
日本語として使われるようになった外国語のことを外来語と呼びますが、その反対に他国の言語として使われるようになった日本語のことを外行語(がいこうご)と呼びます。
それぞれの国でどんな外行語が使われているのか海外の掲示板で語り合っていました。
引用元:reddit.com
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●投稿主
寿司など文化的な用語以外で君たちの母国語ではどんな日本語が借用語になっている?
とりあえず自分の母国語(ロシア語)、ポルトガル語(調べた)、フランス語で使われているものを挙げてみよう。
ロシア語(スラング)
・кун、кунчик:~君
・тян、тянка,、тяночка:~ちゃん
・няшный:可愛い(にゃ)
・няш(к)а:可愛い(にゃ)
・няшиться:可愛がる(にゃ)
ポルトガル語
・caqui:柿
・joquempô:じゃんけんぽん
・biombo:屏風
・nisei:二世(日系ブラジル人二世)
・miojo:インスタントラーメン(明星)
フランス語
・chifoumi:ひふみ(じゃんけんの時の掛け声)
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Tycoon(大君)、Honcho(班長)、Skosh(少し)、Kudzu(葛)。
あとメキシコではインスタントラーメンのことをMaruchan(マルチャン)と呼んでいる。
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↑それはインスタントラーメンのブランド名だな。
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↑インスタントラーメンの総称がマルチャンになってるんだ。
でもこれは世界中で起きてる現象でもある。
ベトナムではコンピューターのことをIBMと呼んでると聞いたことがある。
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↑日本ではステープラーのことをホチキスと呼んでるな。
※ホチキスはアメリカのステープラーブランドのE.H.ホッチキス社から来ている。
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インスタントラーメンだと日清が一番強いのにメキシコではマルチャンが人気になってインスタントラーメンの代名詞になったのは面白いよな。
(おそらく他の国でもそうだと思う)
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EmojiとFutonが日本から来た言葉だと知って驚いた人も多いんじゃないだろうか。
初めて日本語の布団で使われてる漢字の意味を知った時に(※外国語としての)Futonと意味がぴったり合ってて面白いと思った。
実際は逆でFutonという言葉が日本から来てた。
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↑英語だとFutonはある種のソファという意味じゃなかったっけ?
自分は布団は日本語で寝具のことを意味すると最初に知ったからアメリカにも意味は違うけどFutonという言葉があることに驚いた。
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↑どういう経緯なのかアメリカとカナダではソファベッドのことをFutonと呼んでいる。
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↑布団は折りたためるからだろうな。
なのでベッドにできるソファをそう呼ぶようになったんだろう。
マットレス部分が布団でソファそのものでないことはわかってるけど。
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Tsunami。
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↑これは英語話者が”tsu”の発音が苦手だと気付かされた言葉でもある。
向上はしてるけどね。
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子供の頃にTsunamiのTは発音しないと言われたことがある。
本当はそうじゃないのにアメリカではそう言ってた。
(英語的解釈だとTは発音しないことになってたんだと思う)
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業務管理の時にkanban(看板)という用語をよく使う。
一種のプロジェクト管理の方法でで、意味はsignboard。
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↑製造業だとandon(行灯)やkaizen(改善)も使われてるな。
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↑jidoka(自動化)、yamazumi(山積み)、ishikawa chart(石川チャート)(※特性要因図:wikipedia)も聞いたことがある。
(最後のは略してishikawaと呼んでた)
あと5Sも日本語由来だな。
全てSで始まる用語から来てる。
(それぞれどんな用語だったかは忘れたけど)
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↑その辺はリーン生産方式(※wikipedia)がトヨタから来てるからだろうな。
最終的にリーンシックスシグマへとなる。
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honcho。
head honchoという風に使われることが多いけどこれは日本語の班長から来てる。
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Skosh:少し
Sayonara:グッバイ
正直言うと人に言われるまで知らなかった言葉がかなりある。
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スコットランドで少量を意味する”skosh”は日本語の”少し”から来てると聞いたことがあるな。
