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ヒートポンプ式は長らく日本で技術研究が進んでいて、近年はガス代の高騰により欧州でヒートポンプ式への切り替えが求められています。
ドイツで急拡大するヒートポンプ式の冷暖房に対する海外の反応です。

引用元:reddit.com

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●投稿主
ドイツでヒートポンプ式の売上は更に急速に拡大していて今年の上四半期の売上は前年比で122%となっている。

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image credit:reddit.com

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これはドイツでは2027年からガスやオイルの暖房が禁止されるからだな。

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↑2024年からだぞ。

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正直言うともう少し値下がりするのを待ってる。
とはいえヒートポンプ式は今の価格でも十分元が取れるくらいだ。
ハイブリッド式のヒートポンプは燃料の消費量を70%削減できる。
これは多くの人にとって導入に3000ユーロ(※約44万円)かかっても年間の燃料代が2000ユーロ(※約30万円)削減できることを意味してる。
自分の場合は燃料をあまり使ってないから500ユーロ(※約7万円)しか節約できないんで他の人に譲ることにしてる。

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↑去年の7月からヒートポンプ式を待ってる。
お金は用意できてるんだけど業者が製品を入手できない。

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↑オランダだけどこっちも同じ問題を抱えてる。
結局スウェーデンで買って送ってもらった。
こっちで買うと去年の5月に注文しても届くのは今年の40週目だと言われた。

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↑同じくオランダ住みで業者に頼んだところ。
問題はbouwdepot(※住宅ローンの一種)経由で支払ったから書類をそろえる必要があること。

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自分は1か月くらいで届いたな。
流通は戻ってきたぞ。

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ヒートポンプ式自体の価格は問題じゃないんだよな。
法外な工事費を請求したり設置に1年以上待たされないきちんとした業者を見つける方が問題。
まだそこまで需要が高まってなかった数年前に設置したけどかなり満足してる。
とはいえ隔年で行わなくちゃいけないメンテナンスを半年以上待ってるところなんだけど。
技術を持った業者が不足してるんだよな……

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買う用意はできてるんだけど冷房能力がどのくらいなのか測りかねてる。
でもうちのアパートは冷房なしじゃ生きていけない。
他のユーザーは暖房ばかり気にしてて冷房に関するレビューが見つからない。
冷房が技術的には可能だけど水が出ると聞いたことがある。
知ってる人がいたら教えてくれないか。

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↑ヒートポンプにも色々ある。
一番一般的な空気熱源方式だと冷房も可能。

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よくある空気熱源方式(室外機タイプのエアコン)はよく冷えるぞ。
冷房で知られた存在だしね。
冷暖房タイプなら暖房も効率的に行える。
排水は室外機で処理される。

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↑一般的にヒートポンプ式と言えば床暖房やラジエーター内の液体を加熱/冷却する水熱源方式の物を指す。
涼しくはなるけど従来型のエアコンよりも効率的じゃない。

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↑いや、空気熱源方式もヒートポンプなんだ。
冷蔵庫にだってヒートポンプは入ってる。
ヒートポンプに対する認識が違うのかも。
文化の違いなのかな。
自分にとってヒートポンプは単にヒートポンプそのものを指すぞ。

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↑エアコンにヒートポンプが使われてるのは知ってるけど、冷蔵庫をヒートポンプ式とは言わないようにエアコンもヒートポンプとは呼んでないんだ。
オランダだと空気熱源方式のエアコンには補助金が出ないけど水熱源方式には補助金が出る。

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そういう場合は暖房付きのエアコンを買うだけでいい。
(最近はどれもそれだ)
欠点としては設置した部屋しか温まらないこと。
でもその部屋のドアを開けておけば家を温めつつ光熱費を節約できる。

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電気代はどんな感じだろう?

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↑その分ガスを使わなくなるからトータルで安くなる。
ガスに補助金が出てるなら別だけど。

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ヒートポンプ式はほとんどの条件下で同じ量の熱に対してエネルギー消費量は1/4になる。
一般的に今のガス代は電気よりもkwhあたりのコストは安くなる(変動型の契約だと1日ごとに変わるかも)けどヒートポンプ式の効率で相殺されるはず。
本当の利点はヒートポンプ式は将来性があるということ。
いずれソーラーパネルで家庭で発電できるようになるかもしれないけどガスは無理だからね。
有人はヒートポンプとソーラーパネルを設置して床は分厚いコンクリートの輻射熱暖房にしてる。
ソーラーパネルで充電してる間は床が過熱されるようになってる。
床が熱電池の役割を果たしてるから暖房代はほぼ0になってる。

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↑スウェーデンでは自分が初めて家を買った20年前からそんな感じだ。
(今の家にあるソーラーパネルは別として)
ヒートポンプ式は本当に効果あると強調したい。
北欧でも長年使えてきたんだから南に行けばもっと効率的だと思う。

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暖房代に年間2800ユーロ(※約41万円)も払ってるの?
月に240ユーロ(※約3万6000円)くらい?

