Nandaro / CC BY-SA
現在二十代から三十代の年齢層を海外ではミレニアルズと呼んでいます。
昨年、海外の情報誌The AtlanticがユニクロはミレニアルズにとってのGAPであると紹介し、何故ユニクロが都市部のミレニアルズ世代に人気があるのかという記事を掲載していました。
ユニクロとミレニアルズ世代に対する海外の反応です。
引用元:reddit.com
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●投稿主
The Atlanticのユニクロに対する記事に興味を持つ人もいると思う。
どうやらユニクロは好きな人も嫌いな人もいるけどよく勧められているらしい。
記事の内容はみんなが既によく知っている、ミレニアルズは高級ブランドを買うだけの余裕はないけど上に進めるようなできる人間(※プロフェッショナル)に見える服の組み合わせをしたい思っている、というもの。
”クラシック”で”タイムレス”なベーシックスタイルがアッパーミドル層やプロフェッショナリズムの新たな代名詞になっている。
(ファッションブランドのEverlaneやTheoryを考えてみよう)
ユニクロはそのスタイルを真似できるしアメリカ人はシンプルな日本的デザインに嵌っているから人気を博している。
”ユニクロが今直面している問題は失敗を繰り返さずにGAP帝国を受け継げるかどうかということ。そのためには業界にとっては前衛的な提案を全国の客に納得させなくてはいけないだろう。ファッションは使い捨てにならずにお手頃価格を実現できると”という記事の文面には賛成。
前から自分はユニクロを好きになるだろうと思ってたけど、ユニクロのサイズは自分には長すぎで細すぎで、生地がチクチクしたり伸びやすくて縫製も甘かった。
でも選択肢としてはありだし、出来る人間に見られたいけど年収が5万ドル以下という自分達にとってユニクロがいかに魅力的かというのは理解できる。
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ユニクロ大好きだよ。
特にヒートテックシリーズ。
北極みたいに冷えるオフィスの中で凍えることに関してプロ級だけどユニクロのヒートテックとデスク用のヒーターがあればその寒さが20%に軽減されるから。
あとは100%コットン、ウールなどのセーターが凄く安く買えるのも好き。
あとはロゴ付きの服が大嫌いだからプレーンでロゴなしの服は凄く良い。
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去年の夏にユニクロを知ったけど自分のワードローブの半分はユニクロになってるね。
アンクルパンツが3本、冬用コート、トップスの最低5着はユニクロだしリネンのトップスも注文中。
(数か月間もっと暖かい州に引っ越すことになってるから)
自分のスタイル(ミニマルな中性的ファッション)にフィットしてるし品質に対する値段も素晴らしいと思ってるから大好き。
自分が来てるユニクロはかなり着込んでても型崩れしてないしね。
唯一気に入らないのは下着類位。
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ユニクロは新しいGAP。
これでこの話はおしまい。
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↑そうでもないけどね。
少なくともその記事によると。
郊外層の興味を捕まえることに失敗しているから今は都市部層へ訴求することに注力してるのだとか。
GAPはあらゆるところで売られていて、それが失敗になった。
アメリカではまだそのレベルには達していないし、ユニクロはその二の轍を踏まないようにしてると思う。
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GAPは偏在化するまでは都市部で人気があった。
リーバイスやコンバースと同じように(サンフランシスコの)ヘイト・アシュベリー地区のアウトレットから始まったんだ。
ユニクロのモデルとそんなに変わりはないよ。
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ユニクロの服は3着持ってる(ダークグリーンのポケット付きペーパーバッグスカート、ダークグリーンのボンバージャケット、黒のハイライズスキニージーンズ)けど自分の服の中で一番気に入ってる。
線がすっきりしてるし値段も手頃。
ただ素材が自分には疑問になることが多いしファストファッションからはちょっと身を引いてるところがあるからユニクロが購入の選択肢になることはあまりないんだけど。
でもアジア系の血を引いてるからアメリカのブランドだとサイズが全然合わなくてユニクロの方が合うのは認めざるをえないかな。
完ぺきではないけど失敗は少ないよね。
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自分がユニクロを好きなのはお金がないから。
そりゃみんなカプセルワードローブとかずっと着られる高いものが欲しいけど、自分の3万ドルの年収がそれは駄目だと言ってるから。
※カプセルワードローブとは長く着られる高品質でベーシックなものを少数だけ揃えようという考え
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↑ありがとう。
年収が低いのは自分だけだと思ってた。
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↑新卒の年収だからその気持ちはわかる。
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自分も同じ位の年収で服装が変わる2つの職を掛け持ちしてる。
カプセルワードローブじゃそれは無理。
ジーンズ1本買うのに半年間貯金なんかしたくないよ。
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ユニクロ大好き。
身長6フィート2インチ(※約187cm)でサイズは8か10なら大抵着られる。
ユニクロのズボンは最高。
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↑ユニクロを買ったことはないんだけど自分の身長は6フィート1インチ(※約185cm)で200ドルも払わずに買えるベーシックだったり可愛い服があるなら着てみたい。
他のお店だとなかなか買えないもの(シャツ、ズボン類は他のお店だと短すぎて)でお勧めはある?
