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JAXA(宇宙航空研究開発機構)が先月30日に騒音の少ない超音速飛行機の試作モデルを公開しました。
富士重工が宇都宮で作り、8月にスウェーデンで滑空試験を行うとの事。
公開された試作機は全長8m、重さ1トンの無人機で、形状を工夫することでコンコルドの4分の1程度に騒音を減らせるとの事。

このニュースは遂にコンコルドの後継者は形を得たというタイトルで海外に紹介されていました。


Japan's quiet supersonic demonstrator


参考リンク:yomiuri.co.jp

引用元:io9.com

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日本のジェットをスウェーデンでテスト?
どうなってんだ?


↑そういう事はいつだって起こってる。
日本とスカンジナビア半島は産業で結びついているからね。
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↑興味深い例えの選択だ。
何故ならこのプロトタイプは富士重工が作っているからね。
つまり…スバルの親会社だ!


↑だからこの画像にしたのさ。


幸運にも90年代にコンコルドに乗ったことがある。
空を飛ぶのは好きじゃないけど、自分の乗ってきた中で最高のフライトだったな。
ファーストクラスは全く気流の影響を受けなかったし、3時間半後にはパリにいたよ。
しかも、窓の外を見れば地球の曲線が見えるんだ。
心臓が高鳴ったよ。


↑エイメン。信じられない。
コンコルド大好きだ。
実際の所、誰もコンコルドの後を追おうとしてないのはちょっと驚きなんだよな。
世界の富の不平等は進行しているというのに。
(道徳の議論は今は棚上げしておこう)
ロシアやアジア、南米等で振興の大富豪が続々生まれている。
JFK~北京、JFK~上海等、ニューヨーク・中国間を毎日運航する市場はあると思うんだ。14時間近くの航行時間に対して6時間位になるんじゃないかな?
これが可能になればジェット機族や路上を移動するビジネス戦士に他の都市に行くための1日を作ることができるようになるだろう。
確かに恐ろしく高くはなるだろうけど、ジェット機族はあまり気にしないと思う。
ステータスシンボルにもなるし、企業はトランジットで28時間も無駄にすることがなくなるからね。
結局、ブレミア料金を払って作った時間で何百万ドルも稼ぐことになるんだし。
(約14時間、トランジットを入れれば28~12時間の短縮になる)
もう一度、道徳の議論は脇に置いて言うと、2万~3万ドルの飛行機旅行で10億人が飢えようとも、所得税を払うくらいなら企業は幹部に対してその金を出すだろうってこと。
純粋にビジネス的提案として、超音速サービスは理に叶ってると思うんだ。


イエス、自分も幸運なことにエールフランスに特別に(コンコルドに)乗せてもらった事があるんだ。
ビジネスクラスで、片道がコンコルドだった。
少なくとも一生に一度は音速を超えたんだ!


幾つかの会社が(ガルフストリーム、アエリオン)が超音速のプライベートジェット、ビジネスジェットを手掛けてるよ。
超音速の民間航行サービスはその次じゃないかな。


>純粋にビジネス的提案として、超音速サービスは理に叶ってると思うんだ。
これが正しいとしても驚きはないね。
ロシアのオリガルヒ(新興財閥)、中国の将軍なんかがそれを使うのが目に浮かぶようだ。
パーソナルプライベートジェット方面にも行くだろうな。


実際に速く移動したいなら、換わりにVactrain(真空チューブ列車)なんかのクレイジーなスキームに投資するべきなんだよ。
(訳注:トンネル内を真空にし、その中をマグレブで走らせるという構想:wikipdia
国をまたぐような深いトンネルで移動すれば、宇宙船の速度に達するぞ。
LAから大阪まで最速でざっくり90分だ。


↑海を越えるトンネルを掘るのと、空を飛ぶの、どっちが安い?


↑もちろん飛行機の方が安い。
ちょっと言ってみただけ。
数兆ドルがあれば、Vactrainの速度に敵うものはないんだが。


ボーイングのSST(超音速輸送機)が試作から通過できなかったのが悔やまれる。
航空業界は超音速からテクノロジーが後退している数少ない現場の1つだ。
wikipedia:ボーイング2707


(トップギアの)ジェレミー・クラークソンを黙らせるのなら何でもいい。


SR-71ブラックバードみたいだな。
コンコルドのデザインが紙上に乗ったのは50年代で、プロトタイプが作られたのは60年代、更に印象に残る製造工程を経て、コンコルドがファーストフライトをしたのは1971年で、サービスの発表があったのは1976年だ。


↑ファーストフライトは1969年の春だろ。
当時イングランドに住んでたからよく覚えてるよ。
コーギー社のミニカーが10シリングだった頃だ。


↑その通り。
生産ラインで作られた機体のファーストフライトと言うべきだったな。


こういうデザイン研究に関してはボーイングに一日の長があるな。
とはいってもそれを実現させる経済力がどこにもないんだけど。
こういう飛行機を作るとアナウンスがあれば、また新しい物語が書かれることになるんだが。


