image credit:だから僕は音楽を辞めた/ヨルシカ(youtube)
日本語の”僕”という一人称は主に男性が使うことが多いですが女性シンガーが歌詞の中で使うこともよくあります。
何故日本の女性シンガーは”僕”と歌うことが多いのか海外の掲示板で語り合っていました。
引用元:reddit.com
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僕の心のヤバイやつ【特装版】 4 (4) (少年チャンピオン・コミックス)
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何故日本の(女性)シンガーは”僕”を多用しがちなのだろう?
女性の歌うJ-Popを聞いてみると分かると思う。
自分の理解している限りだと”僕”は男性が使う言葉で女性が使うのは稀だったはず。
それでも女性が作詞して歌う歌詞の中にはよく登場している。
なんでなんだろう?
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長さ的に”わたし”よりも歌詞にフィットするからじゃないかな。
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↑自分もそう思う。
2音節の方が3音節よりも扱いやすいんだと思う。
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↑これだろうね。
歌詞の中に英語を使うのも同じ理由だと思う。
歌詞の流れが良くなるし響きがクールになるから。
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>長さ的に”わたし”よりも歌詞にフィットするからじゃないかな。
これが正しいと思う。
メロディは歌詞よりも先に作られることが多い。
僕がフィットするならそれで行くんだろうな。
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↑作詞家が男性だからだと思ってた。
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↑そういう場合もあるだろうけど、歌うのが女性だと分かっていながらそういう歌詞にしていることもあると思うよ。
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既に言われているけど”僕”の方が歌詞にフィットするからという理由が多いと思う。
でも作詞家が男性だからという説も聞いたことがあってそっちの方が腑に落ちると思った。
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自分はファン層で大多数を占める男性ファンのためにそうしてるんじゃないかと思ってる。
つまり……中性的な男性グループがステージに立って女性的な歌を歌うと想像してもらえば……いやなんでもない、忘れてくれ。
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男性視点で歌った歌だからじゃないかな。
男性が”わたし”や”あたし”と歌う歌もあるよ。
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多少聞いたことがあるっていう程度だけどそこから学んだのは音色よりもビートに合わせて歌詞を選んでいるということ。
歌で日本語を学ぶのは英語やスペイン語みたいに”ストリートの言葉”を学ぶには理想的ではないみたいだ。
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一応言っておくと”わたし”や”あなた”を使ってる歌もあるよ。
ぱっと思いつくのはアンジェラ・アキの歌とか。
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既に素晴らしい答えが幾つも出てるみたいだから”僕”を使っている興味深い歌を例として挙げることにしよう。
ZARDの『永遠』では”僕”と歌っているけど二楽章では女性と書いて義訓で”やつ”と読ませている。
(歌手もそう歌っている)
これは公式の歌詞でもサイトでもカラオケマシンでもそうなってる。
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歌の時は言語のルールは窓から投げ捨てろ。
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OとUの発音は歌いやすいからね。
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よくあるよね。
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似たようなことなんだけどアニメで女性キャラに”君(くん)”を使うことがあるのが前から不思議だった。
”君”は男性に対して使うのだとばかり。
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↑”君”は目下のものに使うんだ。
だから教師や上司は性別に関係なく生徒や従業員に”君”を使うことがよくある。
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女性が”僕”を使うのは人気になってきてる。
”僕”を使うのは可愛いと考えてるというのもある。
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↑歌詞では”僕”の方が響きがいいからね。
それに女性だって”僕”と言っても良い。
”わたし”だけに縛られる必要はない。
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とは言え女性が会話の中で自分のことを”僕”と呼ぶのはかなり稀だけどね。
歌詞で使われている頻度よりも珍しいよ。
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スクロールしても見つからなかった意見を言ってみよう。
”あたし”の方が女性的だから一般的にはよく使われているけど、歌詞の中で”僕”がよく使われているのはそっちの方が中性的なニュアンスになるから聞く人が共感しやすいんだと思う。
これは英語ネイティブの人間にとってはそんなに大きな影響とならないけど男性的女性的な言葉で自分を識別する言語で育った人にとっては違いを生むんだと思う。
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この質問は結構されることが多いけど答えは明白じゃないか?
