
北米のアニメ情報サイトとしては最大規模を誇るAnimeNewsNetworkでは毎年スタッフのCarlとTheronがその年に北米で配信・放映・公開されたアニメの中から様々な視点からのベスト・ワースト作品を選んでいます。
その内訳と海外の反応です。
※一部ネタバレを含みますのでご注意ください
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■シリーズ・オブ・ザ・イヤー
Theron:『京騒戯画』(次点:『わたもて』)
Carl:『惡の華』(次点:『輪るピングドラム』)
※進撃の巨人は北米で大ヒットになったものの、作品自体のペースやクオリティにはばらつきがあったため見送ったとのこと。
■ムービー・オブ・ザ・イヤー
Carl:『おおかみこどもの雨と雪』
Theron:『カラフル』
■サプライズ・オブ・ザ・イヤー(驚きの良作)
Carl:『ガッチャマン クラウズ』
Theron:『アウトブレイクカンパニー』
■キャラクター・オブ・ザ・イヤー
Carl・Theron:もこっち(『わたもて』)
競争にすらならなかった。
■デュオ・オブ・ザ・イヤー
Carl:仲村佐和&春日高男(『惡の華』)
Theron:勇者&魔王(『まおゆう』)
■屑キャラ
Carl:夷川早雲(『有頂天家族』)
Theron:ルイス=エル=ブリジット(『フリージング・ヴァイブレーション』)
■シーン・オブ・ザ・イヤー
Carl:『惡の華』第7話、教室を破壊するシーン
Theron:『まおゆう』第9話、メイド姉の「私は人間です」のスピーチシーン
■死亡シーン・オブ・ザ・イヤー(ネタバレ注意!)
Carl:おおかみおとこの死亡シーン(『おおかみこどもの雨と雪』)
Theron:時縞 ハルトの死亡シーン(『革命機ヴァルヴレイヴ』)
■OP・オブ・ザ・イヤー
Carl:『Crowds』(『ガッチャマンクラウズ』)
Theron:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』(『わたもて』)
■ED・オブ・ザ・イヤー
Carl:『花 -a last flower-』(『惡の華』)
Theron:『希望の花』(『琴浦さん』)
■DVD/Blu Ray特典・オブ・ザ・イヤー
Carl:『人類は衰退しました』
『人間さんの、じゃくにくきょうしょく』という6話の短編アニメがついている
Theron:『とある飛空士への追憶』
フライトログとしてインタビューやプロダクションスケッチ、コンセプトアートがついている
■密かに好き(Guilty Pleasure)
Carl:『犬とハサミは使いよう』
Theron:『『ハイスクールD×D NEW』、『フリージング・ヴァイブレーション』
■珠玉の非公開作品
Carl:『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』
Theron:『コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-』
■ワースト・シリーズコンセプト
Carl:『キューティクル探偵因幡』
Theron:『断罪分離のクライムエッジ』
■最も苛つくトレンド
Carl:無駄に引き伸ばし、終わり時を見失ってしまう事(『はたらく魔王さま!』お前の事だ)
Theron:長すぎる作品タイトル
■最初は良かったのにその後落下した作品
Carl:『コッペリオン』
Therin:『俺妹2』の追加エピソード
■声優賞
作品:『ラブ☆コン』
日本声優(男性):江口拓也(比企谷 八幡~『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』)
日本声優(女性):橘田いずみ(黒木智子~『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』)
英語吹き替え作品:『BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail』
英語吹き替え声優(男性):Ian Sinclair(大山 タケル~『マケン姫っ!』)
英語吹き替え声優(女性):Luci Christian(小野沢 未来~『東京マグニチュード8.0』)
■個々の賞
告白賞:班目の春日部への告白(『げんしけん二代目』第11話)
モンスター・オブ・ザ・イヤー:巨人(『進撃の巨人』)
今後を注目すべきバンド:WHITE ASH(『ガッチャマンクラウズ』のOP担当)
アクションシーン・オブ・ザ・イヤー:アーチャー・イリヤVSセイバーオルタ(『Fate/kaleid liner プリズマイリヤ』)
↓この記事に対する海外の反応
●drdr48