↑同意。
超音速輸送を実現させるためのビジネスモデルがないんだよな。
確かにダラスから東京まで12時間以内で行けるようになるだろうけど(自分は何回もその航路を使った事がある)、メンテナンスや燃料のコストカットを行わない限り運賃が凄まじく高くなるだろうな。
それに、この飛行機は乗客で利益を上げられるようにするためにもっと大きくする必要もあるだろう。
コンコルドのように120人の乗客を乗せられるようになるのがベストなんだが。


↑もし運賃が普通の飛行機のファーストクラス並みだったら成功するだろうな。
もちろん、ルートやサービス、コストによるけど。


とんでもない運賃にしなければ成功するだろうな。
コンコルドは経済的だった訳で。


誰かがやり方を発見できれば、旅行時間の短縮は莫大な利益を生むだろうな。
残念ながら、超音速飛行の発生させる騒音は離着陸の場所を人口の多い地域から離すことになり、それが飛行時間の短縮と言う利便性を打ち消してるんだ。
更にネットを介してのデジタルな”仮想旅行”が大規模旅行ビジネスを過去のものにしているという事実もある。
今や人々は椅子に座りながら地球の反対側の人と一対一で会話することができるんだ。
20世紀中盤のSF小説で明るい未来として描かれていた真にトランスグローバルな旅行設備を見る事はないだろう事に少し悲しくなるね。


これはプロトタイプの域を出ることはないんじゃ。
超音速輸送をする金はないし…亜音速ジェットですら利益になってないんだから。
50人しか乗れない超音速ジェットを買う航空会社はいないんじゃないかな。
チケットの値段もとんでもない事になるだろうし。
ボーイングはマッハ0.98のソニック・クルーザーというジェット機を持っているが、誰も興味を持っていない。
速度よりも燃費のいい機体デザインに技術を注ぐようになっている。
だからボーイングは787を890機売った訳で。
航空会社が求めているのは燃費であって速度じゃない。
未来の航空は翼胴一体(ブレンデッドウィングボディ)で1000人の乗客を乗せながら低燃費でバス並みの運賃を実現する事になる。

wikipedia:ブレンデッドウィングボディ
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↑コストを問題視してるけど、航空機のコストは市場さえあれば下がっていくと思うぞ。
効率化して航行範囲を広げられるなら特にね。
長距離航路のビジネスクラスと同等の値段とサービスを提供できるんなら市場が見逃さないだろうな。
コンコルドも使っていた昔からのロンドン~ニューヨーク路線ですら今でも売れてるし、客がたくさんいるんだ。
コンコルドに関しては機体がこれ以上稼働できないという問題だったわけで、これについては新しい安価な機体を使えば解決だろう。
騒音問題に関しても陸上飛行が可能になる位に低減させることができればアジアやオーストラリアに巨大な市場が生まれるはずだ。
大人数を乗せるエアラインもいいけど、12時間以上乗っていたい人なんか誰もいないはずだし、それは速い飛行機を用意するしか解決方法はないんだ。
超音速輸送は現時点では実現してないけど、5~10年のうちに実現可能なくらいコストが下がるはず。
それに民間航空機の主な顧客は乗客ではなく貨物だという事も指摘しないとだめだろうな。
より低速大量輸送と高効率輸送の2つの市場を作るのが一番ベストな案だと思うぞ。
ボーイングのSSTの機体サイズについては、新しいバージョンであっても古い機体に基づいて設計されていたのが問題で、どちらも大きすぎるという問題によって後退することになったんだ。
より小さくて安価な超音速輸送というオプションはこういうタイプの市場を前進させると思うね。


翼胴一体の旅客機は最高に見てみたい(B-2は滅茶苦茶かっこいいと思うし)けど、空港がかなりの発言権を持ってるだろうな。
結局のところ機体は滑走路のとの比率やサイズに基づくことになるから、あまり期待はしてない。
こういうのを変えるのはあまりに挑戦的すぎる。
翼胴一体型はキャビンのレイアウトやデザインが凄く興味深いから残念だ。
景色を見るよりもずっと快適だと思うぞ。


航空会社に必要なのはエアバスA380のような大量輸送の機体だというのには同意。
金持ちは本当に必要ならプライベートジェットを使えばいいんだし。
それに騒音の問題もある。
エンジンの真のポテンシャルを引き出すまでは非効率な飛行をしなくちゃいけないだろうし。
超音速飛行旅客機は山ほど乗客を運ぶ航空会社にとって実行可能なオプションじゃないだろうな。


うお、こいつは速そうだ。
商用超音速飛行機には戻ってきてほしいね。


このプロトタイプは美しいな。


ふーむ、宇都宮か。
小さな都市(人口50万人)に200店以上の餃子屋があるんだよな!!
JAXAのエンジニアが食べた餃子の影響もあったのだろうか。


↑どうやら俺はその街に可及的速やかに行かねばならないようだ。







確かにコンコルド以降超音速の旅客サービスが出ていないのは残念な気も。
JAXAなので来たる有人ロケットのための技術蓄積の意味もあるのでしょうか。




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