ITは就職で人気のある業界ですが求められている仕事や資格は時代や分野によってかなり変わってきます。
現在日本のIT業界ではどのような仕事や資格が必要とされているのか海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
日本のIT業界で働くにはどんな仕事や資格が求められているんだろうか?
最近健康上の理由で仕事を辞めて数か月間家にいて、IT業界に行きたくなった時のために勉強をしようと思ってる。
ただ最近の日本で求められている資格がわからなくて。
とりあえず下に一般的なものを列挙してみた。
日本もこれに準ずるのだろうか?それとも何か違うものがある?

自分が調べた限り最も求められている仕事は
1.インフォメーションシステム(MySQLのような)
2.クラウド構築
3.プログラマ(やってみたけど自分はそこまで優秀じゃない)

最善な資格
1.CCNA(※シスコ技術者認定ネットワークアソシエイト)
2.クラウドセキュリティ認定資格(CCSP)
3.AWS 認定

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スタートアップ企業に行くか大企業に行くかで変わってくるな。
自分の経験だとスタートアップ企業の方が入りやすい。

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Java。
自分の前職だとサーバーサイドの開発者は常に求められてた。
コンテナリゼーション(Docker等)、CI/CD(※wikipedia)のワークフロー、それらのツールキットや環境の理解があればいい。
AWSも採用する所が増えてきてるね。

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どう進むかによる。
テクニカルプログラムマネージャーは日本でかなり成功できるしプログラムマネージャーは給与レベルも違う。

別のルートとしてはクラウドエンジニアリングのDevOps(※wikipedia)関連の役割。
Ansible(※wikipedia)、Vault、Terraformを覚えるといい。
どれも素晴らしいツールでDevOpsの仕事をやりやすくしてくれる。

投稿主が上げたリストはITといっても分野が違ってるけど、どれが一番興味あるんだろうか?
SDN(※ソフトウェア定義ネットワーク)やネットワーキングに興味があるならシスコ、ジュニパー、キュミュラスだろうな。

クラウドが好きで入出力について知りたいならGCP、AWS、アジュールを勉強するのは理に適ってると思う。
※それぞれグーグル、Amazon、マイクロソフトのクラウドコンピューティングサービス

Linuxやサーバー管理が好きならLPIC(※Linuxの技術者認定:wikipedia)とAnsibleがお勧め。最近のシスアドは次のキャリアに進むために自動化ツールを必要としてるからね。
最も使用されていて比較的易しいのから選ぶと良いよ。

プログラミングは全く別の世界だから答えることはできない。

基本的には興味のあることから始めるといいと思う。
日本語でそれを追って行くのがいいだろうね。
興味がないならお金をかけてまで追っていくことはお勧めしない。
選んだ道でスキルや基礎、知識を積むことができなくても別のITジャンルで役に立つこともあるよ。

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CCSPは実務経験がないと認定を受けられない。
セキュリティ関係のキャリアを積んでる人にとってかなり上級の資格だからね。
5年間の実務経験が必要でそのうち1年はセキュリティに携わってなくちゃいけない。
これは試験に通る位の技術を積んでいることが前提になっていて雇用主が試験代を払うのが普通だから受験料が凄く高い。

あとAWSの他にアジュールもチェックすると良いだろうね。
確かにAWSの方が人気あるけどアジュールも結構大きいシェアを持ってるから使えるだろうと思われることになるはず。

あとはLinuxのスキルだね。
現地に出向いたりリモートでSSH(※wikipedia)越しに問題を解決することが頻繁にあるはずだ。

Pythonに精通している必要はない。
基本的なことと自動化スクリプトの知識があればいい。

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↑AWSの経験がある人材の募集がかなり多いね。
(技術系のリクルート企業で働いてる)
AWSやアジュールを習得するのは大変なんだろうな。

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最近幾つかオファーを受けたけどシスコ技術認定やCCNPを持っていることが条件のところが数社あった。
どの分野に行くかで変わると思う。
分野が違うなら持っていても意味がないし。

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サイバーセキュリティ専攻で来年卒業予定。
日本でどんなものが求められてるのか調べてる所だ。

