image credit:garagejournal.com
日本にはホームセンターを始めとして工具屋が数多く営業しています。
日本の工具屋に行ってきたという人がお店の様子を紹介していました。
スポンサードリンク
|
|
|
●投稿主
最近日本旅行から帰ってきて、工具マニアなので工具屋に何軒か寄ってきた。まずは大阪から始めることにしよう。お店の名前はFactory Gearで、このお店は日本中に支店があるようだ。アメリカの工具屋と違って日本の工具屋は結構狭いスペースで営業している(その理由もわかる)けど、そこは様々なブランドの製品で溢れかえっている。(多いのがアメリカ、ヨーロッパ、台湾/中国、そして日本)まずは店頭の写真から始めよう。日本語の文字は英語に訳すと”fine-quality tools”。まず素晴らしかったのはスナップオンの可愛らしいミニキャビネット。スナップオンを扱ってる日本の工具屋がたくさんある事に驚く人も多いかもしれない。ちなみに日本では(おそらく他の国でも?)工具屋でスナップオンを買う事ができる。もちろんスナップオンのバンで買う事もできるけど(※スナップオンはバンで移動販売をする形式をとっている)それだと凄く高い。Factory Gearだとスナップオンをかなり安く売ってる。とは言え、やっぱり店舗の中では最も高い工具になってるけど。これはセール品。オーナーはハードコアな工具マニアで、工具を好きになったのはスナップオンが始まりだったのだとか。お店を始めたばかりの頃にとある学生が工具を買いに来て、その時に買ったスナップオンを学校で使って気に入ったらしい。その学生は再びお店にやってきてこのお店で売っているスナップオンを全部買うのが夢だと言ったが、値段を見て仰天したらしい。結局その時は買わずに帰ったものの、その学生は夏の終わりにバイトで得たお金を手に店に戻ってきた。そのお金で買えるのはごくわずかな商品だけだった。その学生は冬にもバイト代で工具を買いに来た。オーナーはその学生に触発され、彼が欲しがるようなクールで美しく、お値打ちで質の高い自社ブランドの工具を作ろうと思うようになった。3年に渡る台湾への視察旅行、工具製造会社との数多の会議を経て、オーナーは自社ブランドDEENを立ち上げる事が出来たのだとか。これがそのDEENのエリア。中には他のブランドにはないユニークな工具もある。小ロットの工具を作ってくれているという事は台湾の業者と良好な関係を気づいているという証拠だ。コストの関係から小ロット生産を引き受ける業者はそうはいない。こちらは中にウレタンの仕切りが入った工具キャビネット。下の新しいキャビネットはDEENオリジナルでもある。色んなブランドのトルクレンチ。自分が好きなスタビレー(※ドイツの工具メーカー)のMANOSKOPがある。各ブランドの整頓用器具。工具ボックス(KTC(※京都機械工具)とUSAG(※ウーザック。イタリアの工具メーカー))。KTC/インガソール・ランド(※アイルランドのエアツールメーカー)、信濃機販、DEENの小型エアツール。※エアツールはコンプレッサーから送り込んだ空気の圧力で動かす工具。一番下にある金属のボックスがクールだ。ヨーロッパ工具の愛好家が喜ぶ工具も扱っている。ハゼット(※ドイツの工具メーカー)とスタビレーの工具。ファコム(※フランスの工具メーカー)のラチェット、PB Swiss(※スイスの工具メーカー)、ヴェラ(※ドイツの工具メーカー)の製品。PB Swiss、ヴェラ、KTC、アネックス、コーケン(※山下工業研究所)、スナップオンのドライバー。KTC(日本)とキング・トニー(台湾)。様々な工具類。ツボサンのアルミ用柄なしヤスリセットを買った。ネプロス(日本)は忘れようがない。前後両側を占拠している。そしてこれがスナップオンのコーナー。これにて初めて行った日本の工具屋訪問は終了。時間が許す限り続けよう。ということでFactory Gearの近くにあった別のお店。こちらはもっと古くて典型的な日本の工具屋だ。お店の規模はFactory Gearよりも小さくて、壁という壁が工具で埋まっている。利用可能な空間は全て使われているという感じだ。残念ながら私が行ったのは閉店間際の19時だったからシャッターが閉まりかけていて中には入れなかったけど写真を何枚か撮る事が出来た。Factory Gearに行くならこのお店に行くのもお勧めするし、この近くには他にも工具屋が営業している。工具屋は日本橋と呼ばれる地域に点在している。このお店は柴商という名前だ。色んなブランドの工具を売っている。日本のスクリュードライバーメーカは何年も前から様々な種類のビット(電動ドライバーの頭の部分)を製造しているが、北米でそういうビットを見始めたのはつい最近の事だ。※2012年時それからオルファやNTカッターは大阪に本社があるだけに両社の折る刃式のカッターも売っている。タジマ、シンワ、シルキー等々のブランドも。images credit:garagejournal.com
●comment
実にクールだった。
日本はスナップオンや各メジャーブランドの一大マーケットだ。
英語圏の人間もたくさん営業してるよ。
何か買った?
