
一般的な工作機械(金属加工機)とは大きな金属の塊を削り出して1つの部品を作るもので、今ではかなり複雑な形状を作れるようにもなっています。
しかし、最初の材料以上の大きさのものは作れない、一度削った部分に追加することは出来ないなどの制約もありました。
今年、日本の工作機械メーカーDMG森精機が発表したLASERTEC 65は今までの加工機の常識を覆し、レーザーで金属粉末を肉付けしていく事が出来、それを金属加工によって仕上げるという従来の金属加工機と3Dプリンター両方の機能を併せ持ったアディティブ・サブトラクティブ・マシニング機械となっています。
このLASERTEC 65の動画を見た海外の反応です。
※音声は付いていません
スポンサードリンク
|
|
●アメリカ
これは凄い機械だな。
1台欲しいぞ!
●不明
森精機は本当に大した機械を開発してくれたな。
●アメリカ
SLS(粉末造形機)と切削加工機を合わせた複合機が出るのは時間の問題だったわけだし。
(訳注:粉末造型機とは樹脂や金属の粉を積層させて形状を作り上げる加工機の事)
●アメリカ
付加製造はいずれ切削・研磨製造を斜陽産業にさせる。
何故その2つを1つにまとめるんだ?
(付加製造とは3Dプリンターの様に材料を追加していく事で製品を作る製法の事)
●ドイツ
凄い…
遂に古き良き銃製造の世界に3Dレーザー/プリントとCNC(コンピューター制御の金属切削加工機)の複合機がやってきたか。
●アメリカ
これはCNCの新たな革命だ。
●不明
金属の3Dプリンターか。
●南アフリカ
これは未来のマシニングセンターだ!
●アメリカ
単純に凄え…
●アメリカ
サンタさんがクリスマスプレゼントで持ってきてくれないかな…
●アフガニスタン
これ欲しい!欲しい!
デスクトップ版が欲しい!
●フランス
↑そんなものがこの惑星上にあるのか?
教えてくれ。
●不明
これは凄い機械だな。
●アメリカ
これが出てくるのは時間の問題だった。
●フィンランド
純粋に凄い!
●アメリカ
なんて美しいエンジンなんだ。
これなら自分でも組み立てられそうだ。
●アメリカ
これなら最高級の自動車用ホイールが作れるうえ、アルミの塊を削り出して金属を無駄にすることもない。
●ドイツ
言葉も出ない。
これは凄い。
●アメリカ
1台欲しくて堪らないんだが。
●アメリカ
これは凄いなんてもんじゃないぞ!
●ルーマニア
遂に最も効率的な製造技術が出てきたか…
●不明
この機械のCAMソフト(加工用コードを生成するソフト)を作ったのはどこなんだ?
●オーストリア
↑シーメンスだってさ。
●クロアチア
また日本から新たな美しい機械が登場したな。
これはもっと良くなるぞ。
●アメリカ
OMG(オーマイゴッド) DMG
●ドイツ
ホーリィシット、欲しい!
●不明
ワオ、これは凄まじく印象的だな。
●アメリカ
これはとんでもない機械だ。
●ロシア
どんな金属を使えるんだろうか?
チタン、アルミ、色んな金属が使えるのか?
合金でもいいんだろうか?
●不明
ファンタスティック。
普通の3Dプリンターよりも遥かに良いね。
●ドイツ
我々は情報革命の時代に生きていて、製造をどういう風に行っていくか完璧にオーバーホールする縁に立っている。
これはアメージングだ。
●アメリカ
↑この動画には音声が付いてないし、字幕も読めなかった。
まるで瞑想みたいだったぞ。
●ドイツ
↑確かに音声が無いのはちょと変だったけど、必要なのはイメージだけだ。
我らが主、スパゲッティモンスターのための金属3Dプリンターの登場だ!
●不明
超クールだ。
ところで切削油はどうしたんだろう。
自分の専門としてる製造方法ではないな。
●シンガポール
↑デモのために切削油を出してないんだと思う。
●インド
10年前からミグ溶接でこういうのやってたよ。
(不活性ガスを使ったアーク溶接)
●不明
3Dプリンティングで生成して精度はCNCで出すというのは材料の節約になるな。
●ブラジル
これは興味深いな。
こういうのは今まで見た事が無いぞ。
●不明
俺の夢みたCNCマシンだ!
●スイス
凄くクールなんだが、機械の値段は自分の出せる額ではないんだよな。
●ギリシャ
面白い。
これはいずれ自動車産業で使われるだろうな。
●アゼルバイジャン
これ(レーザー3Dプリント)は色んなCNCに追加できるんだろうか?
それとも森精機が自分達の機械用に特別に開発した物なのか?
セッティングするコストはどの位なんだろうか?
●台湾
産業革命だ。
●インド
この製品に興味がある。
●ドイツ
粉末造形機、光造形機よりも早いのは勿論だろうけど、精度や細かさはこっちの方が下だな。
光造形+切削加工の方がもっと凄い事になると思う!
(訳注:光造形は紫外線で硬化する樹脂を使って、紫外線を当てつつ樹脂を積層させていく加工の事)
●オーストリア
凄く興味深いな。
キャストしていった部分の硬度はどの位なんだろうか?
キャストした後は加工する時に多少固くなってるよね?
●アメリカ
確かに凄い技術なんだが、出来れば字幕を付けて欲しいな。
我々が使ってるメカニカルプロセスは見てわかるし、何をやってるのかも理解してるけど付加部分は字幕があった方が理解しやすいと思うんだ。
クールなビデオだ!
●アメリカ
このユニットは付加加工と切削加工を最高な方法で組み合わせてるな。
これなら2次研磨や他の機械加工をせずにちゃんとした金属加工面を作る事もできる。
しかも溶かした金属を追加していく凄い機能も付いているし。
●スペイン
CNCによる切削加工と付加加工か。
ワオ。
●アメリカ
最初見た時は”このレーザーじゃ何もカットできないだろ。これはどんな動画なんだ?”だった。
その後でこれは金属を追加してるんだと気付いてたまげたよ。
●アメリカ
これはどんな金属が使えるんだろう?
金属の純度はどの位なんだ?
普段使ってるようなアルミ、鉄、チタン合金なんかは使えるのかな?
CNC切削加工しても大丈夫なんだろうか?
●アメリカ
これは魅力的だ。
どの位のグレードの金属を使えるのかな。
気に入ったけど、プログラミングが更に増える事になりそうだ。
付加加工切削加工両方の機能を付けたらどの位の値段になるんだろうか。
●日本在住
これは従来の3Dプリンターがマクドナルドのハッピーセットに付いてるオモチャに見えてくるな。
●アメリカ
これは本当に凄い機械だ。
金属の3Dプリンターだ。
●不明
↑こういう動作をするのは今まで見た事が無い。
凄くクールだ。
3Dプリンターの要領で金属を成形し、精度については従来のCNCと同じように切削加工で出すという、お互いの良いとこ取りをすることで材料費を削減できるうえ、加工時間も短縮できそうです。
造形の精度なんて盛ったあとからいくらでも削って出せるだろw