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↑ズボンは良いのが揃ってるよ。
でも自分の場合はいつもハイブーツを履いてるから多少短くても気にしてないんだけど。
あとユニクロのブラウスは凄く丈夫で気に入ってる。
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5フィート11センチ(※約180cm)だけどユニクロのレギンスは自分の定番。
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自分がユニクロを好きなのはしっかりした生地のベーシックな服が買えるから。
他のお店だとベーシックな服を買おうと思っても1色しかないし。
デパートに行ったら化繊のブラウスが100ドルするからあり得ない。
ユニクロの品質について幻想は持ってないけど値段なりのものが買えるよね。
ファストファッションであるから買いやすいし、女性ファッションの十代から大人の間にあるジェネレーションギャップを埋めてると思う。
ユニクロの製品は西洋の顧客層にとってはすましすぎてたり時代がかった部分もあるけど日本の顧客層にはそれが受けてるんだと思う。
日本のユニクロとそれ以外の国のユニクロではサイズも違うね。
日本で買ったSサイズのシャツはタイトフィットで凄く良かった。
オーストラリアのユニクロのサイズで同じものを買ったらブカブカ過ぎた。
トップスはどれも自分には長すぎたけど今は慣れた。
あと逆にきつすぎる服もある。
自分は天然素材(コットン/リネン/ウールなど)が好きなんだけど生地の質はそんなに良くないかな。
ファインメリノセーターはウールが細すぎて透けてたし。
あとリネン製品は自分には大きすぎるものばかりだった。
でもウルトラライトダウンジャケットなんかは良いよね。
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ユニクロのベーシックな製品は好きだけど流行を追った製品は全然そそられない。
コートとヒートテックシリーズが好き。
でも大都市に住んでるわけじゃないからユニクロのお店に行こうと思ったら車で3時間以上かかっちゃう。
ユニクロのカットは好きなんだけど身長5フィート3インチ(※約161㎝)で上半身が短くてウエストが細くて足が太い(ウェイトリフティングのお陰)から絶対に試着しなくちゃ駄目なんだよね。
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中性的な服を着るようにしてるからユニクロは大好き。
Tシャツは生地が厚くて丈夫で着心地が良いし暑くても着られる。
ズボンも履き心地がよくてすっきりしていて洗濯もしやすい。
不満はないね。
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自分がユニクロを好きなのは往年のGAPやアメリカンアパレルを混ぜた感じだからだと思う。
ロゴはなくて色が多いから流行を追わずに昔から好きなものをシーズンごとに数色買うというスタイル。
値段もいいしね。
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みんな貧乏だから。
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↑そうとは限らないよ。
自分のように年のいったミレニアルズ世代は若い頃に貧乏暮らしをしていたからミドルアッパークラスの給与をもらうようになってもお買い得なものが大好きだからね。
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↑割といい暮らしはしてるけど東京に引っ越して部屋が狭くなったから仕事にはいつも同じものを着ていってる。
誰も気にしてないよ。
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サンフランシスコ・ベイエリアに住んでるミレニアルズでユニクロの製品はたくさん持ってるけどベーシックなものばかりだね。
店舗から半マイル(※約800m)の所に住んでるから買いに行くのも簡単だし。
ほぼ毎日ユニクロを着てるよ。
メリノウールのセーターは3着持ってて冬はこれをよく着てる。
下着類はいくつかの例外を除いてユニクロだしボンバージャケットとレインジャケットもユニクロ。
彼氏もユニクロの服をたくさん持ってる。
安いし在庫が豊富でフリルが付いてないからね。
破けたこともほとんどなし。
ただしユニクロのお洒落系の服に関してはみんなの意見に賛成する。
ごつくて色使いが変で自分の趣味ではないかな。
ともあれこの記事に関してはおおむね同意かな。
EverlaneやTheoryを目指してるものは同じだけど違いは自分でも買えるということ。
学位を取って就職したころは貧乏学生みたいな身なりだった。
ユニクロは破産せずに同僚の中に混ざっても見劣りしないようにしてくれる。
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↑レギンスはユニクロのしか履かない。
ただそれ以外の製品にはあまりそそられないんだよね。
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ユニクロは何か楽しくてエキサイトできるもの、洒落たものを買いに行く場所じゃないよ。
デルタ航空が今年に入って15回目になる荷物の紛失をしたからクライアントとの会議のために会ってもすぐに忘れられるようなシャツを買わねばならず、座席のシートポケットを探しても9.14ドルしか見つからなかった時に行く場所。
ユニクロは本質的に衣服製造業者の普遍的なものを作ってる。
ユニクロの服を平らに置いた状態で写真を撮ってモノクロのベクターイメージに変換してもこの惑星の99.999999%の人間がそれを見て”うん、これは確かにTシャツ/ドレス/オックスフォードシャツ/靴下だ”と言うと思う。
ユニクロは丈夫で無害でベーシックであって、ワードローブを全部それで揃えるようなタイプのものではないんだよね。
ユニクロを嫌うというのはHanesを嫌うようなものだと思う。
本当に都市部のミレニアルズが好んでるのは無印良品じゃないかな。
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↑無印良品の店舗が近くにあったら嵌ってた。
あと無印良品はペンが好き。
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↑無印良品は好きなんだけど服はユニクロよりも高すぎる。
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>ユニクロは丈夫で無害でベーシックであって、ワードローブを全部それで揃えるようなタイプのものではないんだよね。
その通り。
今日はカシミアのプレーンな黒のクルーネックセーターが着たいと思ったら?
その時はユニクロ。
下に着るための肌の色に合わせたタンクトップが欲しい時は?
これもユニクロ。
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半郊外のミレニアルズもユニクロが好きだよ。
ライトウェイトウインターコートは今まで着たコートの中で一番温かかった。
ごついカットと変な色が可愛くないのは認めるけど、今まで買ったユニクロ製品は自分の服の中で視覚的にめだったことは一度もないね。
下着、靴下、手袋類は凄く着心地が良い。
あとはコート。
ユニクロのコート大好き。
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↑下着類はユニクロでしか買ってない。
着心地良いし長持ちするよね。
多額の奨学金を抱えてあまり物を買えないミレニアルズの需要にマッチする形でユニクロの人気が出たものの、人気の頂点から時代遅れとなって凋落したGAPの二の舞を演じないようすることが今後の課題だろうと記事では紹介しています