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百聞は一見に如かずの言葉があるように、見ると聞くとでは大きな違いがあります。
日本に来る海外の人達にとっても同じようで、実際に日本に来て見るまでは信じられなかったことを語り合っていました。



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●Kiran Mysore Ravi
日本に来てもう二ヶ月近くが経つけど、日本は毎日違った体験をして僕を驚かせ楽しむことで失敗したことがない!
特に日本人との交流は少なからず僕に永続的な影響を与えたね!
2つのことをみんなとシェアしようと思う。

1.僕は荷物を12時に届けてもらうように予約した事があるんだけど、11時55分にドアを開けたら配送屋の人が荷物を持って外に立っていた。
何でドアをノックしないのかと聞いたら、まだ12時になっていないからと。
こんなに誠実な人がいるなんて、思いもしなかった!
(そして時間をきっちり守る人がいることも。日本人が時間を厳守する事の素晴らしさは言葉に出来ないくらいだ)

2.ある寒い午後、インド料理屋にランチを食べに行った時の事。
僕の隣に座った男性が食事をしながらタバコを吸い始めた。
僕はウェイターに言って男性から離れたテーブルに席を替えてもらったんだけど、そうしたらその男性がレストランを出る前に僕の側に来て謝罪をしたんだ。
そこまでは僕も理解できる。
でも、僕が食事を終わって支払いをしようとしたところ、ウェイターが先ほどの男性が迷惑をかけてしまったから僕の食事代を支払ったと言ってきた。
その時の僕の気持ちはなんと説明していいのか分からないくらいだ。
 
日本人を観察することは大学で講義を聞く以上のことを学べると感じてる。
日本には脱帽だ!

●Vivek Nagarajan
↑名誉が最も大事なんだ。
名誉なき人生なんて無いも同じ。

●Faheem Ahmad
日本に来てまだ1ヶ月くらいだけど、日本の誠実さと時間厳守についてはよく分かる。

●Biswajit Patowari
タバコの件は本当に驚きだな。

●Raghu Vamshee
日本についての記事を読んだ事があるけど、もしクリシュナが地球にやってきたら喜んで日本に腰を落ち着けるだろうな。
自分は日本には旅行で行ったんだけど、仕事で行った人はラッキーだね!

●Gene Khalyapin
人っ子一人いない田舎の道を歩いている時に、新鮮なフルーツが入った籠が道端に置いてあるのを見かけた。
空の籠もあったね。
日本人である義父にあれは何なのかと聞いたら、あの果物は売り物で買った人はお金をそこにある壜の中に入れていくのだと。
売り主は夕方になったらお金を空の籠を回収して、次の日の朝にまた果物を並べるのだとか。
見かけたのは午後のことで、確かに壜の中にはお金が入ってた。
凄く驚いてどんなトリックを使えばそんなことが可能になるのかと尋ねたら、義父は私の言った意味が理解できなかったみたいだ。
だから、丸一日働いて家に帰る途中で果物を持っていく時に、お金を壜に入れる人なんているのだろうか?と聞き直した
義父は私を見てこう言ったよ。
”何故お金を入れないんだ?自分はお金を入れずに持っていくなんて事しないぞ”

●Amit Rustagi
日本に住んでもう3年だけど、下に書く出来事は本当に信じられなかったな。

1.深夜に自宅方面に向かう最終電車が行ってしまったからタクシーを拾った時のこと。タクシー代は2万円だったんだけど、運転手は間違った角を曲がって4000円分余分に掛かってしまったからと1万6000円しか受け取ろうとしなかった。

2.友達が電車のパスに1万円チャージをして、その日のうちにそのパスを落としてしまったんだ。
拾った人に使われてしまうこともあり得たんだけど、誰かがそれを駅の案内に届けてくれて、次の日問い合わせに行ったら無事戻ってきた。

3.スーパーマーケットからの帰りにタクシーを使ったんだけど、我々は細かいのを持っていなくて運転手もお釣りを持ち合わせてなかった。
5分くらい待ってくれたらどこかで崩してくると言ったら、彼は手を煩わせてしまうのは申し訳ないと、お金やら何やらをそのまま置いて自分がお金を崩しに行った。

4.ある金曜の夜、11時頃に職場から戻って何かビールを買おうと思っていた時のこと。
スタバのカウンターにいた人に近くにビールを売っている所は無いかと聞いたら彼は同僚にその場を任せて200メートル位先のビールの売っているお店まで一緒について行ってくれた。

