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言語には早く聞こえるものとゆっくり聞こえるものがあります。
様々な言語の1秒当たりの音節の数だと日本語が最も多いという結果に対する海外の反応です。
引用元:reddit.com、2
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ソースは2019年のサイエンス・アドバンシス(※米国科学振興協会が発行するオープンアクセスできる科学ジャーナル)に載っていたクリストファー・クーペの「異なる言語で同様のエンコード効率:人間のコミュニティーニッチは全体で同等の情報レートである」
このチャートで伝えきっていない重要な研究結果は音節の速度が違っていても情報伝達においてどの言語もほぼ同様の効率を持っているということ。
例えばこのコメントを日本語で記述すれば長くなるだろうし、タイ語で記述すれば短くなるだろうけど、読む人はほぼ同じ時間に読み終わるということ。
言語の速度は音節の複雑さと補完関係にあるらしい。
タイ語は1つの音節でより多くの情報を伝えるために一般的にゆっくりになり、日本語は1つの音声で伝える情報量が少ないために早く話すことになる。
この研究を行った一人であるクリストファー・クーペは”(言語とは)翼のようなもので、大きな翼を持っていれば羽ばたく回数は少なくなり、小さな翼であれば早く羽ばたくことになるけど飛ぶという点において結果は全く一緒だ”と言っている。
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ヨーロッパのポルトガル語がこのグラフのどこに入るのか興味あるな。
話したことがあるスペイン人によると自分たちポルトガル人は単語同士をくっつける傾向があるから凄く早くなるんだとか。
だから自分の言語を知らない人たちからはロシア語を話してると思われてる。
ブラジルポルトガル語はもっとわかりやすいね。
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↑スイスフランス語もだ。
フランスで話すフランス語よりもゆっくりしてる。
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短く話せる場合でもたくさんの言葉を使うってことか。
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↑(※タイ語で)k̄hxbkhuṇで済むところを”ありがとうございました”という感じか。
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凄く興味深いな。
日本語がなかなか聞き取れないのはそう言うことなのか。
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↑話せないから聞き取れないんだと思ってた。
これが答えか。
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↑youtubeで再生速度を25%にするんだ。
理解できるようになるぞ。
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自分はアラビア語は音節が多いという典型的な印象を持っているからこのチャートのどこに入るのか興味あるな。
とは言えアラビア語は派生や訛りが凄く多いからアラビア語でまとめるのはトラブルのもとになりそうだ。
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つまりスペイン人である自分はラップゴッドになれるということか。
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音節当たりの情報率をグラフにしたらこれの逆になるということなんだろうか?
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高校でスペイン語を勉強して今は日本語に興味があるからこれは凄く興味深かった。
ありがとう!
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51の言語を比べたさらに突っ込んだ研究があった。
最も早い言語は自分の母国語であるテルグ語で1秒間に音節が10.96。
10+のカテゴリの中には他に日本語、ハワイ語、ロヴィアナ語(※ソロモン諸島で使われる言語の1つ)だ。
テンポが早い言語に共通しているのは強弱や音節言語ではなくモーラ言語であるということらしい。
モーラ言語として分類されている日本語やテルグ語、ハワイ語はイントネーション当たりの音節数が最も多い。音節構造が単純であるがゆえに特定の意味を伝えるのに多くの音節を必要とする。
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最初に頭に浮かんだのはラップゴッド(※エミネム)のラップが日本語のように聞こえるのはこういうことだったのか、ということ。
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↑初音ミクの消失
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↑正しい。
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友達に指摘されるまで日本語で話す時に早口になっていることに気付かなかった。
日本語の響きは自然とぴったり合っていくんだと思う。
舌が絡まりそうになることもある。
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↑同意するけど最近凄く言いにくい言葉に苦労した
”ピクニックに行く”
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英語も音は凄く早い。
今ではなんとか聞き取れるようになったけど、ずっと”まだまだだね”と言われてるような気がしてならなかった。
とは言え実際日本語が一番早いという計測結果が出てるのは興味深いな。
ヨーロッパの言語で凄く早いのがあると思ってたんだけど。
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↑多分日本語はモーラ(※wikipedia)で測ってるんじゃないかな。
(モーラは日本語の音節に最も近い)
日本語が凄く早いのは音節的に(ほぼ)完全に開放式の言語(子音の後に母音が続く)だから。
なので凄く早く発音できる。(連ねるのが楽)
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日本語が早いとは気づかなかった。
そう言ってる人がいることは知ってるけど、自分はそう思わなかったな。
もし自分が文章の意味を捉えられなかった場合は速度じゃなくて文法や語彙を知らないからだと思ってた。
でもスペイン語の早さには苦労してたからスペイン語が日本語よりもゆっくりだというのは驚きだ。
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↑それはわかる。
スペイン語のテレビ番組を見てると頭が痛くなる。
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日本からタイ語を学びにタイに行ったことがあるんだけど、タイで”もっと早く話してくれ”と思うことがあったな。
日本語よりももっとゆっくり話すように自分に言い聞かせてた。
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モーラでなくシリバス(※音節)でランク付けしてるんならちょっと誤解を招きそうだな。
1音節は複数のモーラを含んでるから。
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日本語の音節は短くて早い。
だから次々と続けて言うことができる。
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↑あと開放式音節だからというのもある。
これが素早く発音するのに重要なんだ。
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クソ、日本語とスペイン語を勉強してるぞ。
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↑同じく。
母方がキューバ系コロンビア人とイタリア人なのが助けになってるけど、そこまで助けになってくれてない。
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自分はフィンランド語を勉強中。
速度と発音には頭を痛めてるよ。
日本語はフィンランド語よりも発音がはっきりしてるから日本語以上に悩ましいとも言える。
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↑それは面白いな。
自分にとってその二言語は発音的に良く似てると思ってた。
(最初にフィンランド語の発音を習って、それから日本語を習った)
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歌舞伎や能はできた当時と同じテンポで話されているという説があったのを思い出した。
もしそれが事実だとしたら日本語はかなりスピードアップしたということか。
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↑それはないと思うな。
youtubeに1900年代初期に録音された音声があるけど今話してる速度とそんなに変わらない。
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なんか納得した。
日本語は確かに早いと思う!
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英語に関しては国によってかなり違うと思う。
自分の経験だとイギリス英語はアメリカとか他の英語圏の国に比べてかなり早い。
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知ってた!
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俺はタイ語を勉強するべきだったか。
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日本語の単語は他の国の単語に比べて音節が多くなりがちだ。
ということは他の言語に比べて1つの音節に込められる情報が少ないということになる。
この研究はどの言語であっても伝える情報量はほぼ同じであると示唆している。
なので日本語は早くすることで情報伝達量を補っているのだと思う。
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学校でよく早口だと言われてたのはこれが理由だったのか。
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日英のバイリンガルだけど自分が話せない言語の方が早く感じるぞ。
特にドイツ語。
音節の早さ(テンポ)に関わらず情報を伝える量はどの言語でもほぼ等しいという研究結果だそうです。