04046
Petr Novák, Wikipedia, CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons

角膜上皮幹細胞疲弊症は角膜上皮幹細胞が濁ることで視力が低下する病気です。
大阪大学医学系研究科は今年にiPS細胞で作成した角膜上皮を4人の患者に移植する臨床研究が完了したことを発表しました。
拒絶反応や腫瘍形成といった重篤な有害事象もなく、安全性と有効性が確認されたとのこと。
この研究結果は先日イギリスの科学情報誌ネイチャーで紹介されて反響を呼んでいました。


引用元:X.comreddit.com

スポンサードリンク



●comment
視覚障害に対するブレイクスルー:
日本のチームがiPS細胞を用いて視力を回復させる。

大阪大の科学者たちは驚くべきことにiPS細胞を使った角膜上皮幹細胞疲弊症(LSCD)の治療を世界で初めて成功させた。
この研究で重度の視力障害があった3人の患者に永続的な改善が見られ、4人目の患者は一時的に視力が回復した。
更に重要なことに治療から2年たっても腫瘍形成や免疫拒絶反応などの重篤な副作用が出た患者がいなかった。

●comment
この研究ではiPS細胞由来の角膜上皮細胞シートを使ってLSCDを治療することに焦点を当てている。
LSCDは角膜の縁にある細胞が損傷もしくは欠損して視力障害を起こす病気で、研究者はiPS細胞で角膜上皮細胞を培養する方法を開発し、初めて人間の患者を用いたテストを行った。
2年間の経過観察期間中に腫瘍形成や拒絶反応などの深刻な有害事象は発生せず、軽度~中程度の有害事象はあったものの管理することができたとのこと。
有効性に関しては4人の患者全員視力が改善し、角膜混濁が減少した。
低用量シクロスポリン(※抗生物質の1つで免疫抑制剤)を投与した患者2人はしなかった患者と比べて一般的に経過が良好だった。

●comment
これは医学分野における画期的な成果だ!
iPS細胞を使えばLSCDからの視力改善に革命を起こすことができる。
特に重篤な副作用がないというのがこの治療の将来にとって有益だと思う。
医学研究と失明に苦しむ人にとって素晴らしい時代だ!

●comment
有効性のある結果で深刻な副作用がないというのは医学と視力回復において大きな一歩だね。

●comment
視力障害者だからこのニュースは本当に嬉しい。
いつか視力が回復できるようにこれからも頑張ってほしいな。

●comment
医学史にとって大きな成果だ。

●comment
これは素晴らしい発明だ。
日本人科学者のおかげで目の見えない人でも視力が復活するかもしれない。

●comment
素晴らしい研究と調査だ。
上手くいって世界中で採用されますように。

●comment
これは凄いなんてもんじゃないな。

●comment
iPS細胞治療は世界中で利用できるようになってほしい。

●comment
iPS細胞で視力が回復するようになったら何百万人もの人々の人生が変わると思う。
画期的な治療法で重篤な副作用がないというのが素晴しいね。

●comment
多くの視力障害者のために早く治療法として認可されてほしい。

●comment
これって網膜色素変性症(※wikipedia)の人にも有効かな?

●comment
素晴らしいニュースだ!
こういう嬉しいニュースはありがたいね。

●comment
これこそ科学だな。

●comment
成体幹細胞と胚性幹細胞のどっちを使ったんだろう?

●comment
治療にかかるコストも下がりますように。

●comment
世界に光を照らす素晴らしい医学的成果だ。
大阪大頑張れ!

●comment
日本はその先進性で素晴らしいことをしているね。

●comment
素晴らしいニュースだ。
大阪大の研究チームは見事だね。

●comment
最高!
再び視力が戻った時はどんな気持ちだっただろう。

●comment
iPS細胞を使った1型糖尿病の治療も早く実現しますように。

●comment
これで更に未来に希望が持てた!

●comment
視力が戻ってると良いな。

●comment
日本は常に一歩進んでるな。

●comment
最終的にサイボーグになれるならなんでもやってほしい。

●comment
乱視も改善できるんだろうか。

●comment
これは人生を変えうる革新性だと思う。

●comment
素晴らしい!

●comment
どれだけの人たちの助けになるんだろうか。
素晴らしいニュースだね。

●comment
歯を生えさせるタンパク質を見つけたと思ったら今度は視力を回復させる治療法か。
本当に素晴らしいね。
これからもたくさんの良いニュースが待ってると思う。
※大阪と京都の研究チームはヒトの歯の成長を抑制するたんぱく質の存在を突き止め、「先天性無歯症」の治療の研究を行っている

●comment
日本はクールだ。

●comment
これは良いニュースだ。
きっと多くの人たちの視力を回復させることになると思う。

●comment
いつか聴覚に対してもこういう治療法を確立してほしい。

●comment
iPS細胞こそが希望の光だ。

●comment
こういう良いニュースを待っていた。

●comment
眼球全体を培養して人間に移植できるようになるまでにどのくらいかかるんだろうか。
数個の幹細胞から心臓や膀胱を培養する研究について読んだことあるけど、50年後の最先端技術がどうなっているのか想像もつかないな。

●comment
飛蚊症の治療法が見つかったら教えてくれ。

●comment
円錐角膜のせいで今まで4回角膜移植を受けてる。
最終的に視力は落ちていくんだけど、この治療法ならその速度を遅くできるんじゃないかと期待してる。

●comment
↑その診断を受けた時に円錐角膜の進行を防ぐ治療を受けたけど、効果なかった?

●comment
↑既にかなり進行してたんだ。

●comment
↑移植した角膜には効果なかったのかな。
それともいずれ角膜は薄くなってしまうんだろうか。

●comment
↑医者に聞いてみようと思う。
本質的には部分的に厚くするための移植のようだから期待してみよう。

●comment
円錐角膜の治療法は比較的新しく開発された方法なんだ。
※角膜クロスリンキングは2003年にドイツのドレスデン大学で開発された円錐角膜の予防法

●comment
免疫抑制剤の部分がよくわかってないんだけど、目の免疫系って独立してなかったっけ?
どういう風に作用するんだろう。
点眼薬とか目に直接作用させる方法を使ってるのかな。

●comment
↑その通り。
角膜は目の一番外側にあって免疫システムと頻繁に接触するから角膜移植を受けた人は免疫抑制剤の点眼薬が必要になる。






角膜の移植は今も行われている治療法ですが、iPS細胞で角膜を作ればドナー不足や免疫拒絶反応などの心配が大幅に少なくなります。
iPS細胞の問題である癌化も起こらなかったということで今後の発展に期待が持てそうです。