5.土曜の夜に電車に乗っていた時の事。
お酒に酔ったある女性が電車の中で吐いてしまった。
そしたら彼女と一緒に電車に乗っていた人が彼女にティッシュとビニール袋を渡して、その女性は酔っていたのに辺りを綺麗にして周りの人に謝ってた。

6.ディズニーランドに行った時の事。
クリーニングクルーに写真を撮ってくれないかと聞いたら彼は掃除道具を脇において写真を撮ってくれた。
我々が写真を撮った後、他のグループも彼に写真を撮ってくれないかと聞いてた。
我々は別のアトラクションに行ったんだけど、1時間くらい廻った後でその場所に戻ってみたらそのクリーニングクルーに写真を撮ってもらう行列が出来てたよ。
そのクルーは喜んでみんなの写真を撮っていた。
なんという優しさ。
まだまだ幾らでも挙げられるよ。
日本人は信じられない。脱帽だ!

●Shana Tiang
↑日本大好き!
日本人はみんな凄いよね。
日本で靴を一足買おうとしたんだけど、私の足に合うサイズはちょうど品切れだった。
販売員は明日になればちゃんとしたサイズのものを用意できると言ってくれたんだけど、私は明日日本を離れるから心配は無用と応えたて店を出ようとしたら、彼女はちょっと待ってくれと言って、マネージャーに電話をかけた。
10分後くらいにマネージャーが自転車でやってきて(彼は息を切らして汗もかいてた)、籠の中には私の足に合うサイズの靴が入ってた!
本当に驚いたし、いい買い物が出来たからお店を出るときに何度も何度もお礼を言ったよ。

●Srinivas Kattimani
初めて日本に行ったのは2012年。
東京に着いたのは午後8時半くらいで、会社がアレンジしてくれたホテルに向かうために最寄の地下鉄の駅で降りたんだけど45分間歩き回っても見つけることが出来なかった。
どうしようもなくなってしまい、遂に近くのホテルの前でメニューを出したり忙しく働いている従業員の人に泊まるホテルの場所を聞くことにした。
彼は”少々お待ちください”と言って中に入って行き(おそらくマネージャーと話したんだと思う)、それから私を200~300メートルくらい先にあったホテルへと道案内してくれた。
嬉しかったな。
こんなホスピタリティは自分の国(インド)ですら出会ったことが無いよ。

そして東京に来て3日目、私と友人は事前にグーグルで調べていた場所に行こうとして道に迷ってしまった。
どうしても見つからなかったからまたもや道行く人に道を尋ねたんだ。
彼女は頷きながら”分からない”と言って、私達と一緒に歩き出した。
何が起こるのかさっぱり分からなかったけど、彼女は自分の携帯のGPSで今いる場所を割り出し(我々はその時ちょうど携帯を持っていなかった)、彼女は英語を話せなかったし我々は日本語を話せなかったから、彼女は出来るだけシンプルな方法で行き方を教えてくれたよ。

2度目の日本訪問は2013年で、その時は忙しすぎてインドルピーを日本円に替える暇が無かったから、成田で両替しようと思ってた。
成田に着いたのは午後9時半ごろで、すぐに外貨両替所に行ったんだけど、何らかの理由で拒否されてしまった。
当時は1ドル65ルピーくらいだった。
財布の中には札束が入っているのに立ち往生だ。
本当にがっくりきたしナーバスにもなっていたけど、幸運なことに会社がホテルへの送迎と明日の面接の準備をするための人を送ってくれた。
彼がホテルを離れたのは午前0時半くらいで、尋ねたところによると彼の家はホテルから1時間半くらい離れているらしい。
翌朝7時に私達をピックアップするために彼が部屋のドアをノックしてきたのには驚いたな。
彼の気配りとハードワークは本当にめざましかった。
面接の後で彼は私達の窮状を知ると、通貨レートそのままでルピーを日本円と交換してくれたんだ。
次にインドに行くときにこのルピーを使うと言っていたよ。
1500ルピーを渡したら2500円と交換してくれて、これも深く感動したね。
しかも話はこれで終わらない。
私は日本を去る日まで彼に貰ったお金を取っておいたんだけど、空港でそれに気付いた彼は友達へのお土産代だと言って更に3000円を手渡してきた。
あまりの優しさに身が打たれたようだったよ。
日本人のホスピタリティ、気遣い、行為は信じられないほどだ。

もちろんその後彼はインドにやってきて、私達は再会したよ!

