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image credit:cincyworldcinema.org

日本は映画作りの長い歴史があり、日本ならではの特徴を持った作品も数多くあります。
日本映画を見る事に嵌っているという海外の映画ファンがお勧めの日本映画を聞いていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
日本映画を見るのに嵌ってる。
『そして父になる』、『切腹』には泣いたし、『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』はメディアを持ってるのが自慢だ。
(完全な日本映画という訳ではないけど)
※三島由紀夫の生涯を描いたポール・シュレイダー監督作品。日本未公開。wikipedia

今後は『シン・ゴジラ』、『バトル・ロワイアル』、『影武者』、『海街diary』を見る予定。
このリストに何を足すべきだろう?
特に日本の犯罪もの、法律ものでは何を見たらいい?

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『HOUSE ハウス』(1977年)

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↑最高且つ最凶。
こんな映画は他に見た事がない。

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>『HOUSE ハウス』(1977年)
これは傑作。

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『東京物語』
小津安二郎は基本。

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『愛のむきだし』は4時間と長いけど100%見る価値がある。
時間を感じさせないぞ。
岩井俊二の作品も素晴らしくて『リリイ・シュシュのすべて』はずっと大好きな作品だ。
それから『タンポポ』もチェックしてみてくれ。
古典的名作だぞ!

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↑『愛のむきだし』は傑作だな。

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日本のコメディもいいなら5時間ある『ハッピーアワー』も言及しておきたい。

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↑『ハッピーアワー』は良い映画だけどコメディと言っていいのかどうか。

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>それから『タンポポ』もチェックしてみてくれ。
これを言いに来た。
素晴らしい映画だよな。
ラーメンは好きになった事すらないのに凄く美味しそうに見える。

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黒澤明は当然薦められるだろうけど、自分の場合は中でも『羅生門』が好きだ。
でも投稿主の期待からは外れるだろう事も言っておく。
激しい映画映画した内容じゃなくて、むしろ凄くゆっくりした作品だ。
それからクエンティン・タランティーノ作品が好きなら真っ先に『バトル・ロワイアル』を見るべき。
(既にコメントに載ってるけど、素晴らしい選択だ!)
クエンティン・タランティーノは明らかにこの映画に影響を受けてる!

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↑『用心棒』は面白かった。
タランティーノ的なお薦め映画と言うと『サムライ・フィクション』だな。
『キル・ビル』はこれに影響されてると思う。

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↑そっちよりも『修羅雪姫』だな。
『キル・ビル』の話の構造はまんま『修羅雪姫』だし、梶芽衣子が歌う歌を作中に出してる位だ。

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日本映画は何作かしか見たことないけど、その中でも良いと思ったのは
・Cure(1997年)
・舟を編む(2013年)
・オーディション(1999年)
・天国と地獄(1963年)

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『切腹』
『宮本武蔵』三部作
『大菩薩峠』

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『東京流れ者』、『殺しの烙印』、『野獣の青春』、『ソナチネ』、『HANA-BI』、『野良犬』、『拳銃は俺のパスポート』、『冷たい熱帯魚』、『自殺サークル』、『地獄でなぜ悪い』。
是枝監督の作品が見たいなら『ワンダフルライフ』と『誰も知らない』。

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『ゴジラ』(1954年)を誰も挙げていないのが驚きだ。
素晴らしい映画だし、加えて特殊効果のパイオニアでもある。
『ゴジラ』は日本に落とされた核爆弾への恐怖が元にあって、ハリウッド版ゴジラと違ってその部分をしっかり描いてる。
ゴジラの子孫である『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』はタイトルこそあれだけど、ゴジラが第二次世界大戦で死んでいった人々の魂が顕現したものとすることで社会の中で忘れられていきがちな過去の悲劇を問いかける名作だ。
怪獣映画以外だったら黒澤明の『隠し砦の三悪人』も素晴らしいね。
『スターウォーズ』はこの映画にかなり影響されてるから良ければチェックしてみてくれ。

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『生きる』。
人生に対する見方が変わった。
全人類最低1回は見るべき映画だと思う。

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↑毎年1回か2回見てる映画だ。
可能ならクライテリオン社の出してるブルーレイ版を見てほしいね。
復元が見事だしコメンタリーや黒澤明のドキュメンタリーといった特典も素晴らしい。

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是枝監督の『歩いても 歩いても』が好きだ。

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日本映画は膨大だし素晴らしい監督が多すぎるからその中でも特にという監督を紹介しよう。
分類するのが難しい監督もいるし、簡単にするためにアニメ監督は除外してる。
日本映画黄金期:
黒澤明、小津安二郎、溝口健二、市川崑、成瀬巳喜男、小林正樹