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PythonとF5-SDKは覚えておいて損はない。

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日本で技術系リクルート会社を運営してる。
現実的なキャリアパスを言えばソフトウェアエンジニア、理想はバックエンドかな。
アルゴリズムが好きじゃないならモバイル用WebアプリかSRE(※サイト信頼性エンジニアリング)/DevOpsのフロントエンド開発に行くのがいいと思う。
高度な資格が欲しいならデータサイエンス、機械学習、NLP(※神経言語プログラミング:wikipedia)、コンピュータビジョン(※wikipedia)系の仕事はすぐにはなくならないはず。
給料が高い仕事はJavaだけどPythonとGo(※グーグルが開発したプログラミング言語:wikipedia)も勢いがある。
でも柔軟に行くべきだね。
グーグルだって今もC/C++のプログラマーを好んでるわけだし。

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↑Python:1991年
Java:1996年
Java Script:1995年
C:1972年
C++:1985年
Go:2009年

どの言語を選択するかの助けになるはず。
一般的にプログラム言語は既に存在している期間が長いほど長く持つと言われている。

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やっぱり興味があるものを追って行った方が良いと思うぞ。
ほとんどの職場の採用の鍵は日本語レベルがどのくらいあるかだと思う。
自分はIT業界にいるけど現状何の資格も持ってない。
自分のポジション/給与には満足してるし時期が来たら会社負担で資格を取る機会もたくさんある。

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↑資格なしでどうやってIT業界に入れたの?

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↑可能だよ。
自分はここ6年間日本でゲームプログラマーをしてる。
ビジネスアナリストの資格は持ってるけどIT関係の資格ではない。
面接は日本語で受けて雇用側は他のメンバーとのコミュニケーションに問題がないかを重要視してた。
運よくスムーズに決まったよ。
プログラマーとしての経験もなかったから空き時間に作ったプログラムも持っていったね。
それで仕事をゲットできた。
最初はプログラマーとしての給料も低かったし1~2年はかなり残業もしてた。

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自分はデータセンターで働いてる。
最初は購買だったけどそれから技術畑に移った。
同僚はほぼみんな資格を持ってないしサーバー構築の経験も少ししかなかった。
まずはHCLやAWSの経験を積むのが良いんじゃないかな。
会社によってはそこ独自のやり方を踏襲しないからと資格を持った人を雇いたがらないところもある。
友達は資格を持ってるけどそれで苦労してたね。
なので結局は……運?
あとは場所だね。
通勤に1時間以内の場所に住んでないと雇われない可能性がある。

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↑採用された時の日本語能力はどのくらいだった?

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↑結構できる方だった。
大学で日本語を勉強してたし日常会話は易々とできるレベル。
それが仕事で役に立ってくれたけど混乱を招くこともあったね。
電話越しの会話が一番難しかった。

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確かに日本語能力が高い方が可能性は広がる。

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ネットワークセキュリティが良いぞ。

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↑1票。
セキュリティは日本でホットな分野だ。

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Shopify(※カナダ発のeコマース用プラットフォーム:wikipedia)はどうだ。
プログラム経験がなくてもShopifyのパートナー企業のプロジェクトマネージャーになれるぞ。
ShopifyのAPIやシステムは理解してなくちゃいけないけどね。

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自分の限られた経験から言うならITに関連する技術系の仕事はある程度のプログラミング技術が要求されると思う。
アプリを開発できるレベルは必要ないけど自動化やモニタリングのためにスクリプトを組む(Python、Bash、Powershell等々)のは普通になってきている。
とは言えその程度のプログラミングならそんなに難しいことないけどね。
そんなに優秀じゃないということはそれなりの時間はかけてきたというわけだし。

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↑車を運転する方法を学ぶのと車の組み立て方を学ぶのとは別々というわけだ。
この業界に入るためには完全な知識を積まなくちゃいけないと考えてる人も多いけどそれは事実じゃないね。

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>自分の限られた経験から言うならITに関連する技術系の仕事はある程度のプログラミング技術が要求されると思う。
これはある。
10年くらいITサポートの仕事をしてるけどここ最近の求人は間違いなくその傾向があるね。






今では一口にITと言っても様々な分野に別れていて必要となる知識や資格も千差万別となっています。
人気はありますが知識も技術も日進月歩なので追いかけて行くのが大変な分野でもあります。
追記:アズーレ→アジュールに修正。ご指摘感謝です。




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教養としてのデータサイエンス (データサイエンス入門シリーズ)