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ポーランド語だと”Tsunami”と”Tajifun(台風)”はかなり一般的。
Futonは日本語からの借用語だけどこっちでは意味が全く異なっていてソファにもなる折り畳みベッドのことを言う。
TatamiもFutonと似ていてこっちではジムで床に敷くマットのことをそう呼んでいる。
Sajonara(さよなら)はポーランドではしばしば”とっとと失せろ!”という意味で言われている。
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Cosplay:これは日本でも外来語が始まりだけど
Piri-Piri:これが擬態語なのか日本語からの借用語なのかはっきりしないけど
※Piri-Piri(ピリピリ)はポルトガル語で唐辛子のこと
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自分は日系ブラジル人。
こっちでNiseiといえば日系ブラジル人の二世代目を指す。
本来”二世”は第二世代という意味だけどブラジルの場合は日系ブラジル人の二世代目という意味。
Nikkeiはより幅広い意味を持っていて二世、三世(自分もこれになる)、四世など日本人の血を引く全ての人のことを言う。
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ゲーム/Vtuber界隈の英語のスラング
・Kaizo:Modのレベルが信じられない難易度であること。改造から来ている
・Zenloss:主にゲーム内のアイテムを完全に失うこと。全ロスから
・Kamioshi:その人が特に好きなVtuberのこと。神+推しから
・Yab:Vtuber及びその運営に対する論争や炎上のこと。ヤバいから
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ここで言ってることとは若干違うけどフィリピンではカラオケ機材や歌詞が表示される映像のことをvideoke(ビデオケ)と呼んでいる。
言うなれば比製日本語だろうか。
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フィリピンだとじゃんけんのことを”jack en poy”と呼んでる。
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スペイン語だと普段からよく言ってるのはFutónとTsunamiが思いつくな。
他にも色々あると思うけど。
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тянやтянкаは”ちゃん”よりも”たん”から来てるのでは?
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↑”たん”だとтанだな。
ポリワーノフ式の音訳だとтянは”ちゃん”になる。
※言語学者のエフゲニー・ポリワーノフ(wikipedia)が提唱した日本語の固有名詞や用語をロシア語で表すための方式
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アルゼンチンスペイン語だとNipón、Shitake、Koi(鯉)、Biombo(屏風)、soja(醤油から来たラテン語)
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ベトナムだとメイドや給仕はOshinと呼ばれてる。
これは日本の1983年の映画『おしん』の主人公の名前から来てる。
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フランス語だとmousmé(娘)もあるな。
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↑フランス語でどういう意味?
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↑若い日本人の女性という意味。
もう古い言葉だけどね。
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↑初めて聞いた。
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少しという意味の”Skosh”はハワイ経由で来たんだと思う。
wiktionaryによるとハワイのスラングだと書いてあるし、自分の地元だと使ってるのを聞いたことがない。
でもミズーリ州では使ってるのを聞いたことがある。
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↑アメリカ軍経由で広まったという説もあるな。
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これも数に入るかわからないけどネパールでは日本語の人力車から来た”riksha”という言葉がある。
(日本語とネパール語の発音はよく似てる)
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かつて日本の占領下にあったからRomusha(ロームシャ)など色んな言葉が入ってきてる。
これは過重労働やブラック企業から押し付けられる仕事のことを意味する。
※インドネシア語で労務者から来ている
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Bokeh
※写真撮影のボケのこと
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Jibaku(ジバク)
一生懸命働いたり劣悪な環境に耐えることを意味する。
※インドネシア語
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こっちでも会話の中で終止形として”の”がよく使われてる。
あとはじゃんけんから来た”Jak-En-Poy”とか蚊取り線香から来た”Katól”。
それからこれが実際にそうなのかはわからないけど下の兄弟を意味する”Toto(トト)”は日本語の”弟”から来てるんだと思う。
ちなみに犬の名前としても一般的。
※タガログ語
日本語には外来語がたくさんありますが、日本から海外に渡って使われている言葉もあります。
とても面白かったです