ニューウェーブ時代:
吉田喜重、寺山修司、勅使河原宏、大島渚、鈴木清順、羽仁進、篠田正浩、今村昌平、若松孝二

現代映画:
塚本晋也、青山真治、岩井俊二、園子温、是枝裕和、黒沢清、中島哲也、河瀬直美

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↑三池崇と北野武も最高に良い監督だ。
全ての作品が良いとは言わないけど両者共評価は高いし凄く面白い表現をする。
『一命』と『ソナチネ』は絶対に見る価値あるぞ。

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三池崇版『十三人の刺客』。

●comment
『上意討ち 拝領妻始末』
過小評価されてるけどこのジャンルで好きな作品の1つだ。

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北野武の映画が良いぞ。
今の日本で最も評価されてる監督の1人だ。

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『青い春』は今でも頭の中に残ってる凄いシーンがある。
どのシーンかは見れば分かると思う。

●comment
↑同じ監督の『ナイン・ソウルズ』も凄く良いぞ。

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『SURVIVE STYLE5+』はショートストーリーが繋がり合う素晴らしく展開の早い映画だ。
『転々』は大学生とやくざが東京を歩き回りながら、警察署に向かう話。

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この監督の作品を強くお勧めする。
小津安二郎は絶対見るべき。
シンプルで美しくて、感動的で心が動かされる。
そして見終わったら日本酒が飲みたくなると思う。
それから黒澤明の作品も見るべきだね。
『乱』、『七人の侍』、『用心棒』等々。
今敏監督のアニメも完璧だ。
例えば『パプリカ』、『千年女優』、『パーフェクトブルー』等。
それから宮崎駿監督作品も非常に美しいアニメだね。
彼とスタジオジブリの作品はどれも好きだ。
それから今は是枝裕和監督作品を見てる。
気に入るかどうかはわからないけど是非見てほしいな。
って、既に見てたか。
『海街diary』が気に入ったのなら他の作品も見てみてくれ。

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最近見て素晴らしいと思ったのは『たそがれ清兵衛』。
主演は真田広之で、『ラストサムライ』、『サンシャイン 2057』、『47Ronin』に出てたから知ってるんじゃないかな。
あとは1990年の『ZIPANG』も推したい。

●comment
『砂の女』。

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犯罪、もしくは法律系の映画?
ぱっと思いつくのは『野良犬』と『ソナチネ』で、どちらも凄く面白いぞ。
北野武はヤクザ映画を撮るのが好きだから彼の作品をチェックしてみるといい。

●comment
『歩いても 歩いても』が大好き。
『二十四時間の情事』は日本/フランスのハイブリッドだな。
『生きる』も素晴らしいぞ。

●comment
小粒なホラー映画なら『ノロイ』が凄く良い。
内容が独自だし、展開が一貫してる。
『ロスト・イン・トランスレーション』時代(2003年)の日本の世俗をしっかり捉えてるし、何より怖い。
それからこの映画は主役の座を奪っていった超能力キャラが出てくる。
2回見る事を勧めるよ。
2回目はもっと色々分かるはずだ。

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自分が好きなのは
・悪の教典:後半かなりバイオレンスになるホラー映画。タイトルから想像する内容とは違うと思うぞ
・Cure:連続殺人と関係があると思われる記憶喪失者を描いた興味深い映画
『着信アリ』と『稀人』も凄く良いぞ。

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俺が好きなのは『ELECTRIC DRAGON 80000V』。

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『そして父になる』が好きだという事から察するに是枝監督の作品をもっと見るべきだな。
自分が好きなのは『幻の光』で、彼の映画で最も美しい作品だと思う。
彼のスタイルはどことなく小津安二郎と(台湾の映画監督)侯孝賢に影響を受けてるように感じるな。
(『幻の光』の冒頭は侯孝賢の『童年往事 時の流れ』のオマージュになってるし)
小津安二郎の作品もお勧めだ。
悪い作品は1つもない。
成瀬巳喜男と清水宏の作品もお勧めだよ。







様々な映画が挙げられています。
是枝裕和監督の『万引き家族』がカンヌ国際映画祭のパルムドールを取った事もあって日本映画にも注目が集まるかも。
個人的には去年見た実写版『亜人』で日本のアクション映画に対する期待がグッと高まりました。
佐藤健と綾野剛の体を張ったアクションは一見の価値ありです。




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万引き家族【映画小説化作品】