以前も言ったけど、自分にとって今年の最高作は『新世界より』だな。
アニメでここまで感じ、考えたのは実に久しぶりだよ。
この作品の何が特別なのかやストーリーについてはそれ自体が大きなネタバレになるから言えないんだけど。
●RyanSaotome:タウソン、メリーランド州、アメリカ
自分のトップ5はこんな感じかな。
順不同で。
・リトルバスターズ~Refrain~
完璧ではなかったけれど、Refrainは好きなストーリーだし、アニメ化されただけで十分といえる。
特に最後の数話は涙が止まらなかった
・Fate/kaleid liner プリズマイリヤ
ベスト魔法少女アニメの1つでもある。
Fateネタが山ほど散りばめられてるし。
単体エピソードとしても今年2位につける位最高だった
(Refrain11話の次に良かった)
・のんのんびより
実にゆったりできるし、情景が素晴らしかった。
アニメ的なキュートさもあったしね。
萌え日常アニメはこうあるべきである、というような作品だったね。
・物語シリーズ・セカンドシーズン
今までと一緒だけど、相変わらず素晴らしかった。
忍がたくさん出てきたのは嬉しかったし、最終章は特に面白かったな。
・ラブライブ
楽しいアイドルアニメだった。
音楽やダンスナンバーも素晴らしいものが多かったね。
グループの人間関係は見てて楽しかったし、彼女たちの成功を本当に応援してたよ。
ラブライブはアイドルアニメがここまで楽しい作品にできるというのを示してたね。
●マサチューセッツ州、アメリカ
自分にとっては『ヤマト2199』かな。
『スターブレイザーズ』は自分の洗礼アニメだから。
●sainta
ハルトの死について何が悲しいって、ショーコと和解できないままだったのが悲しいな。
(彼自身はモンスターである自分を乗り越えていたのに)
既にマリエが記憶を失って死んでいったのに、それをもう一度繰り返したのはそれに関しての何か言い訳めいたものを感じたかな。
何でかというと、このアニメは良い奴を殺して、作中ずっとどうしようもない奴には何もしてないからなんだ。
少なくともハルトは笑顔で死んだけど。
●st_owly:エディンバラ、イギリス
橘田いずみはかなり独特な声の声優だよね。
彼女があのアニメを作っていたと言ってもいい。
●EighteenSky:ノッティンガム、イギリス
>自分にとっては『ヤマト2199』かな。
自分も同じだ。
それに『ロボティクス・ノーツ』と『俺ガイル』が続く感じ。
Guilty Pleasureは理解できないな。
予想してなかったという点でなら2人に同意なんだが。
●walw6pK4Alo
自分も『ヤマト2199』に同意だ。
2013年にプレミア放映でかなりの部分を放映したしね。
予想通りアニメーションも作画も良くなってたけど、本当に驚いたのはキャラクター、ストーリー、トーン、着目点をかなり変えてきたことかな。
それに地球側にもガミラス側にも美人な女性をたくさん追加してたね。
自分に関する限り、1974年版よりもこの新作の方が好きかな。
旧作は古くてクールであるという点において語れるけど、自分としてはニューカマーには新作をお勧めするね。
今年一番のサプライズは『蒼き鋼のアルペジオ』のCGが実に自分好みだったことかな。
まだちょっと固いけど、さらに改良してキャラを滑らかに動かせるようになったらアニメの新時代が来るかも。
●sekireinumber88
ベストEDには『僕は友達が少ないNEXT』のEDである『僕らの翼』を推しとく。
●Ambimunch:トロント、オンタリオ州、カナダ
2013年のアニメはは自分にとって平均的だったかな。
際立ったものはなかったし、がっかりしたものもなかった。
本当に楽しかったのは『Psycho Pass』と『黒子のバスケ第2期』位で、始めは最悪だと思ってたけど良作になった『Free!』みたいなのもあるかな。
『Guilty Crown』や『Another』とか、吹き替えが良かったアニメもあったね。
という事で、それなりの年だった。
特別なことは無かったけど、ワーストでもないというか。
●cloud8100
自分にとっての最高作は『進撃の巨人』と『革命機ヴァルヴレイヴ』かな。
●angieness:コロンバス、オハイオ州、アメリカ
『惡の華』を称賛しておいて『進撃の巨人』を非難することはできないだろ。
別に『惡の華』について”酷いロトスコープとキャラ”と言いたいわけじゃないんだ。
でも、この作品の前半部分で思ったことは”固定カメラで10分間も通りを歩く誰かを映し続けてる”だぞ。
『惡の華』を見てたら『進撃の巨人』も『ドラゴンボールZ』も『NARUTO』も展開早く見えるって。
●Generic #757858
ジョジョ、『キルラキル』、『インフェルノコップ』が語られてすらいないってマジかよ?
