03692
Sun Yat-sen, Public domain, via Wikimedia Commons

日本と台湾は昔から関わりが深く、今も多くの日本企業が台湾に進出しています。
どういう経緯で台湾で日本文化が人気になったのか、海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

スポンサードリンク



●投稿主
どうやって日本文化は台湾でこんなに人気になったんだろうか?
自分はマレーシア人で家族と一緒によく台湾を訪れている。
で、日本の料理が至る所にあって、あまり海外進出していない日本の外食チェーンも台湾ならたくさんあることに気付いた。
(吉野家、モーモーパラダイス、ロイヤルホスト等々)
若者の間ではアニメが大人気で、先月南港区で開催されたアニメイベントは日本国外としては最大のアニメイベントだったと思う。
(マレーシアのコミックフェスタがそのライバルになるだろうか)
そして角川は台湾に子会社を持ってさえいる。
(他国に角川の子会社がほとんどないことを考えるとこれは台湾人の特権だと思う。マレーシア角川はない)
台湾総統の頼清徳も自分のことを頼さんと呼んでるし。
単に考えすぎなだけなのか、それとも何か理由があるのかはわからないけど、とにかくそんなことに気が付いた。
みんなの意見も聞いてみたい。

●comment
日本は台湾と距離が近いし似た文化を持ってるから簡単に文化交流できるんだろうな。

●comment
というか日本文化は世界中で人気だぞ。
カナダに来ても同じことに気付くだろう。

●comment
自分は日本の漫画を読んで育った。
個人的に日本人は漫画というジャンルでストーリーを作る天才だと思う。

●comment
台湾は移民国家だからね。
他国の良いものを吸収するのは我々にとってごく普通のことだ。

●comment
アメリカやイギリスの元植民地の国でイギリス文化が人気なのも同じ理由だぞ。

●comment
台湾は1895年から1945年まで日本の統治下にあったから日本文化が残ってるんだろうな。
その50年の間に日本は膨大な量のインフラを残していった。
また(日本統治時代に子供だった)現在の高齢者は学校で日本語を習っていたからみんな日本語を話せる。
ということでその時の文化を自分たちの子供や孫にも伝えてる。
2017年に亡くなった自分の祖母は日本語と台湾語を話して中国語はからっきしだった。

●comment
台湾は日本の統治下にあったことがあるからだな。
母方の祖母は日本の学校に通っていて日本語と台湾語は上手いけど中国語は話せない。
なので日本文化に惹かれるのは想像に難くないと思う。

●comment
地理的な要因もあると思う。
海、海産物、他のアジア諸国から物理的に離れているという事実。
台湾は島文化があり、日本にもある。
これが絶妙に思考や習慣に影響を与えてるんだと思う。
島国の人々というのは似るものだからね。

●comment
台南/高雄のお祖母ちゃんたちはよく日本語で話しかけてきた。
(自分は中国語を話せないから)
南部はより日本ぽいところがあると思う。

●comment
ぶっちゃけていうと台湾の暮らしが今でも当時の日本の都市計画やインフラに依存してるからだろうな。
もちろん時代とともに拡張していったし古くなったら更新してるけど全ては日本による台湾近代化が基になってる。
これは日本の民間企業による統治の結果だと思う。

●comment
文化的な近さが理由なんじゃ。

●comment
人気の文化という意味では台湾は日本以外に色んな国の文化に影響を受けてる。
なんで他の国の文化よりも日本の文化の方が人気なのかというと、それはやっぱり地理的な近さが理由だろうな。
それに日本は文化の輸出力が強力で、台湾も日本を嫌っていないから。
日本統治時代が影響を与えているか?
多少はあるだろうけど直接的な影響ではないと思う。
上で述べている日本の文化はどれも戦後になって人気になったものだし。

●comment
日本統治時代はそこまで関係あるわけじゃないと思うぞ。
15年前まで日本アニメのファンはオタク扱いされてたし。

●comment
マレーシアと違って台湾文化の一部には日本があると言える。
ポップカルチャーだけじゃなく文化や礼儀作法、食べ物や都市デザインの一部にもそれが反映されてる。
間違ってたら訂正してほしいんだけど、日本の旧植民地と言えるのは台湾くらいなんじゃないだろうか。
ベトナムが今もフランスの影響を受けてるのに近いと思う。