ヤスリは買ったみたいだけど。
●ミシガン州、アメリカ
これは凄いな。
こういう所に行くのは絶対にクールだろうな。
●ドイツ
実にクールな写真だった!
最高にクールなお店みたいだな!
こういうバラエティ豊かなブランドがこっちにもあると良いのに。
店員と好きな工具の事とか話をした?
トルクレンチの下にあるインパクトドライバーのブランドは何だろう?
●ワイオミング州、アメリカ
クールだ!
自社ブランドのDEENは安いしハイクオリティでもあるみたいだね。
●ストックホルム、スウェーデン
素晴らしいレポートをありがとう!
値段はどうなんだろう?
アメリカやヨーロッパと比べて安い?
●トロント、オンタリオ州、カナダ
凄く良いな。
ハイエンド工具がこんなにたくさん一堂に会してるのは初めて見た。
どのお店もオープンで工具を触って確かめられるのが良いね。
こっちだったら全て鍵のかかった棚の中に入れられてる。
●オークヴィル、オンタリオ州、カナダ
↑同じことを思った。
日本の方が良いよな。
●インディアナ州、アメリカ
ハイエンド工具がワンフロアに全てあるって信じられないな。
アメリカにこういう店があるとはとても思えない。
DEENの工具も凄く良いね!
●ニューイングランド、アメリカ
凄い!
6月に東京に行くから同じようなことをしようかな。
●カリフォルニア州、アメリカ
こんな店が近くにあったら破産してしまうぞ。
こっちにはこういう凄い店がないのが残念過ぎる。
●シカゴ、ミシガン州、アメリカ
日本は工具に誇りを持った文化だからだな。
鑿とか日本の工具を幾つか持ってるよ。
本当に高品質だ。
●投稿主
>店員と好きな工具の事とか話をした?
妻が待っていたし1時間しか時間が取れなかったから店員とはあまり話が出来なかった。
こういうお店だと1時間じゃ全然足りないよね。
あれは藤原産業のSK11だね。
みんな楽しんでくれたようで何より。
多くの人が気づいたように工具はディスプレイケースの中やカウンターの裏にあるわけじゃない。
これはある種のツールカルチャーショックかも?
Factory Gearのコンセプトの1つに買う前に触って確かめられるというのがあるんだ。
コーケンのソケットレンチをハゼットのラチェットに付けたらどんな感じなのかとか、スナップオンのエクステンションは付くんだろうか?とかね。
やろうと思えば自分の理想の組み合わせを見つけることもできる。
●ニューメキシコ州、アメリカ
日本はアメリカブランドがかなり好きみたいだ。
特にアップルやスナップオンはコレクターのコミュニティがあってカルト的な人気だね。
昔のアップル製品をeBayに出したら日本人のコレクターが買っていったよ。
世界最高の工具の感触を触って確かめられるお店があればいいと思っていたけど、まさにこんな感じのお店だ!
日本人は間違いなくハードコアなコレクターで利用できるものを最大限に活用してるね。
●comment
↑ジッポもだな。
●カナダ
こんなの生まれて初めて見た。
カナダだったら価値のあるものはほぼ全て店員しか入れない鍵がかかった場所に入ってる。
こっちの工具専門店はカウンターの奥に男が座っていて、店に入る前に製品の正しい型番を知っておく必要があるんだ。
店員に型番の事を聞いたり、正しい型番を知らなかったら火星から来たエイリアンを見るような目で見られることになる。
●投稿主
>日本人は間違いなくハードコアなコレクターで利用できるものを最大限に活用してるね。
>ジッポもだな。
全くその通り。
●comment
こういう工具屋を持つのが夢だ。
●サンバーナーディーノ、カリフォルニア州、アメリカ
DEENの情報をありがとう。
日本の自動車雑誌でDEENの広告を見たことがあってずっと気になってたんだ。
アストロプロダクツの事は知らないかな?
いつもDEENの広告の反対側に載ってるんだけど。
●投稿主
↑アストロプロダクツは日本全国に展開していてDEENよりもずっと規模が大きい。
アストロプロダクツの7年前のカタログを持ってるけど自動車やバイク用の台湾製のハンドツール、エアツールが多いね。
日本製、アメリカ製、ヨーロッパ製の工具も扱ってる。
皮肉なことに自分がアストロプロダクツで初めてチェックしたのはドイツのブランド、ヴェラだった。
●ニューメキシコ州、アメリカ
どういう理由で日本を訪れた?
自分もいつか行ってみたい。
●投稿主
↑休暇旅行!
絶対に行くべきだよ。
様々なブランドの工具が1つの店舗に並んでいる事、買う前に手で触って確かめられることに驚いています。




























