でもCarlには同意だな。
続編を匂わすのはもういいから、きちんと物語と恋愛関係にけりをつけてくれ!
●Dop.L:ロンドン、イギリス
『惡の華』を好きな人がいて嬉しいね。
自分は常々この作品が去年の最高作だと思ってたんだ。
作品の視点、雰囲気、描きだす十代の疎外感は他のアニメでは太刀打ちできない位だ。
●Tenchi:モントリオール、ケベック州、カナダ
2013年北米でリリースされた円盤のベストと言えばSentai Filmworksからリリースされた『映画けいおん!』、『謎の彼女X』だな。
特典が多いからというよりも、自分が好きなアニメだからなんだけど。
(とはいえ、『映画けいおん!』にはビハインドシーンも入ってたけどね)
お金がないから他にはあまり買ってないな。
『馬鹿テス』の2期とOVA、それに『となりのトトロ』のブルーレイを買って、後は中古で幾つか買ったくらいだ。
●KiraMustDie
>長すぎる作品タイトル
ありがとう、本当にありがとう。
文章じゃなくて、普通のタイトルをつけてくれ。
なんだか”こっちを見てくれよ、古くさいタイトルじゃないぞ。凄いだろ?”と言われてるみたいだ。
実際そういうタイトルのアニメは駄作が多いわけで。
●Stall_19
guilty pleasureってのは決して良作ではないけど、大いに楽しんだ作品と解釈してるよ。
●RyanSaotome:タウソン、メリーランド州、アメリカ
シリーズコンセプトの話をしようか。
みんなが(日本の)ゲームの、とりあえず何でも可愛い女の子にしようというコンセプトについてどう思ってるのかは知らないけど、自分は素晴らしいコンセプトだと思ってるんだ。
●eygaera:メリーランド州、アメリカ
コメントで今年見たアニメの名前が出てくるのが嬉しいんだよね。
というわけで、クランチロールの視聴履歴を見てみようかな。
『ちはやふる』しか出てこないんだけど…
※参考:AnimeNewsNetworksのスタッフが選ぶ2012年のベストアニメ(一部抜粋)
■シリーズ・オブ・ザ・イヤー
魔法少女まどか☆マギカ
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
■ムービー・オブ・ザ・イヤー
借りぐらしのアリエッティ
REDLINE
■サプライズ・オブ・ザ・イヤー
好きっていいなよ
パパのいうことを聞きなさい!
■キャラクター・オブ・ザ・イヤー
卜部美琴(謎の彼女X)
ココ・ヘクマティアル(ヨルムンガンド)
■デュオ・オブ・ザ・イヤー
爽子&風早(君に届け)
リン・ランブレッタ&ジェニー・ドリトル(モーレツ宇宙海賊)
■屑キャラ
キューベエ(魔法少女まどか☆マギカ)
須郷伸之(ソードアートオンライン)
■死亡シーン・オブ・ザ・イヤー
マミさん
■OP・オブ・ザ・イヤー
『FATE』(ブレイクブレイド)
『SATSUGAI』(デトロイトメタルシティ)
■ED・オブ・ザ・イヤー
『メイズ参上! 』(それでも町は廻っている)
『Magia』(魔法少女まどか☆マギカ)
■密かに好き
だから僕はHができない。
これはゾンビですか?オブザデッド
2013年はやはり『進撃の巨人』を抜きには語れないでしょう。
更にはジョジョ、ヤマト2199、ガルガンティア等々、個人的にはかなり見どころの多かった年でした。
個人的にサプライズには原作未読としてやはり『新世界より』と俺ガイルを推したい。
今年はどんな超大作・怪作が見られるのでしょうか。