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昔から水稲栽培が盛んな日本では水をどうわけるかが死活問題となってきました。
公平に水を分けるために日本で考案された円筒分水が海外のサイトで紹介されていました。

引用元:rattibha.comimgur.com

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1914年、当時21歳だった農商務省の技師が円筒分水を発明し、日本の田舎で何世紀
も繰り広げられてきた水利権の争いに終止符を打った。
これは一定量の灌漑用水を公平に分配するノーテクノロジーの無人自動貯水器だ。
※現在まで使用されているサイフォン方式を用いた円筒分水が作られたのは1941年:wikipedia

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これは水を円筒状の水槽に集めてから均等に溢れさせ、それぞれの水路に公平な量の水を送り込む構造になっている。
同量に送ることもそれぞれ必要な量を送ることも可能。
勝因は誰の眼から見ても公平であったこと。




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image credit:農林水産省



数年のうちに農民や村の手で数えきれないほどの規模や場所でこの円筒分水が作られた。
中には巨大なものもあり、下流に更に円筒分水を設置することでエネルギーや労力を使わずに幾千もの田んぼに公平に水を送ることができる。


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円筒分水の前は水路を分割して水を分配していたが水の流れは均等ではないので水路の幅を調整しても流量が変動してしまうために公平ではなかった。
そして簡単にごまかせてしまうために耐えない争いになっていた。


1914年前の一般的な解決法は上流の村がずるをしていないか下流の村が見張りを設置して手動で水門を開閉するという複雑な水共有システムを使うことだった。
これは何世紀も続く確執を生んでしまうこともあり得る。


1821年に発生した溝口水騒動は川崎近くの村で起きた農民同士の争いで、下流の60の村の1万4000人の農民が参加する争いになった。
標的になったのは上流の33の村の、特に下流への水の供給を意図的にせき止めた村長たちだった。
武士がこの争いを止めさせ、双方の指導者には罰金が科せられた。
(扇動者の中には追放処分を受けたものもいた)
しかし最も重い罰は水管理の監督を怠った政府役人と武士に科せられた。
wikipedia:溝口水騒動

しかしこの何世紀にもわたる争いは1914年に1人の若き天才技師・可知貢一(1885~1956年)の手によって終わりを迎える。
彼の考案した分水器はいくつもも使用されており、不要になったものでも過去の農業の名残として地元の名所になっていることもある。


”水との戦いに終わりはないがある程度平和的な停戦に至らせることは可能だ”
技師の格言


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『ゼルダの伝説』でこれによく似たものが登場するのはこれが理由だったのか?

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SCPのロゴにも似てるな。
※ネットロアを集めたサイト、またはそのネットロアの総称:Wikipedia
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初めて知ったけどこれは良いな。

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これで忍者に襲われずに済むということか。

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初めて知った。

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この円筒分水を発明した人を主人公にした全10話のドキュメンタリードラマを見てみたいぞ。

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これはスターゲートだろ。

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弁護士ではなく技師を頼ったということか。

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なんでこっちではこういうものを設置して水を共有できないんだ。

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いや、これはノーテクノロジーじゃなくて技術の塊だろ。
ローテクと言いたかったのか?

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1枚目の画像がなんかかっこいいから裏庭にこういう円筒の物を付けたくなってきた。

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デザインが美しいな。

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これはちゃんとテクノロジーだろ。
昔のテクノロジーだ。
こういうのは長続きするから優れたテクノロジーでもある。

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日本人だから出来上がったものも芸術品のようだな。

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ここ数年で最も有益な情報だった。
ありがとう。

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過去と現代の文化をきちんと線引きできて当時の水利権や公平性の欠如によってどういう状況にあったのかしっかり調査できてるというのは実に興味深いな。

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これはクールだな。
水は直線的に流れてる。
これに円形状の物を追加したら上へと昇っていく。
そこに板を追加して多方向へ流れるようにしたわけか。

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水利権だけで殺人すら起きかねないな。

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↑上流で水をせき止めるだけでいい。

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↑日本の忍者はこうして生まれたのか。

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流体力学は計算が面倒だから嫌いだけど、基本的な変数とパラメーターさえ理解出来たらより複雑で再帰的な圧力と流れのパターンを解決できるところは凄く良いと思う。

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”うちのゴマ畑用の水が足りない!”
※バビロニアの行政官がよく受けていたという苦情




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↑これを言いに来た。

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ノーテクじゃない、これこそがテクノロジーだ。

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↑その通り。
まずは石積みと流体力学だ。

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↑これだな。
おそらく電気を使わず構造自体が技術となっているものを言いたかったんだろう。

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↑水は電動ポンプで送っているのでは?

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↑これが発明された当時はそんなものはなかった。
今日でも川からの水流やダムが生み出す圧力で電力は必要ないと思うぞ。

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↑これが発明されたのは1914年だから電気は既にあったと思う。

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しかしなんで円筒分水で水利権の争いが解決されたのかわからない。

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↑このデザインだと出口の大きさによって複数の水路に水を供給することができる。

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はっきりとはわからないけど円筒分水の水門で均等に水を分配できてるんだろうな。
せき止めたりしてそれぞれの水路の水量を調整できるんだろう。
村々にはどのくらい水を受け取る権利があるか厳格に決まっていて、その水の量が多い少ないで争いになってたんだと思う。






水論(※wikipedia)という言葉があるように水は歴史上常に争いの種になってきました。
円筒分水工は水争いを解決する画期的な設備として日本全国で利用されてきました。
今日ではデザイン的な美しさからランドマークとしても人気があります。
追記:年代についての注釈を追加。ご指摘感謝です。
追記2:可知貫一→可知貢一に修正。ご指摘感謝です。






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どうぶつみずそうどう