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"Mölkky" by 陈霆, Ting Chen, Wing is licensed under CC BY-SA 2.0

地面に立てた木の棒を倒して得点を競うモルックというフィンランドで人気のスポーツがあります。
そのモルックが日本のテレビ番組に登場していたと海外の掲示板で紹介されていました。



引用元:reddit.com

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●投稿主
日本のテレビでモルックのトーナメントをやってる。

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image credit:reddit.com

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自分も日本のテレビが見たいぞ。

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俺もモルックを始めるかな。

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凄い!

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モルックのオリンピックはいつ開催されるんだ?

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前にポリ(※フィンランドの都市)に行ったらモルックの世界大会が開催されてた。

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驚くべき文化的勝利だ。

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フランスと日本でブームになってる。
フランスはペタンク(※wikipedia)が人気なだけに余計驚きだ。

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フィンランドに移住した日本人が日本でのモルック人気について語ってたな。

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素晴らしい。

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Torille?
※フィンランドが国外で知られるようになってきたか、という意味のスラング

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↑ああ。

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スウェーデン人で数年前にモルックのことを知ったんだけど、屋外で木の棒を使うスポーツとしては最高だ。
みんなで広めようぜ!

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↑そもそも木の棒を使う屋外スポーツがどれだけあるのかっていう。

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↑Kyykkä
※フィニッシュ・スキットルズと呼ばれるフィンランドのスポーツで、木の棒を投げ合って敵陣にあるコマを多く出した方が勝ち




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野球は元々木の棒を使った投擲スポーツ(※wooden-stick-based throwing game)だったはず。
Baseballという名前が示す通り。
ボールを投げ、それを木の棒で打ち返すスポーツだ。

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とりあえずクッブがそうだな。
※丸棒を投げて敵陣のコマを倒すスウェーデンのスポーツ




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>屋外で木の棒を使うスポーツとしては最高だ。
アパート内で一番かっこいいのは俺だ、くらいの規模だな。

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>スウェーデン人で数年前にモルックのことを知ったんだけど、屋外で木の棒を使うスポーツとしては最高だ。
そんなに自分を卑下するな。
モルックよりもクッブの方がいいだろ。

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↑モルックは近代的な思考ができる人のためのクッブ。

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↑クッブは片手でもプレイできるように設計されてる。
反対側の手で酒を飲めるようにな。
つまりクッブの勝ち。

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↑まさかモルックが酒を飲みながらできないとでも思っているのか?
モルックのトーナメントには手に飲み物を持ったままプレイしてはいけないというルールがあるんだぞ。
でないとみんな酒を飲んで真面目にやらなくなるからな。

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素晴らしい。
これってNHKワールド?

●投稿主
↑東京MX。

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ここに情報が載ってるぞ。

※キングオブモルックのモルックスタジアム!(TOKYO MX)
NHKがライセンスを買うことはないだろうな。
このスポーツの印象を伝える内容だからトーナメントというのはちょっと誇張だと思う。
いわゆるバラエティ番組だね。
でも番組内で日本代表チームも登場してるみたいだ。

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日本は小さな国のあまり知られていない文化が好きなんだろうか?
それとも日本とフィンランドの間にはなにか特別な関係がある?

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↑日本とフィンランドの間には少し変わった関係がある。
例えば日本人はフィンランドが第二次世界大戦で日本と同じ側で戦っていたことを知っている。
ムーミン、サンタクロース、サウナ、フィンランドのデザインは日本でよく知られてる。
ただしディテールが失われているものもあって、例えばサウナではフェルト製のサウナハットを被るとかね。

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↑興味深いな、他の国ともそういう関係があったりするんだろうか。

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↑ドイツも日本で人気があったはず。
アニメにも登場してる。
アニメ以外の媒体でもドイツが登場してるかどうかは知らないけど。

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日本は広いからね。
人がいっぱいいるから色んなことを好きな人がいるんだろう。

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日本とフィンランドは世界で最も”他者に迷惑がかかることを気にかける民族”という研究もある。
それから日本にはotan tamanというファッションブランドもある。
※フィンランド語で”これにします”という意味

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↑Ehkä Söpöというブランドもあるよ。
ウムラウトはなかったかもしれないけど。
※Ehkä Söpöはフィンランド語で”多分可愛い”という意味

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モルックは他の国でも人気がある。
フランスなんかはかなりの勢いだ。

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オーストラリアの公園でで現地の人と一緒にモルックをしたことがある。
オーストラリアでモルックをできるなんて変な感じだったな。

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地元のセイナヨキ(※フィンランドの都市)のことを紹介しよう。
ここのタウンホールはアルヴァ・アアルト(※フィンランドの建築家:wikipedia)が設計していて日本人観光客が大勢訪れてる。
大したことない建物なんだけど有名建築家が設計したことで知られてる。
あと建築家の学生も大挙してやってきて写真を撮ってる。

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去年日本に行った時にマリメッコ(※フィンランドのアパレルブランド)とムーミンを何回か見かけた。
可愛い名前のお店を通りかかった時にとある女性が持っていた鞄に”minä perhonen(※私は蝶)”と書かれてた。
※minä perhonenは日本のファッション/ライフスタイルブランド

でもオーストリアやノルウェーのものは見かけなかった。
単に自分がオーストリアの有名ブランドを知らないからかも。

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日本人は変なものに興味津々でフィンランドはそういうものを供給してるからね。

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↑双方に利益があるな。

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日本が驚くほどにフィンランドを好きなことは知ってる。
こっちの日本愛好みたいなものだね。
特にフィンランドメタルが人気でアニメにもフィンランド人が登場してる。
(しかも主要キャラで)

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image credit:imgur.com

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↑日本で有名なフィンランドのセレブもいるぞ。
F1のミカ・ハッキネンやキミ・ライコネン。
あと気付いたんだけど性別の違いはあれどミカやミッコという名前は日本でも見かける。
(ミコという名前の方が一般的かな?)

●comment
よし、みんなで売り込みをかけてモルックのアニメ化まで漕ぎつけよう。

●comment
↑”勝つためには10点必要だけど10点のスキットルは周りが囲まれていて倒せない!”

にやりと笑う主人公

モルックを高く放り投げ、10点のスキットルにあてる。
宙に跳ね返ったモルックはカモメが加えて持ち去り、10点のスキットルは他のスキットルを倒すことなく倒れる

※モルックは点数がかかれたスキットルという木の棒にモルックという木の棒を投げ、倒れたスキットルに書かれた点数が得点になる
※ただし複数のスキットルが倒れた場合はスキットルの本数が得点になる
※これをちょうど50点になるまで続ける

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↑マジ話なんだけど友達と一緒にモルックをやっていてその友達が勝つにはあと10点必要だった。
10点のスキットルはかなり離れていて、上手くそれに当てることができたんだけど弾かれた10点のスキットルは立ったまま着地した。
でも凄いショットだったから10点にしたよ。






何故日本でフィンランドのスポーツをやっているのか不思議だったようです。
世界中のマイナーなスポーツであっても日本には大抵そのスポーツ協会があるのは驚きです。




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