●comment
↑母親が台湾南部出身。
日本統治時代のことを懐かしそうに話してくれるよ。

●comment
ベトナムがフランスから受けた影響よりも台湾が日本から受けた影響の方が強いと思うな。

●comment
西門とか行ったら影響の大きさがよくわかる。
日本でリリースされたゲームは台湾でリリースされることも多いし。

●comment
昔は台湾に来る海外旅行者といえば日本人しかいなかった時代がある。

●comment
↑1980年、台湾を訪れた海外旅行者140万人中65万人は日本人だった。

●comment
↑太魯閣国家公園のツアーガイドは日本語を話せたな。
日本でのガイドと台湾に来る日本人観光客を相手に生計を立ててると言ってた。
昔のタイワンザルは日本語で呼びかけると反応していたんだけど、次第にその数が減っていって今では日本語で呼んでも返事をしなくなったのだとか。

●投稿主
昔は台湾という国があることも知らなかったかもしれない。

●comment
↑今も家族は自分がタイに住んでると思ってる。

●comment
いくつも理由がある。

・日本統治時代に台湾の文化に影響を与えた
・距離が近く、お互いに旅行者が行き来している
・日本は比較的小国で日本は文化的な強国
・中国との緊張が台湾の人々を日本に向けさせている

●comment
日本は身近で親しみやすく旅行がしやすいからね。
2024年に日本に訪れた台湾の旅行者は過去最高の550万人で、国別では3位だった。
これだけの数が行くなら台湾でも日本のような体験をしたいと考える台湾人がいてもおかしくはない。
アニメ/漫画/オタクカルチャー全般に関して台湾は少なくとも過去30年間日本を追い続けていて、非常に浸透しているし情報伝達も早い。
あと老若男女問わずかなりの数の台湾人が一定レベルの日本語を話せることも理由にあるだろうな。
自分の友人の80%はアニメや漫画を楽しむのに不自由ない位日本語を使える。
もちろんこの比率をそのまま台湾の人口にあてはめるつもりはないけど、最近の若者が英語よりも日本語の方を使えると言われても驚きはないな。

●comment
↑自分が所属してるサークルのメンバーも日常会話程度の日本語ができる人や、生まれた時から日本語に親しんでる人ばかりだ。

●comment
前に友達からフランスの元植民地国と比べて日本語が台湾からこんなにあっさり消えてしまったのは不思議だと言われたことがあるな。
でも50年というのは教育が根付くには短すぎるのかもしれない。
日本語教育を受けたのは実質1世代だけだし。
(うちの祖母は幼稚園から高校まで)

●comment
↑初めて台湾に行ったのは2004年だった。
英語と日本語が話せるから苦労はなかったな。
今でも結構な数の人が日本語を話せるのは驚きだ。
第2言語として一番人気なんだっけ。

●comment
↑日本語は凄く人気だけどネイティブレベルで会話できる祖父母ほど習得はしてないかな。

●comment
日本の影響は特に福建語に顕著だな。
Breadはパン、Appleはリンゴ、ガソリンはガソ、バイクはオトバイと呼んでる。
他にもいろいろある。
文化的なことを言えば台湾の野球は日本から伝わったし台湾鉄道は日本が発祥だ。
日本企業も継続的に台湾に投資してる。
それに老若男女問わず日本食を好きな台湾人は多い。
個人的には台湾料理の味は結構あっさり目だと思うから、同じくあっさりしていて美味しい日本の食べ物を求めて行く人が多いのかもしれない。

●comment
この前台湾に行ってきたけど確かに日本みたいに感じたな。
小型版の日本というか。
驚いたのは普段の買い物だと台湾の方が物価が高かったこと。

●comment
1895~1945年までの50年間、日本が統治してたからなんじゃ。

●comment
↑祖父母は年を取るにつれて日本語を話すことが多くなってきた。
脳の働きって不思議だ。

●comment
日本の統治下にあった歴史+距離が近い+人気の旅行先+日本のソフトパワーが理由なんじゃないだろうか。





歴史的、地理的、政治的、文化的な要因から日本と台湾はますます関係を深めています。
全国区チェーンばかりではなく、地方のチェーンも続々と台湾に進出しています。
サツドラ(北海道のドラッグストアチェーン)を台北で見た時は流石に驚きました。




409802313X
台北エリア別満喫旅 食べまくり!: 1日弾丸でも、2泊3日でも、何日でもムダなく大充実 (LADY BIRD小学館実用シリーズ)