歌詞の意味的に合っている、もしくは2音節だけで歌詞の中に合わせることができる、このどちらかだろう。
女性が”僕”と言うのはタブーではないんだし。
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↑明らかだというには最近の傾向だと思うんだけど。
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↑確かに正直言うとこれが”音楽的/歌詞的な理由”という説には納得してない。
長い単語と同等の意味を持つ短い単語でも歌詞では全然使われていないものだってたくさんあるわけで。
なので自分にとってこれは文化的な理由があるんじゃないかと思ってる。
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↑昔のポップミュージック(1990年代以前)や演歌、ロックには男性でも女性でも”私”を使った歌がたくさんあるだけにね。
最近男性シンガーが”私”を使っていたのはこれ。
日本語ネイティブの人にとって違和感を覚える歌詞だとは到底思えない。
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↑自分は日本語ネイティブではないけど言葉によって違和感を覚えることはあるね。
”僕/君”はより親密な関係で使って、”私/貴方”はよりフォーマルな場で使われる。
でも”貴方”はロマンティックな場面でも使われるからラブソングにも使われてるね。
歌詞の中で”僕”を使うのはより男性的な印象が強くなる効果があるし、より直接的な効果を得るために”我”みたいに古風な言葉を使うこともあるよ。
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単に日本の音楽シーンにおけるスタンダードなんだと思う。
前に調べたことがあるんだけど歌詞の中に出てくる”僕”の数は”私”よりも25倍多かった。
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↑どんなジャンルの音楽で調べたのか興味あるな。
ビジュアル系だと”私”をたくさん使ってるからジャンルで違いがあるんじゃないかと思う。
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>前に調べたことがあるんだけど歌詞の中に出てくる”僕”の数は”私”よりも25倍多かった。
いつこれが切り替わったのか興味あるな。
80年代のJ-Popだと女性シンガーは”私”を使ってた。
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男性視点で書かれた歌詞が多いから。
比較として男性が歌っているけど女性視点で書かれている『神田川』という素晴らしい歌がある。
日本の歌手は西洋の歌手よりも異性視点で歌を歌うことに抵抗がないと思う。
(自分の知る限りだと)
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↑それは違くないか。
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↑これだけが理由ではないけど間違いなく真実だと思うぞ。
例えばあいみょんはインタビューでなんで男性視点の歌を書くのか、女性視点の歌を書くのか答えてたことがある。
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あと”君(きみ)”も歌詞の中でよく使われてるよね。
でも平均的な日本の女性はあまり使いたがらない言葉でもある。
これはなんでなんだろう?
なんで日常会話では使われないんだろう?
なんで日常会話では使われないんだろう?
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↑自分は日系アメリカ人でネイティブの日本人じゃないから完璧にニュアンスを理解してるわけじゃないけどこんな感じじゃないかな。
恋人が彼女に”babe, can you pass me the salt(※ねえ君、塩を取ってくれないか?)”と言うのと、警官や上司が彼女に”listen babe, I don't make the rules, but we all gotta follow them(君、ルールは守りたまえ)”と言う時の違いみたいな。
ラブソングは明らかに前者だし、聞く人はそれが歌であって自分に向けられたものじゃないと分かってるから気にならない。
なんで歌詞に”君”が使われているかと言うと、日本語では名前で人を呼ぶことあるからというのも多少はあると思う。
何千、何万もの人に向けた歌で名前をいう訳にはいかないから”君”にしてるんじゃないかな。
なんで”君”であって”貴方”じゃないのかというは内容によるんだと思う。
ラブソングだから”君”にしてるんじゃないかな。
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↑これは最高の説明だと思う!
こっちだと直接話す時は名前を使うからね。
ラブソングだと一般化しなくちゃいけないからそういう時に”君”が最適なんだろうな。
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>なんで”君”であって”貴方”じゃないのか
”貴方”は古い言い方じゃなかったっけ?
妻が夫を言う時とか。
なんか時代劇とか古い映画の印象がある。
昔から女性シンガーが”僕”と歌うことはありましたが、確かに最近は増えているかも。
”私”に比べて発音しやすかったり短いから歌詞の中に組み込みやすかったりキャッチーだったり様々な理由がありそうです。

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