

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こういう改善していく技術が好きだ。
電気自動車の大問題の1つが廃棄物だからね。

●comment
ゴミとして出されるスマホ、タブレット、ノートPCのバッテリーはかなり多いように思う。
バッテリーのリサイクルはもっと注目されるべきだ。
それも早く。

●comment
↑これは100000%賛成。
この資源は本当に用途が広いからね。
今はただ捨てられているだけだ。

●comment
次は住友金属鉱山の株を買えばいいのか?

●comment
多くの企業が電気自動車の使用済みバッテリーをお金に変えるために頑張ってるみたいだ。
テスラも長寿命のバッテリーよりもリサイクルする方が費用対効果が高いと言っていた。
需要が高まれば電気自動車のオーナーは中古バッテリーを売れるようになるんじゃないだろうか。
バッテリーを中古で売れるようになったら新車を買うときにそれを加味してバッテリーをアップグレードして更に長期間車に乗れるようになるかな。
5年ごとに新しいバッテリーに変えられるようになるかも。

●comment
↑バッテリーを標準化して簡単に取り外しできるようになればあるいは。
自動車整備屋に持っていったら新しいバッテリーに変えてくれるようになるんじゃないかな。

●comment
↑問題は車のバッテリーは車体に合わせて形状が違うことなんだよな。
バッテリーを使ってシャシーの隙間を埋めたり構造材として使う実験を行ったという記事を読んだことがある。

●comment
↑そこがトレードオフになるだろうな。
一番いいのは標準化だと思う。
再利用のためにも取り外ししやすいのは大事だし。

●comment
↑本当にEVに移行しようと思ったら形状やら色んな標準化が必要になるだろうな。
フォード・F-150ライトニングやルーシッド・モーターズ、ハマー・EVなど大型のEVが競争力を持ってるのは単純にバッテリーを多く積めるからだ。
でも低所得者層に必要なのはシボレー・ボルトEVのような小型車だ。
更に言うと重量を減らすためにバッテリーブロックを車の構造に加えている自動車メーカーも増え始めている。
バッテリーを取り外し可能にすると構造が複雑になって重くなるしサイス制限からコストも上がるだろうからすぐに標準化というわけにはいかないだろうな。

●comment
標準化されればEVに移行する人もかなり増えると思う。

●comment
バッテリーとシャシーを統合するならそこをまとめて交換できるように他の部分をどうにかするのは無理かな?

●comment
走行距離を稼ぐためには車の形状が重要だからいずれ変化していくんじゃないかな。
バッテリーの様に素早く交換可能なカートリッジの標準化は避けられないと思う。
サービスポイントの数さえそろえば充電当たりの走行距離も無視できる数字になるし。

●comment
↑ゼネラルモーターズがバッテリー用のプラットフォームを発表してなかったっけ?
ピックアップトラックやSUVなど全部同じプラットフォームで使えるんだとか。

※ゼネラルモーターズは今年次世代バッテリー「アルティアム」とEVプラットフォームを発表した

●comment
バッテリー全体じゃなくて緊急用のバッテリーを搭載するのはどうだろうと考えたことがある。
標準化して交換可能にしておくんだ。
複数のバッテリーを搭載していてそのうち30%だけは交換したり駐車時などに取り外して充電できるようにすると。
店員が来てコンパートメントを開けて交換可能なバッテリーを取り出して新品に交換する。

これで30%充電完了と。
このバッテリーを最初に使うようにしておけば残りのバッテリーに50%残っていれば総充電量は80%ということになる。

●comment
人類はスマホの充電器すら標準化できてないからなあ。
車なんか充電用のコネクタですら数種類ある。
標準化はメリットも多いけど実現は難しいだろうな。

●comment
バッテリーには高価な素材がたくさん使われているから使えなくなったとしても価値は残ってるぞ。
今のところEOL(※保守終了)まで到達したバッテリーはないからリサイクル可能な充電池の市場はないけど、それも今後10年で変わってくるんじゃないかな。

●comment
バッテリーを搭載した電動スクーター、電動バイクが人気になってきてるからこれは更に後押ししそうだな。

●comment
↑でも電動スクーターや電動バイクのシェアは少ないけどな。
近い将来バッテリーを最も多く使うのはEVになると思う。

●comment
利益がなくとも希少な資源をリサイクルしなくてはいけない規則がなかったっけ。

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↑リチウムは希少じゃないけどな。
リサイクル可能だけどコストが問題だった。

●comment
↑いや今までリチウムはリサイクルできなかったぞ。
これは比較的希少という意味だ。
リチウムと天然カルシウムのハンドブックにはリチウムは普通の岩石や海水にも含まれているが常に濃度が低いために希少な資源である、と書かれてる。
リチウムがリサイクル可能かどうかが問題じゃなくて、リチウムを含んだ機材をリサイクルするための設備が問題だったんだ。

●comment
今の鉛充電池に使われてる金属の90%はリサイクルされた物。
バッテリーをリサイクルして新しいバッテリーを作るのが最も効率的なのは明らかだ。






従来のリチウムイオン電池のリサイクルはニッケルやコバルトは回収できるものの、リチウムはスラグに残ったままになっていたそうです。
リサイクルできるようになるとコストを下げるだけでなく環境にとってもメリットが大きそうです。






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