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↑昨年の平均光熱費は月額300ユーロまで上昇したぞ。
下がってきてはいるけどね。
平均よりも高い人は月に400~500ユーロ簡単超えるからそういう人ほど恩恵を受ける。
自分の光熱費は月100ユーロくらい。
オランダの制度はちょっと変わっていてまず政府から一時金が支払われるんだ。
なので実際に払う光熱費は本来の光熱費よりも安くなる。
断熱をしっかりしてたりガスを使わなかったりソーラーパネルを持ってる家庭は光熱費がかなり安くなって時にはプラス収支になることもある。

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価格に関しては遠くないうちに安くなるんじゃないかな。
ドイツの企業(フィースマン)がアメリカのキヤリア・グローバルという企業に買われるという大型買収劇があった。
ドイツではヒートポンプ式が飛ぶように売れてるからこの買収もありなんだろうな。
なんにせよ市場が拡大してるから価格も下がっていくと思う。

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↑2年以内に2000ユーロ以下の製品が出ると思ってる。
フィースマンがキャリアと合併した理由はよくわかる。
ヒートポンプ市場は完全にコモディティ化が進んでいてキャリア、ダイキン、パナソニックなどのエアコンメーカーが独占してる。
ハイブリット式はレメハ(※オランダの暖房機器メーカー)やネフィット・ボッシュなど昔からのガス暖房メーカーが独占していくことになるだろうな。

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なんでドイツのフィースマンがアメリカのキャリアにヒートポンプ事業を売却したのか理解できない。
今後数十年間で特に必要とされるエネルギー事業なのに。

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↑今後数年以内にヨーロッパの市場でもアジアメーカーのヒートポンプが2/3の価格で売られるようになるだろう。
価格では太刀打ちできないからヨーロッパのメーカーが対抗するには技術で優位性を保つしかない。
研究開発費は固定のコストで販売数に応じて増えていくものじゃない。
つまり大きい企業の方が研究資金をかけられる。
生き延びるために研究開発費を増やすには大手と合併するのが一番良い方法なんだろう。

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日本製のはかなり良いぞ。
ダイキン、富士通、東芝、三菱の製品を買うんだ。
オーストラリアでもここ数十年ですっかり一般的になった。

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↑オーストラリアでもヒートポンプが必要になるのか?
それとも暖房にもなるエアコンのこと?
こっちだとヒートポンプと言えば暖房の熱源のことなんだけど熱風を出すんじゃなくて水を熱して家中に巡らせて温めるタイプだ。
(夏は水を冷やすことで家を冷やす)
特に古い家だと設置が難しくなるけど効率は良い。
オーストラリアだとセントラルヒーティングは必要ないと思ってたけど天候を誤解してたんだろうか。

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↑ヒートポンプというのは冷媒や相変化、コンプレッサーを利用した熱の伝達システムを指す言葉なんだ。
フィンランドだと空気熱源方式が一番一般的でこれは冷房も暖房も行える。
北部に住んでると-25℃の外部から屋内に+22℃の熱を放出するために特別設計されたモデルを設置する必要があるけどね。
なのでよくあるエアコンにはどれもヒートポンプが付いてるし冷蔵庫にもついてる。
もちろん暖房と冷房どちらかしか行えないものもあるけど両方使えるものを買う方が理にかなってる。
オーストラリアも暖房を必要とする地域が多いからどちらも使えるヒートポンプ式が理想なんだろうな。

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ヒートポンプ式の利点と言えば夏は冷房として使えることだな。

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今後17年間で3000万戸の建て替えが必要だと言われている。
月に均すと約16万台だけど現在すでに5万台が不足してると言われてる。
将来的には月の生産量が20万台を超えると言われてる。
基本的には確実な投資となるだろうな。

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↑ドイツで使われてる暖房システムは合計2000万台。
年間50万台だと全台入れ替えるのに40年かかってしまう。
年間100万台でも20年だ。





ドイツは2024年には50万台の設置を目指しており、市場が急速に拡大しています。
日本の空調大手であるダイキンや三菱電機も欧州での生産を増強しています。