●Ken Hong
自分も似たような経験があるよ。
通りで女性にホテルまでの道を聞いたんだけど、彼女は英語を話せなかったから私の手を引いて15分くらいかけてホテルまで送ってくれたんだ。
かの国に対する生涯の感謝はこうして始まったよ…

●Daniel Maktub
1.電車で肘が男性の顔に当たってしまったんだけど、逆に謝られてしまった。

2.富士山に登った時に下りは別の側から降りようとしたんだけどよく分からない場所に降りてしまい、自分は地図もスマホも無ければ日本語も話せなかった。
車の側に立っていた男性の所に行って駅はどこかと聞いたら彼は車に乗せて駅まで送ってくれた。
1時間くらい掛かったんだけど、お金を受け取ろうともしなかったんだ。
正体不明なアメリカ人にこんな事をしてくれるなんて。

3.自分が滞在したホストファミリーでは毎日お風呂に入っていた。
みんなシャワーを浴びてから湯船に浸かるんだ。
その家では自分が新鮮なお湯を使えるように真っ先にお風呂を使わせてくれた。
なんて気遣いだ。

日本大好きだよ。

●Nirvik Basak
日本の多国籍企業の研究開発部門でインターンをするために3ヶ月間横浜に住んだことがある。
会社は私に宿泊施設を用意してくれてた。
インドを発つ前、会社は私に共同浴場(public bathroom)に入るのは問題ないかと聞いてきたんだ。
彼らの言うpublic bathroomがどういう意味なのか少ししか知らなかったから問題は無いと応えた。
日本に着いた初日、私は指導官達に連れられてバスルームに向かった。
お風呂は清潔で広かったんだけど、ちょっと待って欲しい、既に2人の日本人男性が入ってるじゃないか。
私は深く息を吸って指導官の後に続いたよ。
浴場の中にはシャワーもたくさんついていた。
どうにかして他の人達を見ずにお風呂に入ったんだけど、次の日にあれが日本の伝統的なお風呂の入り方なんだと知ったよ。
最初のうちは同僚と一緒にお風呂に入り、更にその後でオフィスで出会うのはかなり気まずかったな。

●Kent Fung
これが日本人の清潔にする方法だ。
日本の喫煙家(日本には喫煙家がたくさんいる)は他の国で行われているように道端に吸殻を捨てたりなんかしない。
日本人は蓋が付いた携帯式の灰皿を持ち歩いていて、その中に吸殻を入れてるんだ。
タバコを吸う時はその中に吸殻を入れて(側溝に投げ入れたり踏みつけたりしない)蓋をしてポケットに入れておいて吸殻缶に中身を空けるまで持ち歩いてるんだ。

●Garrick Saito
↑色んな国に行ったけど日本が一番清潔だったね。
東京クラスの大都市でディズニーランドと同じくらい綺麗なのは他にないと思う。
通りで吸殻、紙コップ、紙切れを見かけたことすらないよ。
一番混乱したのは通りのどこにもゴミ箱が無くて、ゴミをどこに捨てたらいいのか分からなかったことだね。

●Amit Mitra
リストはかなり長くなるけど、2年間滞在して経験したことを少しだけ紹介しよう
・通りを清潔に保つためにみんな携帯式の灰皿を持ち歩いている
・深夜3時でもタクシーは赤信号で止まる。何故かと聞いたらルールだからと言っていた
・エスカレーターでは急ぐ人のために右側をあけている(ショッピングモールや駅、どこでも)
・日本の時計は全て電波で同期されている。腕時計も壁時計も、PCの時計すらも。
・タクシーの運転主は目的地のメートル以内で止まる。
・全てのビルの全てのフロアに火災警報のボタンが付いていて、消防車や救急車、警察は数分以内に着く
・警察官が私達を止めて在留カード(全ての外国人が例えパスポートを携帯していなくても携帯しておくもの)の提示を求めた時にたまたま持っていなかった時があったんだけど、警察官は私達を車に乗せてホテルまで送り、カードをチェックすると元の場所に送り届けて謝罪までしてくれた。
・飼い犬の糞を掃除するためにみんなティッシュを持ち歩いている
・渋滞でもクラクションが鳴らない
・日本人は悪態をつかない
・日本のATMはお札とコインを扱える
・みんな一生懸命働いている
・世界は時間を守るということの意味を日本人から学ぶべき。日本ではみんな他者の時間に敬意を払っているし、他の人もそうであると期待してる。インド人にかけてるのはそこなんだよね。

まだまだ続くよ…



話に聞くのと目で見るのは大違いであり、それが旅行の醍醐味であるともいえます。
海外からの旅行者も日本に来てそれを感じているようです。



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